氷の季節には回虫も動きを止めていた
突然太陽が暴れだしたのでリンコ/僕は逆らうことを諦めた
ゆるせないのは涼しい顔をして腹の虫を肥らせていること
弱虫と見せかけて強い者には抵抗し、さらに ...
悟性論理的思考
と、
純粋直観的思考*
の、
狭間にて
感じ想い高揚し鎮まり
訪れる静かさの内に
記憶の触手を伸ばし
憧れ懐かしく脅え諦めて、
この濃密なより暗まる空 ...
自称詩人が丘を
登ってこちらにやって来る
良いことなんて
何一つなかったと
ひとり呟くのが見える
足を滑らせ前のめりに転んで
みんなに嗤われている
それがウケたと勘違いして
嬉しそ ...
私たちは畔にいる
この川に隔てられ
あなたとわたし
大空の下 太陽の下
絶え間なく絶え間なく
落ち続けて昇り続けて
洋上で過ごすように
日がな一日、
畔で待ち続けて
絶えず思い出 ...
ふしあわせ というものが
とくに こころ美しく
あたまのするどい ひとに
みいる のでしょうか
はんぶん いろづいた林檎の
つめたい甘酸っぱさを
あなたは こころ ...
目の荒いブラシの又を
喝采と縫い留め
ひうひうと捨てる
レシートをかき集める
解いた髪はまだ濡れていたので
震えながら あるきまわる
さらりとし ...
偽物の珈琲を買った
何が偽物って、ポーションタイプだった
別にこだわりなんて無いから、何でもよかった
偽物の仕事を始めた
何が偽物って、給与が出ないタイプだった
別にどこかに属したいだけ ...
出逢いと別れという
イメージがある三月
友達に誘われて
この時期にはあまりやらない
手持ち花火をやっている
日々の忙しさを静めるような
魅力に触れて感動
打ち上げ花火ばかり見 ...
水死人の捜索船が
大声でどなり合い
そして 声の沈まり
ぞよめく
夏も終わって
浜辺も空虚で
そのさざめきが
かえって救いの様だ
この付近の人々には
...
たかし、遠方から、そして正座
つまり座る
たかしは姿よし
声量よし、の、よし子さん
折角なのでよし子さんについて
(暫しの回想
(これまで三回よし子さんに会ったことがある
(三回 ...
砂を、食べている
無限に広がる
砂漠で
時々蜘蛛を、見つける
その、内臓も食べる。
そうして今日も
照りつける太陽に焼かれて
流れ出る汗と熱に
揺れる視界に
方向感覚 ...
うっすらと夕闇
鳩 飛び止まる
向かい家のアンテナ 暗く銀
ああ この熱風の感触、懐かしく
ふわりしずか吹き頬にそっと触れ
うっすらと夕闇
やがて漆黒夜闇
進む時に 瞬間 ...
国道沿いの店が
またひとつ閉まるらしい
馴染みの店ではないから
暮らしに困ったりはしないが
こみ上げてくるのは
素直な寂しさだ
どうすることも出来ない
寂しさだ
こ ...
○「帰省」
今は
親が
子や孫に
気を使う時代である
子や孫が帰ると
ほっとするという
○「さまざまな会話型AI」
「会話型AIボケ老人対応仕様」
「会話型AIかかりつけ医仕様」 ...
フライパンで こんがり狐色にした手羽元と
ガーリック香る炒め野菜を煮込む
夏のスープカレー
そんな 今晩のメニューを
考えていたけれど
取りやめた
台風一過とは ...
翠雨の静寂が劈く
これら彷徨い歩く夜の住人
そこまでは近くて遠い
電話BOXからの 未来
いっそ死んでしまえる
奈落のような落とし穴
路地裏
寂れたコンビニを経由し
はしわたしは遂 ...
夜は電気を消しているから
スマホの明かりだけが頼り
指先の動きだけが
生きていることを知らせてくれる
こんなに小さい機械の中だけが
わたしの世界で
波間に漂うクラゲみたいに
ふよふよ ...
いちちゃが
いちまでぃうんな
あんしぇーまたやーさい
(なぁ、けえてぃくんな)
——
何時来ゃが
何時迄居んな
あんしぇーまたやーさい
(なぁ、帰てぃ来んな)
...
心なしか連鎖反応の悟り
変容した脳を内包する生命体を眺める
愛らしくなく 続く気もせず
これが涙の終わりかと
ただ呆然とする
私の愛した水や空気や空は
犯されてしま ...
薫陶受ける魔と魔を均衡させ
柔らかく硬く熱く冷たくいき
ひっくり返っては起き上がり
せみしぐれ、
さるすべり紅に
一瞬 息絶え、
魂の深みに白く暗い淵の在り
渦巻く沈黙の肢 ...
