いつかの
この声の奏で
ふと思い
蘇る“きのう”は
年月の瞬き

辿っては返り
佇んでは戻り
リズムだけが進む

誰かが美しいと言った

言葉を追いかけて
想いを重ねて
メロディーに乗せた
いつかの
...
 
 
真夜中
いつもの丘の上で
木が空を見上げている

まさか木星を
故郷だと思ってるのでは

僕も空を見上げる

まさかあの青い星を
故郷だと思ってるのでは

木は僕と ...
ねばい黄色い熱が

女たちの声に裂かれている

それはずいぶん

長いあいだ裂かれていた

腐りはじめた原色

そのひかりが黒に吸われている

まばゆい闇の中で

彼女のこ ...
お酒は重めのモルトがすきで
お菓子ならビターチョコレイト
煙草は赤いマルボロ
食後はコーヒーにお砂糖を入れて

ボトムはいつもジーンズ
バイクはマグザム
サングラスはポリス
ネックレス ...
闇だと思っていたのは
毛布にくるまった僕

悲しいくらいに晴れ渡る白黒の世界

吐き出す不満と
ぼやけてく視界

もう少し深く
潜り込んでいけば

二度と戻れない

自由の世 ...
エジプトの砂漠の砂の下から

夢でお告げをきいたという少年が

僕の右足を見つけました


僕は兆しを疑ったばっかりに

右足を失いました


少年は僕の右足を使って

...
はげまげどんでよいくらい

いかしたあたま御披露す

はげまげどんでよいくらい

うわすべるのは言論でなく

はげまげどんでよいくらい

不謹慎ねとわらう奥さま

はげまげどん ...
エポケーエポケーポエムでエポケーマニュアル片手に16連射
ポインイッコイレルまたポインイッコイレル夢ならジューサー
夢ならずともジューサー貴方の頬に対して私が行なうべきは
平手か口づけかポインイ ...
五月の夜が更ける
上限を過ぎた月が
丘々を 森を照らし
小さなこの庭を照らしている
ほの甘い空気の中には
すでに夏の気配が かすかになやましく
ひそやかに 息づいている

室内では 夜 ...
ゾウの目が哀しくみえる
なぜなのだろう
死の色きさに深く刻まれた皺
ひそむ生とのたたかい
大きな家と小さな窓
見えない影を踏んでいる
王者のように
ゆうゆうとサバンナを歩く
その目に宿 ...
ナイーブもマッチョもメガネもとりあえず私の中でお眠りなさい


トレモロとトレロカモミロを脳内で比べるあいだにひろがる眠り


ねーちゃんとむーちゃんとりーちゃんと、とか優しくないのよ ...
種類別名称 :お酒
商  品  名:水波一夏
原  材  料:米
内  容  量:500ml

格    言:酒は「粋」ではない。
注    意:お酒です。酔うらしいです。危険です。

...
夕暮ころがる銀小鈴
にじみしたたる青さと船頭

サイレンの歌に死する。
真砂の青貝に覚めない潜伏

みじか夜 みじか夜
つっと向こうへ鎮座して

さざなみこなみ生むわらべ
みかんの ...
私が犬だったら駆け抜けるでしょう

荒野でもなければ、廃れた街でもない

あなたの闇の中を・・・・


あなたは拒絶反応を起こし

その闇に投げ込まれた犬一匹をいかにして殺すか考える ...
化粧っ気なんてなかったけれど
昼夜問わず私は色んな人を魅せていた。
今日は初めての人。
もう言うことは決めてあるの。
そうね。長いピンで私を引き留めて、
後ろ髪ひきつけてよ。
少しでも傷つ ...
千面体は ひかりを砕いてまきちらす

こまかい粒子になったひかりの粒は 

ひとつひとつが硬質なつぶてのように 

まわりにあるすべてのものを うち叩き続ける

そのおとは

くも ...
孤独感がかなりする。
もうじきいい年だというのに人間として成長していないからだ。
人のせいにすべきではないのだけど、昔も今も人の努力を笑う連中のせいだ!
そんな輩はいなくなればいいのに。消えてし ...
新しいドライヤーだけれど
白くてやわらかい
両輪がふたつに割れる

夢に見たんだよ
耳の後ろの痛さを

口ばしる
側に
置いておいてくれる人の大切さで
判ろうとするのは
恥ずかし ...
「届け!」

そう思い投げたボールは
砂ぼこりの中へ消えていった

小さな少年が織りなした
短い物語は

誰の心に届くこともなく
彼の心の奥へ消えていくのだ

少年 ...
過去と今つなぐIP二年越し

ヒザゆれるテクノのリズムはユザゆすり

この光渋谷に続く恵比寿へと
分けもわからず

戦いの中で消える灯を眺めて

そこから沸き上がる

闘志の前に話し合いど意味をもたなかった

わからずやのペンギンは

空を自由に飛ぶなどといった

たわいの ...
たとえばあなたの
ことばひとつひとつが
あたしの細胞の
いちいちに染み込んで

思想からからだまで
みるみる変えていくことや

うまれて初めて
悲しみからでない溜息を
つくりだして ...
高く飛べなくてもいい

少しだけ

飛び上がるくらいでもいい

ハネはいらないかな?

