チェリーボーイ
抑えきれない性欲を
解放してShakin'in the night
夜のワンダーランド
初めてのアクロバティックな泡踊り
ナット・キング・コールの優しい
クリスマスソングに ...
こどもが殺されたりした親は
なんで犯人を殺さないのだろう
こどものころ不思議だった
なに悠長に裁判なんかやってるんだ
犯人なんか八つ裂きにしたらいいのに
でもそれは
僕が勝手に空想 ...
枕元に外した
眼鏡の瞼をそっと
降ろしてやり
寝る時も髪を
七三に分けておく
空を飛ぶ夢を
四十過ぎた
今も
見る
天に向けた指の先が真白の点に触れる、その冷たさ
私は指先から凍りついて言葉をどんどん失っていく、
貴方の去り際に際して何もひとつも思えない
透明の、重く地上に突き刺さった球体が
地 ...
地に飢えた哀しみより街に住む孤独の苦しさ
古い映画を観ればすぐに涙ぐむ癖に
アフリカの子供たちから顔を背けるわたしたち
土地を追われた哀しみはすでに絵空事で
ひもじい辛さも ...
あなたがわたしのようにできていないように
わたしもあなたのようにはできていない
ひとは、物事は、それがあるべきではないようにはできていない
押しつけあおう、殺しあおう、壊しあい、奪 ...
「じゃあね。いってくるから、いい子にしてるんだよ」
そう言ってあなたは僕の手を取ると
どこかへ行ってしまった。
だから僕はお留守番。
部屋でじっとしてるのが「いい子」
...
からだブン投げて
青柿割り
咲いた
咲いた
青柿
咲いた
婆さん
咲いた
生きてた婆さんの名前 何だった
私を愛して
咲いたか
咲いたか
あの夜
...
今日もタクシーに乗りながら夜の寂しい通りを流れていく時
私の側にはステキな女性がたたずんでいた様な気がする
そんなものは ただの寂しい願いのようなものだったけれど
ガラス越しの星だけが ぼん ...
高校生のころお気に入りの詩集があった
人に優しく、という詩集だった
わたしはその詩集をずっと持っていたかったけれど
あいにく制服のポケットにはその詩集ははいらなかった
わたしにはあんまり優しく ...
声帯の下から胃の入り口まで癌が拡がっていると
入院して一週間目の兄が一本目の点滴を受けながら
病室で静かに語る
声帯が大丈夫だったことに安堵した様子で
芸大の声楽科に入って声楽家として
...
手荒れの季節
指がぱっくり
縦にも横にも口をひらく
べぇ〜っと
舌を出すように出血する
お湯も水も洗剤も
ゴム手袋の摩擦も
ハンドクリームも
痛い
美容室でアシス ...
過去など何処にもありはしない
ちょうど幼い私が失禁して
呆然と佇んだ道端の
あの豆腐屋が
とうに消えて無くなっていたように
私はいつ、大人になり
いつから老い始めたのだろう
私はいつ ...
埼玉から都内の西に越して
一部屋減った
3LDKの都民住宅
なにも家具が入ってない
下見のときは
とても とても
広く見えた
が!!!
おとな5人と成猫2匹には
狭い ...
豆腐屋で静かに足を洗う馬
さみしいと言う砂壁の砂になる
目がくぼんでゆく穴の中にこども
嫁ぎます重い方のつづら持って
嫁ぎます一番軽い首持って
紙コッ ...
夜や夜ひとつがひとつをすり抜ける
轢かれては蹴られては筆たけりけり
記憶しかないというなら冬を喰え
おのれから去る笑みこそがおのれなり ...
おそろしい緊張を保ちつつも
みすぎよすぎをしていく
自信がないといって
錠剤を買いに行ったら間違いで
気にしないのがまとも
おそろしい緊張を保ちつつも
みすぎよすぎをしていく
自信が ...
夕暮れの校庭で
少年が一人
逆上がりの練習をしている
息はすでに上がり
手のマメは破れているけれど
何度も地面を蹴り続けている
成功したところで
得られるものも
失うものも ...
――しゅるり。
白いシャツが微かに鳴いて
仄かに上気した首筋
淡い名残の花
貴方は未だ気づかぬ儚い枷
――とくり。
夜気に熱を奪われて
冷えたシャツ越しに
...
あり合わせの野菜と特売の豚ばら肉で作った野菜炒め
ちょっと辛めなのは彼の好みで
できたての熱々をふたりのお皿に取り分ける
彼はと言えば相変わらずのパソコンに熱中していて
彼のお皿にはお ...
