シングルベールシングルベール季節はずれのやどり木の下キスをして。

舌を入れるのはまだはやすぎるのかと思っていれば入ってくるのは舌で。

はしたないと想われたく ...
岬の白い道を歩いてゆく
突端をめざして一歩一歩
五月の空は
高らかに晴れわたっている

風が吹く
記憶が吹く
波が聴こえる
記憶が聴こえる

岬は細く長く
なかなか突端にはたどり ...
朝焼けの方角に
あなたがいることを
突然
私は思い出す

世界が
太陽にしがみつき
生きているように
そして
忘れているように

あなたを
思い出さない一日が
ひらり
乾い ...
実際に不況というやつ感じてる。周りも貧乏で慰められる。


今晩は酒が飲めると思うとき、思わず仕事の手も速まる。


一日中パソコンに向かい肩こりだ。飼い猫抱いて毛布にくるまる。


...
灰緑の目を拾い
ひとつ聴き
またひとつ拾い
またひとつ聴く


頬の上にあるのに
見つけられない
遠い遠いはざまから来る
遠すぎてかたまりの音の群れ


笑みや ...
ホームに立っていると
不意に背中を包む非道い手の感触
音が消失していき
皮膚が離れていく
トン
と、背中を押されると
バランスを崩した肢体は
地上を離れていった
近づけ ...
芝生の上で
ファーストキッス
ラブレターの嵐
家の前に犬の散歩

マフラ
バインダー
ビーズ細工
チョコ

秘密の会合
フォークダンスで握った手
待ちぶせ
人造ルビーのお守り ...
転調する夢の中に
あなたは また
夢の中のあなたを
訪(オトナ)う

澱んだ夜に
薄く流れる血の
膜を 刺のような
視線で突き刺す
と あなたの表情は
わづかに歪む

あなたは ...
幸せな過去の時間を戻せたら今の未来も許してあげて           花をめでる綿雲があった
  その綿雲を抱擁するそらがあった そして
その深いそらからは 天使の梯子が降りていた

           そんな昔はわすれよう
       ...
赤、青、黄色、黒、白
切って、
泳いで、
胞子、
そこに命はあるか?

太陽、月、花、動物、死体
本当は優しくて、
淋しがり屋の女の子
目を逸らさないで
しみついたカーテン
コール・オーダー・リピート
あいているノブに触れないと
指紋がわからなくなるから
その先にまぎれる長椅子の影しか
入れないすみに 磁石を落とした
耳たぶにくい込めない鎖 ...
GW嫁さん東京おれ留守番

新芽時病は篤く布団虫

葉桜に隠れて遠し友の顔

心には新芽萌えたり火を抱いて臥す

この春も病の治癒を希望する

俺だってどっか行きたいおらが春
ロックやらパンクやらブルーズやらオルタナやら、とにかく音楽の歌詞ののろいを自分の詩が受けているなあと感じたときに、のろい返しをするように、バンド名をタイトルにして詩を書いてみようではないか、というスレ ... 片目とじて高層ビルのてっぺんを愛撫するほど遠いきみの背


くちびるが世界、とひらき漏れ落ちる欠片のなかにわたしは棲んで




カレンダーに王冠を描くもう二度とあうことのないひとの記 ...
 
星と星の狭間を
人差し指で、なぞり
名前を生み出して
 
明日の何処かで
煌めく胎児達は
新しい呼吸法を習い
 
希望に満ちた
我が儘な産声を上げ
人差し指、から伝わる
愛 ...
わたしはどこにでもゆける

わたしはいつだってゆける

あなたの手のひらが、わたしとつながらなかったとしても

それがわたしの大地を肥やす水になり、炎になるだろう

あなたは嘘をつ ...
{引用=シロップに
涙を溶かして
ノンアルコール
カクテル作ろう

夜を飾る星
三日月の船
誰にも似つかない
孤独のアクセント

君はまだ
夜更かし少年
なんにもないか ...
夕暮れまで遊んで
楽しく笑って
喧嘩して泣いて
何と無く時は過ぎて


帰ろうとする
私の手をとり
「もっと遊ぼうよ」
震える手に
私も肩を震わせた


本当は
「バイバイ ...
俺は笑っちまったよ
死ぬわけねーものが死んだ
そんなん誰かの都合のいい嘘さ
おお
あんたが死ぬことなど無いさ
つまらない嘘が消えるまで