大きく息を吸って

まぶた閉じれば

信じられないほど

遠くへ ゆけるんだ。
アメリカ人たちと会議をするといつも
合理性のなかに弱さが同居しているのを感じる
それは金融危機の起こる前からの印象だ
彼らの言葉にはまず結論がある
彼らの言葉を使うとき
僕らは結論から話すのではない
...
時々ここがどこなのかわからなくなる

僕の居場所はどこだろう

心の休まる場所はどこだろう

明日僕は笑っているだろうか

本当に行きたい場所はどこだろう

今日誰かに話した言葉は ...
ロンダの住む赤茶けた家は
アダレの街外れの丘の上にある
朝方、ロンダの澄んだ歌声が聞こえてくるのを
街の人は微笑みながら聞いた

 ※

アダレの街に徐々にネオンがと ...
 
 
ストッキングの
踵のあたりが破れて
熊の顔になっている

その熊に
首筋や背中を
何度も引っかかれたけれど
僕は死ななかった

真夜中
真っ暗な部屋に
NHKを灯して ...
わかった時にわかるのは わかることが重要だってことにつきる。
だって四六時中、それよりも重要なことがあるよって言われてるものだから。
でも、わかってみればわかるよ。わかることだけが、重要だってこと ...
雨の夜って好きだなぁ
ソルティドッグ片手に呟く夜中の二時
ベランダの手すりには雨粒がいっぱいで
むきだしの足のウラに冷えたコンクリィトが気持ちいい

夜って水の底みたい
キレイに澄んだ水の ...
片鱗を
失くした 記憶に近い
きおくとよぶと とおざかる

わたくし自身は そうで在りたいとは
どうしても思えずに隣の席を空けたまま

座ったきれいな女の人は
チョコをおいしそうに食べ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Kanade見崎 光携帯写真+...1*09/5/17 17:18
丘の上で小川 葉自由詩109/5/17 16:07
まばゆい闇吉岡ペペロ自由詩409/5/17 14:39
珍しく恋にうつつを抜かしてみる八月のさかな自由詩209/5/17 13:27
憧れの世界海 猫自由詩209/5/17 13:17
エジプトの砂漠の砂の下から瑠王自由詩1*09/5/17 13:04
はげまげどんヤヴォトニク自由詩009/5/17 12:19
ぜんぶ魔王の仕業なんだキリギリ自由詩009/5/17 12:08
五月の夜塔野夏子自由詩8*09/5/17 11:34
ゾウsya自由詩109/5/17 11:33
ネムリィあすくれかお...短歌1*09/5/17 8:58
ひとなつの町の酒屋さんに行ったら、お酒の後ろの白いラベルにこ ...ひとなつ自由詩3*09/5/17 7:06
夏至こしごえ自由詩5*09/5/17 6:09
貴方は拒絶反応を起こし、その闇に投げ込まれた犬一匹をいかにし ...ひとなつ自由詩5*09/5/17 5:33
水穏(みおん...自由詩1*09/5/17 4:39
ひかりのおとゆびのおと自由詩109/5/17 4:16
無音Tama自由詩2*09/5/17 3:25
スティング梶谷あや子自由詩1009/5/17 3:00
最期の一球ark-ey...自由詩1*09/5/17 2:44
五反田ホリデイK.SATO俳句009/5/17 2:10
ペンギンは空を飛びたいようですこめ自由詩509/5/17 1:14
隠し事はちはちよん自由詩8*09/5/17 1:12
空を飛ぶのに必要なモノ李伍 翔携帯写真+...309/5/17 0:51
彼らの哀しみ吉岡ペペロ携帯写真+...509/5/16 23:53
居場所ヒロシ自由詩209/5/16 23:41
ロンダの青い空うめぜき自由詩4*09/5/16 23:26
小川 葉自由詩309/5/16 23:16
わかった時にわかることヤオハチ自由詩109/5/16 23:07
雨の夜の底で朽木 裕自由詩6*09/5/16 22:58
ヤオハチ自由詩209/5/16 22:43

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加筆訂正:
「 古書ノ声 」 /服部 剛[09/5/16 23:57]
終連を書き直しました。 
6.38sec.