自分の言葉に答えながら
最深部の果てしない痛みに臨む
触れることも語ることも
思うことすらも頭が割れそうなほど痛む
思うことを思うことすら痛い
明日、思ってしまうのかも
明日、それすら ...
  または
  栞をはさんで
  席をたったはずだ
  ただ いつものように

  つめたいお茶を飲んで
  ポテチをこぼして
  指を舐めていた
  または

  たのし ...
あたりはふるえ続けていた。そしてあなたは、手縫いのように丁寧に畳んで、爪がまたよごれていた。この、ことばで。あるいは、そのことばで。どのことばも少ない会話のほとんどが詩であるように、あなたはそ ... 人の中に閉じこもる。
あなたの中に閉じこもる。
とタイトルのように書いてしまった。
そう書く事もないのに。
話す事もないのに見上げるたびに思うことができた。
でもまた昼も夜もないよう ...
やっぱり青空の向こうからが
大好きだー


そんなことを思う自分がなんだか
不思議だけど


そんな夜だ
誰かの
苦笑いになりたい

遠い遠い朝
名前も知らない街で

銀色の少女が
荷物を置く

馬の尻尾が
風に揺れる時

あるいは
グラスの氷が時間を数え
からり、と音を立てる ...
やられたら
やり返すと
君の言う
誰にやられた
わかりまてん

わからないけど
とりあえず
誰をか殴り
誤爆の


もう帰る
家はどこにも
ありません
何やってんの
...
あの空の青、
掴んで持ち帰る
散布するのだ、
この大地へ

この大地にあの空の青が在り
あの空の青にこの大地が在り

 どこまでもどこまでもなんて青い青い一日だ!

あの空の青、
...
目を
つむると
鳥の声が
聞こえて
ここに在る私
花見すらしない人たち通過点ただそう思い関心がない

珈琲という飲み物を楽しみたい苦味の強い大人の世界

四月でも大雪が降り驚いた平成最後の寒さなのだろう

初夏の風体にとって心地良い何処か ...
鳥たちに怒られながら、桑の実を摘む
抱えたボウルに次々とほうりながら
これは私のものよと、何度言っても怒られる
何度も何度も、鳥たちは同じことを言う
こちらも負けじと言い返す
だけどすぐに疲 ...
床で起き雨を見
首をくくらなくてもいいと感じた
またまぶたを閉じ

網戸にわかたれた空

半開きの窓についた水滴、
つめたいにおいのフローリング

そういうものを荘厳したくて
お ...
あの人と
昔に
会えて
こころが
咲いた





さびしい
地球
宇宙に一つの

零れる





持っていても
使わなければ
持っていないのと同じ ...
また戦争の時代が始まっている
ウクライナで
パレスチナで
人間のもっとも愚かで悲惨な戦争が
また起きている
日本では
マラソンだ!ゴルフだ!野球だ!と
スポーツに熱狂している中で
テレ ...
悲しい。どんなに真似しても近づけない。だからといって詩の才能がなくて諦めがつかないからと男詩人達にせめて子供たちは身体を売らないようにしてね。詩の才能すらもないのなら創作活動を辞めれば良いだけ。

...
家のため働き詰めの今ですらときを惜しんで学び続けて 日の暮れ方の川辺り、{ルビ湯女=ゆな}の手の触るる神の背の傷痕、
  ──その{ルビ瘡蓋=かさぶた}は剥がれ、金箔となつて、水の中を過ぎてゆく……


({ルビ魚=いを}の潰れた眼が、光を取り ...
そうなろう
そうなりつづけよう
来年もそこにいよう
また台風が先に来て
それでも豪雨のやむ一瞬に
背番号がなくても
立つ場所があるなら

星から降る雨が流れて
やみまに観測する一線を ...
黄色い月よ
私を逃がして
太陽に赤くされる前に
その朝出来たばかりの仔猫の屍体に、
雪は、しらじらと降り積つた。

屍体は、何にも語らなかつた。
木枯は夜通し窓を鳴らしてゐた。

雪はしらじらと、しらじらと降り、
屍体は何にも ...
 
