小さい姉妹が
くるくる回っている
一人が回ると
もう一人も回り出した
くるくるくるくる
あなたたちのみているもの
光りは私のそれとは違うの?
問えないまま
そこにはまばゆい ...
比喩ってよくわかりませんけどだいだい次の二つに大別できると教えられています。
1.直喩 ・きみの脚は鹿のようにほそい
2.暗喩 ・きみの脚は鹿だ
この二つはよく目にする表現法です。
そ ...
シーツの中に潜り込んで 君の肌と… 何度も触れあう
きらびやかな 誠実さが 何度も心の中で ぶつかりあっては… 弾ける
二つの素足にとりとめのない 何かが見えた気がした… 19才の私の中で
きら ...
あるとき どこかの竹藪を歩いていた私は 何かの拍子につまづいた 。
すると 隠れていた猫が一匹飛び出してきて
竹藪のなかの一番大きな青竹の中から一冊の本が開いた 。
灯りが点ってい ...
がんきょうの
はながさいた
めにねづいて
とうめいなはながさいた
つるがみみにまきついて
やがてくちていった
みがなった
わたしはなみだを
ひとつぶこぼしていた
がんきょ ...
あの7日間は
もう 治ったかと
思っていた
また
瘡蓋が増殖している
無意識に
引っかき 傷つけ
流血し
瘡蓋となり
また 傷つける
瘡蓋の数は
ココロの傷と ...
スカートをはかない令嬢が
枕元で世界を終わらせる
それは青い睫毛をなびかせて
酸化銅の道に種をまくだろう
波打った道にかかとをこすりつけ
悴んだ肺を嘆きながら
まばゆい光が部屋の中に
六角形の刃を ...
「元気そうだね」と云う貴方に
「貴方からの電話を取る0.1秒前まではそうでもなかったよ」と思った
たったいま はるかな星が 消滅したの。 あたしたちもきっと 何かなくした。
小鳥にも 性器はあるの?と きくきみに きらきらまぶしい 木漏れ日の花びら
ポケットに 愛を握り ...
真実らしさを裏表縫い合わせながら
花のこだまする落下音
見渡す限り白と灰色とクリーム色
名状しがたいこの光景は夢がない
小さく震えながら露を受けて輝く
幻が咲いて木の幹を下る午前に
手 ...
{引用=
真夜中に犬の声がかけてゆく
やっと帰宅した息子と
息子の帰宅を待っていた家内が
ダイニング・テーブルではなしをしている
声が
ボソボソきこえる
テレビの ...
冬なのにあたたかいオレンジのせとか
まあるい君をどう食べよう?
やわらかくすいつく肌に爪をいれるのが
僕にはなんだか無精におもえて
青白い包丁で6つにわける
半月形のせとかたち
皮はや ...
猫の目借りて夜をみる
(今日の僕の瞳は信用ならなくて)
鬼が門前で声掛ける
(もう一人の鬼は角で待っている)
私に豆など投げられるはずもない
猫の手では豆は握れない
(そもそも猫は鬼な ...
夜は流れてゆく時に
昨日の温度を連れてゆくから
君は目を閉じて
手足をいっぱいに伸ばしているといい
送り忘れたメールと
入れ忘れた予定のことは
もう、とりあえず
気 ...
仕事をとられたといっても
それはポジションをとられたって事で
経験をとられたわけじゃない
継続が終わっても持続する力
相手はあなたであってあなたではない
与えられたポジションはいつかは消 ...
なぜかしら
夕方になると
後頭部が重くなって
ひょっとしたらと
腕に巻いて
ちっぽけな
ボタンを押す
数値は設定値まで上がり
やがて少しずつ下がる
おお神よ
どうか上135下85ぐ ...
気付かぬことと
気付けぬことは
何が 違うのでしょう
見抜く瞳と
背徳の瞳と
見過ごす瞳
思いやりの脚が
長く伸びた椅子に
ゆっくりと座ると
幾つもの 針が見えて
仕方 ...
否定される人間がいたとして
それは
下司だからという理由と
屑だからという理由と
畜生だからという理由と
豚だからという理由がある
今回は
屑だからという理由
しんだらいいと
...
道は細く分かれていって
ボンネットの先には 蒼い夕まぐれ
あなたがもう故郷にいないのは知ってる
私がもう独りではないのを
あなたが知っているように
どの角で曲がるのか ふいに聞かれた
反対 ...
よるが青かった
星がすこし散らばっていた
このなんねんか
いつも腹が痛かった
死んだらこの青いよるに召されるのなら
こわくなかった
あそこにいけるのなら
こん ...
その褐色の巨人は
毛髪からエレキを放電し
異様な叫び声を上げたり
心を揺さぶる言葉を呟き
その褐色の巨人は
無骨な太い指で
楽器の喉元を押さえ
楽器の内臓を掻き毟って
悲鳴を上げさ ...
