なんですかこれは
腐りかけた肉です
腐りかけじゃないですよ 腐ってるじゃないですか
すみません
腐った肉なんてダメですよ
そんなつもりじゃないんですけど
そんなつもりってなんですか どんな ...
だきしめて、とねだる
息がとまりそうなくらいに
だきしめて、とねだる

まっくらなよるのなかに溶けていく
指もくちびるも言うことをきかない
意識や計算のおよばないところで
このまま消えて ...
しめつける
しめつける
ああ

なにがやさしさで
なにに堪えられなく
なってるの

憎む おもいやる
痛いよ もう
ああ

涙がどくどく
出てきた

ぼこぼこした
つぎはぎのコンクリートの歩道で
まっ ...
自由詩とは言いますが


何もかもに縛られて動き出した詩


自由ではありますん


屁理屈だらけの私の心


求めてる物は見失ったまま


出て来る前に気が散って

...
浴槽で
あかい金魚が泳いでる
と思ったら、
自分のちでした。

ハローハロー。今月もよろしくね。
いててて。
ぎらぎら光る夜の街
 
ガラスに映る私は
愛された女の顔をしていた
 
いつの間に
大人になってしまったの
 
叫ぶ子供の私は
染み付いた人間の匂いにむせた
 
この口も
この ...
最後の雪のように
ねじまき時計の稼働音が降り積もる夜中
俺の右目は殴り書きのように
充血して僅かに傷んだ
水面下の憤怒を何度滅ぼそうとしても
胃袋がこむら返 ...
君を吸って
僕は大きくなる
 
昔の記憶が
もしあるならば

血液に混じる
他人の匂い
 
君の記憶が
鮮明に蘇った
 
純白の遺伝子
どこからどこまで
僕を染めるのか
...
心の中に灰色の部分がある

それがどうした
生きてるんだから仕方のないこと

違うのかな


どこまでも澄んだ青色の空と
真っ白な鉄塔のコントラスト

それをきれいだと思うのは
...
涼しげなアルゲ・バムの遺跡も
――今は、もうない。
たとえビールや焼酎を十杯飲んだって
大酒豪のこの俺だったら、
酔っぱらったりはしないのだけれども
渇いた唇が泥の水を啜り、
若者は全裸に ...
 
春が死んでいた
花びらもない
あたたかな光もない
ゼニゴケの群生する
庭の片隅で

地軸の傾きと公転は
果てしなく続き
生きていく、ということは
傲慢な恥ずかしさの
小さな積 ...
ケルトの白馬のように
ナスカのハチドリたちのように
空を巻き込むように
海と陸とで波が白いよ

空は空で
海と陸とのあわいをも
可笑しく見つめているのだろう
きっと今もいつも

国 ...
いろいろなものに唆かされて
波は
いつも
陸にかけあがりたい

風や月や
海そのものの呼吸に押されて
潮目ごとにかけあがる波

砂浜に描かれる
貝殻やサンゴの帯

波が運べるも ...
 指先でたどる
 過去の先端
 二股にわかれ
 ぼろぼろに
 とけるように
 消えていく

 しなやかで
 なだらかな鼓動が
 指先から
 血管にひびく
 
 わたしは明日に向 ...
まぶたを閉じると幾重ものプレパラアトが幾重もの君を幾重にもして
毎晩夢の中へ押し込んでくる
光など もう射してはくれない道を歩く 
凝視したってみつからなかった
君はとても軽薄で精子しか私 ...
がやがやと騒がしい声 
私の部屋は 
あの人やあの人やあの人たちといった
懐かしい面々でいっぱいだった
酒が入り 積もる話に花が咲き
まるでずっとそうしていたかのように
ずっとそん ...
あなたは随分遠い所に住んでいるんですね、
どこ?
あなたがどこに行きたくても、俺がそれを知ることはありません。

>いつだって世界は、ちっぽけで
人間だけが大きくて
だから世界は僕一 ...
カーテンに
風がそよいでるけど
時は止まって
ネオンが見え隠れ

微生物のかくれんぼ
日光で地面から
わきあがって
みーつけた、が
壁に跳ね返り
こだまあそび

夕映えが侵入す ...
本を読みながら
封印のように
しおりをはさむ
思いが
揺らがないように

感動という声が
一瞬聞こえ 打消す
失語したわたしに
感動の言葉はない
劇的なこと
思ったこと
全てが ...
   「忍者えんぴつくん」  作 鉛筆くん



 ボクが赤ペンでマルをつけようとすると、
 サッと 
 えんぴつくんが入れ替わっている、驚愕の黒マル!

