自称詩人が父親と共謀して
ホテルで自称詩人を殺害し
その首を切り落として
自宅に持ち帰り
記念撮影をするという
爽やかな事件が発生しました
自称詩人はその後
自称詩投稿サイトに
一編の ...
立ち現れる
貴女の姿、
美しく毅然と
荒れ狂う嵐、
最中見守る
その眼差し瞳、
うっすら透徹な絹を織り込み
血流波打ちあらゆる色彩の交わり争い毒づき混濁する、
わたしに触れ わたし ...
土の中の箱の中に
しまい込められた
あの頃の未来の絵は
もうとっくに
古くさい世界で
そう
あなたはとっくに
幸せになってるはずだ
風の知らせで ...
いまは夏休みということだ
同じアパートの一年生がアサガオを持ち帰り
朝晩水をやっている
ここ数日の暑さも少しやわらいで
きょう風はさかんに木漏れ日をゆらしている
濃い影から飛び立った 一羽の ...
青みを帯びた夜の溶解
澄んだ孤独の波動に
見知らぬ人が
心の廃墟を弄んでいた
やがて夜が退き
時がひっそり浅瀬を形造ると、
澄んだ孤独は
何事もなかったように眠りに就き
到来す ...
マスクは
顔半分を削ぎ落す
美容整形の一つです
欠けた情報を
人は美しく補正します
人見知りも
表情を半分を削ぎ落す
美容整形の一つです
欠けた情報を
人は美しく補正します
...
未だ 秋は
何処に居るかも解らない季節なのに
あなたが別れよう という
緑と
白と
二色に色分けた水が流れる
橋に立てば
上流にまわる水車
そして
長く流 ...
こわい箇所だけ集めた 試写会のような
夢
夢は ひろい鏡に浮かんだ
あおじろい入れ子
口の中はレトロ
ほの昏く暖色な
どことなく固定された感ただよう炭酸臭
安っぽいシ ...
忘れ物 に なったハンカチ
あわいもも色 うさぎを飼って
駅の向こうから来る
おんなの子を見て
つれていって
と、輪をかいた
石のむれをしずめた 海と
とおい空 かすれた ...
「0」を探す旅は続く
一昨日も今日も
おそらく明後日も
「0」は見つけづらい上に
なかなか手に入らない
排水溝の鉄格子に引っかかっていたり
街路樹の枝先で揺れていたり
さ ...
降りしきる砂に埋もれてゆく
さまざまな過去が現れては消え
羽のない水色の鳥は
ぼんやりとした想いの空をとびつづけた
ここが幻だとしても
今は見ているものが現実だった
砂に埋もれてゆくからだ ...
※映画「君たちはどう生きるか」のネタバレがあります。また、映画を見ている前提で話を進めますので、見ていない人には意味がわからないかもしれません。
〇「君たちはどう生きるか」のわかりにくさ
...
緑の灯り
セブンイレブン
一緒におでん食べた
さらに夜更けに
あなた飛び降り
わたし観ていて
あなた叫び
わたし聴き
ただただひたすら
静まり静かさに
均衡と調和
包 ...
猛暑とよばれる森のなかで
わたしはいつしか
魚になった
あまりに場違いな
魚になった
だれも皆
自らの汗を拭うことに
気をとられ過ぎているから
辺りはいっそう
潮にま ...
潰れた店のカラッポが
熱風に歪むコンビニの
道向こうに広がっている
イートインにて独り
アイスコーヒーを啜りながら
そのガランドウ見ているじぶん
じぶんの虚ろがガラス越し
ビル一階一室の ...
作業をしていると
体温があがる
汗がどんどんでる
それでもあがる
水道で
手のひらを流す
肘から先も流す
蛇口の下に突っ込んで頭も流す
身体の中には
確かに血が巡っていて
...
夏でも朝は涼しい
この辺りは家が沢山建ち
ラジオ体操やる場所がなくなった
よく見掛けていた朝顔
朝早く外に出ると逢える
淡い色合いが
夏の季節に似ている
涼しさも合わせ持っている ...
ゆれる ぬけがらの重さ
ひとつひとつ 声に彫られた
ふるい幹のこまかな傷と
蝉と烏 青を奪いあう
にぎやかな今日
不意につまづく
日傘をさした子づれの伝道師が
扉 ...
夏の水の力を借りて
包丁を研ぐ
冷たい石の周りで
世界は沸騰し騒騒しい
蝉は
悲しみを
果てまで
追い詰めて鳴く
時折
人差し指で
刃に触れて確かめる
すり減りながら
鈍色 ...
○「有難い話」
猛暑の中
ふだんどおり仕事をしている人たちがいる
先ほどゴミ収集車がいつものように来た
こういう人たちのおかげで
世の中がまわっているのだ
有難い!
有難い!
○「 ...
ネット詩もなさっているのですねと言われても参加してない人には伝わらないわけだし、そもそもそれがあるのかどうか、かりに若い学者が勇み足でまとめてみても、辞書レベルの解説にしかならないのではと思う。大 ...
