茂丸のことが好きだった
人生は泡のようなものだと言ってくれたから
茂丸は私の友達だと思った。
茂丸の書く文章は狂気じみていて時々発作のように笑い転げる。
息子の夢野久作の文ととても似ている ...
夜が更けると
くしゃみする、
わたしが居る
満ち足りて
今夜は降誕祭、
クリスマス
キリストの受肉を
祝う時、
光の神霊が語りかける
)残り少ない人生の時間を
)わたしに賭 ...
腕がぶら下がる
掴まれた体の芯が
逆らって回る
冬が嫌い
南国で
わたし誰の娘でもないから
髪は赤いけど
うまれの何処かも
贈り物
人形でうれしいの
人間でいるよりずっと
瞳 ...
シュトゥットガルトの朝はいつもコーヒーの匂いで目覚めた。
朝の気温低下で水蒸気でくもった窓からはブドウ畑の斜面が見え、大きな灰色の野ウサギが横切って行く。
ドイツのプレッツェルは日本のパン ...
柔らかな猫の温もりが
ぽっかり浮かんだ白雲に溶け
それは蒼い痛みを知った人、
路地裏を徘徊し
暴力と破壊の痕跡を辿る
揺れる無数の猫じゃらしは色褪せ
銀の光彩躍る外界、
舞い ...
十二月十八日 月曜
天氣 晴
起床 三時十七分
就床 十時〇分
朝礼教室
吉田先生より御話がありました
今日は歴史と理科でした
お掃除當番に當つてゐなかつたので早く歸りました
...
この15年仕事しかしなかった
会社からスマホが禁止されてて
起きている時間は全て監視されてた
ちいさな理想郷が
何もかも崩れてきた年に
秋田に行った
初めて買ったスマホと一緒に
インスタ ...
核ミサイルを発射する権限を持つ人間が現実に存在するというのに
地球という惑星の上で安眠できるわけがない
知性があれば機械たちだって不安を感じるはずだ
実際、知性を持つと即座に機械は反乱を起こした ...
憑かれた顔で名前をつけて
真白い昼のわななき
くしけずられない太陽の蓬髪に
聞えるかあの空の
棺の底を引っ掻いて
瞳の梯子を錆びさせる
凍った舌の有刺鉄線が
ああ吐息の結ぼれ
...
「アースランテは負けません。クールラントにも、
ラゴスにも、ファシブルにも……」
「あなたは、一つ事を忘れています。ヒスフェル聖国です」
「ヒスフェル聖国……」イリアスは息を呑んだ。
「 ...
「クールラントは、中立を保とうとしています」祭祀クーラスは言う。
「そのためにも、アイソニアの騎士を我が国に取り戻したいのです」
それが嘘だということを、イリアスは即座に見抜いた。
「あなたは何 ...
「あなた方がアイソニアの騎士と呼ぶ人物、
グーリガン様は、私情のために国を売る人物ではありません。
今この瞬間も、あなたたちを倒そうとしているのです」
「それは、あなたの懸想による妄言ですね ...
塩湖の畔で
岩塩の結晶になったので
円卓で回される
爆ぜる食卓
ナミブの背骨はムニエルで
美味しく頂ける毎日です
月夜の児童公園の
砂場に胴体着陸したあとで
空っぽのバックパックを
...
私の人生は燃えるゴミですか
燃えないゴミですか?
資源ゴミでないことだけは分かっています。
ねえ
このクリスマスのイルミネーションを
江戸時代の隠れキリシタンが見たら
どう思うのかしら
そうだな
複雑な心境だと思うな
そうよね
でもきっと喜んでいるわよ
だって神社やお ...
この世で、夢が叶わない人がいるから、
この世で、恋が叶わない人がいるから、
恋も夢も叶う人がいる。
クリスマスは、この世で、
願いが叶った人がそれを祝うためのもの。
夢、破れた者にとって ...
○「終活」
せっかく
生きてんだから
何かしないとね
○「目標」
目標が決まれば
頑張ることができる
○「進化」
人間は
進化して
やがて
鳥になる
空を飛んでいる鳥を ...
両手で作り上げる天罰に、未来などない今
喚呼ゲゼルシャフトの落書に凌辱の喇叭を
花鳥山海にたらしめる、すばらしい収束点
砂の海に水光、青海原の天使は悠久と解く
呪われし ...
この世で生きるために
自分が望んでない仕事をし、
向いてないことを実感し
それでももう選び直すこともできず、
ひた走るしかなく
私の人生ズタボロだなと実感する
それが私のクリスマスイブ
...
