あ、風くる、風くる、土曜日の公園で急に磁石のように方角をかえて真鴨の黄色いクチバシのように極端に長い、先の尖ったヘルメットが思わずぼくの眼球にぶつかりそうになる。そんな被り物をした一人の中年のメガネ男 ...
真実は逃げ足が早いんです
真実は恥かしがりやなんです
真実は冬眠するんです
真実は直ぐそこにあるんです
真実の扉をひらくのは自分自身なんです
真実からは逃 ...
雨垂れ 一滴、また一滴
落ちて 落ちつづけ
あなたはグツグツおでん作って
わたしを待っていた
なんて空漠とした空間、
生活感の一切感じられない部屋で
あなたとわたし、
横並び お皿の ...
コロナが5類になってからマスクを外す人も多くなり、あれ?
隣に座っている同僚の顔ってこんなだったっけあるあるが、
あちらこちらでおきている毎日ですが、今はポエムの日々だなあ
とすごしています。
...
空想旅行計画
いく年も前から師匠と打ち合わせ
計画楽しいけどオトシが不安
曾良おもう空をおもうは我かしら
実際行った奥のほそ道
私より足が速い師匠かな
灰色の空に
厳しい線を画いている古城の天守
何百年の年を支えてきた様に
あなたは私へ
愛を 支えようとしてくれている
それなのに
私は人の心を
見つめられ
ない
...
文体を壊す舞台の豚軍隊やつの二つ名実はユリシーズ
しずかうねるように 花、流れ
みちをたどりゆけば 炎、燃え
永久の瞬間、与え去っていくもの
永久の光景、開き消えていくもの
黒い円のなかに 黒い星の輝きに
*
貴女は小 ...
いたるところに花は咲き
いたるところで花は萎み
街行く人の方向はあちこち
空は相変わらず青く青く
俺は歩道橋で破裂する
目から水が出るのは綺麗
鼻から水が出るのは汚い
鼻は目をひがんでいる
目から血が出ると恐怖
鼻から血が出ると心配
鼻は目を恐れている
目から鱗の話を越える
鼻の高い話をしたい
...
悪政はつづいている
自分は死刑制度は維持するべきだとおもう
国家が戦争を廃止しないかぎりは
国民であることの怒りとして
悪政を行った者に
不正を行った者に
...
その人は 軀がうすく
流れをまとい あたたかくして
偶然まとまった
誠実な想いや 花のかおりなど
求めなかった
誰にもひらかない
固くひき結んだ 白い口を
譲らなかった
遠ざ ...
壊れた時計を
見えない
誰かが動かしていて
磨かれた姿を
にせた貝殻
月に凪ぎ 水辺に浮かぶ
街ですれ違う
あの娘と似た服がきらい
掴んだ鋏を布にすべらし
回転する午後は
苺硝 ...
書き手は語り手に何を言わせたいのかが曖昧のまま既に60兆ページといわれるネット情報のうちの個人サイト趣味サイトの殆ど全てなんだろう。これは匿名性がかえって(読み手からみると)書き手イコール語り手にして ...
駅前で少し遅めの「朝定食」を食べる。
ご飯、焼鮭、大根おろし、味噌汁、生卵、漬物という定番だ。
客も少なく静かなテーブルに座り、ゆっくりした朝を過ごした。
バス停がある時代を生きている。僕は ...
凍るような過酷さではないが
生温く
湿った
べとべとの逆境に
ずっとおるように思う
そういうときに急に
冷たい風が吹いたらどうなるか
一個いっこ
すごいこ
一個いっこ
たくさん
フワリ スー
(チリチリ ピリピリ)
スー フーー
(チリリ ピリリピ)
どのこも どのこも
さあ おきて
フワリ スー
...
突き抜け逸脱していく
響きの渦巻き
木霊する声を聴く
ひたすらしずまり
とおいちかい魂から
あらわれとどけられ
柔らかく逸脱していく
響きの渦巻き
木霊する声を聴き
ながら
...
彩度0の原石
落ちて欠けたものでは、無く
乗せて砕いたのだったら。私も私も
歩度と斜度に比例して、野端に咲いている
対して水を差される 澱んだ、
濤声も雨音も
...
風は 白い 影を曳き
瞳は 蒼い 雨を揺らす
何も食べず
総て与えず
ひとつづつ奪わない
衝動は
気づかぬうちに偽ると
息でも傷つけ
あたたかいのに
不安で悩ましい
心には ...
