くりすますが近づいて来ると逃げなければいけない
街のあちらこちらからメリーが出没して 人々が殺気立つから
くりすますがやって来るとなんとしても身を躱さなければならない
車くるま車 ...
慰める
傷ついてると誤解して
それが失礼

見くびらないで
君の澱みきったこころの
端っこからでいいから
あたしの生命を流し込んで

体内に血がめぐって
赤くなれば
世界が笑ってくれるよ

君の見えないまなざしの
黒目真ん中にキスをしよう
...
今日は洗濯とゴミ捨てをした














風呂に入り溜まって ...
最初に論理があった。

そうして逆さまに
雨は降った。
ひとはみな
死を まとって 生きている

生まれ 出でた
その日から

生を 全うした もののみが
宇宙へと 溶けこみ
次の生へと 流れていく

死をまとい 迷い まとい
今日も ...
 
 
蛇口をひねると
小さな雲が出てきました
まだ水を作っている途中でした
水道管の中から
作業中の囁きが聞こえてきます
小さな雲は部屋の中を
ふわふわ移動すると
一滴の雨を降らせ ...
クリスマスが青くて涼やかになって

もうだいぶたつ

豆電球たちの赤やみどりの競演は

みかけなくなった

それがやるせないのは何故だろう


約束しなきゃ会えないふたり

...
とり置きの雲をてきとうにちぎって
空のすき間を埋める
余白が大きすぎて
途中からは小さくちぎってまんべんなく並べることにした
魚骨みたいになった
そんなことばかりだった

雨あがりの雲は ...
家は深く埋まるように石灰岩の石垣に囲まれている
来襲する猛烈な台風から屋敷を守るため頑丈な
けれどその石垣を越え いや崩しながら
夜な夜な犯しにやってくる 
波がある
生け贄を求める ...
ありがとう、
ありがとう。



彼を忘れてやることを
私はしないことにした。



1年、
長かったかな、
短かったかな。



彼らにとってはどうだろう、
1 ...
降り積もる雪は
誰の目にも白く
天空のイルミネーションは
誰の目にも煌めく


寒い夜には
愛する人のそばに
寒い夜には
愛する人の笑顔を


遠い夢じゃなくて
手に ...
少女は泣いている 何を見て?
少女は泣いている 何を感じて?
少女は泣いている 何を思って?

泣かないで 貴方の泣き顔は見たくないから
泣かないで 貴方には笑っていて欲しいから
泣かない ...
北風が吹き込んで
天空の冷たさで街が満たされたら
山の端が私を呼んでいるような気がする
雲が驚くほど早く流れているのは
いまが師走だからなのだ

北極の揺れている音がする
歌っているか、 ...
少しも何もない自分を眠らされた夜
夢の暗い街角に人のようなものを見た
街の暗い夜の中で足を引きずった
金目当ての待っている君に散財しては帰ってくる


少し電車は止まりかけていた
そこで ...
浮浪者ですらない日
思いとなったそこから眠りに落とされていった
そこで一体私はマトモなのだろうかと思った
暗闇は 時の中の 言葉だった


私は君に迷わされただけだ
一体 君は 恋人なの ...
何もない場所に言葉があり
血のにおいをしている


隠れていて
近づくと現われる
正しいはずのない言葉
目をあけられないほど
美しい


何も聴こえぬ光をまとい
...
林道の枯草を踏み鳴らし 
彼は音楽室へ歩む

灰色の壁に 
暗闇の口を開けたドアを入り 
細い通路を奥へ進む

無人の音楽室は広く 
黒板の前に置かれた 
パイプオルガンと椅子の上で ...
血の声や冬の器の底に降る割れた鏡を受けとめる指



どこまでも此処は何かが生きる場所たとえ多くが絶え沈んでも



冬たちはただ冬のみであるかぎりおまえにそれを告 ...
{引用=




冬枯れの薊に右目かるく触れ 「さ」からはじまる手紙を書こう





忘れないことでまもった初恋があなたを毎日、毎日千切る


やわらかい雨にせかいを ...
日のひかりをそそがれて 
開いた花を摘み 
掌にのせたら 
私の顔も、咲いてきた。 
遠くに見えるあの富士は 
名所と言われているけれど 

