心臓を氷水の中にぶち込まれたような感覚に襲われて、目を覚ました。悪夢みたいなものを見た気がするが、どんな夢だったか思い出せない。心臓が 物凄い速さで、波打っている。喉がカラカラになっている事に気付き ...
胸糞悪い思いと同時に、反論の余地の無い事実と言う二つの思いが、べっとりと身体の真ん中にくっついて離れない。熱めのシャワーで体中を洗い流し、浴室を出る。栓を抜いた訳でも無いのに、浴槽の中から、ゴポゴポ ...
「出てくんなよ」
「お前が望んだんだろうが」
「うるせぇよ」
「子供みたいな言い方するなよ」
「うるせぇってんだろ」
「まぁいい。それで、どうするんだよ?」
「何が?」
「 ...
町外れの海辺の林の中に
小さなトタン屋根の小屋があって
そこで彼は毎日作っている
「動き続けることに意味がある、しかし動き続けるだけでは意味がない」
彼は思う
彼はずっと作り続け ...
深夜3時の空気は重い
朝は小さく震え
まだ誰の手にも渡りたがらない
コンビニの軒先には男女が
1つのカップラーメンを分け合う姿
2人で1つが1人を半分にして
空白に収まる愛を試す
...
何でもフォビアの
本を見て森を見ない僕はよく考えたものだ
玲瓏な水素の林檎としてのインターネットは
どこまで行くだろう
インターネットは最後には
何になって違うものになるだろう
た ...
今日の苦労
夕闇に光る蛍や二人して川のほとりに憩うや楽し
曇り空蒸し暑き日は過ぎゆきて今夜のドラマ勧善懲悪
明日の日は何があるやも知らずして主ののたまいし今日の労苦よ
バス停が鳴いている
訪れることのない朝のために
昨日、私はミシンの音を聞きながら
水道管の裏にたくさんの
傷をつけたのだった
手をあわせれば
祈りのように見えるけれど
...
「自分でできることは
自分でしましょう」
「やらないとできなくなるから」
「はい、分りました。」
妙に納得する。
プライバシーの保護
説明、同意の確認
敬語で話す。
尊敬
...
過去からの涙は砕けた夢
必死に繋いで掌へ
掌で息を少し
吐息を膨らませて
少しでも意味を求めて
これからを流れて行く
昨日の話は上手に出来る
明日の話は弾むかな?
...
ちいさな腫瘍があった
おそらく、せかいというものから隔てられた朝
ぎこちなく、触れることで
ぼくらが確認していたのは
痛みだったのだろうか
{引用=
この詩は、きみの
平 ...
後ろ髪を引かれる
どうして
妹のように美しい髪でなかったのだろう
暮れていく陽の
もう少しだけ、を残した
闇が束ねる
手つきはやさしくて
頭をかしげる速度で
すべて委ねてしまいたくなる ...
一本の簪だけで留めていた貴方も髪も今切りました
夜が明けて腫らした目と飾り無い両手を見つめ生まれ変わる朝
願いは滲んだ空より暗く汚れた考え。
ありえないと分かっていても信じずにはいられなくて。
本当にそんな人だったらきっと想いもしなかっただろうに、
そんな人であることを心の隅で祈っている。
優しい ...
青い空に飛ぶ鳩を
焦れながら僕は待っていた
いかんせんあいつは気まぐれで
めったに首をこちらに向けることはない
ひたすら窓辺で待っていたところで
いついつに顔を出す ...
逃げてた
いろんなことから
逃げるものを
追いかけることで
大事なものから
逃げてた
そしたら、
なにもなくなった
虚しくて
寂しくて ...
そんな簡単に捨てられるような
想いじゃないから
とりあえず玉手箱にでも
大事に閉まっておくよ
実はこの箱は逆玉手で
いつか俺が年老いたとき
100年分若返って
君を思い出せるように
...
また今年も置き去りにした
季節が戻ってくる
君を愛したレモンのような時間
色あせても すりきれても
捨てられなかった想いと
君をなくした雨傘の後で
気づいたらすぐ終わりがくる
...
チュッパチャップスのテーマ
作詞・作曲 青の詩人
ちゅっ☆ぱちゅっぱ ちゃっぷす〜
ちゅっ☆ぱちゅっぱ ちゃっぷす〜
ちゅっぱちゅっぱ ...
くもひとつない
おそらから
あめがひとつぶ
おちてきた
なにかの
まちがいかもしれぬ
おそらのしたで
ねむってる
ぽちがみちの
まんなかで
おはなに
あまつぶ ...
生まれ落ちた
性(さが)なれば
求めるその時は、
すべて
毒まで飲み干さずにはいられない
入口を探し当てた
斑(まだら)の蛇は、
男の耳にからそっと這い入り
女陰に巣くう蠍は、 ...
