強い陽射しが照りつけるから
それを避けたくなる
汗をかいたり
日焼けをしたり
幼い頃にはむしろ嬉しかったくせに
打ち水をすると
涼しさよりも
湿気が多く感じられて
心地良さと気持ち悪さ ...
しばりきれないふろしき一杯に
トマトをかかえておばちゃんがきた
やぶれ帽子に山百合さして
足ばやなかげろうに浮かぶ
伸びたり縮んだり
風をいれなと
ドライ・シェリーをかっぽり注ぐうしろ ...
映るもの全てが愛に見える夜囁き一つ一つが優美
落ち着いた雰囲気のあるカフェテラスコーヒー香り大人の会話
街中の珈琲屋巡る旅続く「砂糖」「ミルク」は入れず堪能
コーヒーの香り大人の時間 ...
声が踊っている
疼きの渦のなか
束の間の命の果て
死は避けがたく訪れ
わたしの肉を奪っていく
苦痛に充ちたこの肉を
喜びを刻印したこの肉を
思い出がすべて蘇り
やがて消滅する
...
友達や
仲間のことを
夜一人で思っていたら
ふと涙が流れてきた
嬉しいのか何なのか
日常生活で
自分の役目を
果たし続ける
本当の
終りまで
常々
ありが ...
私たちは永遠の吐息、
その美しい比喩
私たちは下降する、
空の底を割り
永遠は生動し、
遥か大地に接続する
「今日は親の鑑定よろしくお願いします」
「どうして親を鑑定に出されたんですか」
「いつも介護していて、ふと親っていくらするものかと思いまして」
「いつ頃できたものですか」
「百年前です」
「 ...
テレビはもう見ないようにしよう
コロナ感染拡大のニュースばかり
テレビはもう見ないようにしよう
災害のニュースばかり
テレビはもう見ないようにしよう
事件や事故のニュースばかり
テレビはも ...
たぶん世間の醜聞や怪奇譚を
編集者が集めていて
それを作家に耳打ちするのだ
元ネタが、0から作るんじゃないんだ~
そりゃそうさ
0から作ってるのは僕くらいのものだよ
ただ霊感を受け ...
二〇二一年三月一日 「生きていた火星人」
ロバート・シルヴァーバーグの『生きていた火星人』を読み終わった。火星人が生きていたことがわかったところで、物語は終わる。主人公の10歳の少年と9歳 ...
ポイ
走行中の車の窓が
スルスル開いて
煙草の火や
空き缶が
ポイと捨てられるのを
見かけることがあるが
「誰が考えても
褒められたこ ...
舶来産のまがいもの、これ幸いとばかり抱え込み
国を挙げてのばら撒きショー、さながら非加熱製剤のごとく
テレビプログラムで胡散臭い、司会者と博士のプロパガンダ
いかに安全で素晴らしいものか ...
音楽とビールではじまる
叔父さんのパスタはいつまでも出来ない
予告もなしに晴れわたる青に
長閑にニンニク刻めた空き瓶を並べ
とんがらし叩きながら踊る
一旦ソファに沈むといい
泡のように ...
ビートルズを初めて聴いた中二の休み時間
直観と感覚が一体化した
直観は向こうの奥底からやって来て
感覚はこちらの世界からやって来て
繋がり共働した
僕はこんなにも自由だ
僕はこんな ...
正論で解決することがあったら教えてほしい
しばらくその安心感で眠れそうだから
未明の覚醒
待人はいつも自分
秒針のない時計がそれでも進んでいるように
積み重なった問いがあっけなく壊れ ...
○「不条理」
生まれてきたのは
オレのせいじゃないのに
できの悪いのは
オレのせいになる
○「君のもとへ」
夏は緑陰の涼風となって
冬は縁側の日だまりとなって
春は青空の若葉となっ ...
話しかけるのはもうやめよう
わかり合うのはとっても寂しいよ
光に背を向けてるとき
一番影が濃く見える
ひどく疲れていた
ひどくひどく疲れていた
誰かがおおきなこえで喋るのき ...
「自分に嘘をつくな」
という常套句がある
ずいぶん使い古された言葉だが
決して蔑ろにしては ...
Netfrixの
ドキュメンタリーを
見たら
マジックマッシュルームから
採れるシロシビンの
精神疾患への効果について
やっていた
なんか良さそうなので
裏山に生えているキノコを
採 ...
どっから切っても
代わり映えのしないのを
毎日毎日大量生産するのが
自称詩の中でもクソ中のクソ
と言える
こういう奴は
一度世の中から
きれいさっぱり
消えて無くなった方が良いです
...
「では、何だと言うのか? この部屋は、我らを閉じ込めておくための、
牢獄ではないと言うのか? オスファハンは、
エインスベル様の、そしてクールラントの敵に違いないのだ。
祭祀クーラスとも通 ...
