こわい箇所だけ集めた 試写会のような
夢
夢は ひろい鏡に浮かんだ
あおじろい入れ子
口の中はレトロ
ほの昏く暖色な
どことなく固定された感ただよう炭酸臭
安っぽいシ ...
忘れ物 に なったハンカチ
あわいもも色 うさぎを飼って
駅の向こうから来る
おんなの子を見て
つれていって
と、輪をかいた
石のむれをしずめた 海と
とおい空 かすれた ...
「0」を探す旅は続く
一昨日も今日も
おそらく明後日も
「0」は見つけづらい上に
なかなか手に入らない
排水溝の鉄格子に引っかかっていたり
街路樹の枝先で揺れていたり
さ ...
降りしきる砂に埋もれてゆく
さまざまな過去が現れては消え
羽のない水色の鳥は
ぼんやりとした想いの空をとびつづけた
ここが幻だとしても
今は見ているものが現実だった
砂に埋もれてゆくからだ ...
※映画「君たちはどう生きるか」のネタバレがあります。また、映画を見ている前提で話を進めますので、見ていない人には意味がわからないかもしれません。
〇「君たちはどう生きるか」のわかりにくさ
...
緑の灯り
セブンイレブン
一緒におでん食べた
さらに夜更けに
あなた飛び降り
わたし観ていて
あなた叫び
わたし聴き
ただただひたすら
静まり静かさに
均衡と調和
包 ...
猛暑とよばれる森のなかで
わたしはいつしか
魚になった
あまりに場違いな
魚になった
だれも皆
自らの汗を拭うことに
気をとられ過ぎているから
辺りはいっそう
潮にま ...
潰れた店のカラッポが
熱風に歪むコンビニの
道向こうに広がっている
イートインにて独り
アイスコーヒーを啜りながら
そのガランドウ見ているじぶん
じぶんの虚ろがガラス越し
ビル一階一室の ...
作業をしていると
体温があがる
汗がどんどんでる
それでもあがる
水道で
手のひらを流す
肘から先も流す
蛇口の下に突っ込んで頭も流す
身体の中には
確かに血が巡っていて
...
夏でも朝は涼しい
この辺りは家が沢山建ち
ラジオ体操やる場所がなくなった
よく見掛けていた朝顔
朝早く外に出ると逢える
淡い色合いが
夏の季節に似ている
涼しさも合わせ持っている ...
ゆれる ぬけがらの重さ
ひとつひとつ 声に彫られた
ふるい幹のこまかな傷と
蝉と烏 青を奪いあう
にぎやかな今日
不意につまづく
日傘をさした子づれの伝道師が
扉 ...
夏の水の力を借りて
包丁を研ぐ
冷たい石の周りで
世界は沸騰し騒騒しい
蝉は
悲しみを
果てまで
追い詰めて鳴く
時折
人差し指で
刃に触れて確かめる
すり減りながら
鈍色 ...
○「有難い話」
猛暑の中
ふだんどおり仕事をしている人たちがいる
先ほどゴミ収集車がいつものように来た
こういう人たちのおかげで
世の中がまわっているのだ
有難い!
有難い!
○「 ...
ネット詩もなさっているのですねと言われても参加してない人には伝わらないわけだし、そもそもそれがあるのかどうか、かりに若い学者が勇み足でまとめてみても、辞書レベルの解説にしかならないのではと思う。大 ...
海からの帰り道
バスの外から照らす 太陽を
いつも見た 海に
今は黒ずんだように
焼けた 肌で
コンビニで弁当と惣菜をひとつ
缶ビールは明日のためにふたつ
あとはテレビをつけっぱなしで眠るだけ
冬には窓のすきま風が冷たく
クーラーをつければ部屋から出れない夏
そんな二階のアパ ...
破壊された誇りと
再建されたハリボテ
壊されて悲しかった気持ち
作り直して悲しかった気持ち
tiny
胸ポケットに入れて
そのまま忘れちまうよ
tiny
体のどこにも
そうい ...
貴女は歩み入り遠去かる
貴女は遠去かり歩み入る
あたたかなほのかな熱おびる私に
夜陰に響く遥かな声 大切なんだ
(闇に暮れゆく空、眺めては
既に別離しあなたを想い)
綴られて行 ...
空飛ぶフライパン
殺人者の群れ追い立て炒め
上方を眼差し浮かんだ黄色い三角
天の青み肯定し在るものと確信し観入り
地上の自らの鏡像粉砕し丸焦げになった殺人者の群れ
天の青み在るものの無関心な ...
田舎のビルでみた 踊り場 シネマ
月光 スクリーン 古びた壁に
主人公、現わる とある風
恋は またたく間に想いを伝え
うかれ気分を流れに運び去られても
次の季節に 誘われ飽きな ...