 葉 ...
不眠症のカラスは
その静寂に耐えきれず
今日も密かに音を生み出す


カァ カァ カァ


ひとつの部屋に明かりが灯り
自分はひとりじゃないと
満足げに、羽を広げ ...
DM宇宙からの音 大地射る
          不協和音は邪悪撃つ


輪廻遠く霊樹の森に降り立ち
        地球霊と初めての会話


直立す大地に足跡残すのは
        ...
祈ることしかできないと言った
君の傷ついた指先の白さと潔白が
フリージアの訪れで、彩られればいいと思っていた

真摯な言葉で幾度となく揺さぶられた
僕の孤独も
いっそ清らかなまでに傲慢な
...
・世の中は記号により成り立っていて、それらの中には映像、音楽、匂い、…等も含まれる

・言語は記号。数字も記号。言葉は全て記号によって理論化され、論理的に構築されている。言語という記号は一面的なの ...
右手、左手、右足、左足
頭部、胸部、腹部

その全てに五寸釘を打ち付けた
ついでに手と足は千切って捨てた

身を擦り潰す音、骨を砕く音
血が流れ、筋肉の繊維が剥き出しになり、電流のような ...
たとえば
私が小学生の女の子でも
あなたは愛してくれますか?


いつのまにか
ポプラ並木に新緑が色づいて
みどりの筆が並んでいます
青空の画用紙に
描いたものは
なぜか白い
飛 ...
                   090426



くじ運が悪い
クジを引く度に思う
どうせ当たらないのだ
すべての運は生まれるまでに使い果たしたのだと
思うことにしているが
...
気の滅入る私と
居なければならぬ君と
優しい冷静さと
鬱陶しさ



外から雨のにおいがする部屋で
ひとり君の不幸を思う


雫が奏でると強くなれるから
君も私も ...
十九、までは数えた
そこから先は途切れがちになった
よく躓いてしまう君の後ろで僕は
ありふれた、馴染まないままの歌を歌った
スモールタウン、僕らがかたちになりかけた頃
この腕に抱ける言葉が、 ...
風のにおいが愛の記憶を
ふいにくすぐる
手探りみたいにひろい夜を
小さなサーチライトひとつで
それぞれ欠けた月 
甘く噛み砕いて
帰れない二人を残し
だんだん溶け出していく
星と街のと ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
腐肉フライト失敗サトタロ自由詩509/4/27 0:54
だきしめて、とねだるyucat自由詩209/4/27 0:45
しめつけるはちはちよん携帯写真+...2*09/4/27 0:45
リビング伽茶自由詩109/4/27 0:40
憑きの物つゆ自由詩3*09/4/27 0:39
帰り道チェセロロ自由詩009/4/27 0:35
真夜中はエンド(リプレイズ)ホロウ・シカ...自由詩009/4/27 0:22
アメーバの記憶チェセロロ自由詩009/4/27 0:14
灰色の心とゆでたまご自由詩009/4/26 23:02
死の街atsuch...自由詩5*09/4/26 22:58
ゼニゴケたもつ自由詩1509/4/26 22:39
砂漠の中の砂時計/海岸前線Ⅰ海里自由詩309/4/26 22:33
砂漠の中の砂時計/海岸前線Ⅱ自由詩209/4/26 22:16
『眠る前』あおい満月自由詩4*09/4/26 22:10
目蓋沸騰寸前夜或る女の子自由詩109/4/26 21:49
煙のように自由詩009/4/26 21:38
恋と吐き気キタノ自由詩109/4/26 21:37
日曜日の体育館ゆうさく自由詩009/4/26 20:16
しおりフクスケ自由詩109/4/26 20:01
鉛筆くん。。ヨルノテガム自由詩409/4/26 18:44
東京カラス東京カラス自由詩109/4/26 18:34
ディペッシュ モードアハウ短歌109/4/26 18:27
ファンタジア水島芳野自由詩5*09/4/26 18:07
記号結城 森士散文(批評...009/4/26 17:49
無限ループ至希自由詩009/4/26 17:34
たとえばルナ自由詩509/4/26 16:33
くじ運あおば自由詩12*09/4/26 16:10
雨女雨男蝶澤自由詩209/4/26 15:49
スモールタウン霜天自由詩709/4/26 15:41
風ひとつフミタケ自由詩11*09/4/26 14:44

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