キラキラしない雫が
後頭部の歪な曲線を
未練がましく伝い落ちて
塩辛い影を作っている
無頼な陽射しと
馴れ馴れしい湿気に
言い返す言葉もなく
帰り道の上をボトボト歩く
いく ...
いつの間にか夕餉の団欒の食卓に
像がやってきていた
別段大きくもなく、それで、多分誰も気づかなかった
そこで、
家族会議を開いて詳細を検討してみる
鼻はさして長くなかったが
耳は大きく ...
no required.
実家の風呂場にて。意味不明。
やさしさを踏み潰して
戦車が行く
威嚇射撃する
よく狙って
決して当ててならない
愛する人のために
愛する人を殺してしまう
テーブルの上にある
君からの置き手紙 ...
Tシャツを着て
日暮れの街を歩いて
何かを得てるつもりなんだ
ばかみたいだろ
まるで
人みたいだろ
普通の人みたいだろ
後ろポケットから
ブルースハープを取り出しても
射殺さ ...
新宿でお酒呑んで
終電で外回りのJR山手線に乗り、
新大久保を通り、高田馬場を通り、目白を通り、池袋で下車し、
東口から池袋駅を後にして、
次のお店を探す。
もしくは、タクシーを捕まえる。
...
The lie of 100 defended me.
The world of the truth cruelly hardened by the lie at time is warm. ...
君の誕生日に大長編をあげたい
大きく包んであげたい
消化にむかわなくていい
たこの吸盤はいたみだ
きみの目がみえない
僕が丹精こめてつくった
きみどり色したまめつぶ程度のふうせんを ...
改札口をでると広場は薄暮で
ほの暗い木々のなかに雀たちが鳴き渡っていた
こんな時間帯に、風にあたっているなんて、いつぶりだろう、
ベンチでたばこを一本燃やす
決然とベンチから立ち上がる ...
夜の公園をずっと歩いた
ふたりとも結婚式のかっこうして
二次会にはでずにふたりで歩いた
帰る場所はちがうから
夜がくるまで歩くしかなかった
好きだった頃は
ずっと好 ...
過ぎ去った時間とすれ違う
あの頃の亡霊が手招きする
恐れてなんかいないのに
前に進めないで立ち止まったまま
悲しい瞳をしている{ルビ理由=わけ} ...
090626
緊張感を抱いて眠る
ラジオの音が
頭の中のねじを
右に左に
好きなように回すのか
目が覚めると
頭が疲れていて
...
初めてをしよう
一つ分かつまで
何が見える
それを話していた
外から窓は白くて
君と話すこと決めた
夜は見えない
息や声、目の動きも
分つ病が欲しいこと
愛してゆけること
...
それはそれはとても空疎な事を露呈したわけです
階段をよちよち昇る自分のその後ろ姿をただ眺めていた訳じゃない
荒れ狂う波動にただ溺れたい訳じゃない
知る事の意義を肌で感じたいだけなので ...
仕方がないでせう?
仕方が無いなんかの一言で
済ますことのできる恋ぢゃなかったんですもの。
仕方がないでせう
返してもらったところで
満足できるような私ぢゃなかっ ...
母と父のものではない
母のものは
真昼に閉じた雨空
滑空する白色の鳥が堕ちる
その日から母と父は憎みあう者になる
母の影 が覆いつくす湿地帯
母は湿地帯に詩集を隠す
母の影 が覆いつくす ...
墓地へ駆けてゆく
姉を二階の窓から見た
学校の制服を隠したのを
姉のほこり臭い制服
血の付いた便器にしゃがんだ
汗のにじむ掌で鈍く赤い
姉の隠し持つ勾玉
汗のにじむ掌で鈍く赤い
血の付 ...
わたしは
待っているのです
朝がたに
たんぽぽが咲いているでしょう
わたしは
聞いていたいのです
橋の向こうから
...
かろうじてつながる
陽のなかの骨
白い壁が
歩き出しては消える
花の匂い
花の礫を残す
空より長い
影の上をゆく
ときおり丸い
鳥の火の音
...
すれ違う時 ハッとしてしまう
もうあなたが あらわれることはないのに
ほんの少し 面影が似てるだけで
赤の他人を 追いかけてしまう
今でも 泣きたくなる
夏は命の賛歌を歌っているのに
...
自分のことの様に想う
外の様子
きみのこと
電気はアタマの上に咲いてる
入れる指
要らないこと
小さく覗く
フィルムに太陽
手のひらの裏に透かす
水を
それもまだ
そ ...
今週会えるかな?
