血溜まりに顔浸りつつ星月夜

流れ星憎きあいつの死を願う

若者の最後の花火今終わる

鳴き時を間違えて死ぬ秋の蝉

サルビアの如き真っ赤な血の下着
それは彼方からやってきた
アントニオ猪木ってやつだ
とても大きな塊で
サンプラーザでの生誕祭
ぼくは警備員だった

客席通路のまんなかあたり
猪木は全速力で走ってきた
ぼくは猪木とぶつ ...
「まだ私を抱いていて」

貴方の部屋に響いた声は

既に誰の声でも無くなっていた

ベッドの傍らのサングラスに映る

エンドロールが滲んで消えた


「貴方の傍にいたかった」
...
水が
物に当たる音は
するけれど
水自体は
無口でしょう





みんなひなたぼっこ
ぽかぽか
光る
そよ風さらさらの
抜け落ちた時間のパースに映り込む
秘密の横顔
渦巻き波立つ色味の底から
語ることもなく侵食する
気配だけが
景色を歩き回る
赤さびた鉄柵や種子をつけた枯草
ねめつける光に卒倒した長い影の ...
 目覚めた時にすでに憂鬱

 カーテンを斜めに開いて落ちる雨に憂鬱

 「ごめんなさい」が言えなかった昨日の自分が憂鬱

 下駄箱を蹴っ飛ばして靴の踵を踏んでいる自分が憂鬱

 土砂降 ...
ふる里の彼岸花さく夕暮れに 落穂拾いの煙たなびく
遠き日の幼き子らが踏み惑う 彼岸花さく里の夕暮れ
 或る 雨の朝

 しぶきに打たれる鋪道の

 流れる水の勢いを 感じながら

 あなたを久しぶりに思った


  夏の始めの山は緑だから

  美しいし

  君は 緑の年 ...
風邪をひいて
回復するにはビタミンCです

貧乏くじをひいて
逆転するにはウルトラCです

心の痛みをひくのに
分泌されるのがイタミンCです

イタミンCが分泌する副作用で
文筆さ ...
鎌倉の改札秋寒し

泥水のような缶コーヒー話しかけても答えない

秋の雨歩けば歩くほど薄れる意識

秋の雷存在はだんだんほどけて消える

七里ヶ浜欲しくもないものを欲しがっている

...
十人十色の精神は
宇宙を模倣した様な神秘的な歪さ

振り返ってやっとわかった一期一会

十人十色のベクトルで
初めまして
そして
さようなら

唯一無二のアイデンティティ
この度
自称詩人を身内に持ち
多大なる被害を被っている
家族が結束し
自称詩人被害者家族の会を
結成することになりました
目的は自称詩人を止めさせ
社会復帰させることと
自称詩人の温床 ...
永遠と思ったことが
後悔でしかない
春先の霞が澄み渡る風に飛ばされ
蒼然と光が落ちる
青さを一層増す丘陵地帯
あ、あの、あのね
ね、その

それ、 おきて

居ないものを見た
居 ...
生意気にmy key みせては圧をかけ他のこと知らぬ哀れな男 藤井聡太が21歳で
8冠に輝いたというのに
私は還暦を過ぎて
自称詩人をやっています
どうせあと5、6年の命なので
今更他のことは出来ません
私はこのまま死ぬまで
自称詩人でいいのでしょ ...
友だちは欲しかったけど
仲良くなると怖いから駄目
正しいことは知っているけど
息が苦しくなるからお終い

薬じゃ治らない恋をした
私から私へと手に手を握って
大丈夫だよと言って欲しかった ...
ひぃらひぃら
ふぅわふぅわ

舞うの真上に舞うの

おぉいおぉい
とぉいとぉい

響くの微細に響くの 

するっするっ
あったかぁい
光に充たされ

ずんずんずんと

...
さまざまな
物事は
一概には言えませんね
それぞれがそれぞれだ
でも地球は一つだけ
あの人に
人生への愛を教えてもらった
いのちが晴れる事を教えてもらった
青く
果てしない空
私の心は今 澄んで
深呼吸をした
飽くまで
人生の中の
平凡な一日の事だった
一陣の風、
吹き抜ける
この初秋
空は青く
何処までも高く
天蓋は涯までまぁるく
円かに外部はなく
凪いで
人々は歩を進める

