あなたはつづき
かつていた
誰かのように歩き
かつていた
誰かのように迷う
纏っているのは
誰かの悲しみのつづき
そうやって続けていれば
いつかは悲しみ終るかな
いや
...
そしたら
遠まわりをして、
ゆっくりと忘れていこう
したことのすべて、
思ったことのすべて、
何度でもおなじふうにするしかない
春のすべてを
すみれ、れんぎょう、えにしだ、は ...
じんじん 痛む眼だ、今日は
曇天に陽射し 明るみ
時はチクタクチクタク
神経障害にて冷え切る肉、手のひら
手袋被せうずくまる、道の途中
澄んで綺麗な女の人、通り過ぎ
眼を奪われ ...
物理的にふつうに分厚い文庫本
幻の魔を滅ぼして仕舞うロボ
十二年後の十二年前のカニ
天国の夫と大王の宝玉
蓋に触れ縁から淵へ降っていく
存在もしていな ...
いますこし
あなたのかたわらで
あなたのつくる木陰に
わたしをやすめさせてください
かつて
あなたから遠く
遠くはなれていったわたしを
あなたの幹にもたげさせてくだ ...
世界が広いと感じられるのは
未知のものがあると思っているから
悲しいことに今、私は
何もかもわかったと言う
宇宙の神秘、かのデルタ地帯の謎
冒険は終わった
しかしそして
私が ...
3月のロイホで
あなたを心配しながら待っている
30年前から、横断歩道を渡り
チェックのダッフルコートで
歩いてくるクラスメイトは
ああ、息子さん?なの?本当に
大学生いやもう社会 ...
WBCをみないで野球を考える。
私はダルビッシュ有が髪の毛くりくりの頃から好きで、野球がうまいのはオマケみたいに思ってる!
そんな彼も日本に来ており出場していた試合なのにテレビの調子が悪くって、
...
棕梠の大木の許、
人人人 集い
歌に、聴き入る
午前三時、
天使が大地蹴る頃
その喉の震え
その声の旋律
その声の響き
意味 只 其処に
立ち現れ 在り
響き歌い歌 ...
雨のバス停で
前に並ぶ女子高生の
白い襟足に雨の滴が
滑り落ちてきて
私はそれをなんとしても
この舌で受け止めたいと思った
行きなり首筋を舐められた女子高生は
悲鳴を上げて泣きながら座り ...
基本、自称詩には
どんな言葉も使ってはならないのですが
なかでも世界とか宇宙とかは禁句です
そんな言葉に見合うだけの拡がりは
全くありませんし、とどのつまりは
私、思いつきのまま
それらし ...
陽射し、丘の頂を赤々と染め
優しく柔らかに降り注ぎ
雲たち、陽に照らされ
丘の上に漂っている
花々、紅潮した頬を光にかざし
霊の勝利を謳う七色の虹に合一し
地上を希求する光を護衛のよう ...
彼女の瞳は
彼女の宇宙と外の宇宙を隔てる境界線
この世界の凄惨な光景を前にした彼女は
潤んだ瞳を守るため
瞼をシャッターのように降ろしてしまう
すっかり閉ざされた宇宙の中 ...
半分に割ったシュークリームのように頭の中から脳が溶け出す
皿の上にこぼれたカスタードと血と共に流れていった自我
甘みと痛みも違いはなく同じプレートの上この地球を彩る
感情は起きた出来 ...
意識的に手掛ける 毛糸で編まれた 様相は
蟻の巣に砂糖を置く 我ら おもちゃの王様が
角張った琥珀だ
、中には何か古い虫が祀られている
と宣った。
明かり窓から涼しい色がほのかな
...
朝の
心の空虚を
降り続ける雨、
振り解いていく
断続的に冷やして
冷やして沈めていき
街道は霞がかり
車は通らない、日曜日
無数の傘、揺れる
葉桜に近付いた季節の推移
それで ...
計画が頭のどこからか
いなくなり
1秒1秒が、ここにくる
あの頃の団長さんが
びちょびちょに肩を組みたいらしく
ああ、あのちび、まだびちょびちょ願ってんだな、となった
今の1秒が、あの ...
三月十九日 火曜
天氣 晴
起床 六時五〇分
就床 九時〇分
午後一時に行く筈のを九時に變更されたので篠塚さんに呼ばれて學校へ行く
作法室・講堂・受付・待合室・控所等を準備してお ...
花の時期を過ぎれば気にも止めないでいた
児童公園の隅にある
赤茶けて錆びた鉄の 大きな藤棚
敷かれた石畳に 風雨で変色したコンクリートの
ベンチ三脚
ちいさな葉が滴り落ちる ...
田舎へ帰ろう
空気と水のおいしい
田舎へ帰ろう
空き家と休耕田のいっぱいある
田舎へ帰ろう
たくさんの動物と星に出会える
田舎へ帰ろう
贅沢をしなければ生活はできる
田舎へ帰ろう
ミ ...
