深夜の地球はよく見えるから
光の一筋で弧を描いて
じっと待ってる
ここへ降りておいでよ
見知らぬ神様


真昼の地球はキラキラし過ぎて
僕の居場所が紛れちゃうけど
ひとりぼっ ...
不気味な嘔吐に ばっこの火
ぬくもりの器に膜の壁を劈く
なめてくれい のうみそを

自由の上 画面の裏
髪が抜けてゆく

恙無いとろりとしたのどを
刺していくのは吐く息の熟み

ナ ...
西を潰した広い生き光と なにも残した途中と
耳をそばかす二人となる

いっぱき 流れ流れまなこで留まれ
悪を吸って時となれ

芝は裾痲雑 光にひかり
鳴く子を抱え 普通になる
石を使っ ...
その手にあるものを捨てろ
本も紙も筆も何もいらない
その何もない手で視界を塞げ
そうしてみえるものがお前だ
それをじっくりみつめろ
ひな壇の上に並べられた文章も
デフォルメされた自身をゆめ ...
超、超距離的なパシフィック
落ち着きなさい
叔父の
無知と名立たる牽制球
分け目の売買売買
たった今研究を開始した土壌でした
その麗しき弛緩



三分の二の関係は既に黙秘 ...
カラダくっつけただけで情移ったみたいに親しげなオトコは正直めんどいなぁ。
セックスで相手の心まで溶かすことができる思てる眠たいヤツはこんなことしたらあかん。
それくらいのことも分からんヤツはカラダ ...
貴方というひと と ラッカーで
墓碑銘が多すぎる まだ生きてるかもしれない

{引用=
 アスファルトの中で溺れる魚にビートルズは効きますか
 落ちそうな胸の釦に Stand by me ...
今日も部屋だ
満たされた 私は
そこで一体何を叫べばいいのだろう
一人の この 真っ白な部屋で


白く流れていくもの そして
遠ざけられた無数の色彩
虐げられたもの だけど
そこで ...
かなしいと つぶやいたはずの くちびるが
さびしいと きこえてしまいそうな よる

しずけさは するどい はもののかたちをして
よわいわたしの かんじょうを なぞる

けれど ふるえるゆび ...
{引用=
氷解する
ゆるやかな原理
欲求にも
愛という仮説を立ててみる
、と
広がってゆく
小さな波紋
私は岸辺から素足を引いて
身をかたくする

むきだしの音
やさしい情動の ...
 くらやみに ふ  っと横切りマス
 それはスルメを食べ過ぎて下痢をした
 静かな週末の夜です
 浮遊の ふ かと思いましたが
 音符の賑やかな 譜 であるのかもし ...
 ふゆの風の厳しいです

  こどもの消える雪の綿迷路
  海の生き物の死骸大きなが
  砂に打ち上げられて
  月の笛の音を一晩中 開いた口で
  聞き惚 ...
自然は説明を嫌う
僕の前には答えばかり
広げて見せてくれる

季節の移り変わりや
突然の雨もそう
しわの増えた自分の
手のひらでさえも

答えばかりの答案から
問いを考えるのが人さ ...
鉦のおと 弦のおと
おらぶ声 鬨の声

「カナシイ」が寄せる度
私は頭を下げる

ひたすらに ひたすらに

「カナシイ」とは笑い話
私は涙を落とす

ひたすらに ひたすらに
あの日
涙で滲んだ携帯画面
待ちわびていた再会の日
捜し回った駅のホームで泣きじゃくった
地図上ではたった少しの距離がなぜこんなにも遠い
立ち尽くしたあの夜



あの日
震える手 ...
るん

光が
さえずってる

北風に耐える
常緑樹の
尖った指先の上で

るん

光が
うわずってる

北風を壊す
自転車の
忙しないスポークの間で

るん
...
絶世の美男美女が言うフリーセックスと
まぁ十人並みの男女が言うフリーセックスでは
一体何が違うんだろう?
鬱屈した少年と根暗詩人と貧乏フリーターをこじらせて
彼女でもないのに一緒に住んでいる彼 ...
パンツ脱げ
いいから降ろせ
パンツ脱げ
何なん?急に、、
いきなり挿れる













