ああ 幸せに
気付くかどうか。
花にほほ笑む人と
花を踏む人の
違い
言葉には出来ぬ苛立ち目の奥に溜めておもいはなだそうそう 何も思っていない。こうしていることを、部屋で、でも日々はあまりにも早すぎた。イケアに行くたびに切りがないくらい増えていく欲しい家具のように、そのようなことを思いながら、また次に行って買おうとしている家 ... 手はさわり
落ちていく
あたらしく
たどりつく波
その波のかたち
平日の空気を
涼しい寝台特急は泳ぎ
車体を残して
溶けていく

あなたは積木の
手本をしている
手は繰 ...
アラームの鳴る朝はいつもくびまで浸り
電柱をたよりにからだをとどける

夜中に
空気を入れかえようと
窓をあけ
寄せる金木犀のかおりに
みちていく
いつもの朝から
今日は
水平線ま ...
繰り言が誤解をして戯言になる
前途の揚々とした譲渡するべき未来
妄言妄聴のまま信徒となり
快癒が遠く 浄土もなく
打開の釉薬が焼却される
はず なぐさめ

赤褐色が優越だと
最期の一花 ...
私は生きた
愛した
戦った
それは私が
徹頭徹尾
人間だったと言うことだ
意識の視界に虹がかかる
私は虹の形を手探りする

すっかり両手が七色に染まる頃、
それまで見えなかったものが
ふっと浮き出し見えて来る

この世があの世と繋がったように
あの世がこの世 ...
くもりのちあめのひのしんごうきは
あかすぎる、と
あおすぎる、が、あって
きいろだけは、すぎないから
ちょっとだけうれしそう

わたしたちはおもちゃばこのなか
うみすてられて、おいてかれ ...
おこころづかいが
ありがたい
人の
笑顔に
支えられている
静かに
狂う
私に
流れる
歴史と
星は輝き、
夜霧は流れる。
{ルビ美=うる}はしの、祭の{ルビ山車=だし}よ、おさらばさらば
今日は人生に文句が無い。
静かな夜の公園で、
独りベンチを暖める。
小さな犬が寄つ ...
今も
一つの
存在が
無くなった
ここにお墓が
出来る。ここに
拳位の大きさの
丸い石を置いて
その存在のお墓としよう。
丸い石を置かれて
お墓となった
ここは
しるし
生き ...
歯痒い思いをしたのか、それとも、迫り来る死に抗おうとしているのか、群青色の蛇がバ・ダ・ダン、バ・ダ・ダン、と、鞭のようにしなりながらのたうち回っている、俺は、リズムとしては一貫性の無いそれを、パン ... おっちゃんが思春期の頃、ポエム書き始めた。その頃インターネットなんてなかったんで、これ、どうすんのってなところよね。

友達にも家族にも見せられないものよ。
卒業文集とかあったけど、本気のポ ...
立った 残念、捻挫だった
たった ざんねんねんざだった


白く溶けたい 月に気付いたけど黒し
しろくとけたい つきにきづいたけどくろし


「誰?」眩しい月の中 魚の傷、石踏まれた
...
曽根の干潟の中天に
まんまる月が渡る夜
海の中にはキラキラと
故郷照らす月の道
海の中ではカブトガニ
ツガイでゆらゆら潮に乗り
産まれた渚を目指す道

泳ぐためのヒレもなく
ただゴツ ...
目を
つむると
鳥の声が
聞こえて
ここに在る私

在るものは
在るのだが
在るからといって
在るとは限らない
愛の姿を
追えば
逃げてゆく
だから
見守る
愛の姿を
...
詩人の
魂は
筆、
私の
モットー
私の
こころは
清濁で
満ちている
だから私だ
#あれもこれもみんなするー

