芝居観て朝顔市や万太郎
この風とバルコニーはいま猫のもの
父さんの歯のない笑い百日紅
キッチンの椅子は三脚センダック
六歳の背丈の君の夕焼雲
今日もまた庭の掃除に時間使う木々の生きてる声に聴き入る
テレビ欄似た番組が多くあり視聴率合戦繰り広げられ
大雪を降らす寒波は来なかった雨だけが降り寒い一日
年明けて時の流れが加速して ...
家の窓の中にいると
そこが家の眼だということを
うっかり忘れそうになる
薄いカーテンを開け放ち
風を出迎えると
人の眼も
家の眼も
まばたきする
季節のかわりめに
少し驚くようにして ...
○「好日」
体調よし
天気よし
ワイフの機嫌よしで
今日も好日なり
○「柔軟心」
あれはダメ!
これもダメ!
ではなく
あれもよし
これもよしで
暮らしていく
○「本質 ...
ビルの谷間に皐月風
それは歩道の正面から運ばれてきた
若い男の声だった
パパなお前のキモチ分かる。分かってるから今日ユラちゃんに謝ろうな。
ギョロリとした目に たらこ唇
...
真夜中、夜の川
川面に突き出た瀬岩を
{ルビ躱=かわ}しかわしながら
ぼくの死体が流れていく
足裏をくすぐる魚たち
手に、肩に、脇に、背に、尻に
触れては離れ、触れては離 ...
ジェンガティンガ司令
来る日も来る日も定位置まで数メートルを進む。食べるため生きるために日々が変化の暮らしの繰り返しのなかで一挙一動ひと言葉ひと言葉が命とりになる世界で生きてきてこれからも生き続 ...
ゆうやけ、こやけ、
鍋の底がすこし焦げた、
スプーンですくった、黄いろいルーの、
ぐつぐつと美味しそうに、ガスコンロの火で煮込まれてゆく、
それは、
ようやくふたりで完成させた、
さいごの ...
色ひろがり
色とりどり
遊ぼうよ、
遊ぼうぜ、
戯れの官能、
真実の愛と
勘違い溺れ
費やした日々
私は何処へ行って居た のダロウ?
ヒビキのウナリ
装う秩序
普遍の ...
君は 名前だったよね
ちがうと言った 名後、って何度も
前じゃない。後、済んでるの
ある日突然ゆりかごの光がベランダの向こうを歪めていたから
それが空と胎盤の混淆と知ったのは最近なの、だか ...
とても大きな
わたしを引き寄せる力
胸が苦しくなっても求めた
果物の芯と愉しみを並べ
羽翼のむくろで憐れみを繋ぐ
意思が現す 作りものとして
中身を 刻み続けた
次第に吸い ...
ぽつぽつと
点 穿つように
静かな夜
魂 次元の扉開き
奥へ奥へ入っていき
白い月の光跡、
キリストの足洗う
ヒビキの渦巻き、
イエスを去らせ
虚空間に
原像 彫り込む
...
今日はお休みで
しとしと雨
静かに寝てました
お昼に
たこ焼きを買ってきて
ビールを飲みました
畳の部屋で
ファミコンのプロレスをしました
あとやることは
晩ごは ...
降り続ける雨、
外の 街道の
アスファルト濡れ
気付けば夕暮れ、
雨に濡れる街
そしてシズク
カラコロロ
転がり広がり
水溜まりの輪、
私は今日は何処にもいかなかった
私は今日 ...
包丁で縦にまっぷたつ
eringiの断面はしろく均一
なにもない 別段
はらわたを期待したわけでもなかったが
ningenの断面が
eringiみたいなら気色が悪い
それともこんなに単純 ...
○「5月の連休」
98歳で登山している友人もあれば
入院して点滴受けている友人もある
人生はさまざまだ
○「不平不満」
Uターンして田舎の悪口ばかり言ってどうすんのよ
夫の実家 ...
蜃気楼を君が飼っている
蜃気楼が君を飼っている
どちらにしてもおなじことかもしれない
どちらにしてもつかのま見つめているだけ
春の午後に置いた
白い椅子から
Dear Mr. and Mrs. ___
________________
______________________
___________________________
...
靴の波形が
朝に眠っている
せっかく書いた
花粉の名がついた遺書を
私たちは窓に落としてしまった
加工場から続くダクトの
先を曲がると
梅雨が始まる
身体が雨のようになる
そ ...
なぜ、貴方の作品が、もっと評価されなかったのだろう
情報システムてきな限界
著名な詩人の詩論から、シュールはブーメラン
...
人なんて 一緒に食事してみないと分からない
お酒を飲める人ならば
呑ませてみないと分からない
いつもそう 思っているが
同僚の彼女は呑ませてみても分からない
生ビール中ジ ...