この地上にて

神々は居られ
その豊穣なる艶姿 ...
あの人の まなざし深く静かな
群青色は列をなして
宙を見つめている

人類の亡んだ地球の岸で、
あの人の亡霊が釣りをしている
風はそよそよと光り
空には雲が
ぽっかりぽっかりと浮かんで ...
何をやるにしても
やる気がなければ
上手くいかない

続けることが難しく
途中で止めたくなってしまう

自分を信じる
やる気が湧いてくる
やることが上手くいく

その流れが続いて ...
 貴方と逢っての帰り
 雨雲が 電車を追うその先
 西山へ落ちかけた陽が鮮やかに薄紅で 
 大きい


  稲の穂先に むせながら
  田の中を歩き
  やがて深い竹林に入った時
...
基本的には拙者は、インフラが整備されていなくてもリア充な生活を送ってきたのだろう。なので思えばネット詩人達から(アイツからあの子から)は傲岸不遜な奴だと思われていたのだろう。ネット内の他者の実際の人生 ... 海と山に挟まれた街の

湾を照らす黄金色の夕日

風の流れる音が聞こえる

鳶の群れが警告を与えている


世界の底にその街はある

虹の彩りが世界を縁取る

空は人の脆さを ...
沸き起こりながら
奥底から響き立ち襲い来る
このなんとも憂鬱に芳しい
逆巻く熱波更に突き抜けながら

爛熟した強度の破裂に継ぐ破裂に
明度増しゆく意識の視界開きひたすら
私という人格の中 ...
すずろな雨に日は暮れた。
夜風は時折強く吹き
それは何処から吹くとも知れなかつた。

日暮れて尚雨は降り続け
郵便ポストはほのかに照らされ
誰かの差込んだ茶封筒が濡れてゐた。

...
最低気温も11℃。
台風15号は900hPa。
明日、金曜は13日。
昨夜食べた秋刀魚は莢より細く…
重ねてきた61の秋。
希望はこれでいい。
その無はしかたがない。
コーヒーもまた ...
北半球で大陸が
あかくもえはじめる
地球儀を横切る
オレンジのすばやい牡鹿よ
君の足は細かったね
ツノは複雑で立派だったね
くるぶしから覗いても
隙間は無くなっていて
何も見えない
...
魂という命は
絶対ではないけれど
大切であることには
変わりない
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
チンポコ俳句花形新次俳句023/10/14 20:10
めーとる妻咲邦香自由詩4*23/10/14 14:35
The Inerasable 自由詩523/10/14 13:39
※五行歌 二首「水自体は無口でしょう」こしごえ自由詩4*23/10/14 13:32
頭痛薬を切らすただのみきや自由詩2*23/10/14 12:04
憂鬱佐白光自由詩3*23/10/14 10:59
里の秋星野つばき短歌323/10/14 10:01
雨の朝リリー自由詩8*23/10/14 9:59
イタミンCイオン自由詩1+*23/10/14 9:57
いつまでもいるかち俳句223/10/14 2:53
自由詩423/10/13 22:47
自称詩人被害者家族の会花形新次自由詩323/10/13 22:20
枯れ尾花這 いずる自由詩723/10/13 21:06
舞鬼ー(マイキー)足立らどみ短歌123/10/13 20:57
自称詩人Hからの相談花形新次自由詩223/10/13 19:46
虹のスープ妻咲邦香自由詩3+*23/10/13 18:14
詩想22ひだかたけし自由詩423/10/13 17:24
※五行歌「でも地球は一つだけ」こしごえ自由詩3*23/10/13 17:03
空へ渡辺亘自由詩323/10/13 15:44
この地上にて(改訂)ひだかたけし自由詩523/10/13 15:31
限界の先を夢見るこしごえ自由詩4*23/10/13 13:30
自分を信じる夏川ゆう自由詩423/10/13 12:42
夕陽リリー自由詩4*23/10/13 8:27
「傲岸不遜な奴ら」をさかなにしてのAIとの会話足立らどみ散文(批評...2*23/10/13 8:14
世界の底で自由詩4*23/10/12 22:15
PRESENCEひだかたけし自由詩5*23/10/12 18:20
長雨スケツチ (旧作)石村自由詩1*23/10/12 17:03
自分回廊ナンモナイデ...自由詩4*23/10/12 13:52
左目だけが痛いモリマサ公自由詩223/10/12 11:29
※五行歌「魂という命は 絶対ではないけれど」こしごえ自由詩2*23/10/12 9:08

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