あさとよる
うみとそら
砂浜は境界線
ふたつでひとつ
よせてかえして
あいまいに笑ってる
目はふたっつ
耳はふたっつ
瞬きのためいき
ふたつでひとつ
すってはいて
風が遠くを ...
からりからりと晴れた空
君は何を思うのだろう
溜まった洗濯物は風が揺らし
休日の私は君に揺らされる
いっそのこと
忘れてしまえば良いのに
忘 ...
小さい大きく感じは下がれ冷たく爪からさかく
あの山のため息はため池死んだ不利をして片手でその撮ってね
その手でくり貫いた眩しくはない空にふれて耳から時が流れる
耳から聞える時計の音
降って固く雨がなるように
つないでいた手を
静かにはずし
あなたをみつめ
終わりを悟る
ステップは完璧で
くねらせた肢体は
スタンディングオベーションの花道に
これが最後のステージと
...
{引用=さっきから
同じ音
同じ声
同じ言葉
きこえるかい、
きこえるんだ。
嫌気がさしたりしないかい
光は射したりしないかい
それはないな、
ないな。
...
幼き日の僕には小さな世界で
起きている出来事が当たり前だと
思っておりました
家族の団欒など妄想の域で
何所の家庭も寂しい食卓なのだと
思っておりました
自殺したいと 殺して欲しい ...
いっそのこと
子供みたいに泣きわめくことができたなら
どんなにか救われるだろう
だけど今の僕は
涙を流すこともできず
ただただ
心が闇に閉ざされてゆく
本当は
こんなに暗い ...
皮膚の下に
いつも消えない断絶がある
電気が切れて、30分は
花嫁の
夢に用意した砂の中で
炎症している水を「見つけて
逃げてゆく
赤いキャップ、海の貝がら
いま此処には無い
心 ...
ちらかった部屋で
宝物を探していた
いつからか欲しいものは直ぐにテノヒラはを開いたら
そこにあった
暗い独りぼっちの部屋で
僕は人形と一緒に住んでいた
いつも鉄の檻 ...
君は頭のごくわずかなすきまに
生温かいミルクを注ぎ込んで
僕を騙そうとする
不安な宇宙を満たすそれが
なんなのか分かったとき
君はもういなかった
君は誰?
過去進行に思いをめぐら ...
何時か私は朽ちるわ
何時か意思は果てるわ
何時か涙は枯れるわ
何時か貴方も気が付くわ
物語が終れば
何時か私は朽ちるわ
何時か意思は果てるわ
何 ...
病院になんか行きたくなかったわ、1週間も。
三年半もいたのよ。それに、
まわりは、おばあちゃんやおじいちゃんばかりで
話あわないもの。
でもね、こうして帰ってくるとね、兄ちゃんがニコニコして
...
いまのわたしの「しあわせ」を
機械で数値にできるなら
きっと
《計測不能》
と、出るだろう
暗い中、自分の弱さに涙を浮かべた日は
まだわたしの内にくすぶるけれど
...
母さんに褒めてほしくて。父さんに褒めてほしくて。演じるイイコ…
よく似てる。よく似てる。って言わないで。
アタシハアタシ。
あたしだけ見て…
幸せよ。あなたの胸 ...
描かれた絵画とはウラハラに
散りばめられて、濁った水が滴る
水を流し込んで、混ざりあった絵の具を溶かしてく
水に跳ねて本来の色を取り戻しながら
パレットは、平たい固いプラス ...
いつもぽかりと空いている南の空の穴が
今日は埋まっている
穴は穴だと自ら信じなければ
穴でいられないのだと気付き
隠れたのでしょう
あなたは白球
土や草、空気の抵抗がなければ
死ぬま ...
梅のすっぱいにおいに酔っ払う
華に群がるみつばちは私
どうか どうか
こんな虫ですが、甘いくちづけを致しませんか
甘い蜜で夢を見るお礼に、世界へいざないましょう
...
レトロな花柄ワンピースに
包まれたあたしが踊るのは
腹黒のワルツ
赤いハイヒール三拍子に乗っかって
追い詰められていく
逃げ場のないダンスフロア
遮るものは何もないのに
...
声にして
壊れてしまう
想いなら
胸に抱いて
ただ密やかに
野良猫を叱るために
名前をつけた
せっかく咲いた花の匂いを
ふるびたさかなの骨で
台無しにしたからね
眠れるはずの夜は
色が薄くて
もう愛想が尽きた
昨日歩いた川べりで
...
