突然クリスマス
激しくノックするのは恐らくサンタ
真っ赤に染まったのぞき窓
ニンニクの束と十字架をにぎりしめ
意を決し 開けた扉のむこうに彼の姿は無く
ドアノブにレジ袋
中にはリボ ...
重い荷物を背負って
物憂い坂を上る
一番好きな歌を
でたらめに歌いながら
*
押入れの中には
持て余した夢の残骸
潔く捨ててしまえ
できそこないのガラクタなんか
*
...
「生活」 って
生きることを活かす
と書くんだね 知らなかった
あなたが教えて くれたの
あなたがはじめて
「生きていく」 ということは
本当に 大変な作業だと思うけれど
一つ一 ...
愛しい人よ
お願いだから
ぼくが死んでも
ぼくの心を解剖しないで
ぼくも見たことはないけど
ぼくの心の中は
恐ろしいほど原色だらけで
それを少しでもオブラートに包もうと
黒いモ ...
クライマックスなシーンから始まる朝
本来の姿をあらわした12月
震える木と私を抱きかかえるような風と
不安色の空
かかとをおろすと
地面がひびわれて
一面雪景色 だれもかれも白になる
...
○早起きして三首
朝早く起きてはお茶を飲みつつもひとりの食卓時計を見やる
まだ暗い明け方の光りを探してる夢に見た夜まぼろしのよう
日の出時味噌 ...
情報のタネローン
このスレッドのテーマは詩と散文を作る手段全般についての情報と意見交換です。そのような手段全般の意見交換をすることで、詩や散文を作る事に役立つ情報が集められないかと思いたててみま ...
不思議だね 。
宇宙から見れば高い石塔を見つめているのは果たしてぼくたちのどっちなのだろう 。
あの教会の外壁と窓には奇妙な生き物たちが飾られているから
きっとぼくたちの魂は食べられ ...
汚れより強い汚れを持ってしか 回避できない汚れをいだけ
きちがいのきちがいによるきちがいにカチューシャ可愛や別れの辛さ
春あやめ恋して恋して尼になる姉ちゃんおいら尼になりたい
...
浮浪者にされた自分へと
眠ってしまおうと私は考える
意味ですらもない それは 海辺でのこと
睨み付けている 子供の瞳のようだった
防波堤でキャスターマイルドを放り投げ捨る
あの時 ...
京都市内は天気雨
烏丸通りを東へ進むと うっすらと虹の橋が
鴨川のあたりから 色づいた東山を通り 比叡のほうへと伸びている
消えそうな七色の向こうに
カメオベージュ、アイボリ ...
まだ
ゆめのなかにいる
どこかとおいくにの
くうこうを
まどのそとから
みている
ゆめ
のなかなのに
そこにはいつかいくはずだった
シンガポールがある
なくてもいい ...
それじゃあたしはどうしたらいいんだ
なんてぐるぐると渦巻いて
好きと嫌いでは世界に線引き出来ないのよ
と、境界線が、笑った。
私の指先や唇からは
何か
とてつもないものがあふれ出し ...
悲しみよ腕の中へ
ぼくは
手首をかき切る覚悟で
彼らを
自分の腕の中へ
つかまえよう
悲しみよ腕の中へ
ぼくは
どんな人との関わりに対しても
独りをおそれたことはなかった ...
なにはなくとも
話している時間がうれしくて
感謝します 唄を歌おう。
そうでなくとも
会えない事実にざわめいて
笑っています はかなくとも。
人知れずとも
...
詩を書くの初心者の私でも誰かに読んで欲しいと思うの
小さなノートに書いて読んでくれそうな人に渡すとね
興味がある人は目が変わるのがわかる
でも興味がない人には断られる
あたりまえだけど ...
お酒が飲めない体質だと気付いたのは
まだ若い二十代の初めだった
看護婦さん達の飲み会に誘われ
お目当ての女性も参加することを知ったから
精一杯のお洒落のつもりで
当時
ステージで着てい ...
脇道をふさぎ手のひら横たわる
雨の音の光さかまく深夜かな
かたちからまぶしいかたち引いてゆく
拒まれてそのままにおく冬装束
...
誰かれの造りし枠に詩人なし
説教をするのも聴くのも己れのみ
哲学が聞いて呆れる下半身
リア獣がリア充を喰う夜更けかな
...
クローン羊のドリーがこうしんしてきて
あらぬほうこうみてる眠りをけずる
ねじまがるたまからナトリウムがしみだして
規則ただしいハノンの音階くずれゆき
(2010・12・06mixi)
BAKA
自分がそうだと気づかない、あるいは意識的に気づこうとしないヒトのこと。
その傲慢こそヒト科動物個体が幸福に至る唯一の道であるとも換言できる。
もしくは己が惰性の言い訳に使われ ...
