絶望をしっているかい?
と聞かれたら、キミはなんと答える?
知っている、と言えるやつはしらないだろう
わからない、と言うやつもしらないだろう
知っていると思う、
と言うやつはちょっと ...
川の水がなくなっていた
また上流のダムがせきとめられているのだろう
その上流には私のいた村がある
村人にはダムに注ぎ込まれる川の水が
どこでとめられていても関心はない
ダムの真下には友人 ...
長いものに巻かれている
とても柔らかな
マシュマロに腰を掛けて
呼吸に合わせて
長いものが少しうねる
今まで大切な人と
大切なお話をしていたはずなのに
もう残りものの空し ...
あたしは妬む
他人の有り様を妬むのだよ
若い者、綺麗な者、愛に浴す者、持てる者達が憎らしい
だから顔がほら、こんなに腐って黒くなってしまったのさ
あたしは疎む
邪魔立ては許さない
前を ...
雨が、雨の首長が、雨の葬列が、雲々とマンション群の順位を定めながら、一枚の焦げたパンの坂を軸にして、三枚の濡れたシャツの日付へと回転していき、神経の限りない深度を測定していた。それは傾き、音から音へ ...
僕らはもっと仮定して行動すべきだと思う。
例えばこの文章を980円の特価キーボードでものすごいローファイな音を立てながら打ち込んでいる僕がもし、もしですよ、あなたの本当のお母さんだったらどうですか? ...
そんなにふるえていたら
じょうずにかけないよ
ゆめとかいても
きぼうとかいても
すぐにくずれてしまうじゃないか
午後4時に並んでぽわっと浮かびたつ燈籠に出会うたびにあいさつ
参道のそばの図書館『風の婚』たずさえ帰るわたしはどこに
ゆらゆらと歩く母娘はチワワには好印象でも我は好かない
...
ピアス開け笑った君は震えてた 胎児が眠るような右耳
何もない空き地は少しそっとして テレビの声が虫の音のよう
迷うたび「答えはない」と人は言う わずかに強く握る吊革
何も無い部屋
一人たたずむ
何も考えずに
目を閉じよう
頭の中には
何にも無い
呼吸をする
瞼が重くて
癒しを感じ
苦しみから
さようなら
こんにちは
日常の八割は魔に刺されて足掻いているから
誰に殺されても文句は言えない なんて
みな息をするのに必死ですが
ばたついた手足は誰を殴ったか
答えよ
リンゴが木から落ちるのを見て引力に気付い ...
寂しさのあまりに
祈りたくなる
夜空の朧げな雲が
誰のためでもなく消えて行くのを
見つめていると
なんだか帰るあてもなく
どこまでも道が続いてゆくようで
騒ぎすぎたあまりに
祈 ...
おろかさの指標はいくつかあって
スコヴィルとか
そういうので
表現できる
としたばあい
きえたほうがいいにんげんと
はんだんされるのは
どの水域かというと
8000スコビルくらい
...
鬼に視える人の瞳をまっすぐみつめ
全ての仮面を剥ぎ取る時、そこには
両腕を広げて頭を垂れた人が、澄ん
だ瞳の奥からじっと私を、視ている
私の胸に
一つの小さい門があり
見上げた天井を透きとほって
下りて来る階段とつながっている
何処からか
さりげないピアノの単音が響けば
昔の誰かの足音が
この胸の門に入 ...
退職した職員とこじれ
くたびれた顔をしていた呑気な社長が
一人残って書類の仕事をする僕のもとへ
ふらりと、やって来た
お客様の心無い罵声を浴びて
机に顔を伏せていたまじめな先輩 ...
りっしゅんの朝
写メがおくられてきた
調べの知らせだ
肌さむい風のさきがまあるくなって
水っぽさふくよかにふくんでた
ひかりのなかに
ピンクやオレンジ雑じるのが
...
女のからだはうつくしかった
うすあかりに溶けだしたのは?
クリムトよ、あれはいったい?
女はおとこにつらぬかれていた
あえかな声やうすく閉じため
くみ敷かれたまま俯瞰 ...
真っ白な顔に
赤い唇
派手な衣装を身に纏い
彼は誰かに楽しんで欲しかった
彼は誰かに笑って欲しかった
彼はあの子の笑顔が見たかった
でもピエロは少しずつ
透明に
誰にも ...
潮の香り
なつかしさを覚える
海よ
俺たちは互いに
人の手によって汚れちまっているけれど
いつか俺がお前と同じ濃度に
なれたなら
汚れたなかに美しさを見つけられたら
俺 ...
君は僕よりも3歳年上で
僕がどんなキザなセリフのたまってみても
喜んでみせるけど心は動かない
ガードが堅いわけじゃないけど見透かされてるようだ
おどけたジョークでペースとろうとして ...
