校庭でゼリーが息絶えていた
音も無く
オレンジ色の匂いがした
樹木の間から
整体、の看板が見えていた
看板が見えるのは校庭の高さが良いからだ
と、かつてあなた言った
それはここと ...
圧倒的な晴天に
階段を
上る
ぐんぐんぐんぐん登る
どこまでもどこまでも昇る
すると、
涼やかな風に舞い
純白透明な綿毛
無数、数知れず
飛び交って来る
階段の頂き ...
○「美を求めて」
人間は
美を
求めて生きる動物であろう
美は
身の回りに
無数にある
○「大事なこと」
テントを担いで山を縦走すると
大事なことがはっきりしてくる
それは「食 ...
誰でも苦悩や課題を抱えて
一日一日奮闘している
時には泣きたい事だってある
それでも克服しようと頑張っている
それが生きると言うことなんだ
その意味でみんな平等なんだ
「仕事中に小学3年の息子から電話が来て
お母さんが首吊ったって言うもんだから
もう、ビックリしましたよ。
でも、よく聞いてみたら
妻の首が攣ったことらしかったので
そのまま寝させてなさいって ...
花の時がすんで
雨の時が来
山の青く美しい時がすんで
薄墨にけむる時が来
それでも あなたがそばにいてくれると
私の心は
ブラインドカーテンから差し込む朝の光に
床を ...
♪ドレミ♪ドレミ♪恋にはまるで「ファ」がない。♪ドレミ♪ドレミ♪まるで向日葵のミュ
ージックフラワーみたいに♪ドレミ♪ドレミ♪レミ♪その軽快なリズムにのせて♪ドレミ♪
ドレミ♪レミ♪まるで君はガラ ...
雨音に落ち着いて
私はムツカシイコトを考える
宇宙の開闢 時の始まり 5日前の晩御飯
クレパスでロケットの絵でも描きながら
濡れた世界を窓から眺めたりする
思うに梅雨はツ ...
凪いだ砂塵の内側から煽アオれた明り
外は煤けている
誕生/流星
足早に翔ける影 追い風が地に及ばない架け橋
碑にもなれないシャッター街 今が
移っていった赤提灯ほどよく詰まりきっていて
噛 ...
灯り消え
夜闇に
鎮まる
街、家々
わたしは
独り寝の床、
整え
眠薬服し
蒲団被る
人は毎夜、
深い眠りに
恒星たちの
うた、聴く
という
やがて ...
路上に散らばった散弾銃の薬莢を拾いながら朝早くから昼過ぎまでずっと歩いていたんだ、それが本物かどうかなんてことはどうだってよかった、サバイバル・ゲームに使われるチープなものだって全然かまわなかった ...
池の湖水は、幽かの光を震えてまた映え、夕暮れは嘆息しようとしながら地に埋没しようとしていた。五月の薄いどんよりとした雲が雨を地に落とすこともなく、札幌はまだ初夏の静けさを横たえている。藤の花に熊蜂が吸 ...
夜の雨は何かを伝えようというのだろうか
泡立つように一つの感覚が芽生えてはうなだれ
いつもように日々が過ぎていくのを
僕は目を少し開けては眺めている
昨日少し生まれ変わり、風の子供の歌を聴いた ...
夕焼けが 溜息ついて 落ちてゆく
雨交じり 悔いよ残して 五月雨
忘れない 兄弟生まれて 母があり
絵具色 選ぶ思想は 勘頼り
誰もせぬ ことを求めて 生き方を
不器 ...
ひとつひとつなら、簡単なことだと思う。息をすること、湯を沸かすこと、出かけていくこと、恋をすること、帰ってくること。でも鍋を火にかけたままとりこんだ洗濯ものをたたみはじめると焦がしてしまうし、恋を ...
人と人の間に人間
人間は
まだ人になれない
人は人であることを
守り伝えなければいけない
人間に合わせて生きてはいけない
人は人であることを
人間は人となることを
もうこれ ...
幾つもの電線、
黒々絡み走る
その先に
曇天、
もっさり灰色雲
重なり
どんより動かず、
青の色彩
いよいよ濃くした
紫陽花、眼前に微か揺れる
梅雨入りの気配、
濃密に漂い出 ...
メールぐらい送ってくれと後輩に段取り良くはいかない仕事
地元の川汚れることはなく綺麗鮠は多いが鮎はいない
園児たち言いたいことは飲み込まず後悔しない生き方を見る
詐欺師等は逃げ足速く ...
輝いた肌を白シャツで包み
黒い目を持ち
広い肩を持ち
その人は今日
目の下や口の周りに軽い擦過傷があり
絆創膏を貼っていました
柔道部に所属していて黒帯なのは知っていまし ...
ニラ バニラ
ニラニラ パニーニ
トルティーヤ
リャマ。
ニ ニラ
ニ ニラ
ニラ
リャマ。
アルパカ
カポエーラ
ウン
エベレスト
ニラ
ニラリ ...
