あの日の夜空はまったくの偶然なのでしょうか
生きられないと思っていた
希望とかそんな簡単に声にできないなにか

立っている
電柱から
(かすかなノイズを)

点が結ぶ線を
つまさきで ...
 あなたが前を歩いていると

 平らな気持ちになれるのよ

 ちょっと間隔が開いた時は

 追いかけなくても気づいてくれるは

 あなたの背中を覗きながら

 脚の運びを見てい ...
時の瞬間 捉える刻、

静かさ広がる無限

わたしは私自身の
力動 観入る。
          - impromptu



やけくそな女が寢ぐせもなおさずギターを彈いていたところ


病み肥った女が道端で拾ったベースギターを鳴らし始めた


同樣にゴミ捨 ...
ふらふっと
溢れ流れ出て
浮遊から跳躍へ
飛び立つクラゲ

穏やかな飛翔にて

濃密に暗まる
空の青みに
明るむ灯を点し

羽ばたく花と為り
咲き開き咲き誇る

  *
...
見回せば片付けられた木立ちにまた
影がぼやけている遊戯は弾力を持ってあると

足も
遠のく
意識が
視線に
絡まる
幻想運動

市街地に押し寄せる コスモスを裏返して

慌てふ ...
 女が 路地裏に居るのを見た
 
  雨が 降るのを見た
  ライトがいくつか点いて
  薄暗さの充ちてくる

 音の ころがる時
 夜の始まるのを見た

 
 おかもち提げた女子 ...
  十九



 土間のかおりが濃い風の中で
 今もまだ鏡を磨くその人は
 母方の大叔父だった
 茶摘みが好きな
 ハモニカの上手が
 無口な夏の
 終わらぬ波の狭間へ
 時の流 ...
子どもたちの夢は
入道雲とともにあった
貧しかったけれど
夢があった

時は瞬く間に過ぎて
もう戻らない

今は夢にうなされる日々
○「指導者」
下の指導者は
とつとつと説明する
中の指導者は
なんでもわかっているように
べらべらしゃべる
上の指導者は
聞かれたら簡潔に答える

○「答え」
みんな答えを探してい ...
人生は貴重な時間なのに暗すぎてついていけないわ。
ぼくのとるに足りない人生を肯定しながら否定して
生きていくのか君の生き方を否定しながら肯定する
見方なのかがネガティブとポジティブの違いの根っ
...
こうやるんだよ
コンロの火が当たる場所が
赤くゆっくり光っている

だからだめなんだよ
注がれた油が
白い煙を一筋上げている

このままだときっと
ぼくは綺麗なまま外に放り出され ...
縄文時代は一万年も続いたそうです この大地に地球に
地面にシッカリ足を付け

天国を地獄を
この世界裏表
認め識る、

「現実感覚がひたすら観る行為のなかへ消える」*1
(受動性から能動性へ、そうすればソレ 受動的訪れ ...
氷の季節には回虫も動きを止めていた
突然太陽が暴れだしたのでリンコ/僕は逆らうことを諦めた

ゆるせないのは涼しい顔をして腹の虫を肥らせていること
弱虫と見せかけて強い者には抵抗し、さらに ...
悟性論理的思考
と、
純粋直観的思考*
の、

狭間にて

感じ想い高揚し鎮まり
訪れる静かさの内に
記憶の触手を伸ばし

憧れ懐かしく脅え諦めて、

この濃密なより暗まる空 ...
自称詩人が丘を
登ってこちらにやって来る
良いことなんて
何一つなかったと
ひとり呟くのが見える

足を滑らせ前のめりに転んで
みんなに嗤われている
それがウケたと勘違いして
嬉しそ ...
私たちは畔にいる
この川に隔てられ
あなたとわたし
大空の下 太陽の下
絶え間なく絶え間なく
落ち続けて昇り続けて

洋上で過ごすように
日がな一日、
畔で待ち続けて
絶えず思い出 ...
 ふしあわせ というものが
 とくに こころ美しく
 あたまのするどい ひとに
 みいる のでしょうか

 はんぶん いろづいた林檎の
 つめたい甘酸っぱさを
 あなたは こころ ...
目の荒いブラシの又を
 喝采と縫い留め
  ひうひうと捨てる
   レシートをかき集める

