じゃあ、と言って立ちあがった。帰りがけに後ろで、短く息を吸う音がした。そういう癖があることを、わたしは知っている。ずっと前から。もうひとこと言おうとして、何も言えないのだ。
 それに気付いて、振り ...
 
 
一番星、と空を指差したきみ
その方向を見て
ほんとうだ、と言ったぼく

でもね、あれは嘘だったんだ
見つけられなかったんだよ
だって眼鏡の度が進んでいて
きみの指先を探すだけ ...
生産力が正義だった時代が明けた今は、360°エコと低燃費のパノラマ


笑うがいいさ、燃費の悪いポンコツを


少ないエネルギーで多くの仕事
そんな合言葉に唾を吐いてやるのさ

...
近頃どうよって悪友に尋ねられ
思わず恥骨の膨らみなんか押さえてしまう

去年は処女同然だったしね
あれって使わないと塞がっちゃうのかな

そんなことないのだろうけど
こころの窓ってやつは ...
よいやみの森の奥
ざわめきから発する声に
はだしで駆け出す
届かない
祈り
後悔を知ることのなかった
指が
刻んでしまった
ある言葉の意味
腕の傷は生々しく迫り
行方を知るはずのな ...
                  110103



プレート損失40ワットでは
寿命1850時間
うーむと唸りながら
真空管アンプに
電源を入れる
微かなノイズのあ ...
泣きやんだ空のゆううつ
雲のまにまに
トタン葺きの屋根屋根からとびたった
まっしろい小鳥たちのまっくろい足、足、

鎮守の丘をみあげては
向こうがわを夢見る
臥せりがちの少年の
履きつ ...
(異様な音)
触れることで繋がり、(すなわち離れ、)
空白になる背後、
ほと息を吐く。離れる。つづき。
軒先から身を離す水から
空までの道のりと。
振動の上に振動が置かれ、
...
七回目のベロベロで
昇天してしまったチミ
名前を連呼しても
意識失ったまま
唇と舌と指の連続攻撃
でも本当はホニャララを入れるのが
一番幸せ(俺はね、俺は)
自分がいかないことがあったっ ...
年が改め 日常の
また、人との関わりで
いやでも心を開いてゆく


改めて心を開き
また心に思うところを語り、
心に暖かな気持ちを抱き
また今年も生きて行く


何度でも心を ...
雑草もいなくなって
剥き出しの岩肌を
木枯らしにさらけ出して
底冷えする意地悪さに耐える
荒れ果てた大地の上に
白く化粧を施した
柔らかな新雪が
みんなで手を携えて
降り積もってい ...
autos
の、暗い
神から
分離された、半分の
もの、くだけたものが
結集して、

きみが口に
する、これは
きみの身体である、雪に
覆われた、潜み
キミは書き 続ける

日記のように
独白するように

日々のキモチを
日々の痛みを
悦びを
切なさを

あたしも
書き 続ける

この命
果てるまで

続ける
続ける ...
早朝の庭は銀世界
橙色の朝日が差し
指先にじわりと染み込みます

冷えたみかんも焼きたての餅も
いつも通りに格別です
炬燵から出るのは大変です

ここで迎えた新しい年を
分かち合いた ...
乳房に榴弾砲を仕込んだ娘が
巨悪と血みどろの闘争を繰り広げる
アクションバイオレンス超大作
俺はその原案を2週間で練り上げ
漫画家志望の友人に共作を申し出たのだが
なんかもうその手の作品はあ ...
俺はお前らが憎い
俺はこんなに不幸なのに
お前らってそこそこ幸せで
そこそこ良い暮らししてんのに
何かちょっとした失敗やトラブルで
二言目には不幸だのなんだのって
周りにそうやって言い聞か ...
きのうパパに捨てられた焼鳥弁当の
とむらいはどうしたらいいかしら
丸いっぽん残っていたつくねのぶんの
とむらいはどうしたらいいかしら

わたしはつくねのとむらいに
いったいどれだけのつくね ...
俺が就職さえすれば
丸く収まると思ってた
独立して生計を立て
両親の負担を減らせば
慢性化したヒステリーも
欠落したデリカシーも
居心地の悪い我が家の
何もかもすべてが
丸く収まると思 ...
もろくずれるようで
なみだもろくなく
ただようばかおも
しろくもろくやわらかくひかるしろへ





