春過ぎてゆく
起き出でて妻と見つむる狭庭には白と黄色の花咲きみだる
見送ればたちまち角に消えゆける妻の車は夕刻までは
冷たき茶呑めば小さむき昼の部屋歌に慰むこの心かな
みどりの季節には
青い空があって
そこに生まれた僕は
とても暖かくって
あくびが出るほど
退屈な穏やかな光
誰もが緩んでいるから
じわり、汗かく
みどりの季節には
遠 ...
いつもより遅く
駆け込む教室で。
気になる事と言えば、あの娘のカバンの中身。
休み時間だけど心に余裕はなくて、窓に映る君をただひたすら追い掛けた。
チョコレートなんか僕はいらないよ ...
動物園に行くと
いつも
妙な気分になる
動物園は見に行くのか
逆に 見られに行くのか
ガラスの向こうには
牡のライオンがいて
こっちを見ている
隔てているのは
汚れの見えるガラスだ ...
090430
筍は
旬に頂くのが
瑞々しくて
甘くて
テレビの中でも
ほくほくした顔の奥さんが笑う
年がら年中筍が入っているランチを食べて ...
ななめってでかく
でかく見せようって
すうはあ
すうはあ
すうはあ
すうはあ
シンコペーションヌ
クワウクワウクワウクワウ
ギターで埋める
たいへいようひろがりーっぱい
ゆれるレー ...
幾千の花束を
胸にして
川の銀河に
旅立つ
足を止めた時は
死ぬ時
それまで歩み続ける
休めない
一本足で立ち
かかしの様に
石を投げられ
烏が肩にフンをする。
みんな嫌いよ
大嫌い
{引用=
でも 嫌いにならないで
嫌いにならないで欲しいの
}
誰もあたしに優しくしないで
{引用=
利用するだけなら
...
http://nihonnagonago.blog115.fc2.com/
生まれてこの方、日本から出たことのない私にとっては
日本の外の世界をこういう形で知ることが一番身近に感じます
...
制御することができないと ころの躍動感
ピアニッシモピアニッシモ
向かう先とこ ろの充足感
ムーヴィングムーヴィン
ところけてしまうの
ローリング
みてたところの怪電車
いきてたとっ ...
離れてみてわかるって
よく聞く
そうかもしれない
心地よい風
耳をくすぐる音色
そっと触れる指先に
どきっとした
いつも隣にいた・・・
ふと目覚める朝
あるは ...
目は閉じないで
手は繋がないで
どうか忘れて
地下室の鍵は置いていってね
誰にも知られたくないの
死んでいったお話たちを
あなただけに話した物語
ここにお墓を作るから
心の底で死んで ...
駅から我が家への道の半ば
江戸時代に開基された由緒ある寺で
お通夜が営まれている
普段は併設された幼稚園の園児が
遊んだり運動したりしている地蔵堂に
祭壇が設えてあって
地域の生活 ...
明日晴れるなら蜃気楼をみにいこう
僕がまっている何かはまだこず
降り頻る涙の雨を浴びて
脅えながらそれでもなお
コンクリートに覆われた部屋からでずにいた
きてはかえす
...
ねむたくて
ぼんやりしてると
人の話聞いてるの
と雌ライオンの
妻が言うので
雄ライオンの僕は
目の前を通り過ぎていく
バスを見送って
聞いてるよと
ラ ...
窓がくもっているから
遠くの光のつぶつぶが
それぞれじわりとにじんで
ああ急がないと
星がぜえんぶ夜に
溶けてしまうと思った
そうしたら
いよいよほんとうに
わたしひとりきりの ...
重いドスの効いたベース
重たいパンチの効いたバスドラ
ギターの超早弾き
元気の出るリズム
どんなに困難でも
突き進んでいく原動力
歯を食い縛って
腹に力を入れ踏んばる
サイドシ ...
里に寄せる
風向きの奏ず
羽二重と蕾む
鬱金香の艶やかに
絹擦れの音、軽く
君、聴こゆるか
そのひとが指した
暗闇に
また星座ができる
夜空の不確かさに
うなずきながら
長い髪が揺れると
それは五等星ぐらい
小さく笑うと
三等星ぐらい
月影を手に入れるために
なにもか ...
想いを
心に在るままに
伝える
なんてことは
不可能
気まぐれに公園を
掃除してはいけない
それを祈りとする人の
領域を侵してはいけない
それがこの街の朝
求めてもに届かないのか
それとも、手に入れたものを
守り ...