     解いた髪はまだ濡れていたので
     震えながら あるきまわる

  さらりとし ...
偽物の珈琲を買った
何が偽物って、ポーションタイプだった
別にこだわりなんて無いから、何でもよかった

偽物の仕事を始めた
何が偽物って、給与が出ないタイプだった
別にどこかに属したいだけ ...
出逢いと別れという
イメージがある三月

友達に誘われて
この時期にはあまりやらない
手持ち花火をやっている

日々の忙しさを静めるような
魅力に触れて感動

打ち上げ花火ばかり見 ...
 水死人の捜索船が
 大声でどなり合い
 そして 声の沈まり
 ぞよめく


 夏も終わって
 浜辺も空虚で
 そのさざめきが
 かえって救いの様だ

 この付近の人々には
  ...
たかし、遠方から、そして正座
つまり座る
たかしは姿よし
声量よし、の、よし子さん
折角なのでよし子さんについて
(暫しの回想
(これまで三回よし子さんに会ったことがある
(三回 ...
砂を、食べている
無限に広がる
砂漠で

時々蜘蛛を、見つける
その、内臓も食べる。

そうして今日も
照りつける太陽に焼かれて
流れ出る汗と熱に

揺れる視界に
方向感覚 ...
うっすらと夕闇
鳩 飛び止まる

向かい家のアンテナ 暗く銀

ああ この熱風の感触、懐かしく
ふわりしずか吹き頬にそっと触れ

うっすらと夕闇
やがて漆黒夜闇

進む時に 瞬間 ...
国道沿いの店が
またひとつ閉まるらしい

馴染みの店ではないから
暮らしに困ったりはしないが
こみ上げてくるのは
素直な寂しさだ

どうすることも出来ない
寂しさだ

こ ...
○「帰省」
今は
親が
子や孫に
気を使う時代である
子や孫が帰ると
ほっとするという

○「さまざまな会話型AI」
「会話型AIボケ老人対応仕様」
「会話型AIかかりつけ医仕様」 ...
 

 フライパンで こんがり狐色にした手羽元と
 ガーリック香る炒め野菜を煮込む
 夏のスープカレー

 そんな 今晩のメニューを
 考えていたけれど
 取りやめた
 台風一過とは ...
翠雨の静寂が劈く
これら彷徨い歩く夜の住人

そこまでは近くて遠い
電話BOXからの 未来
いっそ死んでしまえる
奈落のような落とし穴
路地裏
寂れたコンビニを経由し
はしわたしは遂 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ほしをみていたwc自由詩523/8/20 0:15
前を歩いて佐白光自由詩123/8/19 23:39
詩想7ひだかたけし自由詩123/8/19 21:04
ice墨晶自由詩0*23/8/19 20:41
飛び立つクラゲひだかたけし自由詩323/8/19 16:11
熱病まであらい自由詩123/8/19 15:42
少女リリー自由詩3*23/8/19 15:39
十九soft_m...自由詩11*23/8/19 13:28
zenyam...自由詩4*23/8/19 9:08
独り言8.19自由詩2*23/8/19 6:57
陰謀論よりボイン論を愛するぼくらはポジティブ派。足立らどみ自由詩2*23/8/19 6:08
jaggy frypan竜門勇気自由詩023/8/19 2:40
トイレ空丸自由詩223/8/18 22:50
詩想6ひだかたけし自由詩223/8/18 19:30
イカリンコのうたアラガイs自由詩9+*23/8/18 17:55
詩想5ひだかたけし自由詩2*23/8/18 17:43
つまらなが丘花形新次自由詩123/8/18 17:06
この川のほとりで(新訂)ひだかたけし自由詩823/8/18 15:23
みずうみリリー自由詩15*23/8/18 14:56
飽和あらい自由詩323/8/18 13:34
空言山本やま自由詩523/8/18 13:16
三月の花火夏川ゆう自由詩223/8/18 12:30
小景リリー自由詩4*23/8/18 9:18
正座のたかしたもつ自由詩3*23/8/18 7:01
砂漠(草稿 II)ryinx自由詩14*23/8/18 3:31
夕闇ひだかたけし自由詩123/8/17 19:18
様変わり千波 一也自由詩423/8/17 16:47
独り言8.17zenyam...自由詩3*23/8/17 9:40
爪痕[まち角24]リリー自由詩1*23/8/17 9:19
朽腐あらい自由詩123/8/17 9:08

Home 戻る 最新へ 次へ
353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 
加筆訂正:
陰謀論よりボイン論を愛するぼくらはポジティブ派。/足立らどみ[23/8/19 6:30]
Inkweaverファンの皆さん、Inkweaverさんのコメント入りどすぇ
イカリンコのうた/アラガイs[23/8/19 5:47]
追加➰顔がぺしゃりんこ
イカリンコのうた/アラガイs[23/8/18 21:19]
終わり➰僕は➰僕らは~に訂正
7.31sec.