死にたいと思ってるわけじゃない
でも
朝目覚めなきゃいいのに…とは願う
一言で言えば
面倒なだけだ
生きたいと思わないわけじゃない
ただ
...
十分で千円の
散髪屋に行った
わたしはそこで
十分で千円分の
人生をくださいと
店主に言った
けれども椅子に座らされ
十分で千円分の
髪を切られてしまうのだった
...
震えは、痴呆の歓喜
痙攣は、貪欲を刷り込んだ紙切れ
委縮は、捨てられた働き者の汗
乾いた笑顔の知性は、血も汗も嫌う
「競争なんかしなくたって、
あたしたち、こんなに ...
きりあちゃんは変な子です
三年も前から夜眠れないんだそうです
ヒマなので、小説を書いているそうです
わたしならマンガ読むと思う
きりあちゃんの小説は変です
きりあちゃんが生まれてから、あ ...
イトしくて
カナしくて
仕方ないから
わたしは「夢」を視る
捉えどころのない
その想いを
苦い香の紅茶で飲み干して
白と黒の兎を
透明な「夢」
染まらない世界で追う
...
夏の縁側に腰かけて
入道雲が真っ青な空に湧き上がるのを
見ている
背後の部屋は暗くて
ひんやりとしていて
もらい物の生菓子を食べようと
手を伸ばした瞬間
チリリ
(一陣 ...
ズレていた
真夜中の寒い雨の後
外に出たら空間には靄がかかり
街灯が月がぼやけていた
デフォーカス
誰かがピントを合わさないといけないかもしれないけど、
神秘漂う演出効果で 靄の中 ...
真っ赤な芥子が花盛り
白もピンクも花盛り
誰かが作ったお花畑で
矢車菊が揺れている
風上に立つとそっぽむいて
つんつん
風下に回れば頷いて
つんつん
コーンフラワー・カシミール ...
にゅうどう雲で 溺れたい
さんだんジャンプで 空の上
やあ ここは夏のど真ん中
夕方にはならない 夕方はやってこない
きゅうりをかじって 川すべり
ふきだす汗は 海 ...
丸く収まったかと思う と傾いてどこかへ 転がってく
好きなだけ動いた後 消えるように空へ 駆けてゆく 我が侭な生き物
いつの間にか ...
すべてのものが
あたたかい涙を流すのは
いとしいとき
いとしくて
だれかを抱きしめたくなるとき
天も
だれかがいとしくて
抱きしめたくて
泣いた
晴れの日に泣いた
...
となりの人が一歩踏み出す。
チュッパチャップスを舐めながら自転車並列で猥談するジャージ姿の男子中学生は信号を見ないし当然のように歩道に転がる真っ赤な苺にも気付かない。
明日が月曜日であるこ ...
何もしない1日。
部屋に閉じこもる1日。
時間なんかすぐ過ぎる。暇だからってやっているワケじゃないんだ。
これが、今いちばん楽しい遊び方なんだ。
太陽が帰る頃。
目を細めながら見た景 ...
咳き込む。
会話の最中
妨げられる、
何も悪くないぜ!
思い出は心臓に残ると言う。
それが消えていくスピードに乗っていたりする、僕は。
肺の壁を ...
最後に会った友人がマンゴーを置いていった
初めて口にしたマンゴーに君は感動していた
もっと色々な物を食べさせてあげたかった 僕は後悔した
どうかしていたんだ
弱っていく君を見ていられなかっ ...
咲いた花実は何もしなくても
雨に風に歳月にいつかは落とされる
枝も木も
どんなに立派で大きくても
終わりは来てしまう
そんな世界にせっかく頑張って立っているものを
そんなに無下に揺すり ...
華麗だとは言いがたいが、
聡明で冷静
美人だとは言いがたいが、
綺麗
妖艶だとは言いがたいが、
酷く艶やか
それが 彼女―
我にとっての「神像」
ガ ...
5時間目、書道
君の隣で「愛」を書く
君も隣で「愛」を書く
愛を込めて書きなさい、と先生
ハネ、トメ、ハライ
ハネ、トメ、ハライ
君が愛を込めた、右手の筆先
その ...
幸せの絶対量は変わらない
苦労してきた人なら、それだけの経験が身につき
苦労しなかった人なら、それだけの運が証明され
財力が乏しい人なら、今在る物の工夫を楽しめるし
財力に満ちた人なら ...
シロツメクサの
香りがすると
きみがいる
藤の花の
香りがすると
やはりそこにも
きみがいる
帰り道だった
沈む夕日が眩しくて
見えはしない
香りだけのきみ ...
君がこの白地図を撫ぜたときに
世界が始まる気がしたんだ
ほんとさ。
悲しい幻に似た
鬱屈した午後の空気
燻ぶり始めた誰かの夢が
君の首筋を冷たく伝うときは
呼ぶといい
...
