冷たすぎない 水の入った硝子の花びん
丸くしぼんで頭を垂れた
二本のガーベラが生けられる
それは夏の日、
駐輪場の傍道に
ビニール包装されたまま
三百円の値札を付けた 落 ...
いつまでも富士と河津のさくらかな
https://twitter.com/efauc9ius2wagx1/status/1633465421247680513?s=61&t=6ttAfxWf ...
そこに落ちているその鍵を
拾っていいんだろうか
拾ってどうするんだろうか
持ち主はきっと見つからない
交番に届けたら
返って面倒くさくないだろうか
このオモチャみたいな鍵を
...
高いビルの角っこを見た
空と角っこの境目
とたんに僕は空高くにいってしまった
すごくいい
空はどんな空でもいい
零れ落ちるように
溢れ零れるように
うつくしい
おぼろ月の
天空に輝く
この夜陰、
今日の努め 顧みて
要らない言葉と要る言葉
選り分け 心平静に保ち
我 在り ...
今朝は風の音で起きた
国道のガードレールが雨で洗われている
桃色の傘をまわしてビル街を歩く
汚れたこころも洗顔したいけど
小指を ...
どんな
みにくい夢だって。
どんな
つめたい愛だって。
それを
すべて
受け入れるわ。
生きても、生きても、
たぶん、生きてるだけだから。
生き残って ...
みちくさ図鑑みたいなものを見ていたら
ハコベのページに興味を覚えた
農家さんが嫌がる雑草ではあるが
春の七草のひとつにも数えられている
丸い葉に二裂した五枚の花弁を持つ ...
返してほしいと 思わない
色は移るもの
傾いて立てば
月は ひかりを増すだろう
誰もいない水色の駅
からっぽな身体で
囀るピアノ
微睡むマリンバ
貰われた車輪 ...
旅みたいなばしょだった
あの時のどうにもならなさったらなかったな
いつ死んでも全然おかしくなかったし
いつ生まれなくても小さな怠惰にすぎなかった
うねうねとうねる波止場で
わたしは貝類を惨殺 ...
きらきらしているね
草花が葉群れが赤が緑が
陽のひかり浴び辺り一面
微細に照り輝きそれぞれに
揺らぎきらきら光と色たち
草花が葉群れが緑が赤が
生きているんだね
絶えず死と入 ...
○「洗濯物干し」
ワイフは洗濯が大好きだ
正確にいうと洗濯機を回すのが大好きだ
1日2回も3回も回しているときがある
僕が寝ている時間にも回しているときがある
しかし干すのは苦手である
...
反リモと
授業居眠り
していても
個人としては
日々是前進
あなたが理解できないことは他の誰にも理解できない
伝えることをあきらめた時点でその場所から動くことができないことと同じ、だから
どこまでもおくへ石を投げれますように
出会った頃の事を覚えてい ...
なんだか気持ちが落ち着かなくって
足がむずむずするというか
目蓋が落ちそうなくらい眠たい癖に
心の中のどこかがヒリヒリしているような
喉の奥のうほうが痛痒いっていうのとは
ちょっと違う気がす ...
あゝこの夜陰、
なんて白々
あかるい満月、
天に貼り付き
向かいの家の
橙灯りも点り
なぜか懐かしい心持ち
くるくる廻る氷音が
グラスに響き
微かに蠢きながら
遠 ...
小雨に降られても
傘なんてささないで
ハンドポケットで歩いてゆく
でも
逃げず
前はちゃんとみすえて
歩いてゆく
いんわいで にぎやかな 夜 ...
今宵、
この肉体
時に
悲鳴上げ
対角線、交差し
粉砕される幾何学模様
内と外、逆転し
外は内 内は外
私 世界に注ぎ込まれる。
行きたい場所
会いたい人
そのふたつが
夜空で交わる時に
星が見える
どんな距離でも
飛べる光を
瞳の中で踊らせて
旅をする
探し物ばかりで
ちゃんと
歩けない日も
...
その
メロディラインに
沿って
はっきり
きっぱり
目覚めていく
記憶の奥底
過去のことは
個人の・歴史の
罪荷を背負い
ただたましいだけに
降りしきる
雨に濡れ
あつく ...
春はゆううつにね
外はうつくしいんだけどね
空は
空の外をしらないね
僕はいつか
僕の外を知ることになるね
たぶんそうなれば
春も空もなくなって
僕も僕の ...
○「かかりつけ隣人」
かかりつけ医が必要なように
かかりつけ隣人も必要である
ふだんからあいさつを交わすなどして
仲良くしておくことである
困った時だけ助けてくれ!といわれても
難しい
...
