蜜は甘い香りを放っていますか?
仕草、瞳にもどかしい気持ちを
抱いたのは何年振りかしら
解き放たれた温もりは
皮肉なエゴイスト
砂塵に消え去る詩人
罪は甘い香りを放 ...
上がる気温
冷たい飲み物
紫外線
日焼け止め
イタチゴッコの
夏近し
美しい自然を残したい
美しい地球を残したい
美しい気持を残したい
美しい未来を子供達に
争いのない
平和な世界
一人一人の幸せの為に
生きたい。
安心を胸に
手に花を持って
...
さざなみを抜けたところに
その発現は在った
羅針盤に映るものは
葉脈のかたちをした
画一的な思考かも知れず
飽和した感性かも知れなかった
美しき花の影よ
僕はそこに
都 ...
きっと しぬなら
ここが いいな
口許に両手で
まっすぐに支え持つ
大切なものが
ひとつも目に入らないようなのがよい
最初からいままで何も知らず
何も持たなかったかのように
最 ...
お昼休みにメールをチェック
件名:「虹が出てるよ!」
本文は、ない
数時間前のメールだから
虹はとっくに消えている
でもね
見えた
見えた気がしたよ
夜、帰りの電車でメールをチ ...
駅東端の改札を抜け昔ながらの踏切を渡ると
南口商店街の低い軒先を飛び交うツバメ達に出逢った
桜は散ったばかりだと思ってたのに
あっという間に日傘手放せない季節となってしまったんだよね
...
新緑に禁断の性 見てとって
濡れた幹に傷を負わせて樹液飲む
雨雲の豊饒の胸より乳こぼれ
わたしをつれていってくれるの
衝動的にマンホール
わたしの時間軸
ぶれまくればいい
どーんといってダイブ
そらからふってきて
空に召されたい
あなたのいない地球なんて
彼女 ...
街は廃墟となり
燈に朽ちてゆく
大地に謳歌し
力に順応し
空を忘れて化石となった
モノよ
地を繋ぎ
天を繋ぎ
争いを亡くした
私たちの未来は
たった一つ
彼らに終わる ...
永遠という名の、
花を憶えている。
綺麗に咲くのは、
野原を嫌うから。
砂漠を選んでは、
行く道を探して。
出逢えた蜜蜂は、
本当に優しいの?
194日が過ぎ、
記憶 ...
社会で生きていくことの意味について悩んでいる私に対して、「まだそんなこと考えてんだ」と鼻で笑っていたけれど
四月一日、その人の刑はもう執行されて、遥か遠くに旅立った。
私はそれを最後ま ...
同級生のお腹をなでて、
救われるこの気持ち
てこの原理で性的干渉、
制服は醤油の匂い
思春期の心は、
食中毒
駅前でドーナツ食べて、
明日の自殺を延期する
母の買った変な服、
ポケット ...
苔むした停車場に蝶がそっと下りてきて
星のあいだからこぼれた風に揺れました
右肩はあいかわらずからっぽだけれど
線路の向こうにはあなたがいるのだから
許しにいきましょう
うそつきでやさし ...
ほほう ではあなたが寝入った直後に串カツが現れたと…
しかし寝入り端に揚げたてサクサクの串カツが枕元に現れても
寝ているから分からないのではないですか!
世界中のつむじが
僕を巻き込んで渦巻いてる
此処から見えるあらゆる朝焼けと夕焼けが
一緒くたになって
僕の瞳に虹を生む
言葉にならない全ての知識が体中を流れる
...
私は二つの中国の面を持っている。
父の形見、とても大切なものだ。
陰は白、陽は黒。
こうして手にしていると不思議な力、大きな力を感じる。
深い謂れを父から何度も教わったのだが…、
白面をチナ ...
水の中には
君がいるのだろう
めびれを使って
泳いでいるのだろう
えら呼吸を
上手にしながら
僕はまだ
顔を洗うことも怖くて
人は
そのえらで呼吸し
そのひ ...
踊りあかすは
月のミラーボールの下で
なんだかんだと言い訳や
愚痴が増えてきたけど
一晩踊りゃそんなの
場外ホームランだよ
だけど早くしないと朝日が登る
時間 ...
おたまじゃくしたちはみな元気です
明るいネクラの未婚
賢しらな{ルビ猿=ましら}の胃の中で
自詩も
アポトーシスも悪くはないけど
溶けもせず
溶かされもせず
ひとりひとりのとおり ...
どうか攫ってどこへでも連れて行って
まるで恋にでも落ちたかのように
二人惹かれ合って
あなたに降る不幸を全て拭う
大きな木になりたい
あなたに降る幸福を木漏れ日に変える
大きな木になり ...