世界地図を定規で測ると
あなたとわたしを遠ざける
この距離は五センチにも満たない
この地球には海があって
広い広いそのどこかに
憧れているあなたの町が
浮かんでいる
上空に照らす ...
私は三ツ矢サイダーやカルピスウォーターがのたまう青春に惑わされずに生きてきた。
それが甘いことに腹が立つからだ。
水に砂糖を混ぜるのは
テレビで人を騙すのと同じ
アンタはそれを ...
毎日を
流していこう
昨日を残して
汚さないように
小さな傷は
気にしない
ピカピカに輝く
明日のために
あなたの言葉が
重過ぎたので
きのう貰った羊羹を
切るみたいに
二等分する
それでも
まだ 重過ぎたので
また 二等分した
羊羹だったら
小さくなるのに
あなたの心は
軽くは ...
電車はもう乗り終えた
飴の袋もからっぽ
歩き出す
足元の道はごつごつしている
日の光は花や木にばかり当たっている
ような気がする
水が飲みたい
と思った矢先に
湧き水の立て札
山深く ...
La Roue de Fortune
[正]
運命の車輪は巡る
『見つけた』
仮想空間文字だけの世界
ビジュアルな媒体より
白と僅かの黒の世界で
葛藤や喪失が文章だけで伝 ...
La Roue de Fortune
[逆]
回転する
車輪は
あなたとわたしに
冷笑をあびせ
無駄な抵抗を続けながら押し寄せる終焉を客観的に観ていた
過去の教訓など忘れ
自 ...
ふせた長い睫毛が
まっすぐにこっちを向いて
貫かれるんじゃないかと
どきどきした
ばかみたいだけど
向き合ってね
一定の距離を
大切にしていると
もうこんなに
こんなにせつない
...
ウゥーいくぜー!
怪我なんて何のその!
オーライト、カモ〜ン!
腹にサラシ巻く
歯を食い縛って
その時間を耐え抜く
笑顔ができない。
挫けそうになる。
そうしていつも
乗り越 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ふたつ
夏嶋 真子
携帯写真+...
19*
09/5/2 10:29
水色の空
伽茶
自由詩
8
09/5/2 8:23
朝と夜が楽しくなる
十二支蝶
自由詩
0
09/5/2 6:18
黒く服
〃
自由詩
0
09/5/2 5:59
ラストダンス
yoyo
自由詩
1
09/5/2 4:30
てのひら
ゆうと
自由詩
3*
09/5/2 2:38
ごめんなさい
AKiHiC...
自由詩
1
09/5/2 2:31
いっそのこと
ヒロシ
自由詩
2*
09/5/2 1:35
夜を思い出すために立っていた
梶谷あや子
自由詩
7
09/5/2 1:28
荒野の城のてっぺんから
こめ
自由詩
4
09/5/2 1:24
レールハードプラスチック
ひとなつ
自由詩
6*
09/5/2 0:59
対象
徘徊メガネ
自由詩
1
09/5/2 0:49
michi物語3
草野大悟
自由詩
1
09/5/2 0:13
「しあわせ」に誓う
逢坂桜
自由詩
2
09/5/2 0:07
アタシヲミテ…
ユメサキハル
短歌
1*
09/5/1 23:34
パレット。
終
自由詩
1
09/5/1 22:57
浮遊
高橋魚
自由詩
1*
09/5/1 22:26
蜜蜂乱舞
蝶澤
自由詩
1*
09/5/1 22:18
Dance
百瀬朝子
自由詩
2*
09/5/1 22:01
待つ
柊 恵
短歌
3*
09/5/1 21:44
しかられて
銀猫
自由詩
17*
09/5/1 21:31
ディスタンス・インヴィジブル
アオゾラ誤爆
自由詩
9
09/5/1 20:59
ドクターペッパー
ひとなつ
自由詩
7*
09/5/1 20:49
それがいい
未完
自由詩
5*
09/5/1 20:37
切り分ける
フクスケ
自由詩
3
09/5/1 20:16
道
ふるる
自由詩
31*
09/5/1 20:02
Spread+
オリーヴ
携帯写真+...
6
09/5/1 19:48
Spread-
〃
携帯写真+...
4
09/5/1 19:46
初夏
はちはちよん
自由詩
8*
09/5/1 19:14
天までとどけ
ペポパンプ
自由詩
7*
09/5/1 17:25
4416
4417
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4420
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4422
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4433
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4438
4439
4440
4441
4442
4443
4444
4445
4446
4447
4448
4449
4450
4451
4452
4453
4454
4455
4456
5.19sec.