我が君は歩くファンタジィーと呼ばれつつ
零れる瞳に白い雲映る
作りたし幾何のごとく美しい
ファンタジィー学 君とのおしゃべり
人間の縫い ...
つもりにつもる
ぶうたれた
日日に
ひとのひとたる日日でもって
かたりかける風があった
くちうつしに
みるみるふきこまれた
ひとつのおくられた風は
ぶうぶうたれる
日日を臓腑を
...
朝目覚めた蝶は
自分の羽根を見ない
ただ羽ばたくだけ
華麗な花々
つるつるした葉っぱ
きれいな雨水
存在をしたい
羽音が聞こえる
なんてきれいな蝶だろ ...
どこかで焚火が燃えている
誰もいないのに火の粉が爆ぜる
その色を知る事が出来ただろうか
その熱を感じる事が出来ただろうか
{引用=今しがた誰が手折ったのだろう
一輪の薔薇が土にまみれ ...
今日は牛乳が飲みたくない、厭、飲めない。
しかし、眼の前にいる母親は先程から「牛乳を飲め」と強要してくる。
生まれてから旅行に行った時以外はほぼ毎日欠かさず牛乳を飲んできた私だが、今日は牛乳が飲め ...
夕暮れ
橙
さびしんぼう
だあれもいない公園で
影踏み
かけっこ
かくれんぼう
風といっしょに遊ぼうよ
いつも泣いてる
あの子とふたり
遊びにおいで
またおいで
...
映画館の右にある本屋に行く。
右にある本屋では哲学の本がたくさん売っている。
僕は文学の本が好きなので小説家について研究した本を買った。
文学を研究することは小説を書く時役に立つ。
映画につい ...
水に触れると
懐かしくて
飛び込みたくなるけれど
息が出来ないから
死んでしまったあの人や
まだ生まれていないその人は
水の向こうにいるのだろう
何度も水に触れると
く ...
「我は人間か機械か」
私は天井を仰ぎ、自らに問うた
ヒトと言う形を持ちながら、心には穴が開いている。
心に穴を開けたのは他ならぬ人間だ、そして壊れたのもまた人間である私だ。
私は代替として ...
いくつかの記憶をつくりました
ありんこが 角砂糖にむらがる姿を
思い出せなくなるくらい
東京に染まって
人を傷つけたり
いろいろ。
正直な話をしよう
自分さえ、幸せならそれでよか ...
月の下 あなたを思う 花の下 またねとつぶやき 小さく手折る
ふきっさらしのこころ
きみのしろいからだ
ぼくをとおせんぼする
珈琲にさそってみる
いたいけなオスになる
みんなのしあわせを
かんがえる立場なのに
新緑は幽霊 ...
この世に、永遠など無いと
君は言う
すべてに
終わりがあるというなら
その時まで
君の側にいさせてくれないか
終わりの先にある永遠を
僕が、必ず
見つけるから
毒舌とか
滑舌とか
ここは百舌のフォーラム
あちこちに
トカゲやらカエルやら
ひからびた速贄がいっぱい
縄張りの主張というわけでもないんだよね
なんのための串刺しなんだか
いざ ...
新緑は青くないんだ
白みがかった黄緑色の葉がゆらゆら揺れる
先にみつけた甘い香り
見渡した先に踊る藤の花
とうの昔に忘れた記憶
変に染み付いた幸せの感 ...
神様哀しいね
なんだっていつも僕たちはこう
目をつぶることでしか逃げられないの
チョコレートは好きだけど
チョコレートケーキは嫌いなあの子の
公告を貼り付けた電車は
今日もがたんご ...
い 飯豊山まで傷心旅行
ろ ロマンチックくれ新宿
は 破瓜知る大田南口
に 匂うタクティクス静岡の人
ほ 本当のことは言わない目黒
へ 平気平気と泣いた十条
と 東武野田線やれず終い
ち ...
朱か蒼か?
蒼な顔は、
紫を経て、
朱になる。
頭蓋骨の中で膨らむ
不穏な気持ちの風船ガム
空はただれたマーブル模様
禍々しい陽光の
毒々しい着色料を浴びながら
落下会が集いはじめる
その集団は千の色彩と
甘い香りに包まれている
...
{引用=――にんげんは
抽象する動物なんだな
(北村太郎「悪の花 2」) }
鳥の目醒めがあって
それから少し遅れて
人間の目醒めがあって
それからだいぶ遅れて
私の目醒 ...
箱庭の中に
ふりそそぐ春の雨は
ぎんいろの ひかり
松の木の葉の先の
あの ほそいほそいところまで
全部 ゆるす みたいに
丁寧に 丁寧に降る雨
小鳥が
木の下で雨やみを ...