くる、と
あいつは
くることはなかった
色がいくつも
幸せになったらと
あの、忘れていた
青い日に
だけど
夜空
好きにすればいいさ
灯る
つぶやいた瞳
パリの
あい ...
やればできる そう思っていた
でも何もやらずに 幾年が過ぎ
俺は "やれた" のだろうか?
求める問いは 深い時の中に埋もれた
今はもう 何かを ...
今の自分は
きっと
幸せなんだ けれど
贅沢な 不安に
襲われて
在る幸せ 全てを
感じられないでいる
幸せと不安は
切り離せないから
くるしくて ...
いくつかの分岐点はあるかもしれない
それでも、人生という道しるべに
崖や渓流があったとしても
それは迂回するしかない
私は歩きながら、余所見をしない
直線の道を歩いていく ...
街を歩く時は
とても嫌な気分です
人と僕は
とても近しくて
僕は僕と
とても遠くなるから
僕と街は
とても違うから
機微を閉じては
鎖と指輪
誰かと誰かは誓い合ってる
窮屈な ...
やさしくてみんなあんまり買わんからラッキーストライクが好きという
口の中隅から隅まで知ってるよ だけどよく読む作家は知らない
情けない姿どれだけ見せたってすましていてよ僕の前では
...
みな誰でも
夢や思い出を語る
知らない間になくなるのは
お金とほんのちょっとの涙だけ
流石に痛み耐えるだけの人生は嫌だった
希望否それは絶望の親戚
下らない遊びに時 ...
丘のうえ、独り芝生に大の字を描く
メスカリンにコーラア、頂けますか
アルカロイドに泥酔したらきつと沸き上がる眺望を形にしなくては
仙人掌のエキスに狼狽えないのは覇王樹 ...
愛について
愛は芽生えるものです
脳内に芽生える肉の芽です 肉芽腫で、
腫瘍なのです
だから愛は気づかぬうちに脳の中に
根付きます
密かにあなたの一部と化します
愛という毒の芽は、あ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
面接(10)
虹村 凌
散文(批評...
1
09/6/14 1:12
面接(9)
〃
散文(批評...
1
09/6/14 1:11
面接(8)
〃
散文(批評...
1
09/6/14 1:11
メーカー
靜ト
自由詩
0*
09/6/14 0:54
深夜3時
ゆうか
自由詩
2
09/6/14 0:28
踊るミクロラプトル/林檎インフレーション
海里
自由詩
1
09/6/13 23:00
今日の労苦
生田 稔
短歌
0
09/6/13 22:00
外出
たもつ
自由詩
8
09/6/13 18:32
介護Ⅲ
ペポパンプ
自由詩
6*
09/6/13 17:44
Re:play
流希-Яuk...
自由詩
0
09/6/13 15:14
faraway
ねことら
自由詩
6
09/6/13 13:27
六月の、
ことこ
自由詩
1*
09/6/13 12:54
けじめ
十六夜
短歌
0
09/6/13 11:13
[紫陽花]
東雲 李葉
自由詩
1*
09/6/13 9:52
青い空に飛ぶ窓辺の鳩を
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
09/6/13 9:11
見えない壁
平 哉人
自由詩
3
09/6/13 6:45
逆玉手箱
青の詩人
自由詩
4*
09/6/13 6:12
夏のような恋
〃
自由詩
4
09/6/13 5:45
チュッパチャップスのテーマ
〃
自由詩
2
09/6/13 5:44
ぽちとあめ
小川 葉
自由詩
4
09/6/13 4:04
蛇蝎(だかつ)
月乃助
自由詩
1+*
09/6/13 2:02
青い空
kiriko
自由詩
0
09/6/13 1:44
やればできる(と思いたいものです)
新崎
自由詩
3
09/6/13 1:26
贅沢な不安
次元☆★
自由詩
3
09/6/13 1:22
直線の道
yoyo
自由詩
1*
09/6/13 0:56
雨の降る日にグラインドコアを
竜門勇気
自由詩
2*
09/6/13 0:35
むっつ
はちはちよん
短歌
3*
09/6/13 0:23
通れなくなったトンネル
こめ
自由詩
7
09/6/13 0:15
「メスカリンの丘〜ジミヘンに捧ぐ堕詩」
Leaf
自由詩
0*
09/6/12 21:28
愛
ケンディ
散文(批評...
1*
09/6/12 21:14
4431
4432
4433
4434
4435
4436
4437
4438
4439
4440
4441
4442
4443
4444
4445
4446
4447
4448
4449
4450
4451
4452
4453
4454
4455
4456
4457
4458
4459
4460
4461
4462
4463
4464
4465
4466
4467
4468
4469
4470
4471
加筆訂正:
面接(7)
/
虹村 凌
[09/6/14 0:09]
誤字修正
けじめ
/
十六夜
[09/6/13 23:01]
二首目を追加しました
4.77sec.