藻いろの川に夕日がくぐると
 透明がぼんやり
 浮かびあがり
 水は流れていたのだとわかる
 落しものや誰か
 生きてるもの生きてないものに
 黒い影が時おりゆらめく

 今はまだ気 ...
  通り過ぎて
  あなたの胸に
  影になってから
  はじめて言葉がきらめいた
  海老蔓の秋 はじめから 記憶の形をして
夕暮時の
晴れた日の西の山の上の
空が蒼く透けた色をしている
死なないで、と
言ってくれた人の声を
思い出そうとした
けれど山は夜をむかえて

死なないで、と
言ってくれた人の思いは ...
メンヘラを馬鹿にする君あてみるともやしアオムシ貧相な顔


*
#メンヘラネット調べ

* 何らかの精神疾患を抱えている人や、抱えていると思われる人を指すネットスラング。特定の精神疾患を指 ...
鉛の十字のレプリカは積み上げ。擦り切れるまカレンダーに曳く。
居間、22時59分。夢見たよな箱庭で人生ごっこ。灰石と忽(ゆるが)せ、
凖しく廻る。点を老いては。何度でも書き足されている星星に、
...
   キミと公園で



 これ以上、人を好きになるのはよそう
 そんな別れかたはやめて

 公園をかるい足どり
 コーヒー片手に横ぎる
 服が脱ぎたいって
 わたしは好きなのに
...
 飛びこまないか
 と貴方の声が 重かった

 飛びこまなくたって
 水面に 映った顔に見入るだけで
 水底に横たわれる
 と私の声が かわいていた

 ときのすぎゆく早さは
 相寄 ...
ありがとうを
何回言ってきただろうか
それでも言い足りないのは
感謝したい存在が
無数にあるから
風の叫びを きけ

魂からの雄たけびで 一撃

露骨が過ぎる 猫なで声

やってくる秋 去っていく夏

浜辺に行って 貝を集めたい

聞かなくても わかるカンケイ

男転が ...
大人になって分かったのは
この世は無常ということ
出会いや別れはともしびのように
儚く明滅する
ONとOFFをくり返す
愛していたことや恋しかったこと
心が含む砂利のような味で
恐れなく ...
この世界という
無意味を掴んだら
この無意味という
力動に包まれたら
次に行って生きて

 
欲はあっても執着はない
荒れほど在った
食欲も性欲ももはや囚われず
自由なる大海、恋愛 ...
旦那に愛されている タバコに嫉妬

もうどうにでもなれな わたし

なんでもやり過ぎる わたし

やり過ぎる時あり やらな過ぎる時あり

秋風が心の隙間をとおってく

くだらなくと ...
 おおきな
 朝日を 笑いながら
 数えきれない鳩が輪になって
 時の繋がりが聴こえてくるような
 羽根を打つほどうつくしい游び

 壁にぶつかるんじゃないか
 そしてそのまま吸いこまれ ...
高く濃くなる秋、きっとすぐ澄んで
晴れ渡るとして、なんともさみしい
夜の都市、煌びやかなネオンサイン
キレイだろうけど、中身はカラッポ

 あゝやっぱり突き抜けよう
 あゝやっぱり還ってい ...
凍りついた曇りぞらと

あをぐろく{ルビ執念=しうね}くうねる海の

きたぐに

確然としてくらいちからのくに

俺は心ひそかにきたぐにを愛し

乾燥した都市から遠く北方を ...
秋は遠い
肩にこうべをあずけて眠る
ひとりの女のように

一匹のトンボがくぐりぬける
それ以外なにもない
綿の花をあしらった
青くくすんだヴェールの下

静かな死者の息づかい
遠く ...
「こんなショート動画を作ってごらんよ 炎上するから」

あなたがそういうのでその通りの動画を作ったら
ほんのわずか 煙が出た

たなびく

麻のスカーフの時は流れ
スカルの住処は一極集 ...
昼から雨が降るみたいなん
でもちゃんと
てるてるぼーず
つっといたし
今年の夏は本当に暑くて
公園にも行けなかったから
今夜の夏祭りだけは
出店がでるよ
絶対や
最近の出店は
...
野球でホームランを打つには
投手が投げた瞬間に
ボールがどこに来るか
知っている必要がある

