平等という真実が
最も厳しいと
優しく貫かれた路


自由という言葉が落とされた
gustのように
わすれもの


水に浮かべてみれば
遠くへと届くだろうか
風の気持ち
...
遅刻しそうになって
朝食を喉につめて
走って小学校に行く
教室に入ったとたんに思いだす

今日は図画工作の日だ
先生から新聞紙や糊やハサミや色紙を
持ってくるように言われていた
ぼくは ...
 
 
ひとごとのように
じぶんをかんがえたい
XさんはYさんに
やさしいことばを
かけてあげたかったのに
ふたりのあいだにもうひとつ
アルファベットがあるきがして
そのけんきゅうに ...
愛ってなんだろ
ぽつりと吐かれた言葉がフローリングの床に落ちて
それは真っ黒な染みになった



白いワンピース
春色の爪
茶色のフローリング
漆黒の染み
ピエ ...
 
 
まだよるかもしれない
あさのおばけが
しろいかげをおとしてる

またよるかもしれない
おうとうきのころ

よるのつぎにきたあさの
とてもはやすぎた
かるたあそび
 
...
{ルビ敝履=へいり}&{ルビ弊衣破帽=へいいはぼう}の尊厳なぞ、あるのかい

不快な入り口/不快な出口
不甲斐ない朝/不甲斐ない夜
そろり、そろりと近寄る閉塞感
それは深い怠惰な深い深い溜め ...
笑え 笑え 世界よ笑え

偽善と罵れ

笑え 笑え 私よ笑え

心と身体は別物
人間だけが被れる仮面を

さぁ 笑え

偽善と罵れ 仮面を被れ


お前の仮面で

...
夜が明けてしまえば
君の正体はバレるんだ


嘘で塗り固めた
何よりも堅い仮面がはがれて


隙間から溢れ出る真実に
君は悲鳴をあげるんだ


上書きした嘘は
重かったろう
...
 ぽつりぽつり
 滲み出る
 落涙を正米に変えてみる
 なにものも無駄にせぬのは、女の鑑(かがみ)
 それはそれでも、炊いでみれば思い出す過去世の味、
 苦い飯(めし)

 食べきれず
...
 雪の街が歩く
 滑り転んで株価が白む
 女が女学生になって
 子供のような澄んだ顔で
 街の夢案内人になる
 魅入られたのはスリップした男と女の衝突事故 ...
 クジラが壊れる/ネコちゃんの生命という線/
 犬の線を描くまたは、引く/
 おサルさんの規則を作る/イルカが自然から学んだそれは/
 微生物1、と、微生物2、と、微生物 ...
灯のそばでうっすらと伸びていた その木の影がわたしの道だった。

ひたむきに 踏み外さないよう ゆっくりたどる。

かたくなに 閉じて 進む。

ひかりを割いた道 わたしを護る。

て ...
まるくないから磨くのに

まるくないから悲しんで

磨かなければ磨かれない

あたりまえのことだから

ぼくは血肉で受け入れる


真夏日の夜風なびいてる

お店のひかりが道 ...
くるね
月面から
なんだかくさいものども
薄くのびっぱなしになった
水の網が
どぼどぼくるね
泥水を渡って
めんどうなからだを
しょって
がやがや
くっちゃべってる
たのしそ ...
もう、
戻れないのかなあ...
こんなにぎくしゃくしてない
あの頃の自分に.
どうしていいのかわかんないし
ずっとこのままじゃ
いつかダメになってしまう.
そんな気がした
出来る事ならもう一度だけ
...
夕暮れの
韓国料理店の
店先に
出された
長椅子
の上に
地球儀が
鎮座する

海の色は
リアルに
青く
塗られている
くせに
陸は
ピンクだの
レモンイエローだの
...
ヘンゼルとグレーテルは
かしこさとかわいらしさで人気だけど
ほんとのところは
名前がよかったんだと思う

ヘンセルとクレーテルだったら
だめだったと思う
魔女にも勝てないし
道にも迷わ ...
「出たよ」
「ねぇ、あのさ」
「あん?」
「今からそっち行っていい?」
「はァ?」
「ダメ?」
 ダメだと思うが、ダメじゃない気もする。正直、会いたく無いけど、断る理由も無い。 ...
うわあちょっとすごいじゃない
もうこんな素敵な風景に
すぐさまさるぐつわをかませ
何もしゃべれなくするんだ