 薄い霧の 
 晴れない朝
 軽い ハイヒールを器用にさばいて
 女は舗道をいく 

 昨夜 花開いたに違いない女の性が
 そのすんなりした 脚を
 わずかに恥じらわせ
 プラタ ...
金○パンパンで酒だ出張です
二週間の禁酒も敗れる
河音は聞こえるがみえない
虫が居ない水はうまい

倉庫にしまった紫バイクで走って寝たい
広島のカープファンが分からない
やや分からないの ...
波しぶきが
うるさくて
わたしは耳をふさいだ

なにも入ってこないで!
じゃないと
脳天に突き刺さる!

だから
御願いよ
そんなに嘆かないで・・・

海に男を感じ
波に ...
東から西へ雲の流れ在り
西から東へ雲の流れ在り

やがて合一し南へ南の地平へ
奥まり呑まれゆく雲流れ在り

 それぞれがそれぞれの力動
 顕しずっとズン奥へ高みへ

合一し呑まれ消え ...
ありがたい
ああ
つながっている
どんなに遠くても
宇宙の内だ
 栗の焼けるにおい
 私が一人 歩いている街中に
 ほろ苦く
 かさかさと
 音を立てて秋が 散る

 雑踏をさまよいながら
 ほのぼのと胸うずめるなつかしい思いが
 何と暖か ...
わたしを煮詰めたら
わたしが凝縮されて
甘く甘くなるかしら?

あなたは
欲しくてたまらなく
なるかしら

ずっと
吊り下げておこうかしら?
あなたを
おびきだせるかしら?
...
たんとんたんとんあめのふり
ひゃっこいひゃっこいかぜのふく

ステーション前は紫色の人だかり
むんむん蒸れて濡れそぼり
紫に色づく人の群れ

 それでも変わらず透明に

たんとんたん ...
食レポのついでみたいに誉められて
うんと一言また愛される



真実が口を開いて出ていった
実家があると聞いてなかった



声立てず「やはらかなり」と呟けば
許されていた時代が ...
君がマイナンバーカードを必要としたのと同じくらいに僕は
テレフォンカードを持たない君を必要とした
向日葵が刈られたばかりの空にハルジオンが広がって傍聴席は悲観的観測で埋め尽くされた
都会によくあ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
呪われたもの竜門勇気自由詩023/10/16 23:00
または草野春心自由詩323/10/16 22:34
文と句それがあるた...自由詩323/10/16 21:12
弔辞自由詩1+*23/10/16 21:10
めもうし自由詩1*23/10/16 20:34
苦笑いやまうちあつ...自由詩123/10/16 18:01
目隠し鬼りゅうさん自由詩123/10/16 15:48
この青い青い一日にひだかたけし自由詩423/10/16 15:24
※五行歌「ここに在る私」こしごえ自由詩1*23/10/16 13:01
気分夏川ゆう短歌223/10/16 12:16
その次のこと妻咲邦香自由詩6+*23/10/16 11:14
ハイレゾで眠る長束静樹自由詩323/10/16 11:08
※五行歌 三首「使わなければ 持っていないのと同じ」こしごえ自由詩4*23/10/16 11:07
大戦前夜zenyam...自由詩2*23/10/16 10:24
自由 占い足立らどみ自由詩323/10/16 8:08
#50短歌223/10/16 7:49
陽の埋葬田中宏輔自由詩8*23/10/16 0:14
背番号wc自由詩5*23/10/15 22:07
赫赫リィ自由詩1*23/10/15 20:17
決意 (旧作)石村自由詩2*23/10/15 19:26
ハイヒールリリー自由詩4*23/10/15 18:40
花ノ匂いがする女民二郎自由詩123/10/15 18:26
海は波を好き放題に荒らすルルカ ne...自由詩2*23/10/15 17:51
詩想23〇観察と思考ひだかたけし自由詩323/10/15 17:26
※五行歌「どんなに遠くても 宇宙の内だ」こしごえ自由詩2*23/10/15 16:46
秋冬リリー自由詩3*23/10/15 16:29
Jamルルカ ne...自由詩3*23/10/15 16:18
雨降り朝の日曜日のうたひだかたけし自由詩6*23/10/15 14:44
怒られ短歌 2.5妻咲邦香短歌123/10/15 14:07
しわわせならTをたたこう自由詩223/10/15 13:59

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加筆訂正:
君たちの世界は君たちが造る/AB(なかほど)[23/10/16 12:31]
か行にもどしてみた。
3.29sec.