会えたらいいな
それだけ考えて
また1週間頑張るの
なんでこんな晴れた日に
なんでこんなときなのだろう.
ぶつかりたいし 名前を言いたいし
みつけてほしい
みつけて
みつめ
その指にあまがみをして
サンプリングをして残した ...
壮麗な楽の音と雑踏の期待
たった一つがために交差する
潮風のとりつく喧騒に
独立記念日の夜を迎える
高らかに、いわえ
いわえ、高らかに
確かめ数を増してきた歴史の顛末をあかし
...
01
図書館にパンが落ちていたので男は拾って食べたのだが、それはパンではなくムカデの足だった。
02
図書館の大砂漠で遭難した司書は一週間後に救助され、その翌年には大統領になった ...
朝から世界止めんなよマイコーwww
魔法とかいってオペでガタついた体でビーリーッて跳ね起きる
びっくりしただろ?
って白い歯だろ
わかるよ
だっていろんなマジックをサービスし尽くし ...
また、嘘をつきました。
嫌なことから逃げました。
馬鹿みたいで、
情けなくて、
申し訳なくて。
何やってんだろ...って
思う時にはもう過ぎていて。
ほら ...
0次元は点
1次元は線
2次元は平面
3次元は立体
…
n次元なら雲を掴めるかもしれない
どこまで行ったら
あなたの心を掴めるのだろう
「シアワセ」という音で
ひとの死を表す国があったとしたら
「シアワセニナリナサイ」という
祈りの言葉が怖くなる
たとえばお金を指さして
「シアワセ」と呼ぶ国があったなら
「 ...
別に、行くあてなんて無い。何処に行こうかなんて、考えてもいない。会社は辞める気だけれど、今後どうしよう、何て事は考えていない。取りあえず、セブンスターに火をつける。よく覚えていないけど、あの女が住ん ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
真夏日
nonya
自由詩
10*
09/6/27 9:10
「草原の像」
月乃助
自由詩
3*
09/6/27 8:10
本日の独り言 その五
A-29
自由詩
0*
09/6/27 7:43
置き手紙
小川 葉
自由詩
1
09/6/27 7:14
蛍を追って
竜門勇気
自由詩
1*
09/6/27 4:37
都市伝説
マルタ
自由詩
3*
09/6/27 2:32
100の嘘
三奈
自由詩
6+
09/6/27 0:51
20歳の誕生日君はよんぶんのいちおわったと言った
さわ田マヨネ
自由詩
1*
09/6/27 0:03
薄暮のなかで
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
09/6/26 22:30
好きだった頃はずっと
〃
自由詩
3
09/6/26 22:03
亡霊
いのせんと
自由詩
1
09/6/26 21:51
長官
あおば
自由詩
4*
09/6/26 21:46
ライオン
チャイ
自由詩
2
09/6/26 21:36
『粗暴な月と受動的心中』
Leaf
自由詩
1*
09/6/26 21:08
雨、恋シ
セルフレーム
自由詩
0
09/6/26 20:57
書かれた-母
非在の虹
自由詩
1
09/6/26 20:32
書かれた-姉
〃
自由詩
1*
09/6/26 20:30
し
乱太郎
自由詩
9*
09/6/26 20:20
午後とまなざし
木立 悟
自由詩
3
09/6/26 19:39
面影
within
自由詩
4+*
09/6/26 18:45
アンテナ
チャイ
自由詩
2
09/6/26 18:00
ねぇ 知ってる ?
柚
自由詩
1*
09/6/26 17:51
1639
唐草フウ
自由詩
4*
09/6/26 16:40
独立記念日
月乃助
自由詩
3*
09/6/26 15:06
図書館物語
たもつ
自由詩
31
09/6/26 13:29
?
丘野 こ鳩
自由詩
7*
09/6/26 13:22
嘘
モコ
自由詩
2
09/6/26 13:17
多様体
sekka
自由詩
1
09/6/26 11:30
シアワセの国
千波 一也
自由詩
3*
09/6/26 11:18
面接(18)
虹村 凌
散文(批評...
1*
09/6/26 11:12
4414
4415
4416
4417
4418
4419
4420
4421
4422
4423
4424
4425
4426
4427
4428
4429
4430
4431
4432
4433
4434
4435
4436
4437
4438
4439
4440
4441
4442
4443
4444
4445
4446
4447
4448
4449
4450
4451
4452
4453
4454
加筆訂正:
20歳の誕生日君はよんぶんのいちおわったと言った
/
さわ田マヨネ
[09/6/27 0:08]
引用ブロックを追加しました
4.43sec.