だまりこんだ緑色の空は物思いにくれていて うわのそらの水色の空は雲も流さず思案中 ...
木々、たいよう、風、ねこ、ひとみの色と涙のあと
クローバー、すずめ、子供たちの無防備なからだ
誠実、不誠実、夕もやに消えたため息の影
妊婦のおなかと、マニキュアのはがれた爪
海 ...
水を巡るたび
水は遠くなる
粉と粒 途切れ途切れの
真昼の声
岩と鐘
傾きが集まる野
見つからない 草色の器
見つからない
わたし 電飾
惑い 召喚
...
「研二様、3番窓口までお越しください。」
待合室の椅子でうんざりするほど長く待たされた
私は、
その声を聞き、やっと順番が来たという
安ど感とともに、
腹立たしさも湧いてきた。
今まで ...
著者は第16回詩と思想新人賞を受賞した橋爪さち子氏である。
すでに二冊の詩集を出されていて、もうベテランの域に入っていると言ってもいい詩人が新人賞を受賞したのは、
そこに新鮮な感動と発見があるか ...
あたしらしさって何だろうと自問すれば
それはかなり
どうでもいいことだったりする
トートバッグの中に
マンガが1冊、新書が1冊
リップが2本、マスカラ3本
電気料金のお知らせと
映画 ...
休日はらんぷの灯の下に
古書店街で買った
古びた本の、頁を開く
少し引っ張れば
すぐに千切れてしまいそうな
薄茶けた頁に並ぶ無数の黒字は
遠い過去から語りかける
音の無 ...
亡き祖母の和室を書斎にして
らんぷ灯の下に
古書を開く
この和室で
祖母が永遠に眠った
あの日から
部屋の隅に置かれた受話器は
お辞儀をしたまま黙っている
背後 ...
カウンターに
二つ並んだ
赤と白のワイングラス
君は言う
「はっとりさんは、孤独なの・・・?」
僕は言う
「詩人は皆、寂しがり屋なのかなぁ・・・」
君は言う
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
蜜ノ罪
水穏(みおん...
自由詩
2*
09/5/12 14:17
今年もまた
未完
自由詩
3*
09/5/12 13:09
月桂冠
ペポパンプ
自由詩
6*
09/5/12 12:31
水中都市
オリーヴ
携帯写真+...
6
09/5/12 12:15
スターバックスコーヒーで死にたい
因子
自由詩
5
09/5/12 11:31
虹
ふるる
自由詩
5*
09/5/12 10:59
夢つばめ
恋月 ぴの
自由詩
25*
09/5/12 10:37
樹液 飲む
アハウ
俳句
0
09/5/12 8:44
いつ
唐草フウ
自由詩
3*
09/5/12 8:10
疫病
夜恋
自由詩
0
09/5/12 4:49
白夜夢
邦秋
自由詩
2*
09/5/12 3:37
パッヘルベルのカノン
かのこ
散文(批評...
3
09/5/12 3:30
スクールダイアリー
k o u ...
自由詩
0
09/5/12 2:33
春のおわりに
灯兎
自由詩
2
09/5/12 2:13
串カツの侵入
サトタロ
自由詩
3*
09/5/12 1:35
世界中のつむじが
瑠王
自由詩
3*
09/5/12 1:18
陽炎
柊 恵
散文(批評...
6*
09/5/12 1:09
水辺の日のために
小川 葉
自由詩
0
09/5/12 0:53
ダンスホール
こめ
自由詩
4
09/5/12 0:48
草冠とレインクラウン/詩の中のかわず
海里
自由詩
1
09/5/11 23:58
菩提樹
浅井実花
自由詩
3
09/5/11 22:54
空の心
寿 雪野
自由詩
0
09/5/11 22:22
美しいもの
八月のさかな
自由詩
2
09/5/11 21:30
真上から
木立 悟
自由詩
3
09/5/11 21:18
告示・通達
ケンディ
散文(批評...
0
09/5/11 20:35
詩集『乾杯』橋爪さち子
渡 ひろこ
散文(批評...
6*
09/5/11 19:49
マンガと新書とカラーリップ
うめバア
自由詩
3*
09/5/11 19:43
「 古書ノ声 」
服部 剛
自由詩
8
09/5/11 19:41
石ノ顔
〃
自由詩
3
09/5/11 19:24
孤独ノ方程式
〃
自由詩
2
09/5/11 19:13
4413
4414
4415
4416
4417
4418
4419
4420
4421
4422
4423
4424
4425
4426
4427
4428
4429
4430
4431
4432
4433
4434
4435
4436
4437
4438
4439
4440
4441
4442
4443
4444
4445
4446
4447
4448
4449
4450
4451
4452
4453
6.58sec.