今・この詩を読んでいる 
さりげない姿勢のあなた自身が 
同じ地面につながった 
世界にひとりの、名所です。 

(日ノ本の全て ...
鼻柱





















...
最近よく君のことを考えていてなんでだろうと思った
そうかもうすぐ命日だね
行こう行こうと思いながらいつもぐずぐずしてしまう私は
よく観たい映画を見逃したり
行きたい展覧会に間に合わなかったりす ...
外食ってサ
外国の食事って意味なの?
違うんじゃない?
外で食べるから
ガイショクって 言うんだよ、ねぇ〜

外食産業 とか
良く耳にする言葉
本当に 理解しているとは
限らない 昨 ...
女の子を予約しても、
当日キャンセルということが、
これもふしぎなもので、
続くときは、続く。
やっぱり、この世や、
人生というものは、
目に見えていたり、
科学や統計でわかったような気 ...
劇団員をやっているとかいう
ことがあって
それは
生きる力が
強力なので
自分には
手に負えないから
あきらめるとしたら
それは

劇団員をやっているとかいう
ことがあって
そ ...
私のいのちが重い

あまりにも重いから 心臓から墜ちてしまいそうだ
声が 聞こえなくなった
目が 見えなくなった

街は クリスマスに彩られて
みんながプレゼントを買った
どうして い ...
京都は夕暮
伊勢丹に在り
妻の選ぶスカート・ワンピース
京の女はこまごまし
京の男は柔らかし
蕎麦を食らいて腹は満ち
疲れては柱による
入浴香料・携帯ボトル
などいろいろ買い入れ
街 ...
望遠郷の果て、山、川、光
乗り回す男の姿は、橋を越えたならなくなってしまう。
写真つきの、身分証の、提示を、強要された橋の下
認め損ねたのは魚。飛ぶ、鳴く。
後部座席、男は身を深く椅子に沈めて ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
くりすますアラガイs自由詩2*10/12/24 16:57
見当ちがい佐和短歌010/12/24 16:17
向こう岸AquAri...自由詩010/12/24 16:06
十六トンの重荷TAT自由詩2*10/12/24 16:01
佐藤伊織自由詩110/12/24 14:15
死をまとう森の猫自由詩6*10/12/24 13:47
童話(雲)たもつ自由詩610/12/24 13:14
ブルー・クリスマス吉岡ペペロ自由詩210/12/24 13:00
雲をならべるkawa自由詩010/12/24 12:10
暁闇楽恵自由詩610/12/24 11:53
12.24 歌を遺した彼へセルフレーム自由詩010/12/24 11:20
X'mas Song寒雪自由詩010/12/24 9:24
_大十字自由詩0*10/12/24 3:18
繰り澄ます木屋 亞万自由詩2*10/12/24 1:50
キャッシュ番田 自由詩110/12/24 1:25
目眩自由詩110/12/24 1:24
夜と頸木木立 悟自由詩210/12/24 1:10
黙想の部屋 服部 剛自由詩310/12/24 1:07
愚銀木立 悟短歌410/12/24 1:06
めくるめくるあぐり短歌410/12/24 0:50
花の顔服部 剛自由詩210/12/24 0:25
名所について 自由詩410/12/24 0:18
芋粥TAT短歌1*10/12/23 23:58
それが君への私の気持ち。朽木 裕自由詩110/12/23 23:27
外食藤鈴呼自由詩1*10/12/23 23:23
キャンセルの女はだいろ自由詩110/12/23 22:49
ゾーリンゲン産の刃物a自由詩010/12/23 22:42
ほんとうのいのちが流れるクリスマスかみの子自由詩010/12/23 22:20
京都の夕暮れ生田 稔自由詩7*10/12/23 22:16
亡淵者ブライアン自由詩110/12/23 22:07

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