http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2009/0510/index.html
  (NHK日曜美術館のページ)
  昨日新日曜美術館の再放送でパウル ...
マシュマロ島がくるくるまわりながら
洗濯機の中身のようにまわりながら
汚れ落ちのように
溶けてゆくのです
ココアがだんだん白くなる

さっきベランダに来てちょっと鳴いて
行ってしまった鳥 ...
空色のソーダ飲みたしこの日和


青空にストローを挿し飲む 光


光に住む住人と会話している
見上げてはゆたりゆたりと風鳴らす


灯火が心の中に灯っている


街の灯がまたたいて強き風
 長旅は遂に終わる
 故郷は思い出せぬほどに遠く
 削れた左足は針のように細く
 垂れた垢汗血涙は大地を穿つ
 両の腕は脚代わりに杖を突く
 三本足の旅人は声を聞く

 父は遠くから来た ...
いかようにも掲げた旗は
マンモス柄よろしく
毛づくろいをハジメ
祝河に
賛賀に
哀構えては
喜びと諭す
猫の欠伸
薄い唇は歌舞伎のようで
ヨー、世、良いと
一区切りに
ニャーと鳴 ...
雨音が融和した

水滴が調和した

なんとなく隷属した

迎合は心地良い、と

終には繋がる事に陶酔した

霧も靄も集い雨粒になればいい、と


固まることで優位ぶるおまいら ...
いつもこんな距離だった。

君がまだ少女だった頃も、日の出を見た公園のベンチでも、電車で偶然会った時も。僕らは横に並んで座っていた。


僕らは小さな話を沢山並べて星に投げた。ひとつ話を終え ...
「ブタが来るらしい」
マスコミで臆病人間が囁く

コーンフレークに注ぐ冷たい牛乳
ふやける前に急いですくうシリアルメニュー
私の朝食は海難救助に似ている、とは毎日思うことだが
それでは ...
いかにも甘えた声で男を叱って
夜通し喘いでいた隣の部屋、
今は男が怒っている
机を叩いたり、ガラスか何かをがしゃんと言わせたりしながら
強い語気で呟くように何かを言っている、もう三時間もずっと ...
A.恋愛経験あり、結婚経験あり、離婚経験ありのうつの人
B.恋愛経験なし、結婚経験なしの普通の人
 
この場合、一般的にAとBどちらが幸せだと言えるのだろうか。

Aはうつだから、不幸?
...
主食茄子の子がとても活発


僕おとこです。二割引きです。
期限切れの“愛してる”

捨てきれず抱いたまま胸の奥で微かに揺れた

ハッピーエンドは架空の生き物

期限を知らない

物語の中の
 
真実という言葉、

時々わからなくなる僕。

嘘が目の前で流れてる、

その事実こそがまた真実。

記録に運を認めれば、

総てが運と映るように、

世の総てが真実と呼べる。
...
ポニーテールが似合うと君が言ったから
バイトに行くときは必ずポニーテールだった
可愛い髪飾りを買って パーマをあてなおして 切るはずだった髪も伸ばした

女の子っぽい子が好きだと君が言ったから ...
幸福とはなんだろうか

世間的にいう寿命で

たいせつな人達に看取られながら

死ぬこと、

僕ははっきり覚えている

小二のときそれをテーマにした絵本を僕は描いた

中二のと ...
磁力線リコネクションそら飛んで行け
百万年前の熱核遊戯今降る

太陽は五分周期の変光星
ニュートリノ質量あっての軽やかさ

光あれ暗闇もあれビッグバン
星間風ヘリオ坊主の天気予報

...
飲み干したら、

気持ち悪くなった。

ただ。

澄んだ青空は、

見えた気がする。
海が青く見えるわけをいくつ知ってる?

夢路のフェリーをたどれば
水脈の狭間に浮かんでいるクラゲたちの
そのくっきりとした輪郭

流れ藻のかげには小魚たち
大きな魚も隠れている
飛び出 ...
ゆるやかな曲線を描いていた
やわらかい海で溺死していたら
待ち侘びた春もいつの間にか
逃してしまって


後悔よりもただ無情のため息が出た
手のひらから零れお ...
 生乾きの芥子の花が
 白い煙をもくもく出して
 修行僧のように黙り込んだまま
 燃えているときに
 わたしはただ
 真新しい注射器のことを思った
 腕に針が刺さるとき
 いつもわたしは ...
季節はいつも虫の鳴き声に寿がれていた
それがコノ、苫屋の蔦茂した夕暮れの
遠い景色の移りゆく様の記憶
土と草と太陽と
月と
日の燃えさかりの向こうには
仕てやり顔の
君がポーズを極めてい ...
 
 
妻が
手袋を
編んでいる

早く手袋に
指を通したい
わたしと妻の
子供が待っている

やがて
できあがると手袋は
子供の指に
通されたくなっている

指を通す ...
鳥籠でアダムとイブを飼ってます つまりは私、神様なのです


神様の役もあんまり楽じゃない。掃除にエサやりもうメンドイナ


あ、そうだ!「試練」とか言って放しちゃえ!さてさて次は何を ...
セックス自重 ストップドラム
それでも鳴り止まぬものが一つある
下り坂では転げ落ち 登り坂では迂廻する
辛うじて世界の底にいる(自分の意思によってではなく)

国会議事堂爆破予告盛り上がる愚 ...
鍬を入れる

びっしりと雑草はびこる庭の

縺れに縺れ こんぐらかり絡みつき合った

根と 根と 根と 根 に

土の底から 酸素を送り込む

 ミエナクナッテイタ

 イ ...
頼むから泣きやんで
おいしいご飯作ってあげるから
泣かなくてもほら
飲み物もちゃんとあるから

あとはね

ほら

私の愛情

わかるでしょ?

私はきみの特別だし
きみも ...
草のよこに
好きな
歌を並べる。

ロロロリル
ラル ──
今度誘われたら
断ろう、と思っていたらしい。
(あんまりじゃないか)
遠く崩れる雲を
見つめているよう ...
風をひとにぎり
テーブルに集めて

太陽のひとかけらを
ポットにそそぐような


やわらかな
白い花を添えて


そうして
優しく
わらうのです


しあわせは
こんな場所にあると


私は思 ...
スライドする
月が笑う
夜の窓辺

憂鬱を孕んだ
胸が冷える鼻先

わたしはわたしの行方を
ポケットに押し込んだまま

吸い込まれる
終電の渦

たった1mgの錠剤で
繋ぎ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
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加筆訂正:
夜の四隅のために書いた詩/瑠王[09/5/18 11:50]
すみません、昨晩タイトルを変えたさいに一部文章が切れていました。今朝7時半に訂正しました。
6.27sec.