孤独を感じるとき
心の声の
ボリューム
わずかに上がり
聞きとれる
あなたの叫びが また心をえぐってくのよ
聞こえない叫びが ずっと耳の奥でこだまして
ごめんねって 届かない声で 泣くの
贖罪に人を愛して
自分が愛されることを 恐れる人よ
もう 赦さ ...
夢が 微睡んでいる
緑の葉陰ものうく揺れる
やわらかな午後を
その瞼を 胸もとを つまさきを
うすい風が吹きすぎる
夢は そうして 自らを
夢みている あえかに甘やかに
その夢の ...
ファミレスの床に
男の人が倒れていた
可愛そうだったので
メニューを見せてあげた
チキンドリア、とだけ言って
男の人は息絶えてしまった
警察やお店の人が忙しくしている間
僕はハンバ ...
幼い頃の嘘
明日への嘘
昨日の嘘
愛するがゆえの嘘
恐怖からでる嘘
反抗心からの嘘
プライドを守るための嘘
あなたへの嘘
自分への嘘
取り返しのつかない嘘
取り戻すための嘘
傷つ ...
浮いた光は気まぐれに運ばれているのか
それとも決まった順路を漂っているのか
ただ、示されたとおりに視線を動かす
乾きから守ろうとする瞳は水の膜を張り
鮮明だったはずのものがぼんやりにじむ
...
湿気と暑熱が凝り固まるジャングルの奥
そのはば広の葉の重なりを覗きたまえ
黒く蠢くものこそ無数の毛虫
黙々と食べ累々たる糞を垂れる
糞は山となりジャングルとなる
すなわちジャングルとは彼 ...
探す 私 居場所 時間
溶ける 誰か 消えた
私であったはずの私
もう私でない私
未来 明日 昨日 今日
時計 廻る 巡る 十三
不変 願う 偽り 真実
海 空 割れたら ...
すこしでもさかむけがあればきみがきてこころをたしかめられるんだ
ちょっとしたかわいさがぼくのたねをまくはながさくまでわらってられる
ぬりつぶすてがみのなかのあてなにはぶらっくほーるよりふか ...
ねぇ、知ってる?
あの空も
この言葉も
本当は何もかもパプリカなのよ
私の創り出した世界
(レプリカ、と言いたい?
な、なに言ってんのよっ
パプリカよ
決まってるぢゃないっ
...
旅するひとよ、空は
くるくる重低音を行き来して
雨の匂いさえも はなうたの
材料にしながら
「これからの僕を分けよう」
粒は汚れのない アリスの涙
少女は聞きわけよく
旅するひとに付 ...
シトシトとまとわりつく様な雨の中を歩いていました。
ボンヤリと考え事をしてドンヨリとしちゃったりしながら。
不意に後ろから、アンタ何なのよ!と女性の声が聞こえて振り向くと、
カッ ...
梅雨の中休み
夏に急かされることもなく
冷房の効いた部屋で
午睡に委ねようかと欠伸をする
いつもよりほんの数ニュートンだけ重力が大きくて
明日また雨雲が訪れたなら
雨粒の重みで紫陽花の ...
あなたを闇と見込んで何度もお願いしていた「言葉の代わりになって欲しい」迂闊だった
知らずにまばたきしていた(、乾いた根は空に向かって伸びるだとか)あなたが好んで身
につけるピンク色。
塗りつ ...
人参の切れっぱしは北の窓辺
日に日に伸びていくやわらかな葉は薄明かりの中で
光を もっと強い光を
その葉先で探しながら
窓の外を見つめた
細い白い根を水中に這わせて
オレンジ色は痩せて ...
羨望の山口誓子山青く
狐火の妖艶に燃ゆる少女に会う
日本語の柔らかな響きに眠る
南方より北上する血焼けた肌
洒落臭え廃熱放つ我は羚羊の跳躍に焦がれ、
峡谷の懸崖の尖端から見下ろしたは良いが脚が竦んだ
それでも何かを越えようと飛んだ
××××あれから××××
...
切り削る弦月は
生温かい月明かり
星の角先が知らぬ間、円みを帯びている
願いを込めれば
河瀬に
天の河の流れは淀み
瀞(とろ)に溜まった星たちが
あふれて
私(ここ)に落ちてく ...
草野球のグラウンドに照明が点る頃
まだ夕陽の漏れるまるい空に
すーっと二羽の鳥が舞いあがる
ただそれだけのことに見とれて
足を止めている 橋の上で
右手のバッグには夕飯の材料
左手のタ ...
見知らぬところで
ひとのこころは
てのひらを返したり
大人だからだまっていたり
六月が川面をぎらつかせている
ぼくは見つめている
なにかを吐き出したくなっている ...
