職場がホワイトすぎて
霧の中にいるみたいなんです
ここまででいいからと
最後まで任せてもらえなくて
この霧が晴れるのかどうか
わからなくて怖いんです

大切にされてはいるけど
信用され ...
 悲しくて涙が流れることはないんだよ

 思わずこぼれてしまうのは

 くやしい時

 情けない時

 感動 感激したとき

 そして君に背をむけられた時

 どうして
...
夏まっしぐらの緑したたる峠にあって
世のくさぐさは置き去りにみちている
だれがいったい気にかけてくれるだろうか?
路傍の瀬戸際でひんまがったガードレールを

曲がりなりにも身を呈して明け暮れ ...
まだあたらしい平日、
月曜日とおなじくらい性質(タチ)のわるい、
前半のまだ前半、
週末の解放と賑やかさへとたどり着くゴールテープまでは、
まだほど遠く、
しかし、身体のなかのエンジンはもう ...
ダリアの花をみて

生々しいなと

ふと思い

ガーベラに怒られた事を

思い出す


花を愛でる趣味はないのだけれど


紫陽花を眺めながら

ふと自分の事をカタツム ...
白月、輝く果て
何が在るのか
混沌に呑み込まれ

現 仮の住まい、
間借り人
私は此処に佇み
静か激しながら
激しながら静か
一時に滞在する、

この世界の一位相

壊しなが ...
時々、手に負えないところまで来てしまった、と思う。ふしぎと軽い気持ちで、すかすかした、他人を見下ろすような安全な心持で。
室内と、外気の掛け離れた温度がそうさせるのかもしれない。夏の盛り、あるい ...
ふわっと風、
吹いて来て
わたしを洗う
わたしは笑う

この慎ましい空の息吹き、

ふわっとふいて
わたしをあらう
わたしをわらう

そして消えて この時にこの朝に



...
 暗やみに
 はり 巡らされた 糸

 目ざめ る
 頭蓋に は
 蜘蛛 が棲む か
 吐きだ された
 糸 が伸び て老いて

 朝 を待たず
 足音 に
 ちぎられてゆ く
...
人魚の名前が アリエルだとしたら
膿ばかり見てきた こんなアリエルも 有り得る
膿には 国境はない 
膿には清濁も いっしょくたん
わけることのない暗い世界で
大波小波 ちぢにみだれ ...
最近よく良いことが起きる
奇跡なんかではなく
そうなることが決まっている

視野が広がったような
目の前が明るく見える

良いことすれば
良いことが続く
身も心も元気で溢れる

...
たどたどしい指が生み出す
バッハのプレリュードを
小さな鉢植えに収まったサボテンだけが
棘をかたむけて聴いている

他の観葉植物は枯れて
手元に残ったそれは
巣立っていった息子が置いてい ...
欠けることのない月が
いつでも私を照らしている。
屋根の下にいても、
眠っていても、
この目に映っていなくても、
月は私を照らしている。

月は私を太陽だと言う。
いつでも私を暖める、 ...
孤独という実体、
実体としての孤独、

いつのまにか確固と在り

  *

真夜中 両脇に眠る
父親と母親に挟まれ
僕は突然目覚めた

豆電球に照らされ
薄暗闇のなか
浮かび ...
あーーーーーーーーー

あーーーーーーー

あーーーーーーああ


っと


なんだっけ



・・・
















...
昭和、平成、令和と
時代は過ぎて
流行り廃りはあろうとも
男一匹
包茎だけは
何が何でも守らにゃならね
剥いて剥かれて
諦めて
泣いて明かした夜もある
だけど
余り物には福があるの ...
580円払って屋内におる夏
図書館には1時間しかおれんねんて

死ぬほどは不便ちゃうから
って黙っておれる人たちが
努力が足らんみたいに

どの口が言うねんて

足引っ張らんといてな ...
この世界という
永遠の力動

両眼を開く今、

私は私の他者と成り
世界へと注ぎ込まれ
私の中で世界が躍る
優勝したレーサーが
表彰台に立ち
彼は語った
風と一つになった


彼は事故で
この世を去ったが
その言葉とともに
伝説のレーサーとなった

わたしは今
目を閉じ
風の音を ...
 お湯を沸かしながら
 まだ眠い気だるさには
 モカブレンドのドリップコーヒー

 昨夕スーパーの陳列棚に一袋だけ
 お買い得商品のプライスで残っていた
 この一杯の 目覚めが心地良い
...
天井が透けないまま
朝が来るのだとしたら
それは夢を見ていないからだ

