現代自称詩カンファレンスも
もう2周年になったんですね
おめでとうございます
私は61歳のときから自称詩を
投稿するようになって
今では心身ともに
超一流の自称詩人になりました
それもこ ...
空中にばら撒かれた葉脈のような物体が痙攣のように蠢いている、そんな幻を見つめているうちにいつの間にか数時間が経過していた…数時間が―右手の人差指の爪で目の脇を掻いたら細かい傷がついた、血すら滲んで ...
サフランライスを仕掛けて眠るの 明日がやさしくなるように
クミンをひとさじ願いを込めるの 昨日を許すように
きっと一晩寝かすから そっと涙を流すから
情けない私を ダメなやつだね ...
今日で高校の
卒業式から三十年
あれから
僕は詩を書き始めた
思春期に砕けた
{ルビ硝子=がらす}の日記は
時を経て夕陽色に染まった
あのひとは今、元気だろうか
...
いつのまにか日が暮れた帰り道
ダウン症をもつ周を乗せた
デイサービスの送迎車の到着に
間に合うよう、早足で歩く
前方には、小刻みに歩く青年が
重そうなビニール袋をぶら下げて
ゆっくり ...
- impromptu
風の{ルビ惑星=ほし}の午後
不意の凪
スケルトンコーストに{ルビ一滴=ひとつぶ}の ...
愛する女性に赤い薔薇を捧げたまえよ
龍を倒したばかりの騎士のように
勇敢なふりをするといいさ
忘れるな
その赤い薔薇は
倒した龍が滴らせた
真紅の血からできている
姫がその花弁に触れた瞬 ...
英語のリスニングをしています
聞こえるものだけがゆっくりと
あたりを漂っています
味方はいません
けれど敵もいないので
リスニングは続きます
リピートして、あなた、もっと丁寧に
...
あの五年間で
私は深く深く根を張った
前人未踏の新記録に挑戦した
その結果がこんな物だとしても
悔いはない
生きる。
生き生きと生きる。
大切なのは今日一日を精一杯生きる事
人生の中の一日一日を
大切に愛おしんで生きる事
その繰り返しが
大いなる問いに答える鍵となる
私は情熱の日々を送る
見るも良し
見られるも良し
我は ...
母ちゃんに
話せなかった
思い出が
キイインキイインと
カアテン揺らす
愛してるの響きだけで強くなれたらいいなぁ
そんなふうに思っていたら
「から元気でも良いじゃん」と聞こえてきた
そんな君が私を愛してくれたらだなんて
言えますか?言えません 桜吹 ...
風の吹いて
涼やかに歌い
葉のゆらぎ、
緑はながれ
葉のささやき、
緑はそよぎ
風の吹いて
涼やかに語り
「幼年、成年、老年
過ごし過ぎて過ぎ越し
今日、生きて 風 ...
風の中で
花びらになるもの
一枚のレンズ越しに見える
様々なかたちに折れる
吹きながしになって
君と痩せた蜂の両足が
季節を運んでいる
胸が渇き
私は何故かシャ ...
○「テレビニュース」
テレビニュースを見ると
よくまあ!こんなに事件や事故が多いものかと思う
僕の田舎では殺人事件なんて一件もないのに
○「ああ!結婚」
「できちゃた婚」
昭和の懐かし ...
ベランダ打ちつける雨音
レースのカーテン越し鳴り響くものが
西の空も
東の空も
緋色 噴き上げ
花火の様に開いていた
湖に ぴかっと光った一線が在るだろう
そこに連なる峰 ...
冷酷な奴だよと傍、聞こえてき
彼の何を知っているというのだか
いないとき悪口言う人信じるなと
いないから言うんじゃないか悪口は
対面で言えますか君、悪口を
言ったらばもう ...
ろくでなしブルース月と歌う
あわよくば金塊を狙う
小道に咲く雑草にも愛を
記念日にドンペリが現れた
食いつくのもそろそろ見納め
何がなんでもアナタにかしずく
伸 ...
くたくたの体操着くたくたのお母さん
マル秘にしとく歴代彼氏
踏んづけられたって咲く花になる
キレイに着飾って何処へ行くやら
夢中になってる私にゾッコンLOVE
やられ ...
幾つものブイが並び浮かんだ沖合、幾つものカラフルなパラソルが立ち並んだ岸辺。その中間に、畳二枚ほどの広さの休憩台がある。金属パイプの支柱に、木でできた幾枚もの細長い板を張って造られた空間。その空間の ...
テーブルの上に置かれていたカップにはお茶が入っていた。テレビの前には、リモコンが転がっていた。風が部屋を出ると、吹いている。少しだけ、ぬるくなっていたカップの温かさ。目当てにしていたはずの番組が街では ...
