画集の、印刷の匂い、
――――――――――
私はもはや空っぽで、
何も求めてはいない。
何もかもとお別れして、
真っ白な風の中を消えていくのも、
そう遠くはないだろう。
画集の印 ...
奇妙な生き物
近付いて来る、
一歩一歩 羽ばたいて
青い眼をして白い力線
描き湾曲しくねり唸り
空漠のひろがり
生きている意志、
その残響刻まれ
光の闇に闇の光
にか ...
- impromptu +
前略
ドライヤーで空氣猫に冷風浴をさせてる
と 思ったら自らの蓬髮だったよ {ルビBaby, ba ...
○「じいさんのできること」
「ありがとう!」の一言
勃起しなくなったじいさんのできること
ただそれだけだよ
今日も読んでくれてありがとう!
昔は僕も若かった
どんぶり飯にラーメン大盛
コーラはオームサイズ
昔は僕も若かった
100メートルを全力で走っていた
マラソンを完走していた
昔は僕も若かった
朝立ち昼立ち夕立ち
いつ ...
過夏、アキ、コメット伝言 わらべから
*大矛盾。社内で行う第三者委員会。
**超現実。分裂することでの刹那の安心。
***近未来。言葉と文字と情報で構築されたネット詩人たち。
...
窓の外からプラハの音がする
かつて愛していた人や物も
眠たい砂鉄のように
廃屋に降り積もっている
少し押し込むと
そこで手触りは行き止まり
肉体は肉体たちのメニューとなり
旧市街 ...
夜明け前のベランダからきみが飛ばした紙飛行機が
雨の匂いのする湿った風に乗って海辺までたどりついて
疲れた顔で煙草をふかす港湾作業員の肩に着陸した
薄紫色の空気を震わせるパナマ船籍のタンカーの汽 ...
力なく銃を取り落とした右手
ひとつしか置けない椅子
空にも海にも嫌われたぼくらの青い瞳
その頬に伸ばして撃ち落とされた左手
羽ばたく魚 溺れる鳥
黄色い旗 黒い丘
愛そのものだった内臓 ...
作品以前の原初の詩、
創造的な力動のこの核
ヒビキのヒカリ 踊る躍る、
ヒカリのヒビキ 踊る躍る、
荒々しく細やかなその力動
紡がれ折り重なる幾何学模様
わたしはあなたがわ ...
オーム(あるいは人の死)
その人は象徴を求めない
鏡もまがたまもいらない
その身を世界のくらやみに置かなくては
鳥たちの空を見上げることは許されない
キ ...
心の舞台に 躍動する純白
見る観る観入る
外界閉ざされ遮断され
沸々と湧き上がる
また始まる初めての現
闇の光に
裂開する瞬間に
薫り開いた一輪の色
無垢を汚 ...
六個の三列が
机の下から汚れてでてくる
それを見もせず
机の上を手で触る
その机の上も僕なのにね
お前は目の前の僕は見ない
あまたのことばが虚空を削り
ひとつの卵が残された
閉じ込められた海の幽霊は
体積も質量も持たずに時化たり凪いだり
おのれに欹てることに不自由はなかったが
鳥が縫うような眼差しのおしゃべりに
...
林檎を むきながら想う
貴方の目
どうしても思い切れない
あなたの声
リトルシガーの煙
うすく立ちのぼる果は
頼りない指の先
もはや 希望の色はなく
何か ぼ ...
ぼくはどこへゆくのかなぁ
ポケットにビー玉がじゃらじゃら
麦わら帽子に少し汚れたランニング
ビーチサンダルの鼻緒はブルーだった
あの頃のぼくはもういない
灼熱の街を黒い革靴でさまよう
...
夏が街を焼く昼間に
君の背中シャーベット
それで、もしも笑ったら
この星は砕けてしまうから
愛にならないように
でたらめな名前をつける
わにのウインク とか
ストロボ電柱 とか
...
iPhoneに入っている
お気に入りの曲をかけ
Bluetoothで飛ばして
天井のスピーカーから
流れ落ちるメロディー
これは夢の中
街路樹の並ぶ道を
誰かと歩いている
枯れ ...
君の声が僕に届く
受話器を少し曇らさせて
その空気を庇った
時間がないような気がして
一度に沢山のことを
話したくなる
僕らはまだ
何も知らないはずなのに
どうして同じ方向を
...
柔らかく白く歪な形に輝き響かせ
ふっくらふんわりふらりふゆうし
あるもの在るものと頷かせ白雲よ、
わたしのたましい大きな巨きな歌
火球燃える天空に開放されながら
こんなに色づき薫り漂 ...
