からのおけに
こえをみたしていく
みあげるとあおいそら
おなじいろのふくをきた
しょうじょがわらってる
かぜのちょうじょうから
おちてくる
そのそくどで
うまれ ...
ねぇ
呼びかける
なんでもいいから
誰でも
花でも
木でも
鳥でも
空でも
雲でも
遠くても
ねぇ
呼びかける
声が ...
よるがおわるまえに、きみといちどはなそう。
*
ここは、おいてけぼりのいばしょであって、
しかしながら、いつかはみんなでてゆくのだ。
ふしぎなことにね、なきがおがと ...
―――「私が最も恐れているのは、他人の”正義”です」
オンドレイ・ミミー・アナは縋るとも射抜くともつかぬ目でブリキ製の偶像に向かい、
もったいぶった仕草で手を合わせ、告白とも暴露ともつかぬ調子で漏 ...
鈴が鳴る
鈴が鳴る
あの世と
この世が
繋がって
竿先
細かく
引き絞られる
鈴が鳴る
鈴が鳴る
掛かってしもうた
あの世のモノが
激しく
激しく
身をくねらせ ...
マンションが流れる窓に
身に染みて街を感じ
塗り替えようとしたけれど
立ちつくし
顔を上げて空を思い
逃げだすと
留まった日々に
とても疲れた
しかし
拒み続け固執する電車 ...
夏至間近
ニョロニョロを蒔くなら用意しないと
あなたのところのJAには
10kg袋がありますか
シロツメクサやレンゲのタネみたいに
おりしも父の日を控えて
裏庭にはオトウサンモドキ ...
どちらからいらしたんですか?
いいえ、こたえなくてもわかっています。
私には遠い場所です。
短い旅に感じられたのは、誰も時計などお持ちではないからです。
あなたの頭皮が赤く日焼 ...
ゴフォごふぉ
ぜろジェロ
苦しさがせき込む深夜
隣にいるからね
と、おでこにキスすると
にっこりして
ふうーっと瞳をとじる
朝日の射すベットのうえで
光のように輝く ...
風呂場から、浴槽にお湯が溜まっていく、柔らかく鈍重な音がする。俺はシャツを靴下を脱ぎ捨て、ズボンのベルトを外してから、買ったばかりのピースに火をつけた。柔らかい煙が、薄暗い部屋に広がっていった。カー ...
あまり会話の無いまま、駅の改札口に着いた。大勢の人間が、無造作に出たり入ったりしている。前に誰かが、水族館みたいだな、と言っていたのを、いつも思い出す。確かに、色んな種類の人間が、ちょっとずつ違う表 ...
端から見たら、随分と間の抜けた画なんだろうな、と思う。この逆なら、今までに何度か見て来たけれど、今のこの状況、男が泣いていて女が慰めていると言うのは、俺は見た事が無い。何だかおかしくなってしまう。自 ...
銀波のようにしみわたるキスをして
うれしさもさびしさもいっしょ あいしてる
あなたとは蛍の国で逢った気がする
ひらひらと光の粉と誘惑の扉が開く午後三時半
あなたにとっての光って なぁに?
そう あなたを照らし出してくれる それ
道を示してくれる 光
キリスト?
池田さん?
お釈迦様?
まぁどれだって ...
その町はいつも晴れていた
暖かな日差し、爽やかな風
青い空に、柔らかな雲
町外れの湖には
それらの全てが溶けだし
大きな森を育んでいた
青年はその湖に足を浸しながら
いつも遠い、見知らぬ ...
街の灯は味方ですか
ショーウィンドウは砕けますか
たぶん
砕ける音が綺麗で
私は足を止め
喜んでガラスを集めるでしょう
銀座の空について考えていると
有楽町でした
思いがけず出 ...
どんなものにも命があればいいのに
どんなものにも言葉があればいいのに
俺は壁と話したいんだ
今、自分の前に立ちはだかっている高い高い壁と
お前には乗り越える価値があるのか?
お前の後ろには俺 ...
ほんのすこし前まで、私は湯水に浸かるように簡単にばらばらな言葉を組み合わせていって言葉を折って畳みそして広げたそれは呼吸するよりも簡単で、食事するより自然な事であった私は私が発した言葉が輪郭を失い音律 ...
「言葉以上に陳腐なものはない」
そう言ってボクはキミに
ちゅう
右の頬と左の頬がすでに熱くて
ばしん
これが初キスの味かぁ
なんて思う暇もなかった
うたれた方は
さ ...
わからなくなってしまった
デリートキーを連打すれば全てやり直せるのだと思っていた
赤い口紅を纏ったくちびるが「ショウジョヲソツギョウセヨ」と言ったのは九日前の事で
わたしはそれが日本語なのか英語 ...