この光の灯火
弾け跳ねる肌色の
水しぶき
言葉、世に響き放ち
言葉、世と絡み合い
言葉、世を力動させ
定着した意味、堀り崩し
トタン屋根の猫、鳴き躍る
もつれ合い床転がる郷愁の ...
一瞬の光をずっと見ていた日
スカスカの姿形たち立ち上がる
古くに叶えて口から土を吐く
間違いが待ちに待った街に舞った
崇高にすっごい少し吸い込んだ
月 ...
二度三度、こぼしながら集める言葉の欠片
十字路で迷いながらも行く文字の茂る荒野
周回遅れでも楽しく作っていく余白の白さ
年がら年中字ばかり追ってて楽しい?うん
おばかだから変な詩ばかり書く ...
円と正方形の
噛み合い、深まる
春の
冬と夏の境に在り
対立し合う響き、
揺動し息吹く
生命たちの
無限の彩りに
空の青 広がり
世界という意識、
充ちて
わたしは街に眩めく ...
「ねぎま」がごろごろして
にゃおといった
戦争も災害も犯罪もない
一コマだった
雨の土曜日から
日曜日は青空を取り戻したのだが
底がないとどこまでも落ちていく
蓋がないといつまでも溢 ...
おまえはおまえから水のようにあふれ出す
素焼きの面を突き破り
涙と笑いの濁流が
古い殻を後にして
新たな肉体を生成する
おまえはほどかれた書物
書かれていたことも書かれなかったことも
風 ...
旅先ですべてがうまくいったら
それは旅ではないように
人生で何もかもうまくいったら
それは人生じゃない
今や猫は大スターである
連日テレビに出演してばあちゃんたちを
うっとりさせている
近所の猫たちも大スター気分で
うちの庭先を無断で通っている
たまたま僕が庭先で体操などをやっていると
僕の ...
ともしびが
ひとつ、
また、ひとつと
ともってゆく
ゆうまぐれ、
小高い丘から
産まれ育った街をみおろす
ともしびが、
ひとつ、
また、ひとつ
また、ひ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
現代自称詩カンファレンス2周年記念祭2
花形新次
自由詩
1
23/4/17 23:22
ダウンフォース
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
23/4/17 21:44
カレーな気持ち
短角牛
自由詩
2*
23/4/17 20:54
金色の時計を投げた日
服部 剛
自由詩
1
23/4/17 20:04
雨唄の夜
〃
自由詩
1
23/4/17 20:00
EMAK-BAKIA
墨晶
自由詩
3*
23/4/17 19:42
聖ジョルディからの忠告
坂本瞳子
自由詩
1*
23/4/17 19:35
リスニング
たもつ
自由詩
1
23/4/17 17:16
根
渡辺亘
自由詩
1
23/4/17 17:02
無題
〃
自由詩
1
23/4/17 16:48
暇だから還つてよし
民二郎
短歌
1*
23/4/17 16:29
モノクロ
短角牛
自由詩
3*
23/4/17 16:17
今日、生きて
ひだかたけし
自由詩
3*
23/4/17 14:41
風の中で
soft_m...
自由詩
1
23/4/17 14:29
独り言4.17
zenyam...
自由詩
1*
23/4/17 9:26
湖の即興曲
リリー
自由詩
4*
23/4/17 5:27
王様の耳は
りゅうさん
川柳
3*
23/4/17 4:13
ろくでなしブルース
ルルカ
俳句
0*
23/4/17 3:26
今度は拾って来た
〃
俳句
0*
23/4/17 3:12
反射光。
田中宏輔
自由詩
13*
23/4/17 0:34
休日の自転車
番田
散文(批評...
1
23/4/17 0:29
痕跡
ひだかたけし
自由詩
5*
23/4/16 19:28
待ち合わせ
水宮うみ
川柳
2*
23/4/16 18:06
ここで書く
ふるる
自由詩
8*
23/4/16 17:01
対立し合う響き
ひだかたけし
自由詩
3*
23/4/16 16:31
5月を語るにはまだ早い
空丸
自由詩
9
23/4/16 12:53
デスマスク
ただのみきや
自由詩
1*
23/4/16 10:37
It’s not so.
HAL
自由詩
0
23/4/16 8:48
猫の通り道
zenyam...
自由詩
0*
23/4/16 6:44
ともしび
秋葉竹
自由詩
0
23/4/16 4:42
373
374
375
376
377
378
379
380
381
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
加筆訂正:
デスマスク
/
ただのみきや
[23/4/17 8:47]
誤字修正
櫻坂
/
本田憲嵩
[23/4/17 0:49]
加筆修正しました。
3.53sec.