海からの帰り道
バスの外から照らす 太陽を
いつも見た 海に
今は黒ずんだように
焼けた 肌で
コンビニで弁当と惣菜をひとつ
缶ビールは明日のためにふたつ
あとはテレビをつけっぱなしで眠るだけ
冬には窓のすきま風が冷たく
クーラーをつければ部屋から出れない夏
そんな二階のアパ ...
破壊された誇りと
再建されたハリボテ
壊されて悲しかった気持ち
作り直して悲しかった気持ち
tiny
胸ポケットに入れて
そのまま忘れちまうよ
tiny
体のどこにも
そうい ...
貴女は歩み入り遠去かる
貴女は遠去かり歩み入る
あたたかなほのかな熱おびる私に
夜陰に響く遥かな声 大切なんだ
(闇に暮れゆく空、眺めては
既に別離しあなたを想い)
綴られて行 ...
空飛ぶフライパン
殺人者の群れ追い立て炒め
上方を眼差し浮かんだ黄色い三角
天の青み肯定し在るものと確信し観入り
地上の自らの鏡像粉砕し丸焦げになった殺人者の群れ
天の青み在るものの無関心な ...
田舎のビルでみた 踊り場 シネマ
月光 スクリーン 古びた壁に
主人公、現わる とある風
恋は またたく間に想いを伝え
うかれ気分を流れに運び去られても
次の季節に 誘われ飽きな ...
又 戻って来た
物憂い瞳で 上手く口説き
心をさらいに来る悪魔
親しげに抱きしめてくる腕
あたしがいつも
浮き草の様に揺れ動いているのを
充分に知っている男
取り ...
雨が降っている
雨だと思う
すべてが細くなる
無い言葉
はずれた草花
消えていく庭は
町工場のところで
途切れてしまった
ノートの中にある
わたしの罫線
罫線に隠している
...
普通なら
不通になるよ
昔なら
いつも繋がる
今がおかしい
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
首ったけ
花形新次
自由詩
0
23/8/5 20:10
貴女
ひだかたけし
自由詩
2*
23/8/5 18:24
入道雲
AB(なかほ...
自由詩
6
23/8/5 17:28
百鬼百景
ただのみきや
自由詩
4*
23/8/5 16:45
孤独のトポロジー2
ひだかたけし
自由詩
2*
23/8/5 16:09
心理的美容整形
イオン
自由詩
1*
23/8/5 15:38
橋
リリー
自由詩
4*
23/8/5 11:37
夢
soft_m...
自由詩
2*
23/8/5 9:20
忘れ物になったハンカチ
〃
自由詩
12*
23/8/5 9:19
「0」を探す
夏井椋也
自由詩
7*
23/8/5 8:03
砂の鳥
atsuch...
自由詩
10*
23/8/5 4:44
「君たちはどう生きるか」を自分はどう見るか
木屋 亞万
散文(批評...
3*
23/8/4 22:35
夜想71〇一つに一つの
ひだかたけし
自由詩
3*
23/8/4 22:12
猛暑
千波 一也
自由詩
3
23/8/4 21:04
カラッポ(新訂)
ひだかたけし
自由詩
5*
23/8/4 15:40
夏を乗り切る
日朗歩野
自由詩
7+*
23/8/4 15:36
朝顔が咲く
夏川ゆう
自由詩
2
23/8/4 12:32
青い影
soft_m...
自由詩
3
23/8/4 10:38
刃
そらの珊瑚
自由詩
12+*
23/8/4 9:51
独り言8.4
zenyam...
自由詩
4*
23/8/4 9:41
2023年8月4日AIとの会話
足立らどみ
散文(批評...
2*
23/8/4 8:22
海の光
番田
自由詩
0
23/8/4 1:46
ひぐらしのうた
アラガイs
自由詩
9*
23/8/4 0:50
tiny things
竜門勇気
自由詩
1*
23/8/3 23:48
夜想71〇BLACKOUT
ひだかたけし
自由詩
3*
23/8/3 20:15
Heaven And Earth
〃
自由詩
3
23/8/3 18:25
風のシネマ
soft_m...
自由詩
3*
23/8/3 10:56
小悪魔
リリー
自由詩
7*
23/8/3 9:41
落書き
たもつ
自由詩
14*
23/8/3 7:04
不通?
足立らどみ
短歌
1
23/8/3 1:18
358
359
360
361
362
363
364
365
366
367
368
369
370
371
372
373
374
375
376
377
378
379
380
381
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
加筆訂正:
刃
/
そらの珊瑚
[23/8/5 19:58]
最終行加筆しました
百鬼百景
/
ただのみきや
[23/8/5 18:01]
数文字修正
百鬼百景
/
ただのみきや
[23/8/5 16:55]
誤字修正
夏を乗り切る
/
日朗歩野
[23/8/5 6:18]
最後のほう少し修正しました。
太郎新聞が行くよ
/
アラガイs
[23/8/4 6:59]
(秘めやかに)赤青緑色 ( )内を付け加えました
4.02sec.