アメリカのボスがみたびやってきた。
「ヘイ、アナタマダ無職ラシイデスネ」
「ムショぐらしだよ」
「オウ、無償デ奉仕?」
「ほうしなんかするか」
「オウ、ホシクナイデスカ? ホシャーク」
「 ...
あんまりな音だ
ただ人間が唇を
舌を
適当に動かすことが
僕の心臓を違う方向に動かす
耳を塞げない社会性
意味のない時間
逃げ出したい
ただ
こうやって
ややこしく
文字 ...
打ち降ろす響き、
ヒビキ
叩き降ろす、
僕は燃える
私は燃え滾る
俺は燃え上がる
響き打ち降ろす、
意味はヒビキの中に
線形時間の中に在るのは、
あれは 死体 ...
○「財布が見つからない」
ワイフが犬と散歩に出かける時に
居間の椅子の上の座布団の下に財布を置いたのに
帰ってきたら、ないという
念のため部屋中を何回も探したけど
ないという
外から侵 ...
キーを!
ストローを挿しただけの痕を
理解できる人は限られている
子どもたちが見つけたキーを!
円筒の穴凹に差し込んでみた
ぼろぼろと
剥がされていく
ユダヤからやって来た乗 ...
かず子さん、飯はまだかね
おじいちゃん、さっき食べたばかりでしょ
──そうか、もう食べたかね
かず子さん、わしゃ一体何を食べたかね?
いやですよ、おじいちゃん、ブリのお刺身でしょう
──そう ...
さらさらと綴りたちぬる夜もすがら
別意ふき出し惑いひき留む
人生ゲームは
一つ一つの苦難を
乗り越えて
レベルアップだ
やったあ!
思い通りになんて
行かなくて当然。
川の流れを見つめながら
川音を聞く私を
空は見守っている
...
聞いた話によるとそこはもう数十年も前から打ち捨てられた廃屋ということだった、縁がすっかり落ちてしまった扉はしばらくぶりに開かれた重みに耐えきれず落ちてしまった、おかげで危うく怪我をしてしまうところ ...
おじいさんカメラアングル探る朝
ドブ川沿い咲く芙蓉の前で
公園で歪に割れる泥団子
柴の散歩の落としモノかと
あす降るか 雲間の月に遠い声
貴男の ...
いちゃもんをつけるとみんなneotenyだからかわいいゆるしちゃえぃ
思考の深掘り できなくて
水面を揺蕩い それこそ世界中
広過ぎると思いきや これは井戸の中
明日にはアメリカ でもそこはコメリだ
愛すれど愛されず 愛足りぬ故?
落ちゆく先は 愛なき ...
たしか稲荷駅だと思うんだけどね
母と別れたの
電車が動き出すと追いかけちゃって
祖母がね
血は繋がっているのだけど
義理の祖母がね
手を掴んで離さなかったみたいで
うっすらね
うっすら ...
白い人、地平に立つ
青い空、輝き出るように
花は咲き膨らみやがて割れ裂け
わたしは笑い転げるひたすらの力動
予感に押し出され此処まで来たんだ
力を集め四散しているそれを魂に凝集し
...
南岸低気圧が
猛り狂うなか
ゴルゴンゾーラの丘に
二人は立っていた
キンタマ王子は
皇太子の座を守るために
亀頭枢機卿は
皇太子の座をキンタマ王子から
奪い取り
弟のカウパー王子を明 ...
湯豆腐の店が恋しくて
南禅寺に出かけてみた
松の葉に
雪の子が降る
池にも雪の子が降る
戸をかたく閉じる
まちの白い舗道に降る
車の走行音にも降る
誇 ...
よか世には
まだまにあうのでは
なかろうか
友よ、風の声を聴け
そして今日も茅ヶ崎
体の無い
在りし日の想い人と
ひや酒を呑む
歌唄いの友達に
茅ヶ崎の寿司屋から
LINEを送った
「ネタの並びが
顔のようである」
今頃君は
八王子のライブハウスで
ギターを掻き鳴らしているだろう
僕がそっちにいなく ...
降る雪は積もらずに
口から溢れた諦めが
恥ずかしそうに転ぶ
寒さのせいにして
何もしなかった日は
冬が嫌いになるし
たまに晴れたりする
空を見ると
春を待つしかない
季節 ...
明け方の夢の中へ
二人の少女を置き去りにした
二人が望んだことでもあった
彼女たちはわたしの一部だった
寝付けなかった
疲れはたまっていたし
酒もしこたま飲んではいたが
職場のとばっ ...
ゴハンかけ卵
物価上がって
賃金据え置き
ひにひに
一品たんか
安くなる夕飯
食べれる感謝
昨晩なんと
GKT!