ありがとう。って言葉
本当に不思議で
それだけで
一瞬で
心
が
潤う
嬉しい涙も
悲しい涙も
切ない涙も
やさしく包み込んで
...
わたしの、やわらかいところは
羊水のような液体のなかで、うかんでいる
わたしの、やわらかいところは
いつもたくさんのことで、満たされていて
それをとどめておくことに疲れると、忘れてしまう
...
リンゴが手に取られて
そのままではいられないのか
とふと考える
ずっと木にぶらさがり
太陽を浴びる人生と思っていたら
収穫されて市場に出荷され
知らない場所へ運び込まれ
...
今日も一日が
終わり明日が
やってくる。
チャイムが鳴る
解剖針を
探り針にして
梁に蛍光灯を
つける弟
お袋は
ご飯の用意
寝っ転がっている
親父。
いつだって瞬間を見ることが出来ない
気付いたらつんと澄まして
そ知らぬ顔で頭上を照らす
なめらかな曲線で出来た満月
夜にいるにはあでやか過ぎる
汚れることを恐れていないような
きっぱり ...
初夏の風の流れかたは
グラウンド横にもえる雑木林の
緑の揺れかたであらわされるらしい
美しく思いすぎないよう
美しく思いすぎないよう
丘を登る道を歩く
ふたつ影は千鳥格子に
新緑と樹間を ...
花の名前をもらった少女は
未だ咲けずに居る
若く青白い身体は
誰にも触れられることなく
たわわな花弁のふくらみは
未だ誰も触れない
未熟なまま
腐ってしまいそうな
悪環境
集 ...
090429
バナナの実をもいで
大人たちが笑う
バナナは
食べられても
痛くない振りをしている
南国の
強烈な太陽で
鍛えられているのだ
...
誰か知らぬひとの手をとり
裏の暗がりの路をゆく
鳴りつづける何か
水たまりのつらなり
土の眠り
土の夢
影の家々
光の淵につもる雪
風が分かれる ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
春すぎてゆく
生田 稔
短歌
0
09/4/30 15:23
birthday
くろね
自由詩
0
09/4/30 13:42
バレンタイン
アカギ
自由詩
0
09/4/30 12:43
動物園
フクスケ
自由詩
0
09/4/30 11:17
旬
あおば
自由詩
2*
09/4/30 9:59
猫、のぼる
ともちゃん9...
自由詩
6
09/4/30 9:19
烏(からす)
ペポパンプ
自由詩
6*
09/4/30 8:47
キライ
BOC
自由詩
0
09/4/30 8:03
日本びいきの外人を見るとなんか和むスレのまとめ
相良ゆう
おすすめリ...
2
09/4/30 6:18
コマスタクランパパラッチ
カナシミルク
自由詩
0
09/4/30 5:22
距離
あえり
自由詩
4*
09/4/30 4:25
物語
湖月
自由詩
2
09/4/30 1:46
帰り道
kauzak
自由詩
5*
09/4/30 1:01
風見鶏の見つめる先
こめ
自由詩
10
09/4/30 0:37
ナイトサファリ
小川 葉
自由詩
3
09/4/29 23:21
光のつぶつぶ
はちはちよん
自由詩
2*
09/4/29 23:10
ヘビメタ魂
ペポパンプ
自由詩
5*
09/4/29 22:34
綾絹の小路
オリーヴ
携帯写真+...
12
09/4/29 22:00
なもなきほしと
たりぽん(大...
自由詩
10
09/4/29 21:04
無理
次元☆★
自由詩
1
09/4/29 20:49
散歩道
たりぽん(大...
自由詩
1*
09/4/29 20:27
ありがとう。
つばさ
自由詩
1
09/4/29 19:40
わたしの、やわらかいところ
タマムシ
自由詩
6*
09/4/29 18:25
たぶんきっと
未完
自由詩
3*
09/4/29 17:49
夕暮れ時
ペポパンプ
自由詩
3*
09/4/29 17:37
月の卵
あ。
自由詩
7*
09/4/29 17:26
記念写真のような
水町綜助
自由詩
7*
09/4/29 13:54
遠い視界は白い花
蝶澤
自由詩
3*
09/4/29 13:39
果樹園
あおば
自由詩
8*
09/4/29 10:51
ゆくえ めまい
木立 悟
自由詩
2
09/4/29 10:06
4429
4430
4431
4432
4433
4434
4435
4436
4437
4438
4439
4440
4441
4442
4443
4444
4445
4446
4447
4448
4449
4450
4451
4452
4453
4454
4455
4456
4457
4458
4459
4460
4461
4462
4463
4464
4465
4466
4467
4468
4469
9.13sec.