愛について
愛は芽生えるものです
脳内に芽生える肉の芽です 肉芽腫で、
腫瘍なのです
だから愛は気づかぬうちに脳の中に
根付きます
密かにあなたの一部と化します
愛という毒の芽は、あ ...
イメージで泳ぐ僕の夢と
かつての神々の残像
ファッショナブルの開放
ラッシュアワーの独唱
イヴの訳解とアダムの髪
トラディショナルの革新
おもいは ...
机から滴り落ちる水
机には陶器の水差し
水差しの中に一匹の金魚
ブロンズのように沈む
誰も覗かない部屋の誰も触らない机
その上の誰が置いたのか分からない水差し
金魚は目を閉じて永遠にひ ...
歳経てその泥亀が石となったのは三世紀の事であった
アレクサンドロス大王がしばし馬を休めてチグリス川に憩うた時
その亀は大王の右足の傷を認めたのであった
亀はたちどころに卜し、大王の死の近い事を知 ...
夕暮れには
まだ早い
ビルの間に
赤赤と
都会の落日が
沈む
影絵のような
人の影が
朝とは逆を向いている
落日のエナジーを
持ち帰る
掌(テノヒラ)に
たたずむ落日の
温も ...
足の向くまま川辺を歩く
チィリリリーと鳴きながら
いそしぎがひっそりと降り立った
すこしだけ日が射すような
くもりぞらが
おまえには似合うね
生え換わる赤子のような羽毛 ...
ロング・ディスタンス・コールだから
お金がかかるよねと
姉は一人、つぶやいて
マスカラを重ね塗りする
だけど長い、長い、電話線の先に
つながるものは、もうないのだと
本当は確信して ...
オーライト
ハーハッハッハ
大空にはばたけ
気分はスカイブルー
飛べない鳥は雛鳥さ
一人前にエサを見つけ
かっこよく
フレミングパイ
ワシはカッコイイ
なんでも一人でする
...
わたしを見守る あなたの温かさを感じているの
叱りながら、背中を押してくれる温かさを感じているの
あなたは愛に あふれていて
わたしの涙を あふれさせて
手を取り合って ...
明け方に夢を見た
ミントゼリーを張ったプールに
頭から突き刺さる夢
飛板から身を投げ出した時
迫る水面は
まだ薄青く揺らいでいた
伸びきった指先が
水面を割る直前に
プール ...
しあわせすぎて
しあわせすぎて…
僕は それにすがりついた
愛しい思い出たちよ
無邪気な笑顔よ
許してほしい
かなしすぎて
かなしすぎて…
僕は ...
誰もが
好きな人に
手紙を書くとき
詩人になれる
不思議さ
メガネをかけて人の目を気にして
補聴器をつけて人の言うことを聞き漏らさないようにして
何が楽しくてそんなことをしなくちゃいけないのか
悲しい出来事のたびに反応する私は
反応する分悩み
悩 ...
屋上から、
冷蔵庫を、
落とす。
大切かどうかわからない記憶は
抱えていた膝小僧のかさぶたにある
転んだのは最近のことだったか
それとも遠い過去のことか
鉄さびのようなすすけた色は
かつて赤い液体であっただろうことを
...
見えないものの話をしていると
きみが、どんなお香が好きなのかと尋ねるので
線香、とこたえた。
きみは生まれてこのかた線香など見たこともないような顔をしてからすぐ七話目の話題へと転んだ ...
大きく息を吸いこみすぎた風船のように
あなたの笑顔は外に弾ける
少年に元気付けられたブランコのように
あなたの首は前後にゆれる
よく練りこんだパン生地のように
心の中に妖精の巣をはぐくん ...
氷上に立ってから 足ははりつき
常もままならない
尚も失う感覚が 底をみせている
尚も遠のく戦意は既に 月をみせている
氷上の月となり 冷たい光をうつすのか
はりつく皮を剥いででも ...
いやもーモリマサちゃんてば全開でローダウンモードで白目の現実が
スロースピードで少しずつ贅沢にすぎてくから
どちらかといえば最後までできる時間のかぎりせいぜい生きたいとか
布団の中や液晶画 ...
「私の部屋には本の海があるの」
それは青くて透き通る綺麗な海で
触るととっても冷たかった
浜辺に腰かけて海を見る
彼女は僕を海に誘う
少し勇気を出して飛び込む僕
中はもっと綺麗だ ...
空の背中に
茜色の翼が生えて
夜が終わる
オーケストラの余韻のように
薄れゆく星たち
ああおはよう
今朝のミルクはいつもより冷えて
そんなことが
秋へと読み進むセンテンス
明 ...