ここに注目← の絵を見ながら
本邦はなぜ少年たちを守れなかったか
考える
婆が餓鬼道に堕ちていたと
坊主の説教を聞きながら
坊さんは{ルビ訓練された=トレインド}{ルビ思想家=シンカー} ...
田園の
真ん中に
ぽつねんとそびえている
焼き鳥屋から
狼煙があがる
狼煙があがる
昼は
終わったのである
夜が
始まるのである
だんだん
だんだん
浮き上がる
ぼぅ ...
夜闇に
明るく点す灯のように
緑の街路樹 揺れに揺れ
街灯に照らされ鮮やか
波打ち唸って叫んで
なんて孤独なんだろう
宿命だよ、孤独は
欺瞞に満ちたこの社会で
孤立だけ 回避し ...
鉄は熱いうちに叩け
失敗したやつがいたら 凹んでるうちに事実を叩きつけろ
正論が一番強い 感情論で生きてる奴を封殺しろ
迷惑かけるやつになんか価値はない
晒されてきた言葉は ...
僕は音楽を解っていません。
音楽を客船に例えるなら、僕は乗客です。
船員ではありません。
下っ端の船員だって、船長の話す言葉の意味が解るというじゃないですか?
船乗りには船乗りだけに通じる共通 ...
大きな大きな弧を描き
重ね弧を描き太陽、宙空
円描く雲に包まれ輝きながら
地上のすべてすべて 照らし出す
*
悪魔と天使に引き裂かれ
僕たち、歩み進む
求めても求め得切れな ...
まぶたの裡に 月をおさめ
人は目ざめる
自己の嵩に 食べられながら
胸の端に 散らす花
祈りは いつも途中で待つ
雨を迎えに 降りつかえる
命のジグソーパズル
無 ...
巨大なもの 落っこちて来る
深い沈黙に入っていきながら
巨大なもの 落っこちて来る
錯綜する現実、
カオス私を殺す
暴威のシャウト
響きの音、絡み
現の根懐かしむ
意識 微睡み ...
忙しいとは、
心を亡くすと
書く。いけない
自分をとりもどさなければ
心が泣く
私は、私が
信じる
存在を
信じる。
人は人、己は己だ
{引用=※五行歌とは、「五行 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
パピエ・コレ『 』
まると
俳句
2
23/5/8 13:01
冬
夏川ゆう
短歌
2
23/5/8 13:00
まばたき
そらの珊瑚
自由詩
15*
23/5/8 10:11
独り言5.8
zenyam...
自由詩
2*
23/5/8 8:19
メドゥーサの瞳
リリー
自由詩
4*
23/5/8 6:48
葵橋。
田中宏輔
自由詩
17*
23/5/8 0:26
ジェンガティンガ司令
足立らどみ
自由詩
4*
23/5/8 0:04
カレーライス
本田憲嵩
自由詩
11*
23/5/7 23:46
死んでこそ花と成る
ひだかたけし
自由詩
4*
23/5/7 22:33
名後
soft_m...
自由詩
2*
23/5/7 19:04
悪でいい、囁き
〃
自由詩
2
23/5/7 19:02
静夜
ひだかたけし
自由詩
4
23/5/7 18:34
ほんのり昭和
日朗歩野
自由詩
3*
23/5/7 17:41
雨降りの夕暮れに
ひだかたけし
自由詩
6
23/5/7 16:30
虚構の翼
ただのみきや
自由詩
1*
23/5/7 11:32
独り言5.7
zenyam...
自由詩
1*
23/5/7 11:23
春の午後に
塔野夏子
自由詩
3*
23/5/7 10:26
常磐未来
あらい
自由詩
1*
23/5/7 9:09
梅雨
たもつ
自由詩
5*
23/5/7 9:04
電子レンジの中でシュークリームが爆発した日
足立らどみ
自由詩
2
23/5/7 8:59
酒豪
リリー
自由詩
5*
23/5/7 8:50
よくわからんが
りゅうさん
自由詩
3
23/5/7 4:24
ルーティーン
北村 守通
自由詩
5
23/5/7 0:30
夜闇の孤独
ひだかたけし
自由詩
4*
23/5/6 22:28
この体で戦うの
短角牛
自由詩
8*
23/5/6 18:45
音楽を解っていない
為作
自由詩
2
23/5/6 18:41
進化4
ひだかたけし
自由詩
3
23/5/6 17:46
目ざめ
soft_m...
自由詩
2+
23/5/6 16:25
接触
ひだかたけし
自由詩
3
23/5/6 15:52
※五行歌 二首「忙しいとは、心を亡くすと 書く」
こしごえ
自由詩
4*
23/5/6 14:50
360
361
362
363
364
365
366
367
368
369
370
371
372
373
374
375
376
377
378
379
380
381
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
399
400
加筆訂正:
虚構の翼
/
ただのみきや
[23/5/8 8:44]
誤字修正。
3.82sec.