ニゲナイ? と、問う
ダレ? と、問う
問うたびそれは
私のココロをうつすカガミのように
わずかずつ よじれ
いつのまにか 似ても似つかぬかたち に。
それでも よごと もぐる ...
残酷な歌を振り払って
君だけを失える楽園に行こうと思う
君の歌うその笑顔は
僕にだけ、ただ冷徹な血を浴びせる
夢にまで見たこの世界の果てを
君はいとも簡単に絶望に変えて見せた
「ほら、 ...
気がつけば明日で終わりの夏休み。宿題なんて知ったことか♪
謹慎中。この宿題をほりなげて学校行きたい君がいるから。
宿題をしてくるからと図書館へ行くのはあの子がいるからな ...
闇でしか眠れなかった私が
僅かな月明かりでも眠ることができる
時が癒すはずの闇の中でさえ
見えぬ両手
そんな深淵でしか
眠れなかった私を
月明かりの下で眠れるようにしてくれたのは
...
開発された住宅地
どこもかしこもアスファルト
取り残され島のような土の一区画に
せめてもと植えた花の苗は
ことごとく泥棒されました
なんて素晴らしい住人たち
けれども今年は
...
初夏の昼下がり
真紅の花びらが
ぼってりと
頭(コウベ)をたれた
熱病のような愛の果て
「よわい…よわくなったな、じぶん」
呟いてみたりしても
纏わりつく湿度に
相も変わらず淡々と絡まれ
風に煽られたいが為に
扇・風機ならぬ
煽・風機を爪弾く
...
姉さんは言う
「自由があったら私は飛んでるもの
自由があったら私はもっとかわいいもの」
兄さんは言う
「それじゃあ姉さん、足枷はどうなんだい
縄や枷は心に自由を与えてくれるよ ...
わたしは空に興味がありますが
そこに住む鳥も
そこを通る飛行機も
特に興味がありません
だけど、あなたが
「あ、飛行機だ」
というと
今の時代
さして珍しくもない
飛行機など ...
『得る』と『失う』
反意語であり対等の言葉
でも
『嬉しい』と『悲しい』
感情は対等ではない
ひとつの悲しみの前では嬉しさなんて霧散してしまう
圧倒的に悲しみの方が ...
もしあの日あの時ああしていたら
もしあの日あの時ああしていなかったら
無数の分岐点で別れた無数の私
今よりも楽しい?
今の方が楽しい?
無数の私に思いをはせる
人はそれ ...
蜜は甘い香りを放っていますか?
仕草、瞳にもどかしい気持ちを
抱いたのは何年振りかしら
解き放たれた温もりは
皮肉なエゴイスト
砂塵に消え去る詩人
罪は甘い香りを放 ...
上がる気温
冷たい飲み物
紫外線
日焼け止め
イタチゴッコの
夏近し
美しい自然を残したい
美しい地球を残したい
美しい気持を残したい
美しい未来を子供達に
争いのない
平和な世界
一人一人の幸せの為に
生きたい。
安心を胸に
手に花を持って
...
さざなみを抜けたところに
その発現は在った
羅針盤に映るものは
葉脈のかたちをした
画一的な思考かも知れず
飽和した感性かも知れなかった
美しき花の影よ
僕はそこに
都 ...
きっと しぬなら
ここが いいな
口許に両手で
まっすぐに支え持つ
大切なものが
ひとつも目に入らないようなのがよい
最初からいままで何も知らず
何も持たなかったかのように
最 ...
お昼休みにメールをチェック
件名:「虹が出てるよ!」
本文は、ない
数時間前のメールだから
虹はとっくに消えている
でもね
見えた
見えた気がしたよ
夜、帰りの電車でメールをチ ...
駅東端の改札を抜け昔ながらの踏切を渡ると
南口商店街の低い軒先を飛び交うツバメ達に出逢った
桜は散ったばかりだと思ってたのに
あっという間に日傘手放せない季節となってしまったんだよね
...
新緑に禁断の性 見てとって
濡れた幹に傷を負わせて樹液飲む
雨雲の豊饒の胸より乳こぼれ
わたしをつれていってくれるの
衝動的にマンホール
わたしの時間軸
ぶれまくればいい
どーんといってダイブ
そらからふってきて
空に召されたい
あなたのいない地球なんて
彼女 ...
街は廃墟となり
燈に朽ちてゆく
大地に謳歌し
力に順応し
空を忘れて化石となった
モノよ
地を繋ぎ
天を繋ぎ
争いを亡くした
私たちの未来は
たった一つ
彼らに終わる ...
永遠という名の、
花を憶えている。
綺麗に咲くのは、
野原を嫌うから。
砂漠を選んでは、
行く道を探して。
出逢えた蜜蜂は、
本当に優しいの?
194日が過ぎ、
記憶 ...