・
木曜日
予備校の前で君と会う
MEGADETH止めてイヤホン外す
・・
君が言う
「スパゲッティがたべたいよう」
スパゲッティはありませんよう
・・・
水曜日腕を振るったごちそう ...
100通のメールで朝が始まった普通の日々は幻となり
自由さへ求められない社会だと衝きつけられた「お疲れ様」
わかんない。
好きって気持ちどこに置いてきたんだろう。
どこへ行ってしまったんだろう。
いまは、考えると火が灯ったみたいに暖かくなる。だけどそれもほんのちょっとだけ。
前みたく火力強く ...
ココア姫マショマロ枕抱いてねる優しい人になれますように
サイダーの中に無数の星がある消えないうちにお願いしよう
黄金のリンゴジュースが飲みたくて急いで帰る夏から秋へ
...
僕等はいつ死んだのだろう
今命有りこの世界でくらす
人間は実は一度しんでいる
母親の体内から生まれ
この世の中に産声を上げた瞬間に
その生命は一度死に
...
くぐもった橋の上に少女が立っている
その下にはあかやきいろのさかなたち
ゆめは彼女のもとにつどい
あすのよは雨の日にきめかなたに告げる
ふりむけば あの日の話さないあなたがいて
つ ...
夜の雨に濡れて
八重桜の花びらの
細いながれが
夜を
夢のように
匂い
艶めかせる
雨音だけの
柔らかな夜を
低く
漂う
花びらの春を
雨に濡れて
見送る
突き抜けた青天から目をそらし
振り返ってしまうことがためらわれ
気付かなかったことにした
水滴ひとつ浮かばない箱を抱えて
所在を見つけようともしなかった
抜けた羽毛を一枚入れて
ふたを ...
よく懐いていた
私の魚
ひとつ ふたつ
は
朝が夜に被さるときの
ゆらり
揺れる空気に気付いて
泳ぎに出掛けました
(吸って) (吐く)
繰り返して
(吸って) (吐く ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ファンタジィー学あるいはファラオネコの物語
アハウ
短歌
2
09/4/22 14:54
凹凸
ヤヴォトニク
自由詩
2
09/4/22 14:50
蝶は虹になれない
ふるる
自由詩
4*
09/4/22 14:38
焚火
石瀬琳々
自由詩
5*
09/4/22 13:49
牛乳
噛子
散文(批評...
1
09/4/22 12:38
夕暮れ 橙 さびしんぼう
未有花
自由詩
21*
09/4/22 12:37
音楽を作ることが多い。
寝る話。
自由詩
1
09/4/22 7:10
水に触れる
小川 葉
自由詩
9*
09/4/22 5:59
人間か機械カ
電子ノ猫人
散文(批評...
1
09/4/22 4:37
いくつかの
砦希(ユキ)
自由詩
0
09/4/22 2:45
月と花と
サトキ
短歌
2
09/4/22 1:12
とおせんぼ
吉岡ペペロ
自由詩
6
09/4/22 0:46
Proposition
いのせんと
自由詩
5
09/4/22 0:40
砂漠の中の砂時計/百舌のフォーラム
海里
自由詩
3
09/4/22 0:33
所により晴れ
伽茶
自由詩
3*
09/4/22 0:20
神様哀しいね
亜樹
自由詩
3
09/4/21 23:50
色破瓜留多
町田アキラ
自由詩
0
09/4/21 23:44
今は朱く
邦秋
自由詩
0
09/4/21 23:38
落下会
jin
自由詩
0
09/4/21 23:38
抽象物
岡部淳太郎
自由詩
8
09/4/21 23:33
春の雨
鮎
自由詩
7
09/4/21 23:32
戯れエチュード
瀬崎 虎彦
短歌
4
09/4/21 23:29
転職
十六夜
短歌
1
09/4/21 23:20
左右対照にはならない。
つゆ
自由詩
6*
09/4/21 22:18
優しい人になれますように
ふるる
短歌
8*
09/4/21 22:16
僕は一度死ぬことにしました。
こめ
自由詩
8
09/4/21 22:13
そんざいしない
Re.
自由詩
0
09/4/21 21:48
夜の体温
フクスケ
自由詩
2
09/4/21 21:36
祈ることで許されると思っていた
あ。
自由詩
25*
09/4/21 21:35
めめ逃走
佐藤真夏
自由詩
3
09/4/21 20:45
4438
4439
4440
4441
4442
4443
4444
4445
4446
4447
4448
4449
4450
4451
4452
4453
4454
4455
4456
4457
4458
4459
4460
4461
4462
4463
4464
4465
4466
4467
4468
4469
4470
4471
4472
4473
4474
4475
4476
4477
4478
6.19sec.