俄か雨乞いなどするものでない、仰ぐ空色
吊り橋の片側に立ち尽くす思念たるや、遣らずの雨
宿雨が霞むほど気配が際限無く変わる
{引用=嗚呼、満身創痍
...
心地よいことは
細胞の記憶に
組み込まれ
嫌なことは
記憶の外部にある
と思いたいけれども
大概 嫌なことの方を
たくさん憶えている
叶ったことより
叶わなかったことが
桁違いに多 ...
殺してやりたい過去の自分は、山のようにいて。
殺してやりたい今の自分は、一人しかいなくて。
殺してやりたい未来の自分は、まだ存在しなくて。
過去の自分は殺せても、今の自分は殺 ...
もう会えないなら
心を開け放とう
原因や 後悔や なすがままに
それは ひどく散漫に
それは 体に纏わりついて
泣けてくる。
のどかな春の夢見を悔いる肩を冷して雨の降る
芸術家の名刺には絵が描いてあったらいいのに
プログラマーの名刺には数学が仕組まれていたらいいのに
ミキシングエンジニアの名刺からサウンドが出たらいいのに
釣り竿と漁師、それと船
...
隠さなければいけない過去
隠されてしまう過去
脂汗が流れるときだ
見付かってしまうポートレート
今朝わたしは一匹の蛾を発見した
それは見事な蛾だ
たれもみつけられない たれもくれやしな ...
焼けた石の上を滑らかにすべる水銀
光ったかと見えてそこにはない
それは一匹のトカゲ
生き物である事を頑なに拒否する
草むらに放られたまま忘れられたナイフ
発見からまぬがれる殺人事件の凶器 ...
すべてがどうでもよくなった
金色に輝くもの
それがぺらぺらと知ったから
英語をうまく喋る人は
カッコイイ!そう叫んでる
変わり続けても変われない
変わりたくても変われない
自分のカタワレ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
マリーのうた
小川 葉
自由詩
2
09/6/12 1:58
ねぇ
shu
自由詩
3
09/6/12 1:54
逆光
ゆうと
散文(批評...
0*
09/6/12 1:53
ミミー・アナとカッポジッテ -断章 1-
人間
散文(批評...
0
09/6/12 1:22
月明かりの下の顔の見えない釣り
北村 守通
自由詩
4
09/6/12 1:16
山手線
kiriko
自由詩
1
09/6/12 1:01
踊るミクロラプトル/ニョロニョロとおとうさんモドキ
海里
自由詩
2
09/6/12 0:27
墓守
瑠王
自由詩
0*
09/6/12 0:13
michi物語四
草野大悟
自由詩
1
09/6/11 23:56
面接(7)
虹村 凌
散文(批評...
1
09/6/11 23:54
面接(6)
〃
散文(批評...
1
09/6/11 23:52
面接(5)
〃
散文(批評...
1
09/6/11 23:50
夏(三)
青色銀河団
俳句
0
09/6/11 23:46
まどろみの午後
十六夜
短歌
3
09/6/11 23:42
人々の求める「光」
新崎
自由詩
2
09/6/11 23:20
「希望の丘」
プル式
自由詩
7*
09/6/11 23:14
街の灯
木葉 揺
自由詩
3*
09/6/11 22:51
壁と話す
新守山ダダマ
自由詩
1
09/6/11 22:39
楡
aidani...
自由詩
1
09/6/11 22:15
謝るよ
Reject...
自由詩
0
09/6/11 21:34
スカートの中は闇
宮野
自由詩
8
09/6/11 21:08
「雨とか、雨とか、雨」
Leaf
自由詩
1*
09/6/11 21:01
忘れる
フクスケ
自由詩
1
09/6/11 21:01
懐疑会議
エルメス
自由詩
0
09/6/11 20:52
放心
短角牛
自由詩
1
09/6/11 20:42
雨粒【都々逸】
柊 恵
伝統定型各...
2*
09/6/11 20:20
「名を突き刺す」と書いて名刺
ひとなつ
自由詩
6*
09/6/11 19:05
蛾
非在の虹
自由詩
1
09/6/11 18:53
トカゲ
〃
自由詩
1
09/6/11 18:52
プラチナ
m-rod
自由詩
0
09/6/11 18:27
4433
4434
4435
4436
4437
4438
4439
4440
4441
4442
4443
4444
4445
4446
4447
4448
4449
4450
4451
4452
4453
4454
4455
4456
4457
4458
4459
4460
4461
4462
4463
4464
4465
4466
4467
4468
4469
4470
4471
4472
4473
4.7sec.