のっぴきならないで
仕方ないと思う
しかない
場合もある。
青ざめる空と
待つ
しかない
物事もありますね。
待てるだけでも
いいのかもしれない
西の空に日は落ちて
仄かに明るむ茜色
富士は威容を際立たせ
茜の地平に黒々と
聳える巨大なシルエット
すべて静かさの内にあり
遥かな遠さを落ちていく
わたしもあなたも別々に
遥 ...
僕らはもっと怒っていいとあった
そうだよね
死者数半端ないもんね
ところが怒った先が
ファミレスの姉さんだったりする
なぜなのか
当たり前でしょ!
強い相手に怒れる?
とのこと ...
わすれずに突き通す串8の月
*
Inkweaver
申し訳ありませんが、その表現については具体的な情報を持っていません。"わすれずに突き通す串8の月" がどの ...
○「災害中継」
テレビの現地中継で
テレビ局の人が言っている「言葉」と
映している「様子」が
一致してない場合が時々ある
これは改善していただきたい
人間は
言葉よりも見た方を信じやすい ...
雪の降りかかるままに
歩きましょうね
盛り場の よるを
あなたって
良い人なのね
でも 名さえ知らない
ネオンの下で
装って笑う
そぞろ歩きは
そぞろ歩き ...
汗が目をつたい
塩辛さが痛い
草は水を失い
根無し草を被っている
ミンミンゼミは狂い鳴き
一日のはじまりから終わりまで
命の終末まで生を主張する
夏は終わろうとしていた
...
人はいくら綺麗な景色であっても飽きているもの
それを感じさせられた時 人間は贅沢な生き物だと思う
綺麗な景色のどんなに陰りのない空であっても
綺麗な道を歩く時間の黄昏時ではなくても
最初の頃の ...
砂粒がかがやくと
水際はふたたび沈んだ
土用の波が音をたてて崩れる
台風前の静けさが
妖しい雲に包まれていた
あの賑わいは、
もうない
貸しボートも
焼きそばも
かき氷もやってい ...
僕は何もかも考え尽くしたつもりで
毎日を過ごしている
それがどんな悲しい出来事を連れてきても
そうやって過ごすことは
透明で素晴らしいことだと信じているからだ
日々は不愉快な結果しか ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
イカリンコのうた
アラガイs
自由詩
9+*
23/8/18 17:55
詩想5
ひだかたけし
自由詩
2*
23/8/18 17:43
つまらなが丘
花形新次
自由詩
1
23/8/18 17:06
この川のほとりで(新訂)
ひだかたけし
自由詩
8
23/8/18 15:23
みずうみ
リリー
自由詩
15*
23/8/18 14:56
飽和
あらい
自由詩
3
23/8/18 13:34
空言
山本やま
自由詩
5
23/8/18 13:16
三月の花火
夏川ゆう
自由詩
2
23/8/18 12:30
小景
リリー
自由詩
4*
23/8/18 9:18
正座のたかし
たもつ
自由詩
3*
23/8/18 7:01
砂漠(草稿 II)
ryinx
自由詩
14*
23/8/18 3:31
夕闇
ひだかたけし
自由詩
1
23/8/17 19:18
様変わり
千波 一也
自由詩
4
23/8/17 16:47
独り言8.17
zenyam...
自由詩
3*
23/8/17 9:40
爪痕[まち角24]
リリー
自由詩
1*
23/8/17 9:19
朽腐
あらい
自由詩
1
23/8/17 9:08
夜の独り言
久遠恭子
自由詩
3*
23/8/17 5:03
いちちゃが
AB(なかほ...
自由詩
2
23/8/16 22:00
tiny fructify
最北端
自由詩
2+
23/8/16 18:50
白暗淵
ひだかたけし
自由詩
1
23/8/16 17:50
※五行歌 二首「のっぴきならないで」
こしごえ
自由詩
1*
23/8/16 15:28
日暮れ幻影
ひだかたけし
自由詩
3
23/8/16 15:23
怒っていい
りゅうさん
自由詩
2+*
23/8/16 15:22
串
足立らどみ
俳句
2*
23/8/16 8:10
独り言8.16
zenyam...
自由詩
3*
23/8/16 6:56
雪女3
リリー
自由詩
2*
23/8/16 6:49
晩夏
山人
自由詩
12*
23/8/16 4:53
潮騒
番田
自由詩
0
23/8/16 1:33
終わらない夏休み
atsuch...
自由詩
8*
23/8/16 1:01
trash on garbage
竜門勇気
自由詩
0
23/8/15 23:40
387
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
416
417
418
419
420
421
422
423
424
425
426
427
加筆訂正:
串
/
足立らどみ
[23/8/16 8:51]
Inkweaverさんのコメントを入れました。
4.92sec.