つめたい廊下で私が泣いている
母が作ってくれた帽子だ
思い通りになることの方が少ない
熱湯のような日々で
わたしたちが破裂しそうだ
はやく、それを被って抱いてもらいな
でも、母の腕はも ...
萬緑や
「切れ味」だけで遣り通す
地獄のサタも三文字だけだ
祐気取りをしに行きたい
新たなる希望、天に馳せる
思い残さず
満天の空にあの子を抱き
赤裸々に累々と
豊穣の海へ
悲しみを噛砕し
あのときあの子に誓った愛を
胸に抱き、手で温め ...
茗荷
冷奴
ビール
・溜まる夜、純度の高いチバの声
・サーストン、ムーアの覗く錆びた海
・処方箋、カート・コバーンの夜は更けて
・膝小僧、覗いた先のシド・ヴィシャス
・ライダース、Oiた身体で ...
「孤鳥」
規則正しい通りの両側には、規則正しく家々が立ち並ぶ、それぞれの窓は開け放たれており、バルコニーには規則正しくbirdが並んでいる、birdは均等に朝を迎える、birdはお互いを決し ...
電力不足が叫ばれるなか
私は解決策を提案したい
日本中から
自称詩人を集めて
自転車こぎ発電をさせるのだ
塩水と1日一食コンビニの
のり弁だけを与えて
24時間こぎ続けさせるのだ
力尽 ...
赤く燃える残照の地平に
片眼の巨人が座る
表層を掠めていく孤独
深まる陶酔の眼差し
彼は聴き入る
遠い故郷の残響を
わたしは ひとり ここにいる
隠された故郷の残響を聴きながら
...
「ございます。しかし、魔法弾を浪費することは避けたほうが良いでしょう」
「ならば……」と、エイミノアはひときわ大きなグルレッケに向かって、剣を構える。
「お前がグルレッケの{ルビ頭=かしら}か。い ...
グルレッケたちは獰猛だった。ヨランとエイミノアを食餌にしようと、
襲い掛かってくる。ここは荒野、誰に助けを求めるべくもない。
エイミノアが一頭のグルレッケに向かって斬りかかる。
しかし、群れの長 ...
傷付きたくないから
隠したり
ぼかしたり
いつか
モザイクの下に眠る
本当のことを
大きな解像度で
見る日が
来るのかな
熱のなかで
ほどけていくときに
みんな ひとつの 記憶でした
ひすい色の鳥
一切れの歌声
水の運動
ほんのわずかの 知っていること をとおして
世界をみようとするとき
...
このままの経緯で推移すれば……
ダメです、破滅しますっ
というシミュレーションから
落ちるさまを、ええ
ただ見ていたと
やれこうしてやろうとか
伸ばしてやろうとか
縮めてやろうとか
...
初めの一粒は丸みを帯びてさえおらず
二粒三粒とぶつかり合って砕けては
刺さりさえした
色合いはその都度変わり続け
真っ黒になった事も有った
増えていく度に刺さり続けていた硝子も
気 ...
ドイツ人がユダヤ人の商店を夜中に襲い
割られたショーウインドウの
破片が
舗道に散らばり
月明かりにキラキラと
輝いていたのが印象的で
その夜の出来事は
「水晶の夜」と名付けられた
...
ガッハッハ
豪放磊落
いざ行かん
奇異な金環食の貯金箱には未だ一円も入っていない、いないのだ。だがテレビの砂嵐の前では息が詰まる、つまってる、甘く湿気った菓子を求めて いつものひとの臭いがする。鎮痛剤を呷った。まだまだ殺されるために蓄 ...
きみは心が弱いから
そんなウンコみたいな自称詩に
イイねを入れてしまうんだよ
奴らは
イイねを入れたら
お返ししないではいられない
きみの弱い心につけこんで来る
とっても悪い人間なんだ
...
部屋にいる
それだけで逃げた気分になるのは
わたしが臆病者だから
誰の気分も害さずに
自分の気分だけ害して
天井を見つめる
自惚れに気づくのが
遅すぎたのはわかってる
世界 ...
罅
皺
創
宙空の先のビー玉の喧騒
夢はわちゃわちゃ過ぎていき
白雲もくもく青空に湧く
夏の街には太陽燦々
老婆と少女が手を繋ぎ
踊り廻るよ、廻り躍る
死の標的を撃ち抜いて
生の覚醒に眩め ...
