空から何かが落ちて来る
そう思って心配して
夜も眠れない男がいた
周りの人々は男に対してそんなことはない
それは杞憂に過ぎないと言うのだが
男は相も変らず空から何かがと言って脅えるばかりだっ ...
悲しみよりも大袈裟な

涙を浮かべて泣きましょう。


頬はヒクヒク震えるし

声は掠れてしまうでしょう。

夜の帳が下りるでしょう、

月は静かに笑むでしょう。

あなた ...
凝視スル眼、

踊る人を

凝視スル眼、

叫ぶ人を


両手ひろげ おおきく大きく
躍り跳躍し 力動する脚、


凝視スル眼 蹴り上げ

すると、意味は退散し

無 ...
 一時間ほど止まないかもしれない
 路面に跳ねる雨しぶき

 ショッピングセンター出入り口の側
 売り場フロアーから流れてくる冷気で落ち着き
 ふと 気付くと
 丸みのあるヒップラインの高 ...
わたしはあなたの響き
あなたはわたしの響き
わたしはあなたの映り
あなたはわたしの映り

私たち、響き合い映り合い

わたしはあなたの中に在り
あなたはわたしの中に在り

無数に無 ...
   

私の好きなとこ

チェリー
     って名前にして


それから食べて




  
この浪漫こそ成り行き任せ
掌中の珠に何を魅せるのか
いま氷雨が顔を覗いている

それを言葉に描くにはまだなにか足りない気がしていた
ときのとまった楽園が、侵蝕を忘れているのをさらう
小さく ...
生はうたた寝の夢
死は深い眠りに落ちること
起床ラッパで墓から出でる
そうでないならそれもまたよし


 辻に立つ風
  霧雨をまとい

 枝をくぐった
  ツグミの声に

  ...
メルカリで買った言の葉を煮出している間に君への手紙を書いている
春という暴力に曝されながらも何とか眠らずにいるのは君が好きだからだ
君が好きだからだ

ガラスの水滴が互いに引き寄せられるように ...
うとうと しちゃった。とか
今のうちに うとうと しとこう。とか
わざとじゃなくても わざとでも
うとうと って
最高の離脱タイム
僕のおじいさんが名人だった

おじいさん
いまじゃ僕 ...
朝に桜並木を通るたび
垂れ下がる何本かの枝に
無数育つ花芽を観る

今朝に花芽はもう目一杯、
膨らみ茶黄色に揺れながら
花開くその時に備えている

沈黙のうちに生成し
盛り上がる命の ...
三月四日 月曜
天氣 曇
起床 六時二五分
就床 十一時五〇分

朝空がくもつてゐたので水筒も靴も用意しないで學校へ行つた
そしたら行はれることになつた
小瀬の鮎の瀬橋を渡り南武 ...
○「あきらめないで」
じいちゃんばあちゃん
生きることをあきらめないで
もう死にたいなんて
いわないで
人生百年時代
医学もどんどん発達しているから
じいちゃんばあちゃん
生きることを ...
 つぶれそうだった。押しつぶされそうだった。というより、とっくに潰れていた。ストレスに、悪意に、とらえどころのない未来の漠然とした不安に、狭い教室の中に押し込められて同じ空気を吸ったり吐いたりし続けて ...  桜ってどうしてこんなに綺麗

 そこには桜の努力がみえるかな

 花といえば緑の葉っぱの中で咲くのが当たり前

 桜って真夏に葉っぱだけをふりみだし

 栄養貯金してるもの

...
黒い穴がそこにあるから
覗いてみたくなる
覗いてみたらなにが見えるだろうか
向こう側は見えるだろうか
向こう側にはなにがあるのだろうか
向こう側は何色をしているだろうか
向こう側には誰かい ...
円 生まれる 円 生まれ

何度も反復繰り返し

赤、青、紫、黄

生まれ

雨の日も風の日も
不安も恐怖も喜びも
肩組みも連帯も孤独も

生まれ生まれる
円 延々と炎々と
...
自己承認欲求の改善方法

最近、自己承認欲求が満たされたとか、満たされないとかの話題やら、それを一つの判断基準にする風潮が流行の様です。

それともそういう視点というのは昔からあったけれど ...
一睡もできなかった、朝
産毛はきんいろにひかって
ふっくらと水をたたえた丘に
まだかわかない涙のあとを見つける
そのときに思いしります
あまりに深かった穴と
その埋めかたについて
い ...
何処に行こうが何をしようが
自分に出来る以外のことは出来はしない
落ち窪んだ目をかっ開いて
その瞬間の最善の選択を

