昔々、あるところに、下半身がキャタピラのおじいさんと、下半身がキャタピラの
おばあさんがいました。
ある日、下半身がキャタピラのおじいさんは山へ芝刈りに、下半身がキャタピラの
おばあさんは川へ洗 ...
その国では孵化しかけている鳥の卵に小さな穴を割り開けストローを差すとその中身をずいずい飲んでしまうらしく卵は食べたことがあるし鶏肉も食べたことがあるけれど果たしてその中間とは一体どんなものかしらと空想 ...
網戸に
みっしりと
あたしの嫌いな
蛾が
はりつている
義母が
買ってきた
生貝を
食べる
喉元に
違和感を覚える
吐く
あたしは
貝殻の ...
♪ドゥンドゥクドゥン
♪ドゥドゥンドゥドゥンドゥンドゥン
♪ドゥンドゥクドゥン
♪ドゥドゥンドゥドゥンドゥンドゥン
どうして僕の食欲は
とどまることを知らないのだろう?
さっき ...
ココロ、ぽっかり
開いた穴
何で埋めよう?
手持ちのアイテムは
ため息に汚染中
ココロ、じんわり
麻痺した穴
何を失った?
痛みは遠いところから
私を責める
...
錠剤首輪
鎖の先は生
空腹時は首輪を飲み込む
そうして誰かに吼えている
そうして誰かに噛みついている
泣き叫ぶ声の中に笑みが浮かぶ
醜いその顔に
柵の中で暮らす豚の肉をぶつけたい
...
父親が好きな数少ないタレントに、清水圭がいる。
小田和正、奥田民生がTVに出ていると、あいつだれや?
と言う父親が、清水圭は知っていて、
好きなのである。
...
みんなで 空に向かっておしっこしよう
おしっこは 飛行機雲みたいに空に向かって飛んで行くんだ
みんなのおしっこが 空をつかまえるんだ
ぜったいに 空はつかまるはずだ
...
自分に刃を向けることを止めた
そして、外に刃を向けることを止めた
外に刃を向けることを止めた
そして、自分に刃を向けることを止めた
逆立ちする樹は
王子の星を三本で覆い尽くし
そのうち星は崩壊
逆立ちする樹は
なぜか地球の一角に
サンテグジュペリの祖国の支配
沢山の奇跡の巨大な島
地上の奇観 バオバブの森
漂流 ...
日の光が閉ざされたそこに
雲は薄くほの暗い蒼をたらして
地上の星は
ひとつふたつと瞬き始める
もうすぐ夜になる
本当の星は
もう ...
耳を澄ますと何かが聞こえる
遠くで何かが聞こえる
近くで何かが聞こえる
透明な糸で繋がってる
たくさん繋がってる
たくさん{ルビ解=ほつ}れてる
辿れば辿るほど 道は険しくなるばか ...
咳込みながら考える
このまま息ができなくなって
瞳が閉じればいいのに
狭まっていく世界に
初めての愛を贈ろう
「死ね。」
向かいの屋根の瓦にはまだすこし雪が残っている。祖母の家から預かっている蘭の葉が黄ばみはじめた。髪の先だけを少し赤く染めて、わたしは座っている。
選ぶことがすごく苦手だった。どうやって選んでき ...
うすあかりの光りがまだら模様をえがく夜
わたしは、私を忘れる
「風が出てきたみたいだ。梢の影が踊っている。
ここには、街灯はないのだから…」
「月明かりね。風音が変わった ...
すぐ泣く
その涙も空気にとけるよ
溜息も
雲がもってってくれる
だから窓あけよう
そうだね
いいことなんて
なんにもないね
天気はいいけどね
昨日は終わったんだよ
明日はま ...
「辛い」って書こうとして
「幸い」って書き間違えた
たったそれだけのことなのに
気持ちまで思い間違えて
まだ笑えるんだと気が付いた
自分が愛する人を「今は」自分では幸せにすることができないと、
祈ることしか出来ないと気づいた時の辛さよ
(片想いや二股をしたことのある人なら誰でも経験したことのあるだろう葛藤)
愛する人さえ ...
東大出のバカ御曹司はいらない
━権力を持つ前に常識を持て
自称一兵卒の王様もいらない
━おかしな理屈を強弁する者が権力持てば
恐怖政治が始まるだろう
そして優等生
優等生は言い訳 ...
疑問だらけの愛らしきものに
翻弄されて迷い込んだ森の
住人たちは迷惑そうな顔で
見てみぬふりをした
少年は泳げなかった
泳げると言い張って
海を目指してさらに奥へと
少女を引っ張 ...