社会で生きていくことの意味について悩んでいる私に対して、「まだそんなこと考えてんだ」と鼻で笑っていたけれど
四月一日、その人の刑はもう執行されて、遥か遠くに旅立った。
私はそれを最後ま ...
同級生のお腹をなでて、
救われるこの気持ち
てこの原理で性的干渉、
制服は醤油の匂い
思春期の心は、
食中毒
駅前でドーナツ食べて、
明日の自殺を延期する
母の買った変な服、
ポケット ...
苔むした停車場に蝶がそっと下りてきて
星のあいだからこぼれた風に揺れました
右肩はあいかわらずからっぽだけれど
線路の向こうにはあなたがいるのだから
許しにいきましょう
うそつきでやさし ...
ほほう ではあなたが寝入った直後に串カツが現れたと…
しかし寝入り端に揚げたてサクサクの串カツが枕元に現れても
寝ているから分からないのではないですか!
世界中のつむじが
僕を巻き込んで渦巻いてる
此処から見えるあらゆる朝焼けと夕焼けが
一緒くたになって
僕の瞳に虹を生む
言葉にならない全ての知識が体中を流れる
...
私は二つの中国の面を持っている。
父の形見、とても大切なものだ。
陰は白、陽は黒。
こうして手にしていると不思議な力、大きな力を感じる。
深い謂れを父から何度も教わったのだが…、
白面をチナ ...
水の中には
君がいるのだろう
めびれを使って
泳いでいるのだろう
えら呼吸を
上手にしながら
僕はまだ
顔を洗うことも怖くて
人は
そのえらで呼吸し
そのひ ...
踊りあかすは
月のミラーボールの下で
なんだかんだと言い訳や
愚痴が増えてきたけど
一晩踊りゃそんなの
場外ホームランだよ
だけど早くしないと朝日が登る
時間 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
カガミノヘヤデ
ゆびのおと
自由詩
2
09/5/12 22:18
狂気の僕
智鶴
自由詩
0
09/5/12 22:10
宿題なんて
ユメサキハル
短歌
1*
09/5/12 21:54
月
僕
自由詩
0
09/5/12 21:23
草冠とレインクラウン/千草の王国
海里
自由詩
2
09/5/12 20:55
薔薇
フクスケ
自由詩
1
09/5/12 20:46
『オレンジと煽・風機』
Leaf
携帯写真+...
1*
09/5/12 19:20
自由は無いの?兄さん、姉さん
ひとなつ
自由詩
5*
09/5/12 19:08
1mm
小原あき
自由詩
9*
09/5/12 18:22
永久を望む
みっきゅん
自由詩
1*
09/5/12 16:20
君に会いたい
〃
自由詩
0
09/5/12 16:19
蜜ノ罪
水穏(みおん...
自由詩
2*
09/5/12 14:17
今年もまた
未完
自由詩
3*
09/5/12 13:09
月桂冠
ペポパンプ
自由詩
6*
09/5/12 12:31
水中都市
オリーヴ
携帯写真+...
6
09/5/12 12:15
スターバックスコーヒーで死にたい
因子
自由詩
5
09/5/12 11:31
虹
ふるる
自由詩
5*
09/5/12 10:59
夢つばめ
恋月 ぴの
自由詩
25*
09/5/12 10:37
樹液 飲む
アハウ
俳句
0
09/5/12 8:44
いつ
唐草フウ
自由詩
3*
09/5/12 8:10
疫病
夜恋
自由詩
0
09/5/12 4:49
白夜夢
邦秋
自由詩
2*
09/5/12 3:37
パッヘルベルのカノン
かのこ
散文(批評...
3
09/5/12 3:30
スクールダイアリー
k o u ...
自由詩
0
09/5/12 2:33
春のおわりに
灯兎
自由詩
2
09/5/12 2:13
串カツの侵入
サトタロ
自由詩
3*
09/5/12 1:35
世界中のつむじが
瑠王
自由詩
3*
09/5/12 1:18
陽炎
柊 恵
散文(批評...
6*
09/5/12 1:09
水辺の日のために
小川 葉
自由詩
0
09/5/12 0:53
ダンスホール
こめ
自由詩
4
09/5/12 0:48
4402
4403
4404
4405
4406
4407
4408
4409
4410
4411
4412
4413
4414
4415
4416
4417
4418
4419
4420
4421
4422
4423
4424
4425
4426
4427
4428
4429
4430
4431
4432
4433
4434
4435
4436
4437
4438
4439
4440
4441
4442
加筆訂正:
今年もまた
/
未完
[09/5/12 19:16]
タイトルを変えました(汗)
マンガと新書とカラーリップ
/
うめバア
[09/5/12 17:55]
タイトルの漢字を間違えていた、恥ずかしい! 修正しました。
5.13sec.