何もかもを壊してしまいたいこんな夜は
お前の胸の中でただ眠りたい
生きていることだけで傷つけ合ってしまうなら
互いに傷をえぐり合って満足しようか
Why not? It's cri ...
トイレから出ると
首の長い女性が
宙に浮かんでいた
待ちきれなくて
こうなったのか
トントンって
ノックしてくれたら
途中で出てあげたよ
可哀想に僕のせいだ
フローリングに
...
みんなの詩ポツリポツリと
読み始めたよ
詩って輝くものだと思った
みんなの詩を読むことが
もっと楽しくなるだろうなと思ったよ
これからも読ませてくださいね
でもね まだね
勇気が足り ...
雪が融けてあらわれた
白菜たちのポニーテール
やっぱり白いんだね
薄くなった景色の中に
にぎやかに並んでる
真ん中 大輪のように開いた
白菜/紐ほどけて
神々しいという言葉が似合 ...
今日
小さな
小さな命が
天に昇っていった
小さな
小さな命は
それはもう
みんなの人気者で
甘えん坊で
じゃれるのが大好きで
冒険家になるのが夢らしい
お母さんが朝 ...
{引用=
天井の水紋に沈む
銀河の瞬きに
誘い出され
冬の花を探す
証なき白は
虚空に舞い上り
透明な肖像が
愛を囁く
山茶花の紅い花びら
...
欠けたナイフの行き先
輝く草原に花はない
標高四千メートル
ファンヒーターが止まる
薄っぺらな空気
ギリシャ彫刻
三毛猫の性別
出現しないDNA情報
原子のエネルギー
螺旋状 ...
溢れた感情は
単純に零れる涙・・・
どこかの
アーティストが
そう歌ってた。
今、僕の感情が溢れて
涙が溢れる・・・
大好きな江の島の景色
大好きな君の笑顔が
目の前にあ ...
人生とは
ある一面から見れば
苦しみとの戦いかも知れない
じり
じり
と
大きな岩を動かしていくように
人生も
重い荷物を背負って
登り坂を登っていくことかも知れない
私は焦らない ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
スパイス
らぐっぱ
自由詩
2*
11/2/5 11:25
川
朧月
自由詩
3
11/2/5 11:23
戸惑い
たもつ
自由詩
5
11/2/5 10:05
三鬼面
salco
自由詩
6*
11/2/5 9:44
大洪水
葉leaf
自由詩
5
11/2/5 6:30
ファンカーゴに乗ってる連中に年金を払ってる奴はいない
竜門勇気
散文(批評...
3*
11/2/5 6:02
指先
ベンジャミン
自由詩
5*
11/2/5 4:51
参道参り
nenrik...
短歌
1*
11/2/5 1:53
都会の辺境
小林 柳
短歌
0
11/2/5 0:41
只管打座
ペポパンプ
自由詩
1*
11/2/4 23:26
つらつらつららる
佐々木妖精
自由詩
4*
11/2/4 23:16
祈りたくなる夜
折口也
自由詩
2
11/2/4 23:11
顔師古
6
自由詩
1
11/2/4 22:38
無題
服部 剛
自由詩
1
11/2/4 22:10
二重のまなざし
〃
自由詩
4
11/2/4 22:00
夜の灯
〃
自由詩
2
11/2/4 21:45
りっしゅんの朝
吉岡ペペロ
自由詩
2
11/2/4 21:25
クリムトよ、あれはいったい?
〃
自由詩
2
11/2/4 20:57
透明ピエロ
影法師
自由詩
2
11/2/4 19:19
還元
洋輔
自由詩
0*
11/2/4 19:17
You are sophisticated
〃
自由詩
0*
11/2/4 19:14
self-slaughter
〃
自由詩
0*
11/2/4 19:05
フローティング
ハイドパーク
自由詩
4
11/2/4 18:20
詩を読むということ
小川麻由美
自由詩
4*
11/2/4 18:11
冬囲い
朧月
自由詩
1
11/2/4 16:05
小さな命
モコ
自由詩
3
11/2/4 15:37
冬の花 と 白い月
まどろむ海月
自由詩
5*
11/2/4 15:05
欠如の美
小川麻由美
自由詩
3*
11/2/4 14:56
溢れた感情
顎長三日月
自由詩
0
11/2/4 14:50
たとえば
渡辺亘
自由詩
2
11/2/4 14:05
3639
3640
3641
3642
3643
3644
3645
3646
3647
3648
3649
3650
3651
3652
3653
3654
3655
3656
3657
3658
3659
3660
3661
3662
3663
3664
3665
3666
3667
3668
3669
3670
3671
3672
3673
3674
3675
3676
3677
3678
3679
加筆訂正:
「虚喩」ってなんだろ
/
紙飛行機
[11/2/4 17:56]
ラスト一行削除 その他、微更正
4.76sec.