昔から縷々とおんなじおはぎかな
自称詩人に取り囲まれて
危機一髪のときに
自称詩人撲滅隊が
キンチョールを持って
助けに来てくれた
キンチョールさえあれば
自称詩人の百万匹など
一網打尽にしてくれるわ
危うく自称 ...
白と紫の色彩たち浮き上がり振動し
青く涼やか秋のふるふる降り震えて
両眼一点に交わり結び移動しながら
路傍の草花の群れの成長を追いかけ
吹き抜けゆく秋の大きさを跡付けて
白の紫の
光の ...
崩れそうな わたしを背負う
涙涙の日も ありえる
干からびるまで 愛して欲しい
愛がいとしい 恋が恋しい
神秘は神秘な ままにする
暴きたいのが 人のさが
結婚 ...
ワイフが関東へ遊びに出かけたので
近くの店に弁当買いに行った
弁当やおかずを見ていたら
目の前の炊飯器に炊きたての白いご飯があった
そばにはどんぶりぐらいのプラスチックのお椀も
置いてある
...
開いた本に落っこちた
女が煙を紡いでいる
乾いていく魚の目の中の
月が自傷を繰り返す夜に
雷鳴に臓腑はふるえ
雨はつぎつぎ駆け抜けた
沈黙は縫い付けられたままずぶ濡れで
自分の頬を噛 ...
一斉に発信される音を 受信したラジカセで変換し流す音楽が
ドアも窓もない部屋で飽和していき ベッドの上で潰れそうになるから
カセットテープに録音してはつめを折って レターパックへ入れても宛先が ...
愛するという事は
まず 自らを愛する事 それが出来ている事が最低限必要である
なぜなら 自らを愛せず自らをゴミのように粗末に扱っていたら
他人にまで同じ事をしてしまう危険性があるでしょう ...
鮫がいたんだがな
とポケットをまさぐる
何もなかったので有るふりをした
洋ちゃんがそれを見て大きなあくびをしたよ
何もないくせにポケットだけがふくらんでいる
...
今日死んだものをひきずって
前に倣う 泥の轍の
なさけない背中が
夢や理屈を運んでくる
ここで落ち合うつもりだ。
一方で雑草も揺らがない礎
リフレインする夕餉のかおりに
正常に ...
この掃除機なんでも吸い込んじゃうわよぉ
過去の嫌なこと 嫌な人 嫌なもの
なんだって 吸い込んじゃうわよぉ
じゃあ
あの人の奥さん吸い込んじゃってください
子供も一緒に
...
(あなたは、)
ひとりきりの部屋で目覚め、あなただけが開くことの出来るパソコンの日付に、奇数をかくにんする。
あなたは窓をゆっくりと持ち上げ、首をねじ曲げて、今日の三人称を、水で満たしていく、 ...
僕のオリーブ色の世界は
涼しい部屋、僕の部屋へ南端を張り付けて
外はいつでも火葬場と、冷たい果物の皮、
神経の通った舶来の氷、醒めた屋根、裏庭の水
(コミュニケーションと、くらい泡((
...
いつ なんどきでも私自身を愛しますと
そう 誓ったのに
自分自身さえ 大事に出来ないの
こんなんじゃ 他人になんてますます愛を捧げられるわけなくて
困っている
わたしは 持病 ...
幼児に遊んでもらう大人
大人引き連れる幼児
おばあちゃんの指にネイル
おじいちゃんがスーツでキメている
洗いざらい話して何になる?
語るほどの人生おくってないわたし
...
かしこまってちゃ 話にならん
軍配は すでにあがってる
らしくない 自分もゆるす
出来過ぎた話に 尾ひれをつける
完璧じゃないから いとしい
秘密なんだか広めたいんだか ...
「腕時計は狂うのに
砂時計は狂わない」
先輩の一言が離れない
「腕時計は直せるけど
砂時計は直らない」
友達の一言が離れない
「腕時計は停められる
砂時計は停まらない」
...
いま生きながら埋葬されている
あなた
血の滲んだ手で墓掘りのスコップを握ってる
それもあなた
あなたのお葬式は
だれも知らないうちに行われる
正しい名が呼ばれることもなく
墓標もない ...
チンコの先から
膿が出てきたので
鵠沼海岸で泳いでいたら
ライフセーバーが
物凄い速さで
近づいてきて
僕を仰向けにして
砂浜まで運んでから
人工呼吸を始めた
僕としては
チンコ呼 ...
時に漂い佇み
名の言葉の
剥離した
何かを
観て
吹く風の霊 纏わり付く概念、融解し
なにか寄り添いなにか抱擁されて吹く
ひたすらに、
脈打つ肉体の悲鳴上げ
魂の激痛 ...
- 自由律、因果律
クスクスの ハリッサ良く效く 辛さ哉
材料は、 牛乳、卵、 「白い粉」。
「プディング」 は 食べたが 「プリン」 など知 ...