むかしむかしと言っても、きのうのきのうくらいカマキリ一家が仲よく草むらの中でくらしていました。今日も父さんカマキリがかりにでかけていきます。「いってらっしゃい。」と母さんカマキリ「いってらっちゃーい ...
あの子が火の粒となって
どれだけの時代が過ぎただろう
三軒長屋の裏庭で
たわむれに散った線香花火の
ちいさな火照りから生まれて
むくんだ素足で まっくろな顔で
ふら ...
あなたの手をにぎる
一生懸命話しかけても
あなたは空の話ばかりする
あなたの手をにぎる
あなたは空を眺めているのに
まだうつむいている
あなたの手をにぎる
...
幾度も幾度も
二重を拭く
ぬぐうたびに
三重になる
星の生まれの
道すじになる
水を進む見えないもの
飛沫が花を描き
すぐに消える
すぐにすぐに
消えてゆく ...
「いいこと教えてあげようか」
と、お姉ちゃんが笑う
夕暮れ時の部屋は
鮮やかなオレンジ色に染まり
「消しゴムに好きな人の名前を書いてね」
「それでその消しゴムを使い切ると」
...
きみの両目は、何も
見ることが
ないまま、記憶した、何も
働きかけることがないまま、きみは
我に返った
かもめが旋回する、その
時間、いかなる
記憶もなく、きみは
目を覚ました、朝
くだけていった、多くの
もの
さりさりと幼い
草はいく
草むらの中を
食卓に斜めに降り注ぐ
花のような物体
の匂い
それらはすべて
私の位牌なので
私は残さずに
食べなければならない
生きていくことは
...
ひとをまつと
もうこない
わすれていると
ひとはまた
まっている
まつということを
わすれた
ひとのことを
あんなに
ことばしか
なかったのに
うまれ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
愛
ケンディ
散文(批評...
1*
09/6/12 21:14
イカフライと泳ぐ日
オリーヴ
携帯写真+...
14
09/6/12 21:12
金魚
非在の虹
自由詩
1
09/6/12 21:10
亀
〃
自由詩
0
09/6/12 21:09
落日
フクスケ
自由詩
0
09/6/12 20:31
いそしぎ
shu
自由詩
8
09/6/12 20:25
雨とマスカラ
うめバア
自由詩
3
09/6/12 20:21
孤高の人
ペポパンプ
自由詩
7*
09/6/12 20:11
青
柊 恵
自由詩
7*
09/6/12 19:43
yume / type_m
nonya
自由詩
10*
09/6/12 18:59
禊
柊 恵
自由詩
3*
09/6/12 18:53
誰もが
夏川ゆう
自由詩
4
09/6/12 18:43
明日こそ晴れますように。
wister...
自由詩
0*
09/6/12 17:48
気まぐれ
邦秋
自由詩
4*
09/6/12 17:48
かさぶたの記憶
あ。
自由詩
20*
09/6/12 17:43
見えない会話
瑠王
自由詩
1*
09/6/12 17:43
笑顔をもらう
イダヅカマコ...
自由詩
2
09/6/12 17:10
氷上の月
瑠王
自由詩
1*
09/6/12 16:51
六月の乞食
モリマサ公
自由詩
6
09/6/12 15:44
本のみずたまり
新崎
自由詩
6
09/6/12 14:19
耐性
ふるる
自由詩
8*
09/6/12 13:24
(子どもが書いたお話です。題名はないそうです。)
〃
散文(批評...
4*
09/6/12 13:04
火の粒
相馬四弦
自由詩
1*
09/6/12 12:02
「あなたの手をにぎる」
ベンジャミン
自由詩
5*
09/6/12 11:44
声と花
木立 悟
自由詩
2
09/6/12 10:16
消しゴムららら
いっと
自由詩
1
09/6/12 9:42
きみの両目は、何も
こもん
自由詩
1
09/6/12 8:57
かもめが旋回する、その時間
〃
自由詩
4
09/6/12 8:53
息継ぎ
たもつ
自由詩
6
09/6/12 8:33
まつ
小川 葉
自由詩
1
09/6/12 4:50
4432
4433
4434
4435
4436
4437
4438
4439
4440
4441
4442
4443
4444
4445
4446
4447
4448
4449
4450
4451
4452
4453
4454
4455
4456
4457
4458
4459
4460
4461
4462
4463
4464
4465
4466
4467
4468
4469
4470
4471
4472
加筆訂正:
『隘路に閃光』
/
Leaf
[09/6/12 14:15]
配置換え。
『隘路に閃光』
/
Leaf
[09/6/12 14:08]
配置換え.
(子どもが書いたお話です。題名はないそうです。)
/
ふるる
[09/6/12 13:06]
子どもが去年(5年生の)国語の授業で書きました。ちょっと面白かったので・・・。親ばかですね。
5.51sec.