そして静かに、静かに

風景が
あたしの中に
満ちる

まで

...
ゆらゆらと

気づかぬうちに明日は来るから

楽しい思い出も、悲しい思い出も

今日に仕舞い

明日を生きることを楽しもう

ポケットにはipodと数枚の紙幣と小銭を入れ ...
たとえその大半が常套句だったとしても、その書き手にとってほんとうに書くべきことなら書いても良い、と断言するほどの勇気はぼくにはないけど、でもその逆に、数百年前にもう誰かが解決済みの悩みを単なる無知のせ ... 聖なる夜のイブにだって
血は何リットルも流れる

殺人てわけじゃなく
輸血用の血が無駄に捨てられたってことだけど
ニュースで言ってた

それを聞いたからってわけじゃないけど
聖なる夜に ...
アスファルトの照り返しは穏やかではない
24号線沿いのひび割れた歩道を蹴って
いつまでも変わらない信号を見上げる
太陽がもうひとつ増えた気がした

雨と晴れの境目を見つけた少年時代の君を
...
うすむらさきの雲の向こうで
夕日がしずむ
水羊羹の表面を
スプーンですくうように
なめらかな冷たさを泳ぐ

信号機が ぱっぽう、と
くりかえし諳んじて
歩道橋はひとの重みにたわむ
み ...
何らかの神経伝達物質によって
あやつられる もろい命

こんな安月給からも取ろうとする税金

などと憂鬱な近頃

久しぶりの天気に思わず見上げた空

大きな青空の中

その小さな ...
この世の全てに
いくつかのちからがあります
弱いちからと強いちからと
まだ見つかっていない重力と
あとは、
みなさんが考えてみてね

と去ってしまった先生、
僕らはうなずいたままです ...
あれはすれ違うように
落ちて行った
ぶら下がるのに
疲れ果て
ちがう世界を
夢見て
透明な奈落の底には
青空が見えた
星も月も見えた
でも 何も聞こえない
鳥の声のささやきや
風 ...
真夏日のホーム
フィルター越しに世界を見つめている

うろうろ悩んでみたところで
今が、ベスト!そう言い聞かせても
胸にさびしくツンとくる痛み

今から時速二百キロ?で
東京までこの身を運ぶのだ

真 ...
待っていてね
今、食事作るから
今日は梅雨が旬の鰯で
蒲焼にするから

タレは
醤油とミリンと酒を
同量が
ポイントです。

笑顔の食卓
楽しいおしゃべり
今日は機嫌が良い
...
孤独を感じるとき
心の声の
ボリューム
わずかに上がり
聞きとれる
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
breezesya自由詩109/6/20 7:21
忘れ物殿岡秀秋自由詩809/6/20 7:20
グラフ小川 葉自由詩409/6/20 4:52
祝福ロリータ℃。自由詩1009/6/20 4:25
夏至小川 葉自由詩1*09/6/20 4:14
『敝履&弊衣破帽の尊厳』Leaf自由詩009/6/20 3:13
無題群青自由詩009/6/20 2:27
黎明ギミックナ ヲ ト自由詩3*09/6/20 1:45
「従容」(しょうよう)月乃助自由詩2*09/6/20 1:45
女の肩を揉むヨルノテガム自由詩4*09/6/20 1:32
隣のゾウさんを知る自由詩2*09/6/20 1:12
灯のそばでうっすらと伸びていた その木の影がわたしの道だった ...瑠王自由詩3*09/6/20 0:42
まるくないから吉岡ペペロ自由詩409/6/20 0:34
グラビアビースト丘野 こ鳩自由詩409/6/19 23:27
ぎくしゃくモコ自由詩109/6/19 23:18
地球儀kauzak自由詩11*09/6/19 23:13
ヘンゼルとグレーテルふるる自由詩3*09/6/19 23:09
面接(13)虹村 凌散文(批評...109/6/19 22:59
素敵な風景ふるる自由詩3*09/6/19 22:56
明日と言う日kuane自由詩009/6/19 22:53
ほろ酔いりんごヨーグルト国産和風モモ...自由詩109/6/19 22:38
カプセルトイふるる自由詩209/6/19 22:26
24号線/快晴アオゾラRin.自由詩28*09/6/19 22:03
はるかことこ自由詩4*09/6/19 21:53
今日の雲は天使の羽マリエ自由詩609/6/19 21:47
グルーオンAB(なかほ...自由詩11*09/6/19 21:45
奈落フクスケ自由詩009/6/19 20:11
真夏日のホーム吉岡ペペロ携帯写真+...1*09/6/19 19:34
食事にするよペポパンプ自由詩7*09/6/19 19:28
孤独夏川ゆう自由詩109/6/19 18:51

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