探し続けている。きみは どこの骨か
お菓子ひとつも もっていない
(沢山しまった命は永遠ですよ、と。)
ことあるごとに うようよとした、毛虫は
迷信 ...
お日さまに焚かれて
雲さま
雨さま
じっと堪えろ
古い旗が 濡れている
港で網が 破れてる
子どもの声が 掠れてる
今朝のはじめての冬は
目をつぶった時の残像が
私が
過去 ...
風が
季節を閉じようとしている
冷たい唇を噛んで
もどかしさを押し止めた
何も語らなかったから
世界は濁った
足跡もつかない
綺麗なコンコースの下では
臭い泥水が蠢いている
...
*いたずら書き
故人の顔にいたずら書きをするのはやめましょう
(たとえそれが噴き出すくらいに面白くても)
自分ではもうぬぐえないし弁解だってできやしない
*粘土あそび
...
波の音は おーい って
波の音が おーい って
小舟の陰では カサカサ って
おはようはいつも新しく
おやすみなさいはいつも優しく
休日の陽射しがとても穏やかでも
...
テーブルの上に眼鏡がある
隣に空き地がある
あの頃は雲がすべてだった
そして二人の黒板は溶けて消えた
+
シャワーは壊れた
兄は一人で展開図を描いている
...
宇宙旅行に
何億円もかける
必要はないよ
死んだら嫌でも
地球から離脱する
無一文で行ける
シン・宇宙旅行が
待ってるよ
○「我見」
*「自分は正しい 相手は間違っている
これが対立のもと」
*「自分は優れている 相手は劣っている
これが差別のもと」
*「ボケると
自分の間違いに気づかなくなる」
...
男と女は
なるようにしかならない
そんな事 知ったのは社会人になってから
季節など覚えちゃいない曖昧な記憶
空に陽の傾きかけた
あの日
百貨店の正面出口前の交差点 ...
垂直歩行、
覚束ぬマデ酔っ払う
ショウガネェナお前、
俺 ほろ酔いにて
魂の眼差し詩想持続し
肉の脳髄の硬直し
相変わらず魂の苦
それでも絶えず
内底の泉から
溢れる形象
...
揺れ動かぬ夜の残響、
フシギ
君 自転車コギ
街道沿い光の移動、
青々闇に鎮まる空の雲
縦並び在り もんわり白
よっつみっつ
観入り、
〉体の魂の霊の調和、束の間に掴む私に ...
あなたの
一番恥ずかしい格好を
見せてもらうまで
あなたの部屋の前から離れませんから
誰かを呼んでも無駄です
一旦離れても
また戻って来ますから
絶対に、絶対に
あなたの恥ずかしい格好 ...
誘惑が房なして実る
秋の夜霜に甘さは深まる
罪摘むように紫紺をつまむ
唇に触れる果皮の悩ましさよ
貴方に押し当てたたなごころの狂乱
ぷちぷちとはぜる無数の果実
ああ こんなにたやすく壊 ...
風光る風のささやきに悲しみ一つ。
悲しみはどこに帰るのだろうか
原初から欠けている魂という命と共に
光る 光る
この大切な悲しみ
未来の今も私は、今を未来に
忘れ去って逝く。忘れたくな ...
そのころ 宇宙が
「ふしぎの卵」から産まれた
その「ふしぎの卵」を産んだのは
「ふしぎ」だ しかし
その「ふしぎ」を
生んだのは
何だろうか
永遠か ならば永遠を生んだのは何か
永遠に ...
今日も 鏡をみると 病人の
あおじろい顔がうつっている
あおじろい あわれな 人生に
すてられたような 顔が
ぼっとして なにか 古びて
うつっている
女はいつも うつ ...
郵便配達員のしていた服装を
頭のてっぺんからつま先までも
覚えている限り言葉にしながら
ねえもっと夢のある話をして、とせがむ
そのあと決まって
死ぬって甘いよね、とも言っていた
持 ...
冬を編む音が聴こえてくると
祈りが近い
夕暮れが愛おしい
(行かないで)
熊ノ森のはずれにあった
馴染みの毛糸屋は
廃業してしまったらしい
けれど
絶望するにはまだ早い
めぐりめ ...
ちょうど今日みたいな
雨の夜だ
詩が化け物に変わるのは
悲しくて
苦しくて
淋しくて
切なくて
空しくて
...
