西の空に日は落ちて
仄かに明るむ茜色
富士は威容を際立たせ
茜の地平に黒々と
聳える巨大なシルエット
すべて静かさの内にあり
遥かな遠さを落ちていく
わたしもあなたも別々に
遥 ...
僕らはもっと怒っていいとあった
そうだよね
死者数半端ないもんね
ところが怒った先が
ファミレスの姉さんだったりする
なぜなのか
当たり前でしょ!
強い相手に怒れる?
とのこと ...
わすれずに突き通す串8の月
*
Inkweaver
申し訳ありませんが、その表現については具体的な情報を持っていません。"わすれずに突き通す串8の月" がどの ...
○「災害中継」
テレビの現地中継で
テレビ局の人が言っている「言葉」と
映している「様子」が
一致してない場合が時々ある
これは改善していただきたい
人間は
言葉よりも見た方を信じやすい ...
雪の降りかかるままに
歩きましょうね
盛り場の よるを
あなたって
良い人なのね
でも 名さえ知らない
ネオンの下で
装って笑う
そぞろ歩きは
そぞろ歩き ...
汗が目をつたい
塩辛さが痛い
草は水を失い
根無し草を被っている
ミンミンゼミは狂い鳴き
一日のはじまりから終わりまで
命の終末まで生を主張する
夏は終わろうとしていた
...
人はいくら綺麗な景色であっても飽きているもの
それを感じさせられた時 人間は贅沢な生き物だと思う
綺麗な景色のどんなに陰りのない空であっても
綺麗な道を歩く時間の黄昏時ではなくても
最初の頃の ...
砂粒がかがやくと
水際はふたたび沈んだ
土用の波が音をたてて崩れる
台風前の静けさが
妖しい雲に包まれていた
あの賑わいは、
もうない
貸しボートも
焼きそばも
かき氷もやってい ...
僕は何もかも考え尽くしたつもりで
毎日を過ごしている
それがどんな悲しい出来事を連れてきても
そうやって過ごすことは
透明で素晴らしいことだと信じているからだ
日々は不愉快な結果しか ...
私の名前はルナ
精神科医の父と母と暮らしている
ずっと引きこもりだったから
私を見かけたことはあまりないかも
もしも夜中に変な音が聞こえてきたら
それは猟奇殺人の証拠になるんだけれど
...
とほいとほい潮騒聴き
遥かな潮の満ち引きは
内鳴る無限 その感触、
夜陰の浜辺 小さき蟹
無数群れなし横走る赤
脳裡に焼き付き蘇る色
浮き上がり浮き彫る刻、
私はいったい ...
○「想定外の時代」
今は
心配していることよりも
心配してないことの方が
起きる時代である
心配症の人も
心配してないことまでは
考えられない
○「しあわせ」
まだ歩ける
しあ ...
夏の獣、
身震いし
ぶち撒け
力動する核
咥え引き裂き、
無限の感触
熱し燃え
残響し
夏の獣、
戦慄いて
動かず。
水分が奪われてゆくので、
たすけてください、
夏野菜さま。
あなたがそんなに潤うわけは、
あなたが夏を生きるため、
単純明快です。
なれど、
お恵みください、
干からびそう ...
濃い青の空に
白い雲の城砦がいくつも立ち
なかぞらを埋めつくす蝉時雨
他のどの季節にもない濃密さで
夏は君臨する
けれどその夏の中に
巨きな空洞がある
夏のあらゆる濃密さが
そこで ...
九十年も連れ添ったなら
死ぬ日も一緒 どうせなら
あんたは言った 猛暑日に
「こんな暑さはどこふく風よ
エアコンなんてやめてくれ」
あたしは火照ってしかたない
あんたの強気に惚れたのね
...
私の人生退屈知らずで
色々な物事が
毎日起きる
合間にほっとして
こころで零す涙
涙の成分には
悲しみ
喜び
色々なのがある
人生の味わい
小さな手花火
火をつけられたら
そこからはじまる
儀式
一瞬燃えたあと
丸く赤い心臓が生まれ
酸素を吸って
チカチカと
この世ではじける
火の花
いっときの命
えいえんには続か ...
錆色の夕陽が世界を、血の雨の跡のように見せる頃、ゴム底に画鋲がひとつ刺さったスニーカーを履いて、ぼくは巨大な工場が立ち並ぶ海の近くの道を歩いていた―なぜ画鋲を抜かないのかって?それはゴム底を貫いて ...
銀白の月の輪郭、
余白の隙間に
鮮やかな青み
浮かび上がり
コレハナンダロウ?
遠い声の木霊、
遥かな潮の満ち引き
浮遊する青み流れ出し
欠落し満たされていく
銀 ...
ポリフォニックな音群が
時を切り刻んで持続する
僕らは没頭しながら従う
開ける光景は予感を帯び
明るんだり暗んだりして
いずれもそこは極北の地
いずれもそこは極楽浄土
あなたはすっと泳ぎ ...