こうしたい
あぁなりたい

頭から漏れる息は
軽いのに
最後まで昇り切れずに
目玉焼きの白身になったりする
...
蠢動する思考、イメージに充たされ
なにものか 入って来る、

わたしの内に

蠢動含霊、宙に飛び立つクラゲの自在
王様に導かれていた民たちの狂乱、

感覚印象から遠く離れ

異様に ...
熱気充満する夕、
庭先赤々と
幾筋もの斜光集まり

沈みゆく太陽の
夜闇に領されながら
輝き躍り染める死者達の眼、
徘徊し始める黄色い犬を追い
せめぎ合い薄れ始める境の残像、
闇と光 ...
ハロー
こんにちは
顔の無い自分の
顔の部分について考えている
なぜか?
非常識だからだ
洋服を着た
からだだけがピンポイントに
ぺたんこになって地上に映し出されていた
これからもわ ...
少女たちについて
携帯電話をすばやく
両手でうちこみ
笑顔と無表情の
隙間から歯を見せ
歯ブラシを
そこにつっこみ
恋人ではない
おとこの名前を
うがいするような
少女たちについて ...
ODなんて体に悪いよ~ぅ
って言われたりするけど
体に良いと思って
ODやってる人なんていません。
酒も煙草も同じでしょ?



「うん、わりと平気」



ケモノ達が
悲鳴 ...


慣れない装備で入った海で大火傷を負った
分け目連邦から連なる頭皮は奇しくも膿み
連日黄色い溶岩を滴らせる
枕までまるで古竜の鱗のような 翡翠のような
黄色く血の混じった鉱石を採掘する ...
 地に 夏が吸い込まれた
 そこを裸足で 歩いたから
 ピリピリと
 心臓が
 感電でもした様に痛む

 熱気の中で せい一杯
 裸足は大地に反撥を試みる

 そして大樹の繁 ...
 羽氵、。


はじめに幻の
景色、の虹  。
の掛かる書棚に
零れおちる埃
、砂の
粒で
/眼が霞
むから
すり抜けて 透過する
そこに は、存在しない
永遠の向こ  う岸 ...
裏路地、提携する眼
蔓延る窓
分裂する窓
その狭間で女は窓を拭き続ける
手にしたウエスは適度な温度を保ち
それはまた彼女の無口だった

無口の中には一人の海がいる
私と私たちは ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ホワイトアウト企業イオン自由詩1*23/7/22 11:20
佐白光自由詩023/7/22 8:21
美の真髄は置き去りのガードレール菊西 夕座自由詩3*23/7/22 5:13
火曜日本田憲嵩自由詩623/7/21 23:32
めもうし自由詩023/7/21 21:08
混沌のプロセスひだかたけし自由詩223/7/21 18:18
メモはるな散文(批評...323/7/21 17:10
この朝にひだかたけし自由詩523/7/21 16:06
夜のうちにsoft_m...自由詩2+*23/7/21 15:49
こんなアリエルも有り得るるるりら自由詩9*23/7/21 15:41
良いこと夏川ゆう自由詩523/7/21 13:02
夏の日のプレリュードそらの珊瑚自由詩11*23/7/21 10:08
月と太陽utsuwa自由詩223/7/21 0:17
自我というものひだかたけし自由詩3*23/7/20 23:08
めもうし自由詩023/7/20 20:20
包茎一代花形新次自由詩0+*23/7/20 19:47
580円払って奥畑 梨奈枝自由詩123/7/20 16:29
穏やかな飛翔6ひだかたけし自由詩223/7/20 15:58
銀薔薇自由詩2*23/7/20 13:00
一片の空リリー自由詩8*23/7/20 12:43
spring and fallミナト 螢自由詩223/7/19 18:49
穏やかな飛翔5ひだかたけし自由詩223/7/19 18:36
夕に焚べる2自由詩223/7/19 15:54
『ハロー』2分41秒モリマサ公自由詩323/7/19 11:11
「ヘーベルハウス」2分半自由詩323/7/19 11:08
「うん、わりと平気」自由詩323/7/19 11:03
ゆるこ自由詩123/7/19 10:26
夏の日曜日リリー自由詩1*23/7/19 9:42
記憶。ryinx自由詩3*23/7/19 7:32
裏路地たもつ自由詩7*23/7/19 7:02

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