睫毛にひかる
指先の鏡
幾筋もの
昨日を靡かせて
球体空間を漂う
漂う影と影とが
結合すれば
軈てひび割れ
風の彼方へ消える
その現実に微笑むことが
あ ...
誰かの悲鳴が聞こえてくる
そろそろ終わりにしようじゃないか
世界に中指立てんのは
映っているのはブラウン管じゃなく
俺らの瞳
パンクな奴らが叫んでる
アメリカは馬鹿だと叫んでる
俺は ...
上澄みをそっとすくう
余分なものはなく
柔らかくしなやかで
手のひらからさらさらとこぼれる
太陽の光で酸素を作り
葉は濃緑を強める
表面の細い産毛には
小さな雫が張り付いている
...
猫がのびをするように
舌を出して
髪を風に翳して
眠るうちに
世界の大半が嘘に染まって
太陽さえもイミテーションになってしまう
午後に於ける
2時00分と云うものは
ひときわ ...
小さな巻貝の奥に
灯りがともる
小さな海の人が
書き物をしている
波から聞いた話を
青いインクでしたためる
書き終えると
小さくてごく薄い紙片を
丁寧にたたみ
小さな封筒に入れて
...
大切にしてきた心
ホラーは見ない
汚い言葉は使わない
嫌な人とは話さない
美しいものを見て
正しい食事
正しい考え
正しい人間関係
愛は出しおしみをせず
いつも笑顔で
今日 ...
風の中のミィ
押し潰されそうな
小さな体を
必死に支える
可憐な笑顔
憶えているかな
丸く小さな影
ただ泣いていた
小学校の下駄箱を
風の中のミィ
一瞬でアイド ...
ぽっかり
スースー
私に空いた穴
嫌いなあの大根で
嫌いなところ一つ二つ…探して
ペタ ペタ ペッタン
穴を消して
空を望み
目尻を下げて
目を細め
陽気にまた歩い ...
生きることは
漂流することだ
海路は
はっきりと見えるものではなくて
だから時々迷ってしまったり
沈んでしまいそうになる
大波にさらわれたら
口からぷくぷくと細かな泡を吐き出し
...
人を好きに何て
もう二度と
なりたくない
ただただ
どうしようもない程に
好きだった
他の誰よりも
何時も
自分勝手で
無茶苦茶で
そんな貴方を
どうして好きになった ...
期待はするな、恥じる眼が行き来する、小さな火傷が少し痛いな。もう二度と会えないような気がしているのは何となくわかっていたのに、古びた喫茶店で呷る珈琲。シロップを探す僕は句読点で三分割、あ、 ...
じぶんの書いたものを、信じてあげる。
泉からきれいな水を掬いとるように、
これはじぶんにとってかけがえない詩なんだ
と心にきめて、じぶんの書いたものを信じる。
それが、じぶ ...
甘く匂う古本の
時代向こう
激しく過ぎ去って行った
原爆という言葉の詩を聞き
その言葉
黒い人の群れを蘇らせる
海は今
青白い朝日の中
平和への邂逅に向かっていっ ...
可愛いいワンピースを着た黒いマネキンは、スカートの中で溶けてはいたが悲しい程に溢れる事はなかった。水を張った床には流木が目立つ。歩く人は皆、無言だ。うるさいのは鳥だけで、格子の向こうは涼しそう。
...
鉄棒に細い両腕とあごを重ねて
校庭の向こう岸に
風が波になって集まるのを
見ていた
帰り道の友達は
黒い袖をはためかせ
くるくると帽子を回しながら
林の陰へ消えていった
頼りな ...
何がある 何もない
何もないが俺にはある
何もない世界が
俺の中にはある
何もない
何一つない
そんな空間を世界を
俺は持っている
心の隙間やら平野やら
どうとでも言える ...
今日はゾロ目の日
だから記念の投稿
ただそれだけなんだけど
ちょっぴりうれしい
今日は子どもの日だから
紙飛行機を飛ばそう
青空にとけて
雲になれ
大きく時計を持ち上げた 真っ白なかみのなか黒い瞳だけ開けた
軽く浮き上がる重み 鼻あらあらしくはばくすかり
なるべきものにならなければ満足はしない
思い出せない日憶 手が広げて焦がれ
変 ...
ちりちり
群がる蟻を見ていた
君の落としたアイスクリーム
この道
向こうに ガソリンスタンド
青色の車ばかり入る
眩しさ
おとつい
おとついもそこで
空気がたわんでいて
喉 ...
大切なわ旅 光が出てくる産休
なかなか仲間にしてくれないなかなか目を合わせてくれない
エプロンを食べた カーテンを食べた
出てくるのは脳みそと涙昨日食べた後のうんこ
―――仮定1
詩はながくなればなるほど
自己弁護になって
だから失恋や絶望や
怒りや哀しみを表現するのにむいてない
―――仮定2
詩はことばのつらなりで
人はことばによって生きている ...