過去も未来も
遠いところなんてものもなくて
ほんの少しの場を
くり返し くり返し
生きているのかも
眠るたびに
改ざんされる
フロッピーディスクほどの宇宙
私は何にでもなれるし
...
哀しみのうねり
貫通する力線
波打ち壊れ
時、裂け広がる
明かりが灯る
遠い遠い場所
静か浮き上がり
力動に包まれ
僕はたたずむ
此処が宇宙、
この小部屋が
渦巻く宇 ...
6時30分の雨が降る
死者としての百億の昨日とひとつの今日、
全ては過ぎ去る。
そんなことはありえない、と人は言う。
どうして?、と僕は言う。
だってありえないんだから、と人は言う。
...
家の周りは田んぼばかりだった
今はアパートが建ち減った
今年も田植えが始まった
田植機は一切使わず
手で植えるのが楽しい
このまま
田んぼが減っていくのは
寂しくて仕方ない
...
今度
おいしいコロッケ
たぺよう!
この、ぺ
点々か、丸かよく見えなくて
適当に送ってくる
たぺる系ライン
いつも おいしい
雲が空のように見えた
走り書き
眠たいだけが取り柄だった
バス停が点在するこの街で
列車の駅を見つけた
小さくて冷たい
それだけの駅
草の夢で躓いて
命を生きることにも
少し ...
熱いゆげをわけて
ちりれんげですくって
ふう ふう 吹いて食べるのです
舌の上にのせた豆腐が
かすかに香って崩れる時
ふと時間は逆戻り
勤め帰りのスーパーで
...
さささと
身動きできずにいるが
怒りでもなく
悲しみでもなく
ただただ驚くばかり
さささと
判断できないことも
さささと
反応できないことも
なんでもかんでも
さささと ...
薫風や金の穂麦の地平線
石のように冷えていた
わたしの心 を
貴女は温めてくれる
荒れ狂い 悪魔にも犯された
私の魂、剥き出しにして
貴女に曝す、この瞬間
貴女は何を言うだろう?
貴女は何を歌うだろう?
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
サンドイッチマン
本田憲嵩
自由詩
10
23/5/28 0:48
真実の行方
佐白光
自由詩
3*
23/5/28 0:32
貴女2
ひだかたけし
自由詩
4*
23/5/27 21:58
自由なのは読者ではなくて書者なのです。
足立らどみ
自由詩
5*
23/5/27 21:14
空想旅行計画/ゴル、兼題まいきーさん
〃
自由詩
3
23/5/27 20:08
曇天の城
リリー
自由詩
3*
23/5/27 19:37
ユリシーズ
足立らどみ
短歌
1
23/5/27 19:17
貴女
ひだかたけし
自由詩
3
23/5/27 18:31
飢餓
〃
自由詩
3
23/5/27 16:18
ひが水
イオン
自由詩
2*
23/5/27 15:04
一応こう思う
ナンモナイデ...
自由詩
2*
23/5/27 14:35
かぐや
soft_m...
自由詩
3
23/5/27 14:24
ことば かけら
〃
自由詩
2
23/5/27 13:45
_
足立らどみ
散文(批評...
1
23/5/27 13:44
通行人1
空丸
自由詩
9
23/5/27 11:30
シロツメクサ
奥畑 梨奈枝
自由詩
3
23/5/27 11:22
細胞
日朗歩野
自由詩
1*
23/5/27 10:17
夜想56
ひだかたけし
自由詩
3*
23/5/26 21:46
破断面
あらい
自由詩
1
23/5/26 20:56
白息
soft_m...
自由詩
1
23/5/26 19:15
睡眠
日朗歩野
自由詩
5*
23/5/26 19:09
夜明け前
ひだかたけし
自由詩
3*
23/5/26 17:37
雨
由比良 倖
自由詩
1*
23/5/26 15:53
田植え
夏川ゆう
自由詩
2
23/5/26 11:17
おいしい
日朗歩野
自由詩
0*
23/5/26 9:28
水鳥
たもつ
自由詩
2
23/5/26 7:11
湯豆腐
リリー
自由詩
9*
23/5/26 6:08
さささと
坂本瞳子
自由詩
1*
23/5/25 23:10
菫印『金の穂麦の地平線』
まると
俳句
0
23/5/25 21:24
夜想55〇私にとっての音楽
ひだかたけし
自由詩
3*
23/5/25 20:13
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
416
417
418
419
420
421
422
423
加筆訂正:
到来物
/
そらの珊瑚
[23/5/26 9:12]
子に手渡すと→子に与えると 到来物よ、とも言った→到来物よ、とおごそかに
4.21sec.