*
不思議な空間へ出かける/*×−×−×、01,0,-0,0,1,0…///…、家や、近場の、遠い。
気になる温度の水溜まりへ、吹かれていく。
放送のように、生放送のように、電波に乗り継いでいく ...
銀の絃まなうらに響き
吐息に狂う去年の蝶
苦味に触れてくちびる腫らし
ささえ切れずにいのちを散らす
わたしの生は福寿草の見た夢
風にそばだてながら
太陽のパン屑を拾う
土が乾くころ燕 ...
響き鳴るか、
歌い成るか、
瞬間、瞬間
新たに新たに
生まれたての
生々しさに
夏に雨降り海を泳ぐ泳ぐ イルカのように
響き歌うか、
鳴り響くか、
瞬間、瞬間
知覚し即 ...
あのとき語った
絶対的恐怖とは、
ただ
文明の恩恵を受けられずに
薬が無かったら
なになにで死んでゆく
という
恐怖です。
望月をかけない生を謳歌した
藤原さ ...
濡れたお客さんの靴が
キュッキュッ、と音を立てている、あちこちで
たくさん売れ残っているコロッケ
棚の照明が消える瞬間を見た
わたしは
いくつ見逃して生きてきた?
死んだ蛙の匂いが ...
ピリピリした歯ブラシを
これでもかと、脇に挟んだ、狭い容器に手で触りきらない夜の掃除機に詰め込む
僕ら、プリントの端に懺悔の様な、なんでこんななんだろ?と潜在意識が思うような
言葉にならない老け ...
赤々と艶やかな大輪の花を
呪い殺すように歌い千切って
淡い光跡を残し貴女は沈む
深く澄んだ泉の底へ
こんこんと湧き出る清水、
あらゆる幻想を溺れさせ
なにが訪れたのだろうか
なにが到 ...
むかしはびじんでそれだけでみせもだいはんじょうしてこいびともよりどりみどりだったろじうらのすなっくのままさんみたいにさみしいにぎやかさ
ちょっと、小旅行。
むかしは美人で、
...
白書易さんのログの感想から
美味しい刻にふっと乱入してきて
現フォ文章がこなれているので
逆に読み飽きた感あるのですけど
誰なんでしょうか(オドロキ)
なぜだか軽くめまいはしない ...
人望細胞
我々のチームは謎の脳細胞である
α9N6についての研究結果を発表します
我々はある商社社員全員に
協力頂いて調査した結果
出世した人ほどα9N6を
多く持っていることが ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
つづき
やまうちあつ...
自由詩
2
23/3/27 12:52
春のすべて
はるな
自由詩
6
23/3/27 12:45
異邦の人
ひだかたけし
自由詩
3
23/3/27 12:06
固い姿
水宮うみ
川柳
4*
23/3/27 8:40
いますこし、あなたの木陰に
田中宏輔
自由詩
23*
23/3/27 4:15
空に吸われし
りゅうさん
自由詩
3*
23/3/27 2:41
エンドロール
うめバア
自由詩
2
23/3/27 0:47
カーテンが売れなくて
白書易
散文(批評...
1
23/3/26 22:56
この声に ほら その声に
ひだかたけし
自由詩
3*
23/3/26 21:46
首筋ペロンチョ
花形新次
自由詩
0
23/3/26 20:52
自称詩で使ってはいけない言葉
〃
自由詩
4
23/3/26 18:13
世界という光景
ひだかたけし
自由詩
5*
23/3/26 17:12
border
桂
自由詩
1
23/3/26 15:29
決壊
〃
自由詩
2
23/3/26 15:27
屈折光
あらい
自由詩
0
23/3/26 12:36
雨の日曜日に
ひだかたけし
自由詩
3
23/3/26 11:42
幼児思考
moote
自由詩
2
23/3/26 10:52
女學生日記 六十
TAT
散文(批評...
0
23/3/26 10:44
風のいろ
リリー
自由詩
5*
23/3/26 10:00
Uターンキャンペーン
zenyam...
自由詩
1*
23/3/26 7:51
IMNOTHERE
由比良 倖
自由詩
1*
23/3/26 0:54
春雨詩織
ただのみきや
自由詩
3*
23/3/25 22:25
夜想37〇瞬間
ひだかたけし
自由詩
2*
23/3/25 21:43
無尽蔵
秋葉竹
自由詩
2
23/3/25 21:13
数えよう
印あかり
自由詩
3*
23/3/25 19:05
未来のわたくしに向けて
moote
自由詩
4*
23/3/25 18:44
幻想の庭(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3*
23/3/25 17:10
感謝の小旅行
秋葉竹
自由詩
2+
23/3/25 16:55
けいさん、白書易さん、よろしくお願い致します。
足立らどみ
散文(批評...
1+*
23/3/25 14:58
人望細胞
イオン
自由詩
2*
23/3/25 13:31
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
416
417
418
419
420
421
422
3.36sec.