(2011・1・2mixi)
無料で優しさ振りまいて
存在示す自分

有料で優しさ受け取って
必死に作り笑い

生きてく中で生まれたズレが
生きてる事を証明している

無断で優しさ押し付けて
意味をつける自分
...
相方か演者募集!
今宮子供えびすマンザイ新人コンクールか ミスユニバース目指せるかた。
当方、Vo&G(♂)。
ジャンルは、ロック、ハードロック、ハーロック、林家彦ロック どれでも大丈夫です。
...
あけおめ感のまったくないこの町じゃ
センスのない僕が歩ってら
でかい荷物もって

一体いつになったら歌うんだろう君は
髪の黒さばかりを気にして
僕なんかもやっぱり平凡なので

NEW ...
人の声を求めて
深夜をさまよう
私は今どこにいますか
私は生きていますか

低い声がすき
一定のトーンで話す人がすき
嘘でも優しい人がすき

誰かがいいわけじゃない
誰でもいいわけ ...
だいたい思ってることをみんな
言ってしまえば詩になるとおもってるとしたらばか

お正月には餅と煮しめと金一封
あと薄い画面に映像たれながしだあ
それでおめでたいとおもってるとしたらばか
...
年が明けたあさ
目を覚ますと目の前に
水のたっぷり染み込んだぞうきんが
そばの油揚げみたいに旨そうな姿で置いてある

これは床でも拭けということかと
年末の大掃除のようにぞうきんを手にとり ...
どんどこどんどん
たいこはなるよ

ばあちゃんしゅうだん
おどりだす

となりのじいちゃん
さめた目で

かんじゅせいゼロの
ぼんおどりがつづく夜

うるさいところでは
しず ...
あしの爪を剥がしながら
もくもくと呪文をつくっている

ぼくは
だれにも
うそをつきたくないんだ
かたい 真っ黒な空を切り裂いて
星を落とせ

きらきら きらきら
私の夢は
きっとそこにある

一日を終えてみあげる
私はここです と
告げる空 真っ黒だけど

向こう側にある星 ...
ギターリフ
同じ音源
あの頃と
同じ音質
同じざらつき
暗い自分をかくせず だれかにみてもらうまで
はかないでいるんだ あのズボンを

右からいれて 白くなって
自分だけ思い出して 

あの人を守ろう だけど白くなって 脳みそが
脳みそが心と ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
笑ってよ小林 柳自由詩311/1/3 20:27
指先たもつ自由詩411/1/3 19:39
高燃費悲哀動力自動車「ポンコツマン」啓発者自由詩1*11/1/3 19:35
初春のひと恋月 ぴの自由詩21+*11/1/3 18:57
トリル石黒あきこ自由詩311/1/3 14:58
ヒートテックに花束をあおば自由詩8*11/1/3 14:29
冬の日の即興2あまね自由詩1211/1/3 13:48
秋の日tomoak...自由詩2*11/1/3 12:48
乙女チック花形新次自由詩0*11/1/3 11:19
雪だるまの心……とある蛙自由詩7*11/1/3 10:56
大地寒雪自由詩311/1/3 9:29
きみが口にするこもん自由詩611/1/3 9:22
続ける・・・森の猫自由詩8*11/1/3 6:24
よろこびのnick自由詩1*11/1/3 5:29
食べるラー油を浣腸するのはやめようセガール、ご...自由詩111/1/3 4:03
前園自由詩611/1/3 3:52
つくねのとむらい因子自由詩4*11/1/3 3:42
呪詛セガール、ご...自由詩3+11/1/3 3:34
しろ阿ト理恵携帯写真+...5*11/1/3 3:09
悪魔が混ざってる逆鱗社長自由詩311/1/3 2:34
メン募北大路京介自由詩9*11/1/3 2:30
新年udegeu...自由詩0*11/1/3 0:58
蒼い爪ゆず自由詩2*11/1/3 0:41
ばかはるな自由詩211/1/3 0:15
正月はどこか饂飩に似ている木屋 亞万自由詩4*11/1/2 23:56
HUKUBONskc自由詩011/1/2 23:54
しびれた手と足で描く半円、いびつな夜もようはるな自由詩111/1/2 23:39
きらきら星朧月自由詩311/1/2 23:14
それでも今尚胸を撃つとか何だったらファウルじゃありませんか?TAT短歌1*11/1/2 22:55
はな十二支蝶自由詩211/1/2 22:47

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