ガキガキの
バッキンバ ...
止んだといっても
山の上では吹雪が未練げにとぐろを巻いて
こちらを窺っている

お{ルビ日=ひい}はぼんやり鬱ぎ顔で
普段はけしておがませぬ白い体を曝したまんま

いいや
この地ではお ...
猪で思いだしたけど君とこの奥さん元気か?って









なんやそら君失礼な!
...
めそめそしててもご飯ご飯
お昼は食べなきゃいけません

おはしって素敵な武器ですね
みんなこれで戦えば
胃袋戦争だけで済む

深刻なのを続けると
自然に胃炎になってしまうから
優しく ...
ずっと受け取っていない郵便物がある。私はその中に何が記されているかしっている。
―タイミング
雲と雲とが重なる。煙と煙が混ざってゆく。
存在を認識していた人とやっと出会える瞬間があった。 ...
或る時に
コップにコーヒーを注いで
赤茶けた土の上に
冷静に横たわる猫を見ながら
遠い冬の日を眺めた

菜の花の
暖かく黄色いさまが白黒の人たちを
この世界へ浮きだたせる
土の上 ...
遠花火 君が誰かも 知らないで 手を握っていた 君とは知らずに らんるを
ぼろと
よぶことすら知らず
無知のままにあって
自己顕示欲はつよいという
おんなが
しきんきょりにいると
めいわく
ちきゅうかんきょうにとって
めいわく
CO2とかだすか ...
こどもたちと
お母さんは
羽を伸ばして
ゆったりと幸せな気分で
一日を過ごしている

その姿は
昨日までとは
明らかに違う一家団欒
あなたが
この指の届かないところにいるから

...
背中に張り付く魔物が
肢体を麻痺させて 気怠く愛してく

顎に伝う流せなかった涙
痺れたまま息苦しさを主張して

取り戻せなくなる方か
後悔のこの字はこういう時

それでも衰えな ...
でっきゃな海の荒波にね
ちっこな鋼鉄の船一隻放り投げるね
きゃんきゃん
きゃきゃん
女の子の鳴き声ね
犬と間違え大家さんも半狂乱のね
動物園アパートでね
よよよよヨットが5,6お出迎えか ...
家族写真骨の髄だけ冷えている

黒白衣在在所所のひとごろし

赤札が死に筋を売る唐人街

髪結いの指の股が梳く指の股

せせらぎに溶けてなくなる黒い髪

三叉路と三のつく日の遠回り ...
同じ根で咲けば同じ朝に腐る

昼は壁の女夜は窓の女

自ずから喚んだものにこそ招ばれる

巷間を低く流れる旧い唄

油絵に塗り込めた壁を塗り込める

金魚鉢の中で猫は水になる
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ひとりぼっち折口也自由詩211/2/9 8:34
自分の声十二支蝶自由詩211/2/9 7:02
蛾図自由詩011/2/9 6:42
レイへ01自由詩211/2/9 6:00
社会捨て彦自由詩011/2/9 3:39
普通の出来事散文(批評...111/2/9 3:26
小町振り。(白夜に一線を画せるか)(1+1)/...自由詩1*11/2/9 2:42
ニチヨウ番田 自由詩211/2/9 2:23
ながいよるにためいきのようなことばがこぼれるベンジャミン自由詩6*11/2/9 2:17
こい高梁サトル自由詩9*11/2/9 1:47
ヨルノテガム自由詩211/2/9 1:47
 ふ 自由詩311/2/9 1:26
答案佐倉 潮自由詩311/2/9 0:00
ひたすらにトキハ スス...自由詩4*11/2/8 23:56
約束AquAri...自由詩3*11/2/8 23:17
るんnonya自由詩14*11/2/8 22:58
吉祥寺レジデンス101虹村 凌自由詩3*11/2/8 22:50
今日のゴミ箱TAT短歌2*11/2/8 22:46
(この世は物質に囲まれて暮らす)「ま」の字自由詩1*11/2/8 22:08
次から次へと死んでいきやがるTAT自由詩3*11/2/8 21:57
胃袋さんより朧月自由詩311/2/8 21:18
日記をポエムに杉田nata...自由詩911/2/8 21:12
miscellaneous noteehanov自由詩2*11/2/8 21:04
遠花火小川 葉短歌111/2/8 20:55
ラトイクアッタ カンダメー襤褸6自由詩311/2/8 20:28
お父さん花形新次自由詩6*11/2/8 19:49
霧ヶ丘黒乃 桜自由詩011/2/8 18:38
街に現れる5分前の、カオスがぱ自由詩111/2/8 18:16
家族写真(習作十句)古月川柳1*11/2/8 18:09
野晒し(習作十句)川柳0*11/2/8 18:09

Home 戻る 最新へ 次へ
3634 3635 3636 3637 3638 3639 3640 3641 3642 3643 3644 3645 3646 3647 3648 3649 3650 3651 3652 3653 3654 3655 3656 3657 3658 3659 3660 3661 3662 3663 3664 3665 3666 3667 3668 3669 3670 3671 3672 3673 3674 
6.42sec.