詩をなぜ書くのか、といわれれば、ただ、ことばを書きたいように書いており、それが、詩といえば詩、というものになるということ。
ただ、詩は、これまでどのような役割を果たしてきただろう、と思うと、ま ...
誰かとどこかへ行っても
そこはここになる
ひとりぼっちで
いるここだって
同じここなんだ
ためしに朝起きて
窓の外を見てごらん
水道管が破裂したのか
そこいらへんじ ...
軽い足取り
幼い照り返し
蹴飛ばしながら
進む
シャツの袖まくり
緑のさざなみ
産毛を立てながら
泳ぐ
弾む呼吸
迷走神経の舗道
気取りながら
急ぐ
...
いってきますを言う前に「今日は母の日だよね」って。
靴履きながら聞いてみた。
そしたら後ろで「はははは」って笑ってた母。
ギャグみたい。
ちょっと和んでいってきますを言う。
自分ヲ愛セナイ。
ソンナ君ヲ
ドウシテ僕ガ
愛セルノ。
そういった君の言葉は
言霊のいないただの雑音
君ガ愛シテクレルカラ
私ハ自分ヲ許セルノ。
君に愛されない私は
魂の ...
見つめる眼
いつも共に
ゆらめく
私のかわりに歩き 飲み
酔わせてくれる
話し 聴き
二十
滑らかな腕
年季の入ってゆく
けっして来ない別れ
いつか気の休まるときまで
もっ ...
みみずみじゅみじゅ遠くの色 とおくの色
転がるなにあじさえるさに
水と水の土のこちょ時を揚げて
自分の夢をみて僕は自慰してる
水の喉みてる
見下ろして人の生き抜くままを肩呑んで少女の尿を飲んで美しく唄う
ばんざい。手を挙げて一人ずつ聞いてひとつでも目を叩く
言葉にくわれ夜腹を初めて初めてはじめてはじめて
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
独り言
伽茶
自由詩
4
09/5/11 1:23
散髪屋
小川 葉
自由詩
2
09/5/11 1:03
死の模倣
Ohatu
自由詩
0
09/5/11 0:29
きりあちゃん
ふるる
自由詩
5*
09/5/11 0:27
アリス想詩
愛心
自由詩
15*
09/5/11 0:20
Rへえへくくらへら
kauzak
自由詩
17*
09/5/10 22:23
隠して、生きた生活
酸素の枷
自由詩
0
09/5/10 22:03
草冠とレインクラウン/藍色のケンタウロス
海里
自由詩
1
09/5/10 21:58
夏のかたまり
白川白紙
自由詩
1
09/5/10 21:56
幸せ
寿 雪野
自由詩
1
09/5/10 21:13
天泣
イオ
自由詩
4
09/5/10 20:45
sixteen
アオゾラ誤爆
自由詩
12
09/5/10 20:34
『消去』
海 猫
自由詩
1
09/5/10 19:48
煙たい
キタノ
自由詩
0
09/5/10 19:33
マンゴーの花
光井 新
自由詩
5*
09/5/10 18:56
月風鳥花人
茶釜
自由詩
1*
09/5/10 18:40
ガラテア —愛すべき冷たい彼女
セルフレーム
自由詩
1
09/5/10 18:22
血潮
ひとなつ
自由詩
4*
09/5/10 17:56
あるモノもねダリ
邦秋
自由詩
1*
09/5/10 17:44
きみは香り
小川 葉
自由詩
1
09/5/10 17:00
Utopian
水島芳野
自由詩
2
09/5/10 16:31
詩を書く者の責任とは、
白井明大
散文(批評...
5+*
09/5/10 15:21
ハピネス
小川 葉
自由詩
3
09/5/10 15:12
五月
nonya
自由詩
14*
09/5/10 14:54
今日は何の日
つゆ
自由詩
3*
09/5/10 14:46
愛ヲ下サイ。
紅-BENI...
自由詩
2
09/5/10 14:16
もうすぐ二十一
mimi
自由詩
2
09/5/10 4:47
最後の幻想
十二支蝶
自由詩
0
09/5/10 3:51
〃
〃
自由詩
0
09/5/10 3:47
〃
〃
自由詩
0
09/5/10 3:43
4415
4416
4417
4418
4419
4420
4421
4422
4423
4424
4425
4426
4427
4428
4429
4430
4431
4432
4433
4434
4435
4436
4437
4438
4439
4440
4441
4442
4443
4444
4445
4446
4447
4448
4449
4450
4451
4452
4453
4454
4455
加筆訂正:
礼儀と作法
/
よーかん
[09/5/10 11:11]
タイトルなど一部修正しました。
5.28sec.