この人は何故自分を
信じられないんだろう
夢が膨らんでいる
現実になって
大きくなろうとしている
それを何故
疑う?
心配 不安 焦り
急な成長に驚いたかもしれない ...
アタシどこからきたっけ?
アタシの親はどこだっけ
アタシ弱虫だったっけ、人を簡単に殴れるっけ
アタシ怖くて仕方ない夜が探し回ってるって
アタシ走ってきえる あの星を目指そう
アタシアノコ ...
暁の透明なあたまが働きだすと、ふたせだい前の戦争を、じぶんじしんの真実を、薄暗い霧のなかを、初老が漕ぎ出していった。
吹くかぜが岬あたりの暗い雲を東に追いはらっていた。
冬であるのにかぜに ...
「神の国は近づいています」
「悔い改めなさいと」
「イエスは…」
ビルの谷底に流れる歳末の{ルビ声音=こわね}は伝道というより脅迫めいて
拡声器で繰り返されるその文言は
オーウェルの『1 ...
無能さの解消は
たとえば
あさごはんをたべるとか
そういう
せいかつしゅうかんのかいぜんで
すこしよくなる
数値でいうと
5くらい
ただし無能さが500を超える場合は
無駄
は ...
生活保護のない日に眠りに落ちるのはきっと簡単なことではないのだろう
夢のないことについて風は語ることすらないのかも知れない
トイレのようにされた精神は迷うことなく回り続けるーー
砕け散るトイ ...
昔々あるところに二人の男性の間で揺れる少女がいました
Aさまは優しくお金持ちで尽くすタイプの爽やかな青年でした
Bさまはヤンキーでしたが時折見せる笑顔がとても可愛らしい青年でした
両親に先立 ...
彼方
あなた
蘇るとき
空白の
わたし
あなたに
なれますか?
しんどい
そう言って泣く君の背中は
丸い
遠くない半径にいるわたし
なにもいえないけど
しんどい
ね も の? もつけられないけど
離れない
そう思って起きている
君の ...
雪晴れの朝の
あっけらかんとした明るさ
街に光が満ちている
街の輪郭にエッジが効いている
キッパリとスッキリと
明確な世界が眼前に
立ち上がっているから
いまこの瞬間なら
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
下半身がキャタピラの桃太郎
オノ
自由詩
0+
11/2/17 22:52
卵以上
一尾
自由詩
2
11/2/17 22:40
欠片
森の猫
自由詩
7*
11/2/17 22:12
When debus cry
花形新次
自由詩
0
11/2/17 21:51
First aid
涼深
自由詩
2
11/2/17 21:30
装殖
01
自由詩
0
11/2/17 19:16
おっちゃん界のアイドル
八男(はちお...
散文(批評...
2
11/2/17 19:10
空とおしっこ
〃
自由詩
0
11/2/17 18:38
Away
tam
自由詩
0
11/2/17 17:40
バ・オバブ
……とある蛙
自由詩
11*
11/2/17 17:02
点る
愛心
携帯写真+...
3
11/2/17 16:52
糸電話
subaru...
自由詩
5*
11/2/17 16:40
smiling
ゆず
自由詩
1*
11/2/17 16:39
美しいこと
はるな
散文(批評...
2
11/2/17 16:29
肌あわせ
月乃助
自由詩
15*
11/2/17 14:13
午後
朧月
自由詩
3
11/2/17 14:02
それだけのこと
秋助
自由詩
4*
11/2/17 13:36
愛する人の幸せを私は考える
shena0...
自由詩
1
11/2/17 13:33
希望がなくても不幸ではない?
眠り羊
自由詩
0
11/2/17 11:33
寓話
AquAri...
自由詩
2
11/2/17 10:55
潮時
未完
自由詩
0*
11/2/17 8:51
アタシ
猫のひたい撫...
自由詩
1
11/2/17 3:07
冬に近い春にかよう
吉岡ペペロ
自由詩
1
11/2/17 1:38
人 間の国
salco
自由詩
2*
11/2/17 1:11
サウスリバー・砂漠谷(さばくたに)
6
自由詩
4
11/2/17 1:08
15時
番田
自由詩
1
11/2/17 1:03
金持ちAさま、ヤンキーBさま
只野亜峰
自由詩
2
11/2/17 1:01
絶世
杳
自由詩
0
11/2/17 0:54
ふたり
朧月
自由詩
3
11/2/17 0:21
雪晴
kauzak
自由詩
6*
11/2/17 0:00
3623
3624
3625
3626
3627
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3631
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3640
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3642
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3648
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3655
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3657
3658
3659
3660
3661
3662
3663
4.87sec.