私は魅せられていた

催事場へ行き
アウトレットに行き
古着屋にも行った
たくさんの服を見た
でも買ったのはわずか
使ったお金もわずか

それでも楽しかった
楽しかった分
閉店時 ...
しかめっ面しながら
白いノートを探した

理由もなくグルグルイライラしていた
パソコンを何度も何度もリロード
したりしながら
やることないかなと

そう願っていた

最近になってよ ...
出会ったその時から
きみとぼくは
別れるのが当たり前で
目的地に向かう飛行機の中
引き返すことも出来ず
ただ
悲しみの待つ飛行場に着陸する時を
出来るだけ感じないように
ただ一 ...
夜更けでも賑やかなるやマクドナルド老婆らの笑声少女らに負けず

真っ白な机に{ルビ身体=からだ}を曲げてのせ陽気な洋楽こもり歌にする

深夜四時ふと目が覚めてみな帰る家あると知る独り我 ...
 皆様は黒柿という物を御存知でしょうか。近頃では、果肉の黒い柿の実なんかが、食用として出回ったりもしております。それを黒柿と呼んだりもする様ですが、これから御話しさせて頂く黒柿というのは、黒い柿の実の ... 新しい道が見えるよ
こたえだよ
地図をつくろう
いま何処だろう


船出だよ
もうすぐ出航
用意はいい
舵をとらせて
たぶん大丈夫


荒波が
船酔いさせて
しまうから
...
七月○日

君は誰かに蒸されて出来上がったと気がつく
その蒸し器の大きさにちょっと恐れを感じる
おそらくそういう人が他にもいるんだろうと思う

七月▲○日

富永の笑っているのを見 ...
咽がカラカラよ
潤う体とあがる呼吸に
甘く香る枕が湿ってく


ください、くださいと
髪が揺れる

笑う貴方に
私はそっと泣く


震える携帯電話
一瞬目線を向けただけ
無 ...
コートだけじゃ寒いから
コートだけじゃ寒いから
右手を頂戴
左手をあげるからって
笑いながら言うよ
何年経っても
そうでありたいよ

隣の部屋から物音が聞こえる
こんな時間に
僕た ...
どうか 殺してください
あたしを

延命など しないでください
静かに 死なせてください

チューブで つながないで

キレイなまま
死なせて ください

あたしを
あたしのま ...
「はやくしろー!!」
それは少なくともライトオンではなかった。ポケットには、レズビアン専用のテレホンサービスのティッシュが入っていて、うすっぺらいレシートは無印良品の茶色のノートのものだった。バ ...
人数分目的詰めた高速バス 午前3時をしずかに滑る


自分でもうるさいくらいにきみのことばかりを想う夢でも想う


このバスはしかくい博多 「そうたい」が飛び交う新宿駅南口


新 ...
デパートの窓辺から幼な児達が歌っている
「あわてんぼうのサンタクロース〜、クリスマス前に〜」
僕も知っているから
この歌は何十年前から歌われている

コンビニエンスストアの店員が
...
長かった闇のトンネルも
出口はあるようだ

微かな光が目の前に一点


何度途中で
「闇の中で死んでも構わない」
と諦めかけただろう

やっと

やっと。


さあ今 ...
犬が笑った

そんなことは思い込みかもしれない
それでも事実目に見える形でしか説明されない多くのものを投げ捨てるけど
不確かな現実はうやむやなまま流された
犬は僕を見ているのではないかも ...
   
音もない暗がりは
言葉のない世界だ

言葉のない世界とは
そう簡単なものではない

あらゆる感覚器の受容体の
スイッチをオフにして
体験する世界
とらえようのない間
対 ...
よしたあとでみつめて
うつしそびれたのどかなあおを

石の空にこすりつける
指が汚れて

しかたないとふきとる
雨が来ない

ぱちと さえぎる
空腹の火種

湿りに破れていく草 ...
出来て100とかそこらの歳で
わかることなどたかがしれてる
齢(よわい)40でまだヒヨッコの
おれはそこそこ幸せもんさ
冬の木枯らし部屋までしみて
だけど雑事はカタつきぎみ ...
 