子供の頃
あちらこちらで見かけた
今はあまり見かけない
干し柿は美味しい
子供の頃は好きではなかった
開発が進むほど
昔らしさは何処かに消え
寂しさを感じてしまう
味が独特 ...
霜月の
薄らさむいキッチンで
蒸気放つ きみと
僕は今、
目をはっきり開けたまま
夜の開ける瞬間をはかっている
そして
沸点こえる
きみの 紅い血は
...
港の全景は墨色に陽経つ
滴
/その視線を誂えた案は圧縮された生活に渇き
礼であり言葉にならない
青褪めた外には同情の余地も吹きだま ...
「オータム・ポエム 山形産アスパラ菜」
そう書かれた袋の中身はすっかりしおれて
50円でワゴンに積まれる
なんじゃらポエム
どこじゃいポエム
敗けたよ思わず何束も買ってしまった
お前さんは ...
あなたは林檎のかたちをした蜜柑です
濡れた皮を剥きながら
でも 必要だったのは
その 一つ分のくぼみだけでした
深緑のウロコ為す
巨きな蛇、
暗い口開き
牙を剥く、
響き為し私に向かい
言の葉、
響きの像の
現実を生きる
現が声鳴ります
時空を引き裂いて
どうして
こんなにも
遠くなってしまうんだろう
息子はもう用事のなくなってしまった
園を降りかえる
その向こうにはいつもより輝く白山さん
雪が溶けるよう ...
ぽかんぽかん
響きの促すんだ
巨きな深い穴底から
良くなるよ善くなれと
ぽかんぽかんト雨降り続け
きららきらら
きらきらり
葉群れ照り輝き
きららきら
銀の音色に光充ち
木立の緑の協和音
きららきらら
きらきらり
初冬の太陽
澄み渡る蒼穹に
独り毅然と輝き
地球の ...
rist.ali-ali-ali
a rist.ali-ali-ali-y
rist.teres ali-ali-ali-ali-ali-ali---
kimigawaruikul ...
あああ!
生きている
重さに
手を
合わす
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
みづしらずのはな
あらい
自由詩
1
23/11/18 16:42
冬のことば
soft_m...
自由詩
2
23/11/18 14:44
埋火
夏井椋也
自由詩
5*
23/11/18 14:31
死者の友
ただのみきや
自由詩
4*
23/11/18 11:57
okaeri.com 41-50
AB(なかほ...
自由詩
2
23/11/18 11:55
四行の駅
たもつ
自由詩
2*
23/11/18 8:38
シン・宇宙旅行
イオン
自由詩
2*
23/11/18 8:24
独り言11.18
zenyam...
自由詩
1*
23/11/18 8:00
信号機
リリー
自由詩
1+*
23/11/18 6:46
詩想34
ひだかたけし
自由詩
2*
23/11/17 21:25
この夜の断章2
〃
自由詩
4
23/11/17 19:58
恥ずかしい格好
花形新次
自由詩
1
23/11/17 19:36
葡萄
福岡朔
自由詩
3*
23/11/17 16:13
帰る
こしごえ
自由詩
1*
23/11/17 15:31
卵の果て
〃
自由詩
2*
23/11/17 15:29
詩人はいつも美しい
家畜人
自由詩
1
23/11/17 14:49
よくよそ見する子供は今日も
妻咲邦香
自由詩
2
23/11/17 11:30
もこもこ
そらの珊瑚
自由詩
10*
23/11/17 10:39
どらごんのこども
TAT
自由詩
3*
23/11/17 9:31
干し柿
夏川ゆう
自由詩
2
23/11/17 7:52
Kettle
リリー
自由詩
3*
23/11/17 7:10
くちからしたむ
あらい
自由詩
1
23/11/16 22:22
オータム・ポエム
松岡宮
自由詩
6
23/11/16 22:12
くぼみ
はるな
自由詩
3
23/11/16 21:55
五行歌、白夜無2
ひだかたけし
自由詩
4*
23/11/16 18:46
sayonara.com 41-50
AB(なかほ...
自由詩
2
23/11/16 18:33
五行歌、白夜無(改訂)
ひだかたけし
自由詩
2
23/11/16 17:43
葉群れのうた(改訂)
〃
自由詩
2
23/11/16 15:16
a rist000
ナンモナイデ...
自由詩
2*
23/11/16 14:15
※五行歌「生きている 重さに」
こしごえ
自由詩
0
23/11/16 10:42
373
374
375
376
377
378
379
380
381
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
4.49sec.