窓という窓から一斉に解き放たれた歌声は高く細く僅かな演奏もなく途切れを知らず続く
町並みがあってそこに海が確かに在る水の苦しいまでの堆積 遠く目を細める先に錆色をした潮流 空が低い
音楽でない全て ...
星の泪は何色でせう
真冬の霜の銀色でせう
儚い儚い銀色でせう
月も笑ふ事があるでせうか
耳を澄ませば判るでせう
千のガラスの割れる音
風のお家は何処でせう
風のお家は木々 ...
冬の私はミルフィーユ
甘くて優しい食べ心地
やわらかヴェールをしっとり重ねて
あなたが来るのじっくりを待つ
めくる時間がとろけるクリーム
一枚一枚味わいながら
焦れったいのを我慢して
...
おっぱいはもみたいけれど
こころにはふれたくない
だってそこにおっぱいがあるから
てのひらはうずまりたいけれど
おやゆびからひとさしゆびへの湾岸をせばめ
そのゆくさきのももいろの島を ...
おれたちはいつだって言葉を覚えるのに必死だ
今日だって 雨上がりの
虹の構え 雲の群れ
あまりに遅くそれに気付いた
おまえの馬鹿さ加減
応援している野球チームの選手 ...
私が猫だったら
人の頭より高いところに
いつも寝ることにする
間違ってもだれかの膝の上なんかで
眠ったりはしない
私が星だったら
うっかり一番に目立ったりしない
みつかってさえない
...
生活の安定を求めて
閉塞感に息もできない
青ざめた冷酷な太陽が
照らす窓の外には
救いなどなくて
しわがれた声の天使たちがいるだけ
その天使たちのこなごなにされた
純真さが宙 ...
今季一号の木枯らし吹き荒れた次の日の朝
あれだけ騒々しかったのが嘘みたいに静まり返っていて
近所の児童公園にはこれでもかってぐらい散り積もった落ち葉
これってプラタナスだよね
比べてみ ...
空の端がひらき
地を歩む
ひかり負う背
河の痕をゆく
夕闇の路
無人の車が
はじまりをうたう
ひとりを乗せる
原の
つづく原の
根はまた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
突然クリスマス
七味とうがら...
自由詩
3*
10/12/7 13:33
思い出
未有花
自由詩
14*
10/12/7 9:57
「生きる」 ラブ アンド ピース
*和葉*
自由詩
4*
10/12/7 9:54
しないで
寒雪
自由詩
0
10/12/7 9:40
クライマックスシーン
朧月
自由詩
2
10/12/7 8:15
朝
由志キョウス...
短歌
1
10/12/7 8:05
詩と散文を作る手段全般についての情報と意見交換(backup ...
過去ログ倉庫
10/12/7 6:54
大聖堂
アラガイs
自由詩
7*
10/12/7 6:21
外の言葉の訛化したのを、響きをきみは美しいといった(きみなど ...
は やしや ...
短歌
2
10/12/7 4:49
赤い船の着く堤防で
番田
自由詩
3
10/12/7 3:02
秋の天気雨 虹が架かる空
北大路京介
自由詩
14*
10/12/7 2:10
シンガポール
小川 葉
自由詩
6
10/12/7 1:11
スランプ
細川ゆかり
自由詩
2
10/12/7 0:45
悲しみよ
シホ.N
自由詩
1
10/12/7 0:24
あなたへ
短角牛
自由詩
1
10/12/6 23:57
詩を書くということ
小川麻由美
自由詩
7*
10/12/6 23:55
下戸遺伝子
板谷みきょう
自由詩
5*
10/12/6 23:16
ノート(雨未冬)
木立 悟
俳句
2
10/12/6 23:08
りあ・りあ
〃
川柳
2
10/12/6 23:05
ハノン彷徨
阿ト理恵
携帯写真+...
2*
10/12/6 22:37
サから始まる語義凡例・ハ〜モ
salco
散文(批評...
4*
10/12/6 22:22
絶え間なく流れ続ける音楽のこと
及川三貴
自由詩
1
10/12/6 22:06
夜想曲
salco
自由詩
4*
10/12/6 21:50
アフタヌーンをもう一度。
プル式
自由詩
4
10/12/6 21:46
おっぱいはもみたいけれど
はだいろ
自由詩
7
10/12/6 21:15
そろそろ少しはましなことを
八男(はちお...
自由詩
1
10/12/6 21:15
私
朧月
自由詩
2
10/12/6 21:11
雲をもつかむような
carax
自由詩
0
10/12/6 21:05
片付けるひと
恋月 ぴの
自由詩
31*
10/12/6 20:36
光源
木立 悟
自由詩
3
10/12/6 20:30
3644
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3646
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3661
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3663
3664
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3667
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3669
3670
3671
3672
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3677
3678
3679
3680
3681
3682
3683
3684
5.46sec.