寂しい色の
ベニを塗り
できることなら
心臓を
休めてあげたい
満月が
狂ったみたいに
きいろくて
月に心があるのなら
きっと孤りで泣いている
なに ...
窪みや 暇イトマは 軽率に
、郷愁をはらみ
ワンピースをとおして
レール上をとびまわる
恵みの雨
暗夜の光と
もてはやすように
わがままざかりのキミに似ている
なにか知った ...
まるで異界の響き聴くように
進む時間、縦割りにし
その瞬間 切断面、
あらわになる
夜、
意志の未知の意味
ふと 炙り出され
浮き上がる、
ピカソがボウイ*が次々と
...
気づくのがいつも遅い
薄紅色の花弁は
すでに開いていて
陽光に照らされ
暖かな空気を誘って
それはつまり
もうすでに
終わりを意味していたのに
気づかないふりをして
見ることを拒み
...
表札が「木戸」とある
ここで きみはご飯をもらっていて
今日も玄関先で眠っている
この間は玄関ドアの傍に並んだ鉢植えに身を寄せて
うずくまり日なたぼっこ
きみの瞳が小路へ向い ...
お腹が空いてきた夕刻、終点である当駅に到着した列車が停車位置を誤り、そのまま停車フェンスを突き破り、歩行者通路を横切り、駅コンコースの中央にまでなだれ込む事故がありました。
しかし幸いなことに、前駅 ...
時間とかタイミングとかマッチする渋滞とかに巻き込まれない
温室で育てたバナナ大成功手間暇かけて美味しさは倍
冬に観るイルミネーションより綺麗寒さと澄んだ空気煌めく
民宿や旅館のような ...
我思う故に我あり に続いて疑問としてきたのが
西洋人の持つという「 原罪 」という意識である。
日本人の場合は、自らが生きていることに罪の意識など無い。
ただ、ある人の境遇を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
切り花
リリー
自由詩
7*
23/3/9 5:10
とわ
足立らどみ
俳句
2*
23/3/8 23:28
鍵
坂本瞳子
自由詩
2*
23/3/8 23:18
瞬間移動
日朗歩野
自由詩
2
23/3/8 22:49
夜想33
ひだかたけし
自由詩
4*
23/3/8 22:31
自由律俳句 2023/03/08
秋葉竹
俳句
2
23/3/8 22:15
云わねー言葉
〃
自由詩
1
23/3/8 21:42
コハコベ
八重もぐら
自由詩
2*
23/3/8 21:22
返さない空
soft_m...
自由詩
0
23/3/8 18:33
モリントの空
モリマサ公
自由詩
1
23/3/8 17:58
讃歌
ひだかたけし
自由詩
4*
23/3/8 16:58
独り言3.8
zenyam...
自由詩
1*
23/3/8 10:46
詩が街全体を流れる濁水にあったとして、生きて来た布石として、 ...
足立らどみ
短歌
2
23/3/8 6:48
誕生日を迎えたあなたへ
武下愛
自由詩
0
23/3/8 6:42
コーリング
坂本瞳子
自由詩
1*
23/3/7 23:50
夜想32
ひだかたけし
自由詩
2
23/3/7 22:31
ティンカーベルよ、ティンカーベルよ、酸っぱい果実の香り立ち
秋葉竹
自由詩
1
23/3/7 21:25
夜想31〇言葉の奥へ億へ
ひだかたけし
自由詩
2
23/3/7 19:38
トロイメライ
ミナト 螢
自由詩
3
23/3/7 19:29
そのメロディラインに沿って(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
23/3/7 16:54
うわごと
ナンモナイデ...
自由詩
3*
23/3/7 14:15
独り言3.7
zenyam...
自由詩
1*
23/3/7 8:34
月影
秋葉竹
自由詩
1
23/3/7 3:31
ステーション
あらい
自由詩
1
23/3/6 22:47
夜想30
ひだかたけし
自由詩
3*
23/3/6 22:13
ゲルトルート
坂本瞳子
自由詩
1*
23/3/6 20:44
地域猫
リリー
自由詩
6*
23/3/6 15:20
今日の列車事故について。
七味とうがら...
自由詩
1
23/3/6 13:27
タイミング
夏川ゆう
短歌
5
23/3/6 13:25
考えてみました - ②
八重もぐら
散文(批評...
5*
23/3/6 13:04
387
388
389
390
391
392
393
394
395
396
397
398
399
400
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
416
417
418
419
420
421
422
423
424
425
426
427
3.45sec.