 
病院の待合室で
ヒマワリたちがソファーに並んで
自分の名前が呼ばれるのを待っている
けれどヒマワリたちには
個別の名前が無いので
何時まで経っても呼ばれはしない
ヒマワリは次々 ...
ごかいはどこかしらん





(2010・12・12mixi)
今日の日曜日は、昼と夜と、
ダブルヘッダーで予約してたけれど、
昼の女の子は、急に生理になったとかで、
キャンセルになった。

お昼から、プラモデル作りに熱中してしまい、
部屋はシンナ ...
習慣性流産を繰り返していたのに
なんという迂闊さだったのでしょう
半世紀 経ったいま 
やっと気がつきました
物置の奥で埃をかむったままの
ひびわれたトロフィーがあったことに

あぁ ウ ...
神様神様神様
あたしの足の裏に
ずっと地面を 
地球をくっつけておいてください

あたしの足で
どこへでもゆける可能性をください
あたしの足で
ふんばる力ください

背中に羽がはえ ...
「ねえ、キンモクセイって何?」
 テレビから聞こえてきたのは、キンモクセイ、というはじめて耳にする単語。形も香りもなく、音楽のように心地よく響く単語だった。
「木星と金星がぶつかってくっついたん ...
記念式典
歩道の上に
人の大きさほどの
鉱が置かれる
式典が終わり
鉱は五つに分けられ
そのうちのいちばん小さなものが
あやまって溝に落ちる
あわてて拾 ...
この翼に抜けかかった羽根の
無数にある感覚は
人類なんかにゃ解かるめぇ
いっそ全部抜けるまで羽ばたきたいぜ
今部屋の中でやったら
大ひんしゅくを買うから
どこか高いビルの屋上まで
えっち ...
そこから
中央に
丸い石を並べた
ネックレスのような道があって
豊かな膨らみを二つに分けるような
多分の道
人々がその橋を渡る日もあった
お年寄りとか カップルとか
呼吸のために
水 ...
雨に濡れたアスファルトに ネオンが照り返す

オイルが漏れ出したギラつく夜道に 薄汚れたハトが小さな影を落とす

乾いた安全な巣は 古いビルと一緒に粉々さ
さ迷ううちに 連れ合いも死んでしま ...
でっかいチンポの
ナカイさんは
いつもみんなの羨望の的
でもその年の
クリスマスの日
サンタに扮装した
(バイトでサンドウィッチマンをやっています)
ヨシダさんは言いました

暗い夜 ...
眼差しの消失点へと駆けていく
中身のない信仰を抱えた踊る胸
爪先に跳ね上がる泥も
大地に繋ぎとめられない楔
芥にも成れない
逆さまに回る壊れた時計の
文字盤に白と黒の鉱石を並べて
連 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
小川麻由美自由詩1*10/12/13 9:19
詩を書くということ その2自由詩1*10/12/13 8:59
悲しみよこんにちわ寒雪自由詩110/12/13 8:46
マクドナルドで眠る歌うみとゆう短歌110/12/13 7:45
浪漫模様光井 新散文(批評...010/12/13 7:29
揺れないで佐和短歌210/12/13 4:21
君と蒸し器について考察するこの年月はうめぜき自由詩2*10/12/13 3:43
ください、くださいと幼虫バニラ自由詩11*10/12/13 3:04
ひとりとふたり自由詩2*10/12/13 3:01
静かに 死なせて森の猫自由詩2*10/12/13 2:40
サークル仲間とカラオケボックス番田 自由詩210/12/13 2:19
やっつ、新宿でおもうのうたはちはちよん短歌510/12/13 2:18
慌てているのさうめぜき自由詩010/12/13 1:51
ヒカリ蒼井真柚自由詩110/12/13 1:40
遠藤杏自由詩4*10/12/13 1:29
言葉の墓標シホ.N自由詩110/12/12 23:55
野良砂木自由詩6+*10/12/12 23:18
口上ホロウ・シカ...自由詩2*10/12/12 22:40
ヒマワリ病院たもつ自由詩610/12/12 22:32
つん阿ト理恵携帯写真+...3*10/12/12 22:32
おまけの女はだいろ自由詩210/12/12 22:07
時の溜まり場(七)信天翁自由詩010/12/12 21:40
地球に乗っかって朧月自由詩210/12/12 21:39
金木犀と綿が舞うような01散文(批評...110/12/12 20:59
ノート(47Y.12・12)木立 悟自由詩310/12/12 20:24
molter Ⅱ黒い翼自由詩010/12/12 19:58
夏の公園いてゆう自由詩510/12/12 19:52
命のブルースいねむり猫自由詩210/12/12 19:21
デカマラのナカイさん花形新次自由詩010/12/12 18:49
キセキ高梁サトル自由詩5*10/12/12 18:48

Home 戻る 最新へ 次へ
3652 3653 3654 3655 3656 3657 3658 3659 3660 3661 3662 3663 3664 3665 3666 3667 3668 3669 3670 3671 3672 3673 3674 3675 3676 3677 3678 3679 3680 3681 3682 3683 3684 3685 3686 3687 3688 3689 3690 3691 3692 
5.34sec.