早朝、三文の徳と呟いた声が元気と二度寝するー
○「他者理解」

☆自分の心のコップを
空にしなければ
相手の心は入ってこない

☆相手の心のコップに
勢いよく
自分の心をつぐと
ぜんぶコップから飛び出してしまう

☆喉が渇い ...
          - l'impromptu

 樹の幹の儘

 {ルビ鄰家=となり}のスープ

 仕込み

 田(畑)

 固めに行き

「急ぐのか」

 と ...
夜道を歩いていると、今日は、ゴロツキたちはいなかった。ゴロツキというのは、外でメシを食っていたり、ベンチに座っていたり、飲んでいたりする連中のことがそうで、心の中でそう、呼んでいた。通りに立ち止まって ... 折り返し

未来の結末から逃げ切るために
時間は過去へ戻ろうとしている
毎日毎日
目にしているのに
行ったことのない場所がある
立ったことのない土地がある
踏んだことのない石がある

電車がやって来たけれど
それは反対側のホームだった

知っているのに知 ...
生まれる前は死んでいた
その間も歴史というものは存在し、
偶然に生を受けなければ
私のいない世界がずっと続いていた
なのに何故死を恐れるのか
何十年前と同じように
ただ私のいない世界に戻る ...
自分の言葉に答えながら
最深部の果てしない痛みに臨む
触れることも語ることも
思うことすらも頭が割れそうなほど痛む
思うことを思うことすら痛い
明日、思ってしまうのかも
明日、それすら ...
  または
  栞をはさんで
  席をたったはずだ
  ただ いつものように

  つめたいお茶を飲んで
  ポテチをこぼして
  指を舐めていた
  または

  たのし ...
あたりはふるえ続けていた。そしてあなたは、手縫いのように丁寧に畳んで、爪がまたよごれていた。この、ことばで。あるいは、そのことばで。どのことばも少ない会話のほとんどが詩であるように、あなたはそ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
※五行歌「ああ 幸せに気付くかどうか。」こしごえ自由詩2*23/10/19 9:58
頑張らなくてもいいんだよ足立らどみ短歌323/10/19 8:04
部屋で、眠かった番田 散文(批評...123/10/19 1:35
積木たもつ自由詩723/10/19 0:12
いつもの朝wc自由詩323/10/18 22:49
堕落の釉薬這 いずる自由詩023/10/18 19:37
無題渡辺亘自由詩123/10/18 16:46
VISION6〇虹の根元ひだかたけし自由詩323/10/18 16:42
くらうでぃ妻咲邦香自由詩223/10/18 16:11
※五行歌「おこころづかいが ありがたい」こしごえ自由詩1*23/10/18 14:39
※五行歌「静かに狂う」自由詩0+*23/10/18 14:38
跫音 (旧作)石村自由詩1*23/10/18 11:17
お墓こしごえ自由詩2*23/10/18 9:38
真夜中、路地の終わりでホロウ・シカ...自由詩3*23/10/17 22:00
若者達へAB(なかほ...散文(批評...323/10/17 20:04
ヨル回ルヨ(回文)水宮うみ自由詩2*23/10/17 19:45
曽根干潟の兜蟹星野つばき自由詩023/10/17 14:27
共鳴こしごえ自由詩2*23/10/17 13:06
※五行歌「詩人の魂は筆、」自由詩1*23/10/17 11:14
※五行歌「清濁で 満ちている」自由詩2*23/10/17 9:18
もうよくばりなんだから はい足立らどみ短歌423/10/17 8:36
独り言10.17zenyam...自由詩3*23/10/17 5:53
スープ墨晶自由詩1*23/10/17 3:21
道の木々番田 散文(批評...2*23/10/17 1:46
折り返し足立らどみ自由詩323/10/17 0:32
愛しているもの妻咲邦香自由詩123/10/16 23:21
死ぬということ花形新次自由詩223/10/16 23:14
呪われたもの竜門勇気自由詩023/10/16 23:00
または草野春心自由詩323/10/16 22:34
文と句それがあるた...自由詩323/10/16 21:12

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