「なんだと! お前はそれを知って、黙っていたというのか?」
エイミノアの怒りは、さらに激しくなった。
「はい。わたしどもがここに捕らわれた、そに日のうちに」
「それを我に隠していたというのか!」 ...
霞んだ滲んだ奥底から
仄かに姿を現すもの
深い、深い
海の底にいるように
無音のうねり
無音の夜
限りない広がり
限りない響き
忘却と思い出の狭間に立たされて
奥 ...
透明な身体からひとすじの血が流れ
その血は歩き出す
煙のしぐさで ふと立ちどまり
頬杖をつく 女のように男のように
見るという行為が人を鏡にする
歪んだ複製を身ごもり続けることを「知る」 ...
夕涼みの足音までに素材として肩組んだPeace
アクリルは釘で刳る鴉のウタ 雨天の、種
古着に火曜日、
木製から響く 実話としてのプリズム
風刺画みたいな現金贈与 さして。
見渡さな ...
ボクにはキミの支えが必要なんだ
ワタシは支えにならないわよ
支えるふりして寄りかかるかも
増尾さんそれでもいい?
それでもいいよ
キミは小柄だから
寄りかかっても大丈夫
...
七月を纏って
汀を歩いてゆく
寄せては返す 透明な波
やがて小さなさびしい桟橋へ
たどりつくだろう
そこから灰色の舟で
向かうだろう
いちばんなつかしい日へ
記憶と予感との ...
傘を差しても濡れてしまうほど豪雨だったが、今は止んでいる。風は緩やかに吹いて、となりの籾乾燥施設傍の、クルミの小径木に巻き付いた葛の葉が揺れている。ヒヨドリたちが鳴き始めたから雨は当分降らないのかも ...
あたかも 森が海を恋しがるかのように
僕たちは
いつかはそこにたどり着けるのか
僕たちは
いつかはどこかにたどり着いてしまうのか
あたかも森が海を恋しがる ...
ことばをひらくとき
ことばよりさきをいくものがある
たえず
観念を突き破り
欲望の先を駆けていく
あり
つづけ
のがれ
つづけ
おいつけない、おいつけない
黄昏の光を浴 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
遠い夏の日
坂本瞳子
自由詩
2*
22/7/25 19:50
パスタおばちゃん
soft_m...
自由詩
1
22/7/25 19:25
コーヒー
夏川ゆう
短歌
2
22/7/25 18:08
独りの声
ひだかたけし
自由詩
2*
22/7/25 17:59
※五行歌 三首「特別な存在」
こしごえ
自由詩
1*
22/7/25 13:45
比喩
ひだかたけし
自由詩
6
22/7/25 11:19
なんでも鑑定団
ホカチャン
自由詩
1*
22/7/25 9:31
テレビはもう
〃
自由詩
0*
22/7/25 8:13
歌草
りゅうさん
自由詩
1
22/7/25 5:06
詩の日めくり 二〇二一年三月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
11*
22/7/25 1:52
_
yasuto...
自由詩
0
22/7/24 22:26
World quake sick
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
22/7/24 21:31
叔父さんのパスタ
soft_m...
自由詩
3
22/7/24 20:09
ビートルズと自由・直観と感覚
ひだかたけし
自由詩
5
22/7/24 17:28
7月某日の備忘録(朝の幻想)
TwoRiv...
自由詩
3*
22/7/24 12:55
独り言7月24日
ホカチャン
自由詩
2*
22/7/24 6:11
言葉がいらないのは心がいらないから
竜門勇気
自由詩
4*
22/7/24 0:13
この線から上が空で下が海
TAT
自由詩
1
22/7/23 21:45
幻覚剤
花形新次
自由詩
0
22/7/23 21:07
金太郎飴
〃
自由詩
2
22/7/23 20:48
地下室のヨラン(三)
朧月夜
自由詩
1*
22/7/23 19:42
地下室のヨラン(二)
〃
自由詩
1*
22/7/23 19:41
コンタクト
ひだかたけし
自由詩
7
22/7/23 17:29
解くことを諦めた知恵の輪が唯一の遺品だった
ただのみきや
自由詩
1*
22/7/23 16:38
背負子のウチに
あらい
自由詩
0
22/7/23 15:40
ササエさん
イオン
自由詩
0
22/7/23 15:04
汀
塔野夏子
自由詩
6*
22/7/23 11:51
強い雨の後の曇天
山人
散文(批評...
5*
22/7/23 7:43
ゴル四題
AB(なかほ...
自由詩
2
22/7/22 21:07
声
ひだかたけし
自由詩
2
22/7/22 18:57
368
369
370
371
372
373
374
375
376
377
378
379
380
381
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
3.87sec.