こころころころこころころ
こころはころがるころころと
不思議なおにぎり食べたとたん、
こころがおちてころがって
ほっぺもおちてころがって
たくあん食べてお茶のんで
あちこち探してみたけれど ...
祭壇へ。贄と献花を、それで薬包紙には土塊を
 よこたえたからだ、しんじるものは
  とろとろのなまくびから、外れた瞑りを探している

 なおざり、枯渇した口癖から点と線が逃げ出した

「有 ...
耳の森、目の島、パーティーを開こう

渡し守、渡し船、何度も来ては

肺に入る宝石、出る水鳥、キキキと鳴いて

じっと待っている足たち、大人しくして、子どもらしくあしらって

暮らしや ...
六月十二日 月曜
天氣 晴
起床 六時二分
就床 十時三〇分

朝行つて温室の中へ蛙を見に行つたらまだ居たので好かつた
時間割變更がある
作文は「歌から文へ」を清書する
作操の代りに ...
中新庄から
線路沿いをふざけて歩いて
「立入禁止」にラクガキしたり
熱帯夜
福井越前ハタチまえ
ぶーん
と、軽やかに宙を舞う 
一匹の蚊よ
命がけで人の血を吸う 
機会を狙うお前よ

逃げなさい

大きな黒い手の影が 
生きることと背中合わせの
お前をいつも追っている 

...
子どもだからと置いていかれた
それでもそっと覗いて見ていた
あなたと私
繋がらないまま黙っていた
想像していたよりも良かった
でも と言い淀んで
私とあなた

すぐに来るからねとうなず ...
軍配はあがりません。
あがらせてなるものかくらいの意気でいたいですね。
ぼりぼりと右手首の付け根を掻きながら
彼は思いのほか繊細な声で言った。聞き取りずれえってことです。意図は正しく伝わらずに、 ...
ひとりの月が穴を穿つ

地球のでこぼこに

孤独な肉は
激痛に裏返り

あなたとわたし

夢をみる

虚空に向かい
美しい悲鳴をあげながら
この地には池の他には土がある


容疑者と陽気な記者が乗る夜汽車


窓の町 魔法使いを待っている


おばあちゃんだけが憶えている花火
「おい、婆さんさっきから目を閉じたまま動かないだけど┅」
「あなた、声をかけてくださいな」
「お前かけてみろよ」
「あたし嫌ですよ。先日のようなことがあれば┅」
「先日どうしたんだよ?」
「 ...
がんばるバカはいらんのです
これがまず結論
そして未来はいつだって結論を過去にする

スターウォーズの地政学、いまとなってリアルに顕現
帝国側と同盟側でくんずほぐれつするアングル出現
ロマ ...
露にたわんだ蜘蛛の巣を吐息まじりの言葉でゆらす

肺の風琴 あばらの木琴
こころの洞に張られた弦に
触れるようで触れないような
白い蝶がふわふわと

先細る意識の果てに向日葵の燃えさかる ...
からだのかたいわたしには瞑想の才能もないようで 腹式呼吸と胸式呼吸のちがいもつかめず

窓ガラスから射し込む光がなんにでもなれるというわたしのからだをぼんやりとさす


かたちを変えから ...
アルバイトは能力ではなく
時間で雇われているが
時間内は雇われるだけの能力を
発揮しなくてはいけない

アルバイトは期間で雇われ
将来を依存していないし
達成感はおまけなので
仕事を失 ...
生活の
ひとつ
ひとつを
味わいたい
今があるから



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
あゝ不思議だ、俺のことばっか考えてると
世界一不幸な奴になった様な気分になる
きっとそうじゃないんだろう?
分かってる
周りを見りゃ俺よりみんな死ぬほど不幸なんだろう?