あっちむいてホイに勝つには
相手の指がどこを差すか
知っている必要がある

脳から出た信 ...
 ショルダーバッグの鈴が鳴ります
 シュリリン
 控えめな 優しい音色

 金と銀がありました
 三井寺で 手に取ったのは銀の水琴鈴

 事なかれ主義の八方美人は嫌われる
 か ...
集中力が強すぎて奇跡
 
 
すぐに身体こわす
ご飯も食べないで

すぐに死ぬだろう
空気も吸わないで



例えば承認欲求が強いから
時が経つのが速く感じる

好き ...
あんまり失敗とか思わない
目指すものは? 人間的完成とするならば

精神病の荒廃状態をも知り得た
弱者に寄り添いなお立ち続けるという意味で

それに雨風をしのげて寝る床がある
追い詰めら ...
金曜日のむかえ方は人それぞれだし
金木犀の香りも
咲き方も
同じ月を見ているなんて
朝晩の風と同じように
肌寒い感じがするから
同じ月が見ているって
それが特別でも
そうでなくても
曖昧な横顔秋の海

社会の腕力から逃れて逃れて秋めく

階下に運ぶ珈琲のように長い時間をこぼした

それぞれの孤独を持ち寄って孤独なままでいる

空が斜め渡り鳥
呼んだ?


とか言ってみる


さびしい一人遊びのように

空耳に応えるように
混沌の渦に力動し
闇から立ち上がり
浮き上がる
変容し続ける光

凝視スル、

それはもう
無邪気じゃない
天然自然では無い

数多くの体験を経て
幾億もの歳月の許に
自らを ...
自称詩人が
腹を切り裂かれて
腎臓を取り出されて
殺される
爽やかな事件が
埼玉県で多発している
殺された自称詩人は
ほぼ毎日自称詩投稿サイトに
金太郎飴みたいな
自称詩を投稿してい ...
ばーろー
と空気に向かって
つぶやく
私の方が
ばーろー
のうみつな
緑の群れ
さやさや
揺れ
照り映えて
意識の視界は
眩しく輝き一点に凝集、
遠く深くザワメキの森を凝視し
 ひとつ択ばせてあげる
 そういわれたら

 もし較べたとして
 どちらも美しいのだから
 ひとつは激しく輝き
 ひとつは静かに乾いてゆく
 涙に浮かべた想い

 机にかさね肘をつい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
よどみsoft_m...自由詩4+*23/10/1 14:13
海老蔓草野春心自由詩9*23/10/1 13:01
天より高いこしごえ自由詩3*23/10/1 12:42
メンヘラを光に足立らどみ短歌3*23/10/1 12:42
狼狽あらい自由詩023/10/1 12:27
キミと公園でsoft_m...自由詩3*23/10/1 12:08
湖と蝶リリー自由詩2*23/10/1 11:58
※五行歌「感謝したい存在が 無数にあるから」こしごえ自由詩3*23/10/1 10:59
おかしくなる・・・ルルカ ne...俳句2*23/10/1 8:54
成育杉原詠二(黒...自由詩4+*23/9/30 22:29
五行歌、籠のなかの球根(改訂)ひだかたけし自由詩523/9/30 17:19
いま この瞬間ルルカ ne...俳句3*23/9/30 16:40
翼あるものsoft_m...自由詩11*23/9/30 16:03
時 すきとほりひだかたけし自由詩6*23/9/30 15:22
きたぐに (旧作)石村自由詩3*23/9/30 12:44
孤独なポーンただのみきや自由詩4*23/9/30 11:17
おどり松岡宮自由詩323/9/30 10:48
夏祭りwc自由詩4*23/9/30 9:51
あっち向いてホームランイオン自由詩2*23/9/30 9:49
水琴鈴リリー自由詩5+*23/9/30 7:46
集中力が強すぎて奇跡足立らどみ自由詩3*23/9/30 5:57
キズモノりゅうさん自由詩3*23/9/30 4:48
金曜日wc自由詩1*23/9/30 1:20
渡り鳥かち俳句723/9/29 20:38
めもうし自由詩023/9/29 20:06
THRAK13ひだかたけし自由詩223/9/29 19:46
連続自称詩人殺人事件in埼玉花形新次自由詩023/9/29 19:32
※五行歌「ばーろー」こしごえ自由詩3*23/9/29 16:48
静観ひだかたけし自由詩3+*23/9/29 16:22
ふたつの夢soft_m...自由詩3*23/9/29 16:03

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