明るい朝の空を
塊ごとに雨雲が飛んでいく
傾いた雨粒が頬を叩き
差すまでもない傘は
左手の中で踊っている
明るい朝だ
明るい雨だ
叩かれた頬は目を覚まし
スカートを風に押し付け走り ...
Hello、絶望。
good-bye、希望。

こんな時にヘラヘラ笑うなよ。
あ、はにかんでるの?
そうなの?

幸福そうな三匹の小ブタ。
狼さんに食べられなきゃいいね。
人間に食べ ...
つのる程に薫る
零れるばかりの

想いを


薄紫の言伝と束ねて


静けさの陽光を
通りすぎる風に
誰かの
囁き声を聴いたような



只々、
木漏れ日のベンチより滑り落つのは




枝垂 ...
鶏らの眼カッと見開く何 分析


眼前に鶏の眼ありあり深き孝


鶏の眼の 己 見詰める顧みる
人は一人では生きていない
細胞や細菌と共に生きている
分裂したり動いたり色んな仕事をする彼ら
ある細胞は数日でさようなら
ある細胞は場合によって外敵と差し違え
ある細胞は場合によって自爆
...
思考る程
屹立してる
爺かな
ウサギ美味しおやゆび

お茶が欲しい午後過ぎ

えりは今も眠りて

忘れがちな雨ふり
人と話すことがあると、比べてみて友達が少ないと思う。数少ない自分を知る友人にまで、友達が少ないと断言されてしまった。

なんで頻繁に会うような友達がいないんだっけと思うと、ぶらぶらしていて一箇所に ...
膝に水が溜まって、それは病気らしかった。

水溜まりは風が吹けば川なのに
穴を開ける その すすめ
だから天井から水滴が落ちてくるのだな この商店は

限りなく0に近い1になって勘定の対象 ...
何度も何度も君に

怖くなる気持ちを伝えるように

ついばむ小鳥のように

絶えず絶えず君に

不安に気づかれないように

イタズラをする子どものように


静かに夢に導かれ ...
ゆるむからだはぎくりとして

たいらな胸奥が泡だって沈んだ

きりきりしてひりひりして風邪ひいたようだ

ぼうぼうぐわんぐわん頭ゆれゆれうたうたう

ゆめ
こおりまくら
ばくばく
...
痛みに耐え切れずに
力を入れる
苦しむ
辛い

ピーヒョロヒョロ
{ルビ鳶=トンビ}が関係なく旋回している。
ダイコン畑に
農夫が一人

突然の大雨
鳴り響く雷
稲妻が走る
...
春が白く垂れこめている
足元には名前を知らない薄紫の小さな花が
風に揺れている

一緒に
何処かへ行けると思っていた
何処へか はわからないまま
僕らは二人して歩いてきた
だけどもう  ...
いやはや金がない
なぜこんなに金がないのか鑑みると
まず第一に収入が少ない
老人ホームの夜警のバイトだけだと
ほとんど家賃光熱費通信費その他で消える
消えるっていうか足りない
それからヤフ ...
詩は君にやって来るのか調息し
       静かに過ぎる絵 色彩活写


陽光にミルクカップが語りつつ
         あらゆる会話は朝に静寂


青空に空中神殿描くたび
     ...
来たるべき季節に
新たなる幕を拓き

歩み来た道を
一つに重ね合って

喜びを、風のなかで
辛いことも、屋根のしたで

分かち合える喜び
最高の契根
雨音に紛れ、扉が僅かに軋んだように思えた。
母親がこまめに掃除しているのだろう。
微かな埃と日向の匂いがする。
雨粒。雲を縫うこどもたちの声。坂道を駆ける軽い足音が風に乗り、ガラス戸を揺らす。
...
世界が私の選択次第で滅ぶとして
いやはや私がなにをしようと
いつか滅ぶことはきまってるんだが
世界とあなたとを天秤にかけたら
世界のほうがもちろん大切なはずである
まったく信頼おけないあほー ...
ビールって味が濃いね苦いねと
感じるようになったら
あんたはもう
おしまいだよ
でなきゃ
まだはじまっていないんだ

発泡酒
その他の雑酒
ビール風味のリキュール

いろいろある ...
朝起きて
朝食もそこそこ
新聞開らけば
頼んでも無いのに
暗い時代が
飛び出して
今日もスタートで
躓いた気分


思えば
暗いの明るいの
今日も昨日も明日も
会社でも学校で ...
正義の名の下

人々が集い
声高らか叫ぶ
我は正義也!


街を歩けば
我は正義也!