自転車通勤がしたいと思い
16万円の高級自転車を買ったが
わたしには通勤先がない
などと今まではそういうパターンで
俺はずっとやってきたわけだが
2011年からはもう少し工夫をして
魔獣や ...
朝から晩まで年がら年中
心の病院に通い続けてる
お前はいつも楽しそうに
次々に薬を飲みこんでは
パンプキンケーキを必ず
帰り道に食ってくるよね
ティーカッププードルや
太宰やロックフェス ...
風邪を治すためなんだから
これは風邪を治すためなんだからと
周囲の人々に大声でそう弁明しながら
肛門に葱を挿入したまま往来を行くプレー
自宅の風呂である。いつから浸かっているのか、まるで思い出せない。ひだ状に醜くふやけた指を見れば、どうやら相当の間ここにいたということが分かるが、それにもかかわらず、私は、一向に風呂から出ようという気 ...
カラカラに
乾ききっててヒビ割れた
大地の上を
俺が往く往く
はぐるま
いつからずれたのか
まきもどしもできぬ
りせっともできぬ
からだにアルコールを流し込んでも
美味しくないマルボロを吸っても
何もかわらない
...
クリスマスが嫌いだ
精肉コーナーの銀皿に山積みされた固有名詞の無い丸鶏が嫌いだ
...
水の上の
白と黒の火
水に映らず
流れてゆく
森の奥を
森が動く
双つに分かれ
遠去かる
枝が描く枝
重なりのむこう
途切れた道のむこうに
...
夕焼けに照らされて
君の白いブラウスが
綺麗なオレンジに染まる
そんな素敵なピアスをしてたんだ
やっぱりオレンジに輝いて
太陽を見つめる瞳は
遥か宇宙まで見つめているようだ
...
夕方に
いつのまにかテストの点数を消しさられたって
やはり怒っていて
勝手口の裾っぽで兄ちゃんは車を壊して遊ぶよ。
ゴインゴインのシュートだゴキン! 嫉妬シット だネ!
夏の夕暮れの虫たちの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ソープランド・ボーイ
花形新次
自由詩
1
10/11/30 9:44
親ごころ
吉岡ペペロ
自由詩
0
10/11/30 9:13
入眠
ryou
自由詩
3
10/11/30 8:25
氷結する球体としての孤独
北街かな
自由詩
3
10/11/30 6:51
‥メッセージ
アラガイs
自由詩
6*
10/11/30 6:29
そういうふうにはできていない
はるな
自由詩
1
10/11/30 5:56
おるすばん
巧
自由詩
0
10/11/30 5:51
アオ柿
しべ
自由詩
1
10/11/30 5:45
ヒースロー空港の乗り継ぎで
番田
自由詩
2
10/11/30 3:41
ポケット
ニュートン、...
自由詩
4
10/11/30 2:26
明治製菓のアポロチョコレート
板谷みきょう
自由詩
5*
10/11/30 2:12
手荒れからの回想
こころゆくま...
自由詩
5
10/11/30 1:57
今日
salco
自由詩
7*
10/11/30 1:02
リビング
森の猫
自由詩
20*
10/11/30 0:22
だんだんきつくなって幕
ふるる
川柳
9*
10/11/29 22:55
夜や夜
木立 悟
俳句
1
10/11/29 22:03
みすぎよすぎ
a
自由詩
1
10/11/29 21:22
ソーダ水
たもつ
自由詩
4
10/11/29 20:46
instinct —花蘇芳—
涼深
自由詩
4
10/11/29 20:46
取り分けるひと
恋月 ぴの
自由詩
34+*
10/11/29 19:59
将来設計
セガール、ご...
自由詩
8
10/11/29 19:28
後楽園
〃
自由詩
1
10/11/29 19:28
新境地
〃
自由詩
2
10/11/29 19:27
林檎のある浴室
リンネ
自由詩
1
10/11/29 18:48
カッコイイ荒野のポストカードは売れるけど引き出物のBaumk ...
TAT
短歌
2*
10/11/29 18:46
hgrm.
ラムネ
自由詩
0
10/11/29 17:23
ジャスコに寄らなくていいように
TAT
自由詩
3+*
10/11/29 17:13
午後の辺
木立 悟
自由詩
3
10/11/29 17:01
Shocking Orange
うずら豆
自由詩
2*
10/11/29 16:42
傍
うんち
自由詩
1*
10/11/29 16:28
3653
3654
3655
3656
3657
3658
3659
3660
3661
3662
3663
3664
3665
3666
3667
3668
3669
3670
3671
3672
3673
3674
3675
3676
3677
3678
3679
3680
3681
3682
3683
3684
3685
3686
3687
3688
3689
3690
3691
3692
3693
5.73sec.