とても美味しく
いただきました
そうさく料理の
時 ...
総理、以上ご説明した通り
将来貰えるか判らないのに
払えというから未納者が多いのです
だから逆年金にするのです
高校卒業後の19歳から24歳までの5年間
安い給料の補填や高校以降の進学費 ...
○「性欲」
頭はごまかすが
心はごまかすが
体は正直
今朝は一丁前に勃起している
○「性欲」
僕は下半身の弱さを
下ネタで補っている
○「同性婚時代」
これからは
男が男を ...
悲しみが
好きという、
人は
嫌いだな。
いつも泣いてばかりじゃ、
世界が視えないんです。
ちゃんと、ととのえる、
から、
今日散らばったこれらのこころの
...
無理に書かなくていい
笑顔を作ろうとするのと
似たようなことだから
書きたいときに
書きたいことを
書きたいように
書けばいい
書きたくないときは
書かなくっていいんだよ
...
虚ろに揺蕩う 夜陰、
枯れたひと吹き
実の在るひびき
ひとりでに紡がれる言葉に従い、
ピラミッド構造のこの社会
下請け納期徹夜徹夜の連続
さんざん味わってキタヨ
身体も心もコ ...
人生はいつも
嘘みたいな本当で
都会で降る雪みたく
瞬く間に消えていく
ある命題の
自明であるとだけの証明に
私だけが取り残される
(膨張していく未来)
(暴走していく世界)
...
外枠がある程度の強度で確定したから、あとは色とりどりのボールを詰めた。ここそこに刻む、文字のことだ。二進数的な歩幅で累乗に積み重なったそれは、借景となって僕らの街を覆っている。
僕らは言 ...
柘榴をお目当てにやってくるヒタキは
ながら、の達人
羽ばたきながら実をついばむ
秋を経て
冬へと持ち越され
艶を無くし
死んだようになったその実は
つつかれて
したたるようなルビー色の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
アメリカのボス みたび(たびたび修正)
菊西 夕座
自由詩
1*
23/2/12 21:59
今に見てろ
えこ
自由詩
0
23/2/12 21:02
ヒビキ
ひだかたけし
自由詩
4
23/2/12 20:33
2月12日
zenyam...
自由詩
1*
23/2/12 20:25
キーを!
足立らどみ
自由詩
3*
23/2/12 19:01
最後の自称詩人「かず子さん、飯はまだかね」
花形新次
自由詩
0
23/2/12 17:38
冬の幽霊
足立らどみ
短歌
2
23/2/12 17:31
※五行歌 二首「人生ゲーム」
こしごえ
自由詩
2*
23/2/12 16:51
なにかを考えるとき、もう時計に目をやることはないだろう
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
23/2/12 16:26
短歌五首
リリー
短歌
2*
23/2/12 15:55
ネオテニー
足立らどみ
短歌
1
23/2/12 13:31
不惑の慢心
短角牛
自由詩
4*
23/2/12 9:13
いいかもしれない
為作
自由詩
3
23/2/12 4:27
認識の地平
ひだかたけし
自由詩
3
23/2/11 20:20
キンタマ王子と亀頭枢機卿の激闘(一)
花形新次
自由詩
0
23/2/11 19:54
氷雨
リリー
自由詩
4*
23/2/11 18:33
風の伝言
服部 剛
自由詩
1
23/2/11 17:19
月の宵
〃
自由詩
1
23/2/11 17:18
寿司屋にて
〃
自由詩
0
23/2/11 17:16
二月の憂鬱
ミナト 螢
自由詩
2
23/2/11 16:48
二人は森に住む
ただのみきや
自由詩
1*
23/2/11 16:44
ゴハンかけ卵
足立らどみ
自由詩
1
23/2/11 13:49
逆年金
イオン
自由詩
1*
23/2/11 13:22
独り言2.11
zenyam...
自由詩
1*
23/2/11 9:20
みずいろの深い夜
秋葉竹
自由詩
0
23/2/11 7:09
無理しない無理しないばあ
坂本瞳子
自由詩
0+*
23/2/10 22:41
夜想17
ひだかたけし
自由詩
4+*
23/2/10 21:25
ある命題
TwoRiv...
自由詩
6+*
23/2/10 20:13
言葉の強度や輪郭のことについて
ねことら
自由詩
1
23/2/10 18:28
小鳥な日々
そらの珊瑚
自由詩
12*
23/2/10 17:46
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
416
417
418
419
420
421
422
423
424
425
426
427
428
429
430
431
432
433
434
435
436
437
加筆訂正:
ネオテニー
/
足立らどみ
[23/2/12 16:14]
たらをるとに変更した
3.47sec.