干からびた冨を聴いている
背の高い真夜中の
影しかない影を知っている
どこへ向かうのか
右も左も無数にある
何も映らない鏡のプラカード
夜の目をした巨人 ...
輝く身体を滑らしながら
じゃあ、と
ぜんぜん悪くないじゃん、と
顔の傷痕は唾液で満たされた
腕のそれには
唾を吐きかけ踏みにじるであろうことを想像する
くすんだ紫のパンジーに
行こう ...
ほの暗い井戸の底から
ずうっと見上げていた
ずうっとずうっと上にある
澄んだ空は
わたしの憧れだった
いつかここから抜け出して
もっと体いっぱいに
太陽の光や空の色や雨を浴びたかった ...
「 せんせい へ 」 作 消しゴムさん
アタシの隣の席のえんぴつくんは
テストの時、裏にキン肉マンの絵ばっかり書いてます
ウチ ...
流れゆく
新緑
にじんだ面影
塩小路のかどを左へ
はらりと
撒いたなら
清められます
鎮められます
手を浸せば
まだ冷たさの残る水に
ふいに緩んだ
五月晴れを
折り重ね
...
あしたから受話器に拘束はされない 7時半から8時半まで
夕暮れに犬と歩いている我のマリリン・モンロー笑うTシャツ
ごめんねと言われたあの日の靴箱の前でふつうにバイバイと言う
...
080504
戦争すると儲かるのです
弱い人は、ほっといてもすぐに死ぬのです
お金をかけるのは無駄なことです
老人は、65歳を過ぎたら
乳 ...
ふるびた喫茶店で飲むコーヒーは
なぜかいつも飲むコーヒーとは
全く違う味がしたんだ
人が全くいない地で
ただあるのは風化しボロボロになり
今はその姿をひっそりと
浮 ...
090504
なつはきぬ
木綿では叱られます
正確には
木綿では嫌われます
そんなこと言って笑わせる人が居て
昔芸者だったとか
おめかけさん ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
『叶わぬ邂逅』
あおい満月
自由詩
2*
09/5/5 15:31
ACTION
mmm
自由詩
2*
09/5/5 14:24
上澄み論
あ。
自由詩
20*
09/5/5 14:11
王様の部屋
オリーヴ
携帯写真+...
10
09/5/5 14:04
海の人
ふるる
自由詩
19*
09/5/5 13:28
KNOW EACH OTHER
ペポパンプ
自由詩
9*
09/5/5 13:03
風の中のミィ
三之森寛容
自由詩
17*
09/5/5 12:06
穴
〃
自由詩
1*
09/5/5 11:59
大後悔時代
あ。
自由詩
9*
09/5/5 11:45
好きという感情
夜桜華月
自由詩
0
09/5/5 11:45
遭えない夕
雨を乞う
自由詩
2
09/5/5 10:52
じぶんの詩を信じること
白井明大
散文(批評...
5
09/5/5 10:41
平和
doon
自由詩
2*
09/5/5 10:23
可愛いいワンピースを着た黒いマネキンは
雨野六也
自由詩
1
09/5/5 9:46
鉄棒に両腕と
オイタル
自由詩
7*
09/5/5 9:20
何もある
完食
自由詩
0
09/5/5 6:56
子どもの日
ルナ
自由詩
2
09/5/5 5:55
らぃちょう
十二支蝶
自由詩
0
09/5/5 4:42
バニラごっこ
杠いうれ
自由詩
2
09/5/5 3:13
風
十二支蝶
自由詩
0
09/5/5 2:50
里標
瀬崎 虎彦
自由詩
1
09/5/5 2:21
去離音
木立 悟
自由詩
3
09/5/5 2:16
低い月
FUBAR
自由詩
4*
09/5/5 2:10
空色の恐怖
K*
自由詩
1
09/5/5 0:52
鉛筆くん、。。
ヨルノテガム
自由詩
2*
09/5/5 0:06
五月晴れ
ことこ
自由詩
2*
09/5/4 23:54
ななつ、恋に破れるのうた
はちはちよん
短歌
1*
09/5/4 23:43
大後悔時代
あおば
自由詩
4*
09/5/4 23:41
街と空と喫茶店とお爺さんとコーヒー
こめ
自由詩
4
09/5/4 22:49
衣擦れ
あおば
自由詩
8*
09/5/4 22:46
4422
4423
4424
4425
4426
4427
4428
4429
4430
4431
4432
4433
4434
4435
4436
4437
4438
4439
4440
4441
4442
4443
4444
4445
4446
4447
4448
4449
4450
4451
4452
4453
4454
4455
4456
4457
4458
4459
4460
4461
4462
加筆訂正:
希望の宇宙(せかい)
/
三之森寛容
[09/5/5 5:05]
修正しました
8.23sec.