つうきんちゅう
きれいなひとと
たくさんすれちがった
かえりみち
きれいなこいびとたちと
たくさんすれちがった
いちにちのうちに
こんなにたくさんの
こいがうまれて ...
紺碧の空はちぎれた
それが青い花になった
だからあなたは
空のしたの青しか信じなかった
あなたのそんなメルヘンを
まもりたいと思った
そう思った刹那から
痛み ...
こころが感じたことを日々記している
こころ・・・
こころとは不思議だ
こころは私じしんであったり
ひとの感情を取り込んだものであったり
まったくの空想であったり・・・
(私は日々をたし ...
アカイキミト アカイオレガイタ アルユウグレ
ぽかぽかのはだかんぼうが笑ってる
泣きやんで群青の街風つめたし
夕焼けの影に手をふり明日も晴れ
湯船の中に身体を沈めて、肺の中を空っぽにするまで息を吐き出した。
「おい」
「何だ、珍しいな。お前から俺を呼ぶなんて」
「聞いてただろ?あいつが帰ってきやがった」
「何だお前、今更そ ...
変わらない毎日と言うのは、とても安心できるものである。俺が正気でいられるからだ。周囲の環境が変われば、俺もそれに柔軟に対応しなけりゃならない。彼女と付き合い始めた、と周囲に言われれば、それなりの反応 ...
人の結婚式なんて退屈だ
知らない花嫁さんに「きれいですね」と言い
何度も「あおめでとうございます」と言う
ほんとはちっとも そうは思わないのに
わたしは人の幸せなんて喜べない
なんて心のない ...
まちのすき間や
料理のかくし味や
音楽のうらがわに
そして、こころのどこかのしょっぱい海に
古ぼけた教室のような空間があって
気まぐれにドアがひらけば
そこには、
だいすきな人たちと ...
深海に潜るようにと梅雨が来る、それはさておき君は元気か
傘さえも寂しいですよ、と群れる夕、東京タワーがひとり濡れてる
遠くとも月のかたちがつなぐのに、その暗号を雨が閉ざすよ
不意打ち ...
白いシャツに反射する
その眩しい光
瞼を閉じても
君の残像に支配される
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
孤独
夏川ゆう
自由詩
1
09/6/19 18:51
切望
ウデラコウ
自由詩
3*
09/6/19 18:17
夏に至る
塔野夏子
自由詩
4*
09/6/19 18:10
手遊び
たもつ
自由詩
9
09/6/19 17:41
嘘
瑠王
自由詩
2*
09/6/19 17:21
ほたる追い
あ。
自由詩
17*
09/6/19 17:08
毛虫
非在の虹
自由詩
1
09/6/19 16:29
えいきゅう
AKiHiC...
自由詩
1
09/6/19 16:12
即興(ハート)
唐草フウ
短歌
5*
09/6/19 15:38
ぱぷりか/ぱぷりこ
佐野権太
自由詩
12*
09/6/19 15:17
頬に旅
唐草フウ
自由詩
6*
09/6/19 15:13
時には紫陽花のように
BOOKEN...
自由詩
3*
09/6/19 15:07
前をゆく人
within
自由詩
4
09/6/19 15:06
鏡
鈴木まみどり
自由詩
0
09/6/19 14:03
水栽培
照留 セレン
自由詩
2
09/6/19 11:36
山口誓子
アハウ
俳句
0
09/6/19 8:58
孤高〜虎狼の朱眼
Leaf
携帯写真+...
0*
09/6/19 3:15
「星受胎」(せいじゅたい)
月乃助
自由詩
5*
09/6/19 1:53
橋上
kaeru
自由詩
2
09/6/19 1:37
見知らぬところで
吉岡ペペロ
自由詩
6
09/6/19 1:27
こいのはて
小川 葉
自由詩
1
09/6/19 0:39
青い花
吉岡ペペロ
自由詩
2
09/6/19 0:33
詩
〃
自由詩
1
09/6/19 0:31
夏(七)
青色銀河団
俳句
0
09/6/19 0:29
面接(12)
虹村 凌
散文(批評...
1
09/6/18 23:55
面接(11)
〃
散文(批評...
1
09/6/18 23:55
けっこんしき
皐
自由詩
2*
09/6/18 23:36
再会
jin
自由詩
2
09/6/18 23:06
それはさておき君は元気か
たにがわR
短歌
2
09/6/18 23:01
Reflection
亀井 花名
自由詩
2
09/6/18 22:47
4424
4425
4426
4427
4428
4429
4430
4431
4432
4433
4434
4435
4436
4437
4438
4439
4440
4441
4442
4443
4444
4445
4446
4447
4448
4449
4450
4451
4452
4453
4454
4455
4456
4457
4458
4459
4460
4461
4462
4463
4464
5.25sec.