幸せになるにはど ...
誰にも会いたくなくて
お花の名前の薬を飲みました
溶けて行くのは意識なのか
それとも大嫌いな世界なのか
どちらにせよ、錯覚なんでしょう
本当のわたしはどうしようもないほど
着古した寝巻きを ...
昔の詩人の家を観光していると、5階の窓から青い光が入っている。
綺麗で興味を惹かれて近づいて行くと思ったより窓自体の色は薄くて、ちょうどラムネの瓶の様な浅い緑色。
腰のあたりの位置にある窓だった。 ...
ふわっふわ


て、触れる立草のあたたかな蕊

ぶうの鼻輪

ペろ、て、あまぁい味蕾
ほほ骨は逆転、ひっこめない狼爪

ノック ノック
半分ちかづいた?
うん、鏡の自分を ...
人生が人生ゲームだなんて知らなかった。 黄昏に沈む太陽の輝きを
僕ら、掴めるか
それは
永遠の光芒だ

肉の痛みの隙間を見つけ
意識の深層に分け入る
記憶が渦巻くイメージが波打つ
遠い声が懐かしく響き
ひび割れた過去を繋ぎ ...
最近コロナの影響もあって
UberEatsとか出前館のような
宅配事業が流行っているそうなので
それを応用して
ネットから申し込めば
色んな風俗店のおねえちゃんを
自宅まで届けてくれる
...
日々を消費しているだけだ。

朝顔にとってはどうか。
枯れゆく今を輝いて咲いているではないか。


私はどうか、
すべて我慢の上に成り立っている日々の廊下を
ただ走り抜けているだけ。
...
朝から雨だった
夜中に降り始めたらしい

昼過ぎに雨は止んだ
嫌な臭いはない
洗われた空気

雨の後はスッキリ
見える景色もスッキリ

ひんやりした風が吹く
夏を心地良く濡らした ...
舞台と客席
一つになればと君が

僕の舞台の客席に君
その頃 となり街
君の舞台の客席に僕

一つの時間で束ねてやれば
地球ができる
どうせなら
うんちまみれの
人間になつて
みたいか清貧な人
かすみ草が
軽口をたたくように
洗濯物は風に揺れて
迷うことはよいことだと思う
右頬をつたう涙に
うつらないせかいがあるとは
全くもって知らなかった
紫陽花色のかなしみには
ちょっぴり ...
昨日いつもの爺ちゃんにあった
知り合いでもなくても知り合いみたいな人だが

やがて僕もこういう素敵な爺ちゃんになってゆきたいと

僕は自分の歴史しかわからないし
時々前後も混乱するのだが
...
人は直線ではない
多次元曲線でも証明できない

存在は無と背中合わせの実存

人は根源では人を識ることはできない
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
不思議なおにぎりatsuch...自由詩3*22/6/19 11:54
あらい自由詩022/6/19 10:19
耳のふるる自由詩122/6/19 10:18
女學生日記 二十一TAT散文(批評...022/6/19 9:50
五行詩「月下」秋葉竹自由詩122/6/19 7:31
服部 剛自由詩222/6/18 23:45
水辺ふるる自由詩9*22/6/18 21:51
モブキリコ自由詩122/6/18 20:39
悲鳴ひだかたけし自由詩222/6/18 19:57
走る足水宮うみ川柳3*22/6/18 19:46
老衰ホカチャン自由詩0*22/6/18 19:02
がんばるバカはいらんのですゼッケン自由詩022/6/18 17:00
白い蝶ただのみきや自由詩3*22/6/18 13:56
ヨガ教室末下りょう自由詩2*22/6/18 13:47
バイトロリストイオン自由詩022/6/18 12:08
※五行歌「味わいたい」こしごえ自由詩0*22/6/18 10:14
幸せになりたい雨の音自由詩022/6/18 1:21
ハルシオン自由詩022/6/18 1:15
夢日記自由詩022/6/18 1:11
きおくソナーsoft_m...自由詩022/6/17 21:43
ルーレット杏っ子自由詩022/6/17 20:02
光芒ひだかたけし自由詩422/6/17 19:07
新しい事業花形新次自由詩022/6/17 18:58
使い捨ての毎日杏っ子自由詩122/6/17 18:38
雨の後夏川ゆう自由詩122/6/17 18:02
束の間ぱーちゃん自由詩022/6/17 12:45
見んなうんち足立らどみ短歌122/6/17 7:41
涙がこぼれたら入間しゅか自由詩222/6/17 4:48
おっぱい論マークアーモ...自由詩722/6/17 1:38
人間論自由詩322/6/17 1:02

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