又 戻って来た
物憂い瞳で 上手く口説き
心をさらいに来る悪魔
親しげに抱きしめてくる腕
あたしがいつも
浮き草の様に揺れ動いているのを
充分に知っている男
取り ...
雨が降っている
雨だと思う
すべてが細くなる
無い言葉
はずれた草花
消えていく庭は
町工場のところで
途切れてしまった
ノートの中にある
わたしの罫線
罫線に隠している
...
普通なら
不通になるよ
昔なら
いつも繋がる
今がおかしい
高校に入って部活ばかりの日を過ごした僕が
はやく帰ってきた土曜の夕方
テレビを観ていると父が隣に座った
あたらしいガンダムが始まった
父はしずかな男だった
と言われたそうな男だった
こ ...
錆び色に暮れかけた綻びた路上に抱かれて、お前は静かに雨を待っていたんだ、記憶や宿命、そんなものに纏わるすべてを穴だらけにして排水溝に飲み込んでもらうために…一日はうだるような暑さだった、世界中が陽 ...
何事も
60点で
良しとする
ある人がこう言った
「京都のお土産お兄ちゃんに頼もうか」
よくよく話を聞いてみると
「京都への」お土産という意味で言ったらしい
たった一文字あるかないかで
意味合いが全く違う
「へ」の ...
ひっくり返ってしまった
大洋のど真ん中
転覆したみたい
浮かんでいる 太陽の ど真ん中
)天体、句点、微粒子、円
)秩序、混沌、倫理、異様
波のうねりに身を任せ
浮 ...
満月の夜
私の包茎は
皮が自然に剥かれ
中からピンク色の亀頭が
顔を覗かせる
そんな夜は
とても素敵な彼女と
一晩中裸の下半身で
踊り狂うんだ
ルルルンルンルン🎵
ルルルン ...
虹色アゲハをご存知ですか
あなたの夏を
叶える蝶です
虹のたもとには
たどり着けない要領で
どこにも留まりません
その蝶は
伝説だとか
まぼろしだとか
ひとは気づ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夢
soft_m...
自由詩
2*
23/8/5 9:20
忘れ物になったハンカチ
〃
自由詩
12*
23/8/5 9:19
「0」を探す
夏井椋也
自由詩
7*
23/8/5 8:03
砂の鳥
atsuch...
自由詩
10*
23/8/5 4:44
「君たちはどう生きるか」を自分はどう見るか
木屋 亞万
散文(批評...
3*
23/8/4 22:35
夜想71〇一つに一つの
ひだかたけし
自由詩
3*
23/8/4 22:12
猛暑
千波 一也
自由詩
3
23/8/4 21:04
カラッポ(新訂)
ひだかたけし
自由詩
5*
23/8/4 15:40
夏を乗り切る
日朗歩野
自由詩
7+*
23/8/4 15:36
朝顔が咲く
夏川ゆう
自由詩
2
23/8/4 12:32
青い影
soft_m...
自由詩
3
23/8/4 10:38
刃
そらの珊瑚
自由詩
12+*
23/8/4 9:51
独り言8.4
zenyam...
自由詩
4*
23/8/4 9:41
2023年8月4日AIとの会話
足立らどみ
散文(批評...
2*
23/8/4 8:22
海の光
番田
自由詩
0
23/8/4 1:46
ひぐらしのうた
アラガイs
自由詩
9*
23/8/4 0:50
tiny things
竜門勇気
自由詩
1*
23/8/3 23:48
夜想71〇BLACKOUT
ひだかたけし
自由詩
3*
23/8/3 20:15
Heaven And Earth
〃
自由詩
3
23/8/3 18:25
風のシネマ
soft_m...
自由詩
3*
23/8/3 10:56
小悪魔
リリー
自由詩
7*
23/8/3 9:41
落書き
たもつ
自由詩
14*
23/8/3 7:04
不通?
足立らどみ
短歌
1
23/8/3 1:18
月光頌(らいこう29)
れつら
自由詩
3*
23/8/2 22:58
ハード・レインを待ってる
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
23/8/2 22:19
テキトー
ひろのふ
川柳
2
23/8/2 19:39
国語力
〃
自由詩
0
23/8/2 19:03
THE WORD
ひだかたけし
自由詩
3
23/8/2 19:02
月と包茎
花形新次
自由詩
0
23/8/2 18:55
虹色アゲハ
千波 一也
自由詩
2
23/8/2 17:42
392
393
394
395
396
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
416
417
418
419
420
421
422
423
424
425
426
427
428
429
430
431
432
加筆訂正:
夏を乗り切る
/
日朗歩野
[23/8/5 6:18]
最後のほう少し修正しました。
太郎新聞が行くよ
/
アラガイs
[23/8/4 6:59]
(秘めやかに)赤青緑色 ( )内を付け加えました
3.49sec.