荒れていた問題ありの中学校今は落ち着き勉強熱心
近所には長年続く食堂が継ぐ人がいてみんな安心
百年も続く近所の魚屋さんレストランにも力を入れる
十年も時間が経てば様変わり公園も家もな ...
京都三条大橋から
どう歩いたのか 黄昏時
そこは照明も暗めな地下の酒場
会社で 見かけたことのある
顔が目につく
チケットが一枚余ったんだ、と言う
上司から強引に誘 ...
{引用=
ぼく に は わ
かる 、
きみの かわい とこ
が 、
何処かで 失われた
ないぶが
表皮の裏側で
うずくまって いる
...
枯れ葉に罵声
月に尾行の不可視世界
公共交通非営利機関
爆弾抱えた君の母
爪切りの中の
小指の爪
隠されていたi,love,you。。。
暗号財産共有関係者
夏祭りの日 ...
あめいじんぐぐれいす
爪先からふくらはぎへ太ももからはらから胸から
わたしから
歌、唄、うた
が
(喉が焼けてるんだ)(あれ、喉ってなんだっけ)
(今年の西瓜はとっても
みずみず ...
また海に来た僕は
見ていた 同じ水平線を
ラインのどこか半円形の
木と同じ 垣根の間を
レッドロブスターの黒い看板を通り過ぎて
バスで走った 道を
そして何かを探していた
コーネ ...
いつから、
あそこにゐるんだらう。
日溜まりの向かふに、
声がする。
日溜まりの向かふに、
声がする。
わたしの声だ。
それは、
...
画集の、印刷の匂い、
――――――――――
私はもはや空っぽで、
何も求めてはいない。
何もかもとお別れして、
真っ白な風の中を消えていくのも、
そう遠くはないだろう。
画集の印 ...
奇妙な生き物
近付いて来る、
一歩一歩 羽ばたいて
青い眼をして白い力線
描き湾曲しくねり唸り
空漠のひろがり
生きている意志、
その残響刻まれ
光の闇に闇の光
にか ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
日暮れ幻影
ひだかたけし
自由詩
3
23/8/16 15:23
怒っていい
りゅうさん
自由詩
2+*
23/8/16 15:22
串
足立らどみ
俳句
2*
23/8/16 8:10
独り言8.16
zenyam...
自由詩
3*
23/8/16 6:56
雪女3
リリー
自由詩
2*
23/8/16 6:49
晩夏
山人
自由詩
12*
23/8/16 4:53
潮騒
番田
自由詩
0
23/8/16 1:33
終わらない夏休み
atsuch...
自由詩
8*
23/8/16 1:01
trash on garbage
竜門勇気
自由詩
0
23/8/15 23:40
ルナ
花形新次
自由詩
1+
23/8/15 22:06
夜想72〇打刻一刻
ひだかたけし
自由詩
1
23/8/15 18:30
独り言8.15
zenyam...
自由詩
4*
23/8/15 16:30
夏の獣(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
23/8/15 16:15
夏野菜さま
千波 一也
自由詩
2
23/8/15 16:04
夏の空洞
塔野夏子
自由詩
11*
23/8/15 9:48
よみ人しらず―死因は「熱中症」とだけー
菊西 夕座
自由詩
3*
23/8/15 9:38
※五行歌 二首「私の人生退屈知らずで」
こしごえ
自由詩
4*
23/8/15 7:36
線香花火
そらの珊瑚
自由詩
13*
23/8/14 20:20
Transit Time
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
23/8/14 18:43
詩想4
ひだかたけし
自由詩
2
23/8/14 18:36
サウンド&ヴィジョン(新訂)
〃
自由詩
3
23/8/14 16:16
食堂
夏川ゆう
短歌
6
23/8/14 12:07
ジャズライブにて[まち角23]
リリー
自由詩
4*
23/8/14 9:59
200 million°
ryinx
自由詩
7*
23/8/14 3:24
Uruu
竜門勇気
自由詩
0*
23/8/14 2:51
うた
wc
自由詩
3
23/8/14 1:38
休日の交差点で
番田
自由詩
1
23/8/14 1:10
陽の埋葬
田中宏輔
自由詩
12*
23/8/14 0:13
空白
由比良 倖
自由詩
4*
23/8/13 19:36
メタモルフォーゼ
ひだかたけし
自由詩
3
23/8/13 18:54
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
416
417
418
419
420
421
422
423
424
425
426
427
428
加筆訂正:
串
/
足立らどみ
[23/8/16 8:51]
Inkweaverさんのコメントを入れました。
球体ジガゾー
/
ただのみきや
[23/8/15 13:36]
なんとなく修正
線香花火
/
そらの珊瑚
[23/8/14 21:16]
加筆修正しました
天使 (群馬県館林市にて)
/
ばんざわ くにお
[23/8/14 12:00]
変更を再考しました。
天使 (群馬県館林市にて)
/
ばんざわ くにお
[23/8/14 11:57]
「天使」の意味を明瞭にする為、標題を変更しました。
3.14sec.