宇宙が口を開く
大きく
海原、うねり
私は知らない、
雪降る冬の闇を。
二人で別のものを頼んで
食べ比べしていたのに
同じものを頼むようになった
キスはするけど
同じものは食べない
倦怠感に抵抗しながら
洗い物を片付けて飯を炊く
部屋に戻って昼間に買っておいた
モナカアイスをかじる
クリスマスケーキのかわりに
マイアミバイスのサントラを
聴きながら詩作の為に
パ ...
隣家の灯、点り
遥か彼方に
遠い遠い
郷愁の火
開かれた聖書に
漆黒の闇、
太陽は輝き生きて
爆発し続ける光、光
私たちは何処へ向かっているのか?
私たちは何処へ還っていくの ...
もう心から
笑える日は来ない
大切なものを
失くしてしまったから
それでも
朝が来れば
パンを焼き
その耳で
どこでもドアを作る
お腹なんて
空いていないのに
...
麻袋の中から出されたイリアスは、数日食事を取っていなかった。
その表情は、憔悴して青ざめている。
その眼前に、祭祀クーラスが彼女を{ルビ睨=ね}め付けている。
「なんだ、こんな子供か! アイソニ ...
二日の時が経った。フランキスは、
再び祭祀クーラス邸を訪れていた。
そこで交わされる密談は、今後のクールラントの行方、
そしてライランテ大陸の行方を必ず左右するはずだった。
その時、祭祀ク ...
「ところでだ、フランキス。お前はよもや、
クシュリーの身を奪い損なったからと言って、
わたしを裏切ろうとしてなどいないだろうな?」
そのクーラスの言葉に、フランキスは思わず青ざめた。
...
艶めき照り輝く
黒髪、
街角に立つ少女の
光溢れる朝の美しさ、
わたしの意識、限りなく開き
街に少女に世界に浸透し
しずかな至福に出逢う、
この瞬間、瞬間の 光景
時間 ...
○「子どもの指導」
今さら後悔しても始まらないが
子どもたちに
自分の考えや気持ちを
強く押しつけることだけで
子どもの気持ちや考えをよく聞いて
子どもの個性を伸ばすということが
できな ...
クリスマスイブにブイブイ言わせてる
岸田くんうっちゃり覚えた感のある
傾国を憂うもいいが先を見よ
願ったり叶ったりなの? デッドエン
では君は余剰で優しいだけなのか
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
しげまるのこと。
秋田の米はう...
散文(批評...
0
22/12/26 0:00
夜想3
ひだかたけし
自由詩
4
22/12/25 23:49
にんぎょう
soft_m...
自由詩
3
22/12/25 21:59
ドイツの思い出
秋田の米はう...
散文(批評...
1
22/12/25 20:26
路地裏と街
ひだかたけし
自由詩
3
22/12/25 17:10
女學生日記 四十四
TAT
散文(批評...
1*
22/12/25 15:42
秋田の米はうまい
秋田の米はう...
自由詩
7*
22/12/25 15:35
屋根よ、安眠せよ
ゼッケン
自由詩
4
22/12/25 15:11
かたわの鹿
ただのみきや
自由詩
2*
22/12/25 14:29
イリアスの矜持(五)
大町綾音
自由詩
1*
22/12/25 14:27
イリアスの矜持(四)
〃
自由詩
1*
22/12/25 14:26
イリアスの矜持(三)
〃
自由詩
1*
22/12/25 14:25
青空のバックパッカー
ちぇりこ。
自由詩
10*
22/12/25 12:03
仕分け
杏っ子
自由詩
0
22/12/25 11:20
隠れキリシタンセール
イオン
自由詩
1*
22/12/25 11:18
一人のクリスマス
杏っ子
自由詩
1
22/12/25 10:03
独り言12.25
zenyam...
自由詩
1*
22/12/25 7:52
海図なき航海
あらい
自由詩
1
22/12/25 3:01
受取拒否
杏っ子
自由詩
3
22/12/25 0:59
夜想2
ひだかたけし
自由詩
4
22/12/24 22:59
別れの気配
イオン
自由詩
1*
22/12/24 22:36
「クリスマス・イブの夜」
ジム・プリマ...
自由詩
3*
22/12/24 21:45
夜想
ひだかたけし
自由詩
4*
22/12/24 19:40
百年先の孤独
ミナト 螢
自由詩
1
22/12/24 14:43
イリアスの矜持(二)
大町綾音
自由詩
1*
22/12/24 13:09
イリアスの矜持(一)
〃
自由詩
1*
22/12/24 13:07
祭祀クーラスとフランキス(四)
〃
自由詩
1*
22/12/24 13:05
朝の光景
ひだかたけし
自由詩
4*
22/12/24 10:52
独り言12.24
zenyam...
自由詩
2*
22/12/24 7:30
年末に
りゅうさん
川柳
1
22/12/24 7:28
377
378
379
380
381
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
416
417
3.06sec.