日曜日、朝六時
路地裏でカサカサになった
雀の死骸を見下ろしてい ...
やっぱり、ひとごとじゃないですから、
ひとこと、言っておこうとおもいます。

現フォさんに。投稿つづけているのも、
2011・3・11のことがあった、
あの恐ろしさは、詩だけでは到底書け ...
『 いつかの雨で濡れたレンズを拭き取って
  ある草藪の晴れた日に翳してみました
  けれどやはりうつくしい櫻も霞んでいきました

  あかあおきいろの紙風船は破けたままに
  背表紙さえも ...
待つのをやめて
縛るのを続ける
日記は血だらけ
焦げた髪の毛が
栞代わりで
溶けたナイロンで眠りかけている

被害者は男性
パレットナイフで滅多刺し
容疑者は三人
全員コ・パイ ...
原子力発電は
原子爆弾の平和的利用である
陸地に落とせば爆弾だが
陸地に築けば電力になるのだ

しかしもっと考えるべきだった
爆弾で発電をしているから
発電が停まると爆弾になることを
高速道路
運転してると
どんどん移動してくのに
僕は「ここ」にいるって感じる
普段より「ここ」を感じる
すごいスピードで すごく変化していくなか
僕はすごく「ここ」にいる
「ここ」にいる ...
音楽をやたらとけなすレスを見た

情動の発露が嫌いなんだと見

感情を殺すことだけ覚えてく

実際に死んでしまった人も多々

怒りがだ、けなすレスにも生きている
追悼3.11
漂流しながら助けを待つ
なんて地獄があったとな

トルコ人には今の地獄が
ウクライナには戦禍の火
アメリカ人には9.11

誰も近しい地獄を記憶
近視眼的言われても
...
 壮麗な科学技術の夜明けまえ
ボクとあなたが苺の関係だったということ
 そのことが不可解な生き方に付加価値を付けてボクの証明につながり
つなぎ合わせのリボンを引きちぎる獣たちの姿を予見し ...
瀉血に対する憧れは
その響きと
書くには難しそうな漢字と
血の生臭い鮮やかさが
感じられるからであろうか

一昔前の浪漫さえも感じられ
心のもっと奥の方から
じわじわと地味に沸き立つよ ...
あんまりな寒さの中
夜空に舞い散る雪が
そうではなくて
桜の花びらだった

もう春がきたのかと
思うことは叶わぬほどに冷たく
このかじかんだ手を
どうにかしたいくらいだ

頬に吹き ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
空から何かが岡部淳太郎自由詩523/3/12 22:14
浪漫のうた秋葉竹自由詩323/3/12 21:12
眼(改訂)ひだかたけし自由詩223/3/12 20:43
蛇の舌リリー自由詩12*23/3/12 18:51
コミュニケーションひだかたけし自由詩2*23/3/12 18:39
チェリーとのり子AB(なかほ...自由詩3*23/3/12 17:00
一望の風あらい自由詩323/3/12 15:59
白痴美返しただのみきや自由詩4*23/3/12 13:39
いちれつ(春)XIAO自由詩423/3/12 13:34
うとうと日朗歩野自由詩223/3/12 12:36
花芽のうたひだかたけし自由詩8*23/3/12 11:25
女學生日記 五十八TAT散文(批評...023/3/12 10:05
独り言3.12zenyam...自由詩2*23/3/12 7:30
自分語り木屋 亞万散文(批評...3*23/3/12 2:09
桜って佐白光自由詩3*23/3/11 23:53
黒い穴坂本瞳子自由詩1*23/3/11 22:13
ひだかたけし自由詩3*23/3/11 19:23
考えてみました - ③ 自己承認欲求八重もぐら散文(批評...2+*23/3/11 19:15
平井容子自由詩523/3/11 18:06
刺激のあるものが食いたいって誰もが思うけどホロウ・シカ...自由詩1*23/3/11 16:33
あの日からナンモナイデ...散文(批評...3*23/3/11 14:32
投函あらい自由詩123/3/11 12:17
Continue竜門勇気自由詩1*23/3/11 10:44
爆弾電力イオン自由詩1*23/3/11 9:48
ここ日朗歩野自由詩223/3/11 7:47
けなしレタスりゅうさん川柳023/3/11 7:38
遠近両用レンズ自由詩3*23/3/11 7:35
雲母の究明アラガイs自由詩20*23/3/11 1:40
憧れの瀉血坂本瞳子自由詩6*23/3/11 0:20
まだ見ぬ春は自由詩2*23/3/10 23:51

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加筆訂正:
雲母の究明/アラガイs[23/3/11 13:55]
タイトルを改竄しまちた
あさのゆか/そらの珊瑚[23/3/11 5:01]
少し加筆しました。
3.68sec.