腕を見付けた石膏像たちが安堵して眠る夜に、うさぎのようなあなたはうさぎのよ
うにフェンスの向こうを見ている。時差の向こうでは冷たい水を飲む長髭の数学者、
僕たちは精密に一四四〇分を刻み終えようとす ...
落とされた 水の中に落とされた
炭酸水に落としたストローみたいに
体に付着した泡が昇っていく
キラキラと輝く水面に
青白い手が見えた
一匹だけ はぐれた回遊魚が迷い
かろうじて ...
coffee
JAZZ
h.i.s.t.o.r.y
word
fly away
作り物の言葉
深呼吸
頭の上には空
and more
...
それは惰性でした
半分嘘の悪い遊び
巻き込んで振り回して
喜怒哀楽を初めて学んだ
生傷は絶えませんでした
それでもホンモノというものを
少し背伸びして手に入れたら
ままごとは形になった
もたれかか ...
いっそ全て壊してしまおうか
生い立ちも
感性も
脳裏に浮かぶ顔も体も
景色も
音も
この声すらも
寄りかかる事は罪であると
植え付けたの ...
この命は
何度目の命だろう
輪廻を繰り返しているのなら
干からびた海馬を
海に帰せば
思い出せるだろうか…
あなたとの出会いは
何度目かの再会かもしれない
縁と言うものに繋 ...
空などもののたとえであった
ただ一点創源こそが
彼ら<十人に一人>が得た智慧であるのにちがいなかった
再逮捕されずにいるひとも含めれば
薬物に二度と手を出さずにおれるのは< ...
ひとつ
ふたつ
みっつ
ベッドで遊ぶ
光のダンスを
みつけた
ありがとうの
拍手を贈った
風が力強く吐き出した
産声が耳に痛い冬の午後
暖房のよく利いたカフェで
木目が美しいテーブルに
所在なさげに周囲を見回す
白いコーヒーカップ
黒い水面にゆらゆら映る
瞳の輪郭にな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
影遊び
朧月
自由詩
2
11/2/4 10:15
「虚喩」ってなんだろ
紙飛行機
散文(批評...
16*
11/2/4 10:04
ホライゾン
番田
自由詩
0
11/2/4 9:33
新月は竹藪のなかに潜む猫
アラガイs
自由詩
3*
11/2/4 6:21
目が根と眼鏡
小川 葉
自由詩
0*
11/2/4 3:45
瘡蓋(かさぶた)
森の猫
自由詩
4*
11/2/4 1:48
_
竜門勇気
携帯写真+...
0
11/2/4 1:20
call me.
れもん
自由詩
2
11/2/4 1:05
貝殻の時間。
青色銀河団
短歌
6
11/2/4 0:28
Listen
瀬崎 虎彦
自由詩
2
11/2/4 0:05
浮遊するレジ袋と真夜中に棲むものの声
石川敬大
自由詩
14*
11/2/3 23:36
せとか
kawaus...
自由詩
4
11/2/3 23:19
猫と鬼
朧月
自由詩
3
11/2/3 23:13
君は引鉄を引きたい
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
11/2/3 22:40
現場にて
砂木
自由詩
7*
11/2/3 22:13
高血圧ボーイ
花形新次
自由詩
3
11/2/3 21:19
納豆
藤鈴呼
自由詩
2*
11/2/3 21:00
555
6
自由詩
0
11/2/3 20:51
知らないことが
吉岡孝次
自由詩
1
11/2/3 20:23
冬の青いよる
吉岡ペペロ
自由詩
4
11/2/3 19:11
JimiH 3
……とある蛙
自由詩
7*
11/2/3 16:44
ユートピア/うさぎのようにあなたは
茶殻
自由詩
2*
11/2/3 16:25
色の無いエビ
Seia
自由詩
0
11/2/3 15:24
君の髪が風に吹かれて顔にかかるから。
プル式
自由詩
4*
11/2/3 15:14
依存症
AquAri...
携帯写真+...
2
11/2/3 13:24
。。。
美音子
自由詩
0
11/2/3 12:17
UNTITLED#6
折口也
自由詩
0*
11/2/3 11:49
創源
吉岡ペペロ
自由詩
1
11/2/3 11:05
生きていること
橘祐介
自由詩
2
11/2/3 10:47
珈琲
寒雪
自由詩
0
11/2/3 10:46
3640
3641
3642
3643
3644
3645
3646
3647
3648
3649
3650
3651
3652
3653
3654
3655
3656
3657
3658
3659
3660
3661
3662
3663
3664
3665
3666
3667
3668
3669
3670
3671
3672
3673
3674
3675
3676
3677
3678
3679
3680
4.76sec.