私を眼差す深い森の眼、
漆黒の光輝に充ちた眼、
荒れ狂う閑かさの
森の眼の宿す
青銅の銀の黄金の
力と光と智と
門出を祝し刻まれる、
いやらしく孤独で冷酷な
深い森の眼のさらに ...
とくに芸能人がスゴイわけでもない
いくら可愛かったってそれはマズイ
不倫にひっかかる真面目な人
どんな美人にも汚点はある
叫ぼうったって叫べない夜だ
芸能人のファンなんて ...
目が覚めたら強襲フツカヨイ
周回軌道を弾かれる予感
夜の裡から ハザマまであった
更の加速は無謀的です
だろうが進め
見えるか あれが帰還限界点
戻れなくなるのは
私はレミングだから ...
ベルトコンベアにのって
運ばれてくるお父さんの遺体は
全て作り物ですから安心してくださいと
係員の人が私に説明したそばから
お父さんの遺体が次から次へと
ベルトコンベアに乗って運ばれてきて
...
ふんわりあかるい 丘をもちあげ
かげにかくりと 谷をおる
ひらひら帰りみち
みどりのうらで こえをきく
蜘蛛のこわさや あしたの雨の
ひろがりについて
夕陽がおちる
...
街角のパスタ専門店で
茸と、
ベーコンと、
キャベツの入った
スープスパゲッティを注文した
運ばれたのは、
日本人向けの謎のパスタ
喫茶店の定番メニュー、
ナポリタンと同じく
ス ...
親友のk君が急に亡くなった
と同級生にメールしたら
あたしー今は考えないことにしています
と返信があった
受け止められない悲しみは
受け止められる時が来るまで
考えないでそーっとし ...
にぎわう大通りのバス停
心無しか暮方の鼓動
増したような
とり巻く人影に
女の脚がふとためらう
(昨夜、踵にオリーブ油をぬらなかったけど……。)
コンサートホー ...
雪のように白くても白は色で尻にはなれない
どれほど尻にしかれようと色は椅子ではない
白の住まう城が尻であっても尻の穴はくろい
とはいえ尻の家が白かといえばいいえだろう
白は色であり家にしろとは ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
おはぎ
足立らどみ
俳句
5*
23/9/24 19:01
菅原さんありがとう
花形新次
自由詩
2
23/9/24 18:21
VISION5
ひだかたけし
自由詩
2*
23/9/24 16:51
加点方式の逆
ルルカ ne...
俳句
3*
23/9/24 16:21
世の中なかなか面白い
zenyam...
自由詩
2*
23/9/24 13:14
寿限無
ただのみきや
自由詩
3*
23/9/24 13:04
ラジカセ
wc
自由詩
8*
23/9/24 11:44
愛とは
ルルカ ne...
自由詩
3+*
23/9/24 7:45
ポケット
アラガイs
自由詩
11*
23/9/24 7:09
累の臭跡
あらい
自由詩
1
23/9/24 6:47
いいじゃあん
ルルカ ne...
自由詩
4*
23/9/24 6:09
(ripples)
由比良 倖
自由詩
2
23/9/24 5:07
水のスープ
〃
自由詩
3*
23/9/24 5:05
この繰り返し巻き戻し
ルルカ ne...
自由詩
3*
23/9/24 4:00
胸かすよ?
〃
俳句
3*
23/9/24 3:17
期待しちゃダメ
〃
俳句
3*
23/9/24 3:08
砂時計は狂わない
イオン
自由詩
3*
23/9/23 22:28
いつしか百年がたち
凍湖
自由詩
11
23/9/23 20:59
チンコ呼吸
花形新次
自由詩
1
23/9/23 20:45
空と海
ひだかたけし
自由詩
4
23/9/23 19:05
Die Gestalt
墨晶
川柳
2*
23/9/23 17:26
THRAK12
ひだかたけし
自由詩
3
23/9/23 16:47
はまってみやがれ
ルルカ ne...
俳句
2*
23/9/23 15:48
ポイントオブノーリターン
soft_m...
自由詩
6*
23/9/23 14:45
夏の終わり
セガール、ご...
自由詩
1
23/9/23 14:16
ちょうちょ
soft_m...
自由詩
9*
23/9/23 14:05
長崎ちゃんぽんスパゲッティ
atsuch...
自由詩
10*
23/9/23 13:40
悲しみへの対処
zenyam...
自由詩
6*
23/9/23 11:55
女の脚
リリー
自由詩
3*
23/9/23 9:21
知りえようもない恍惚の槌で頭骨に築城する
菊西 夕座
自由詩
5*
23/9/23 5:50
371
372
373
374
375
376
377
378
379
380
381
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
加筆訂正:
海のゼリー
/
本田憲嵩
[23/9/24 1:36]
若干加筆修正。5行目、におい→かおり、に変更。
3.22sec.