これからは眠ることに罪悪感
抱かなくてもいいなんて
解放感ある記事を読む
研究結果で生き物は
眠っているのが標準で
デフォルトなのだと論じてる
起きていて覚醒している状態は
イレギュ ...
酷暑になってしまった
平成最後の夏
平成を締めくくる
平成最後の夏と聞くと
何だか複雑な心模様
特にいつもと変わらない
夏を過ごしている
ただ違うのは酷暑
最高気温の更新
...
心の 跳ねとぶような白
に、目を見張る
花は幻の様で すみとおり
もう萎んでしまう朝
銀夜に 開き
香り咲いた一輪のナイトクイーン
純真さが迫る ...
○「生きる」
鳥たちも
虫たちも
草木たちも
それぞれの生を
迷いなく
生きている
○「今ある幸せ」
今ある幸せに
感謝しよう
今ある幸せに感謝できる人は
幸せだ
○「 ...
iqが20違うと
会話が成立しないそうな
高い方が病気扱いですな
おまえには難解でわからないだろ
誰もわからなければ
病気扱いですな
なんかいー感じ
を大事にしてもらいたい
作 ...
くもひとつない、
困り果てた青空のした、
それでも、毟ろうとする、
土ようびの、
しごと、
土鳩のように、首をかたむけて、
いやでも土と向きあう、
ことになるから、
それは、
ホント ...
夏花火
雨空を裂き
夕闇を
爆ぜて飛ばして
花一匁
光より
音は遅いと
いう事を
いつも花火は
...
お盆休みに入る前日
同僚と 飲みに行く京阪電車は
県内で有名な進学高校のある
最寄駅で停車する
車窓から 何気に眺める向かいのホーム
線路を跨ぐ距離で目が合ってしまう
...
マスミ・ハヤシは
カレーに砒素を入れ
毒婦と呼ばれて大喜び
サトシ・ウエマツは
19人を刺殺した
優勢思想家だった
君は偉大な芸術家
ふりをしてるんじゃない
騙してるわけじゃな ...
いたみはずれ毎日は窓をあける肌の向こうの空を空にする
狼の眼に朗らかに根を張った無限を恨む娘の痕跡
数パーセントのスパイと戦闘後吸うパイセンとスーパー銭湯
屋 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空白
由比良 倖
自由詩
4*
23/8/13 19:36
メタモルフォーゼ
ひだかたけし
自由詩
3
23/8/13 18:54
不毛れ佐
墨晶
自由詩
2*
23/8/13 13:57
独り言8.13
zenyam...
自由詩
2*
23/8/13 9:56
昔は僕も若かった
〃
自由詩
7*
23/8/13 8:07
過夏、アキ、コメット伝言 わらべから
足立らどみ
自由詩
3*
23/8/13 6:45
プラハの桜
たもつ
自由詩
5*
23/8/13 6:37
うすむらさきいろ
大覚アキラ
自由詩
7
23/8/13 3:24
テスト投稿
印あかり
自由詩
3*
23/8/12 23:28
詩想3〇原初の詩を
ひだかたけし
自由詩
3
23/8/12 20:06
オーム(あるいは人の死)
soft_m...
自由詩
5*
23/8/12 19:39
純白とワタシ
ひだかたけし
自由詩
2*
23/8/12 16:18
六家
カッラー
自由詩
2
23/8/12 15:55
リュウグウノツカイ
ただのみきや
自由詩
3*
23/8/12 13:35
秋の道
リリー
自由詩
5*
23/8/12 8:08
ビーチサンダル
atsuch...
自由詩
12*
23/8/12 4:30
でたらめ
はるな
自由詩
5
23/8/11 23:03
雪の華
銀薔薇
自由詩
2
23/8/11 21:02
月下美人
ミナト 螢
自由詩
4
23/8/11 19:19
大きな巨きな歌
ひだかたけし
自由詩
5
23/8/11 16:43
デフォルト睡眠
イオン
自由詩
1*
23/8/11 14:43
平成最後の夏
夏川ゆう
自由詩
3
23/8/11 14:16
月下美人
リリー
自由詩
3+*
23/8/11 12:26
独り言8.11
zenyam...
自由詩
4*
23/8/11 7:16
病床にて
りゅうさん
自由詩
3+*
23/8/11 6:07
土ようび 土ようび
本田憲嵩
自由詩
9
23/8/11 0:15
花火大会
TAT
短歌
1
23/8/11 0:04
夏のメモリー[まち角22]
リリー
自由詩
2*
23/8/10 23:18
フェイク
銀薔薇
自由詩
1*
23/8/10 22:00
座標に座る
水宮うみ
短歌
1*
23/8/10 21:49
355
356
357
358
359
360
361
362
363
364
365
366
367
368
369
370
371
372
373
374
375
376
377
378
379
380
381
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
3.66sec.