○若い頃は
やりたいことが
なかなか見つからず
年を取ったら
やりたいことが見つかっても
もう動けない
○「自賠責保険だと
対物はなし」
そういう車にぶつけられたらどうなるの?
...
異世界に召喚されたと思うだけで
君は前世の人となり
あのいじめに対する憤慨も
君と会えない淋しさも
ただの情報に過ぎなくなってきた
だけど
どうせ君のことだ
君も
この同じ異世 ...
I あがないの子羊
I・I 刺すいばら、苦しめる棘
その男は磔になっていた。
目は閉じていたが、息はまだあった。
皹割れた唇が微かに動いていた。
陽に灼けた身体をさらに焼 ...
内部から
いきなり
つぎつぎ
現れ溢れる
言葉たち
色とりどりの
増殖する円の群れ
上方に伸びる大三角形
熱 帯びながら、燃えながら
直観に捉えられ
交わり結び
...
全てを忘れて飛び出したいけれど そういうわけにもいかず
作業しては休み 休んでは作業し 仕事を終える
帰宅 夜半 風呂 缶チューハイ SNS チャット
ようやく寝る時間になれば 眠 ...
ひとりで
星を見る
水を湛えた
ナウマン象の足あとに
両ひざを抱え
転がした
身体を透り抜けながら
ひとりで見る
星のひかりよ
むき出しの
大理石 ...
降って来る
ただ黙って
いくつもの小さな星が
その欠片たちが 降って来る
そうして星が降ると
僕等の心に穴が穿たれる
僕等は飛び立てない剥製の鳥
翼のかたちをしただけの ただの観念
...
潮騒の岩場に遊んだ日はいつの時か
孤独の壁に気付き響かせたのはいつの日か
病んだこの肉体引き摺り夜闇に紛れ込む
透明な呪いの声に旋律にリズムに耳澄まし
ビート、原初から
打ち鳴ら ...
僕が森に行くのは
そこに隠れている夕焼けを
あの日の夕焼けを見たいからで
森に行けないときは
こうして目を閉じている
できれば
君の息が聞こえるくらい静かな場所で
静かな気持 ...
わたし しばらく 営業なんかしてて
むかしと、過去と
連絡できなくなっちゃって
見失っていたから
もっと必死になってた
何が要るのかも 分らないまま
だから 今も あの頃と ちっとも変 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
準備
たもつ
自由詩
3*
23/5/30 17:41
夢の野辺
ひだかたけし
自由詩
4*
23/5/30 16:15
独り言5.30
zenyam...
自由詩
2*
23/5/30 15:01
_
渡辺亘
自由詩
2
23/5/30 14:02
タクシードライバーの話
板谷みきょう
自由詩
2*
23/5/30 10:53
べにいろ
リリー
自由詩
3*
23/5/30 10:21
ドレミソラシド
本田憲嵩
自由詩
3
23/5/30 1:12
コケティッシュ・ツユ
短角牛
自由詩
7*
23/5/29 23:47
撚糸
あらい
自由詩
1
23/5/29 23:15
マボロシ(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3*
23/5/29 22:11
誰かが遠くで笑ってる
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
23/5/29 21:22
夕暮れ(改訂)
荒井 修一郎
散文(批評...
3
23/5/29 20:52
動けずにいる
山人
自由詩
8*
23/5/29 20:45
live
荒井 修一郎
俳句
0
23/5/29 20:30
鹿くん
はるな
散文(批評...
2
23/5/29 18:51
伝承
日朗歩野
自由詩
2*
23/5/29 18:12
ブルー
ひだかたけし
自由詩
4
23/5/29 17:24
地元
夏川ゆう
短歌
1
23/5/29 13:40
銀紙
リリー
自由詩
4*
23/5/29 11:40
ニラリズム
日朗歩野
自由詩
3*
23/5/29 7:41
独り言5.29
zenyam...
自由詩
3*
23/5/29 7:00
竹馬の友へ
足立らどみ
自由詩
1
23/5/29 6:36
黒い光輪。
田中宏輔
自由詩
11*
23/5/29 0:01
ひとつのおおきな詩(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
23/5/28 22:06
夢か現か
短角牛
自由詩
6*
23/5/28 21:54
星のひかり
soft_m...
自由詩
2
23/5/28 21:02
沈黙の流星雨
岡部淳太郎
自由詩
1
23/5/28 20:27
貝 拾う
ひだかたけし
自由詩
4*
23/5/28 19:00
夜に噛むために
AB(なかほ...
自由詩
7
23/5/28 18:53
あの頃も 今も
soft_m...
散文(批評...
2
23/5/28 18:48
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
416
417
418
419
420
421
422
加筆訂正:
コケティッシュ・ツユ
/
短角牛
[23/5/30 5:28]
誤字修正しました
夢か現か
/
短角牛
[23/5/28 23:55]
誤字修正しました
4.08sec.