テレビを点ければ
我は正義也!


ラジオを聴けば
我は正義也!


...
               090427

アマが駆ける
  アマが
山の端に
月が出て
物語を始める

悠久の時を
お椀に装って
しゃなりと
口に運ぶ
運送屋のフデさん ...
 
 
辛いね
ルーばかり食べるからよ
微笑んで
きれいにバランス良く
カレーを食べている
君と違って
ごはんばかり残してる
自分の皿を見て
恥ずかしくなる
子供じゃないんだから ...
橋から眺める桃色の桜の道も


光を揺らす透き通る青い緑たちも


隙間なく滴る薄い藤も


きらきらと跳ね返る川の音も


さわさわと奏でる薄い紺色の空も


君に見せ ...
なんですかこれは
腐りかけた肉です
腐りかけじゃないですよ 腐ってるじゃないですか
すみません
腐った肉なんてダメですよ
そんなつもりじゃないんですけど
そんなつもりってなんですか どんな ...
だきしめて、とねだる
息がとまりそうなくらいに
だきしめて、とねだる

まっくらなよるのなかに溶けていく
指もくちびるも言うことをきかない
意識や計算のおよばないところで
このまま消えて ...
しめつける
しめつける
ああ

なにがやさしさで
なにに堪えられなく
なってるの

憎む おもいやる
痛いよ もう
ああ

涙がどくどく
出てきた

ぼこぼこした
つぎはぎのコンクリートの歩道で
まっ ...
自由詩とは言いますが


何もかもに縛られて動き出した詩


自由ではありますん


屁理屈だらけの私の心


求めてる物は見失ったまま


出て来る前に気が散って

...
浴槽で
あかい金魚が泳いでる
と思ったら、
自分のちでした。

ハローハロー。今月もよろしくね。
いててて。
ぎらぎら光る夜の街
 
ガラスに映る私は
愛された女の顔をしていた
 
いつの間に
大人になってしまったの
 
叫ぶ子供の私は
染み付いた人間の匂いにむせた
 
この口も
この ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
明るい朝の雨の上ススメ自由詩309/4/27 19:03
ハローグッバイバイ、ベイビー。菊池ナントカ自由詩409/4/27 18:15
木漏れ日の席オリーヴ携帯写真+...1509/4/27 17:49
Kらの眼アハウ俳句009/4/27 17:03
人は一人では生きていないふるる自由詩609/4/27 16:48
シコルホド崎幹人俳句009/4/27 15:53
替え歌(故郷)自由詩109/4/27 15:46
本当の友情なんて知らない猫のひたい撫...散文(批評...209/4/27 15:14
繰り上げない佐藤真夏自由詩309/4/27 14:31
眠らぬ森の接吻チェセロロ自由詩109/4/27 13:29
ぎくりのうたヤヴォトニク自由詩209/4/27 13:21
轟き至るペポパンプ自由詩5*09/4/27 12:48
別離の詩塔野夏子自由詩2*09/4/27 11:17
執心udegeu...自由詩109/4/27 10:27
詩は君にやって来るのかアハウ短歌309/4/27 9:34
契根(ちぎりね)邦秋自由詩2*09/4/27 9:17
帰省佐々木妖精自由詩10*09/4/27 7:23
拝啓 非カフカ氏佐々宝砂自由詩309/4/27 4:51
町には今日も灯りがともる自由詩3*09/4/27 4:45
飛び出す絵本三之森寛容自由詩7*09/4/27 4:05
流行の服自由詩4*09/4/27 4:02
アマあおば自由詩4*09/4/27 2:10
ランチタイム小川 葉自由詩309/4/27 1:23
不発気味の空伽茶自由詩309/4/27 1:18
腐肉フライト失敗サトタロ自由詩509/4/27 0:54
だきしめて、とねだるyucat自由詩209/4/27 0:45
しめつけるはちはちよん携帯写真+...2*09/4/27 0:45
リビング伽茶自由詩109/4/27 0:40
憑きの物つゆ自由詩3*09/4/27 0:39
帰り道チェセロロ自由詩009/4/27 0:35

Home 戻る 最新へ 次へ
4432 4433 4434 4435 4436 4437 4438 4439 4440 4441 4442 4443 4444 4445 4446 4447 4448 4449 4450 4451 4452 4453 4454 4455 4456 4457 4458 4459 4460 4461 4462 4463 4464 4465 4466 4467 4468 4469 4470 4471 4472 
加筆訂正:
帰省/佐々木妖精[09/4/27 7:24]
習作
6.46sec.