ヨランが魔法弾を投じる。空が割れて、幾条かの雷が閃いた。
そして、グルレッケ数頭に向かって放たれる。
「ギャッ」という声を上げて、それらグルレッケたちは倒れた。
エイミノアは唖然とする。
...
ヨランの落ち着き払った様子に、エイミノアは苛立った。
自分にしろ、数々の戦いを経験してきている。
それなのに、このヨランの冷静さと来たらどうだ。
まるで、怖い物を目にしても物怖じしない赤子のよう ...
なにもしようとはしないことをしようとしつづけるあなた
女のいない楽園で王を名のり その身に起きた 起こらなかったことのすべては
カラフルな電影にゆれる参道のウィンドウを行き交い
...
ここではないどこかで夜が終了しました。
子どもは朝を舐めてひとくち辛いといえば、
昼にはボールを蹴ってロケットだロケットだ、と
こぞって夜の空をゆびさしている。
サンドロケット、ぼくらは命 ...
あなたは何時も背伸びばかりして、足を吊らせては、また無理しちゃったなって思ってるけど、あなたはそうやって少しずつ持てる荷物の量を増やしているの。だから少しずつ歩いて行けば良いの。だけど気付いてほしいの ...
○「自画像」
僕の身体は無修正です
僕の頭はアナログです
僕の心は昭和のままです
○「田舎通信」
田舎はまだ年功序列です
だから若者は肩身の狭い思いをしています
田舎はま ...
ケ、
チャップは、
嵐の夜、
電動自転車に乗って
ポマードの匂いのする
男同士の海とサンバを踊る
ケ、ケ、
チャ、チャップは、
エアリンガスのエアバスA320にロッテ
スンドゥブチゲ ...
暑い夏
体汁搾り
飲み干して
ヨーデコロンを
ミスト散布し
私は 思われ人
なに考えてるか分からない と思われ
気が利かない と思われ
国籍不詳 と思われ
かつら付けてる と思われ
いいか 悪いか抜きにして
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
回遊
はるな
自由詩
2
22/6/30 6:19
ぶったぎる
足立らどみ
短歌
1
22/6/30 6:02
我が人生に栄光あれ
二宮和樹
自由詩
0
22/6/30 2:44
令和4年6月29日(水)
みじんこ
自由詩
0*
22/6/29 23:45
Rock'n 川柳
ちぇりこ。
川柳
4*
22/6/29 22:41
bird land
〃
自由詩
4
22/6/29 22:37
電気人間
花形新次
自由詩
1
22/6/29 21:10
王国
ひだかたけし
自由詩
5*
22/6/29 19:25
盗賊ヨランの旅(七)
朧月夜
自由詩
1*
22/6/29 19:14
盗賊ヨランの旅(六)
〃
自由詩
1*
22/6/29 19:13
モザイク
ミナト 螢
自由詩
1
22/6/29 19:09
熱
はるな
自由詩
2
22/6/29 16:48
つらつら思うに
りゅうさん
自由詩
0
22/6/29 15:50
硝子一粒、海。
武下愛
自由詩
3*
22/6/29 14:30
クリスタル・ナハト
TAT
自由詩
1
22/6/29 8:53
ガッハッハ
足立らどみ
川柳
2
22/6/29 7:35
軌を一にする
あらい
自由詩
0
22/6/29 1:11
返礼するな
花形新次
自由詩
0
22/6/28 22:19
部屋
TwoRiv...
自由詩
8*
22/6/28 21:43
令和4年6月28日(火)
みじんこ
自由詩
1*
22/6/28 21:16
夏空(改訂)
ひだかたけし
自由詩
9*
22/6/28 19:43
盗賊ヨランの旅(五)
朧月夜
自由詩
1*
22/6/28 19:03
盗賊ヨランの旅(四)
〃
自由詩
1*
22/6/28 19:02
それとなく別れてくらす
末下りょう
自由詩
2
22/6/28 18:08
夜が終了するまえに
よるもと
自由詩
2
22/6/28 16:27
手紙
武下愛
自由詩
0
22/6/28 16:10
独り言6.28
ホカチャン
自由詩
1*
22/6/28 10:43
ケ、チャップだけのナポリたん
atsuch...
自由詩
7*
22/6/28 9:46
飲汗健康法
足立らどみ
短歌
3*
22/6/28 4:38
思われ人
佐白光
自由詩
1*
22/6/28 1:33
375
376
377
378
379
380
381
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
加筆訂正:
正風亭(推敲後)
/
武下愛
[22/6/28 10:08]
正風とは何か調べて読むと奥行きが広がりますよ!
3.92sec.