あああああああああああああああああ
いまわ ...
ゆっくりと伸ばした白い板の上で
それでも会議は終わらなかった
鉛筆をぐるぐると動かすと
難しいことばかりがかたち、になっていく
僕らの体は水に溶けるように出来ていて
ペットボトル一本分で
...
バスドラムを踏みすぎて
ブラッドベリィはくたびれた

チャーリー・パーカーが着くころには
心は真白い駅舎の中

誰も悲しい夢を見ない
あるひところの黄金時代を

取り戻そうと音楽は
...
良く晴れた真昼に

思うのは
きみのこと





汗ばむ

背中

首筋

手の平


私の体の
いたるところに
きみを思う
どかどかうるさいロックンロールバンドが
多摩蘭坂を越えて町にやってきたあの日から
僕の心に響き続けてきたスローバラードが
ついさっき聞こえなくなった

どうしたんだ
機嫌直して
いつ ...
すみからすみまで
あんたってわけじゃなかったけれど
アンタがいるから安心だった
アンタがいるから安心してた
難しいことじゃなくて
ベイベーってだけで
いろんなことを
おしえて ...
引っ掛かってしまった





ファスナー。



みたいな、恋愛ばかり繰り返して。



向き合わなければいけないものを無視してる。



欲しいのは、快楽ではな ...
なんにもない

なんにもない


あたしには 何にもない

あの人たちは 楽しそう
だけど あたしには
何にもない

朝おきて
お弁当つくって
食器洗って 洗濯干して
間に ...
求めている/
近くにあるのに遠くしている/
いつも僕の欲望のせいだ/
みんな頑張っているのに/
駄目かも知れないから/

外灯がお花畑のようだ/
ビールを飲んだのは僕だから/
きみを忘 ...
 
 
駅前で
象が似顔絵を描いてる
めずらしいので
たくさん人が集まってる
似顔絵はとても上手だけれど
鼻だけ象みたいに長いので
群集の歓声はどよめきに変わる
目から涙が零れてる
...
ぼくはひとりだ
ハブラシは両手いっぱいあるのに

ぼくはひとりだ
一度に100人のコを愛することもできるでも

ぼくはひとりだ
そっと優しく髪の毛を洗うけど抜け毛が酷くて

ぼくはひ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
「 舌心。 」PULL.短歌1*09/5/3 11:45
塔野夏子自由詩5*09/5/3 11:30
朝焼けの方角にuminek...自由詩3*09/5/3 11:29
ほれほれな日々非在の虹短歌209/5/3 11:18
うたうたいへ木立 悟自由詩409/5/3 10:32
分裂するいっと自由詩009/5/3 10:32
初恋ペポパンプ自由詩6*09/5/3 9:50
99のアイロニーのためにフクスケ自由詩109/5/3 9:41
病気十六夜短歌109/5/3 9:39
猫背の囚人信天翁自由詩109/5/3 9:30
サブリミナル蝶澤自由詩109/5/3 9:23
導火線砂木自由詩5*09/5/3 8:59
GW渡辺亘俳句009/5/3 6:09
バンド名をタイトルにして詩を書こう過去ログ倉庫09/5/3 3:06
ロスト石畑由紀子短歌5*09/5/3 3:02
御手琥霙ふうり自由詩1*09/5/3 2:32
母親猫のひたい撫...自由詩009/5/3 2:32
ノンアルコール・カクテルゆうと自由詩1*09/5/3 2:27
別れの詩三之森寛容自由詩4*09/5/3 2:18
忌野清志郎が死んだってよ竜門勇気自由詩3*09/5/3 1:27
恋文霜天自由詩009/5/3 1:10
五月の音楽瀬崎 虎彦自由詩1*09/5/3 0:35
汗ばむ季節またゆでたまご自由詩009/5/3 0:28
スローバラードが聞こえなくなった夜に楢山孝介自由詩4*09/5/3 0:16
そんなに考えることはないホロウ・シカ...自由詩1*09/5/2 23:52
ファスナー。自由詩209/5/2 23:37
なんにもない蒼木りん自由詩009/5/2 23:18
ひとはじぶんを許している吉岡ペペロ自由詩509/5/2 23:07
象の出来事小川 葉自由詩209/5/2 22:51
ぼくはひとりだそらの とこ自由詩6*09/5/2 22:32

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加筆訂正:
ほれほれな日々/非在の虹[09/5/3 11:19]
語句修正
ほれほれな日々/非在の虹[09/5/3 11:19]
タイトル修正
5.29sec.