白いツツジが咲いていたのです
心が浮くような甘い花です
ゆたりと喉を伝う蜜の香り
小さな手をべたべたにして
そのままスカートにしがみつこうとするから
よく貴女を困らせまし ...
太陽が地平線と出会い
辺りは薔薇が搾り出した
真紅の情熱に包まれていく
火照ったブランコに
ぼくときみは座って
目的もなくただ前後に揺られて
軋む錆びた鎖の金切り声を聞く
浮かん ...
今日も夜の眠りに落ちた
俺は 生きているのだろう
いつもそんな気がさせられた
街の中を流れている
俺は自分ですらなくなったのだ
こうして 流れる光を 見ている
俺は立ちつくして ...
なう
君が例えば悪人であれ 分かりっこないんだ
それと同時に 君が秘めてる悲しみとかもね
友達だと思うよ そんな曖昧な感じが落ち着くね
君も僕もきっと 踏み込まれたくない領域を持ってるから ...
かはかし
かばはばかし
ししはししし
ねこはこねし
いぬはぬいし
うまはまうし
くまはまくし
りすはすりし
かめはメカし
やぎはギアし
わしはしわし
くまはまくし
わにはにわし
たかはかたし
うはう ...
あの頃もケント今もケント
...
相模原から来た女の子に、
相模で最大のスターは、
ジャイアンツの原辰徳親子なのかと聞くと、
そうですということだった。
そうゆうどうでもよい会話を、
さばさばとするその子は、
ぼく ...
いつも悩んで火照る心の奥の奥
冷たい指でなぞってくれた
あんなに優しく噛んでくれたのは
あなたが初めてだったから
痛む核ををさらけ出すのは
あなたになら食べられてもいいから
冷たい指の腹の感じが
忘 ...
みどりの心臓へ
かんねんしろが
にじみいる
(2010・12・13mixi)
小指が気になる
今日この頃
なんかいいな
かわいいな
遠くでも
よく見えてたから
寂しくなります
(不思議な話)
...
ひと目星をみるために
今夜も出かけてゆくのです
雨がふってる空は濡れてはいない
窓のうちっかわには
平和があるというのに
こうして出かけるのです
まるで外にある宝物しか
受け付けない ...
もどかしい もどかしい
胸を衝くこの感情すら
言葉に出来ないなんて
信じられない 頭が回らない
不安だけが
言葉を超越して
知らない 知らない
狂ってしまいそうなほど
わからな ...
1階のショウ・ルームには巨大なマシーンが
腹這う竜さながら何台も展示されている
合衆国とドイツの工場から空輸された
これら封入封緘機は全国津々浦々に納品され
封入された郵便物が各世帯に届く仕組 ...
人は誰でも自分の話を
聞いてくれる人を
求めている。
自分の存在を
受け止めて欲しい。
相槌を打って
目を見つめ合って
あーそうなんだと
繰り返してくれる。
聞き上手
相手 ...
生きる事イコールそれは痛む事ひとりぼっちで苦しむ事だ
父親だけではないのです
自分との繋がりを
こころのどこかで疑ってしまうのは
「おかあさんのおなかから
あなたはうまれたのよ」
あたたかい腕に抱かれながらそう聞くと
母親と自分の繋がりを ...
この糸の先に繋がるのは、君?
それとも
貴方?
手繰り寄せても、見えないの
愛しのひと
教えて? かみさま。
温められた皿が食卓に置かれている
「私を彩って。そして汚して…。」と
上気した白さで語りかけてくる
アンティパストでは物足りないと言いたげな光沢で
ゆるやかなフォルムの輪郭を際立たせている
...
薄く雲を伸ばした空
遠く無垢な空
一塵の風が 木の葉を舞い上げて
それを見事に 汚した
浮力を失して 滑空する枯葉たち
その一端を 引き取る
何百何千の一端 ...
ゾウさんの鼻先あたり
あるべきものが無いというか
腰の高さでぐるっとフェンスに囲われていた
ご丁寧にも幼い好奇心を遮るシートまでかぶせてある
わざわざペットを囲いのなかへ入れて
おし ...
ぼくはいつも作業服を着ている
田舎ではみんなそうだったし 何の不自由もない
社名の入った制服 オフの日でも安全靴
それがぼくの正装だ
そんなぼくの格好を 都会の君は嫌った
ある日 一 ...
ドーナツはだれにでもあるもん
べつに朝から信じてないわけじゃない
ただのドーナツなだけだから
すこしねじれたドーナツなだけだから
あなたの忘年会にいちゃもんをつけたのは
...
アイツはこびとのいきのこりだ
おおきななりをしているけれど
アイツは正真正銘のこびとだった
こびとは可愛いことと拗ねることが仕事だ
だからアイツのことは気にしないで
アイ ...
テディベアになりたい。そこにいるだけで、なんの役にも立たないような、そういうものに、なりたいと思う。
どんな事が起きても、動じず、無表情で、ぼんやりと、花柄の壁紙を眺めていたい。そんな風に、何年 ...
ぼくは いつも何よりも 彼女のことが たいせつで
ぼくは 彼女を愛してた
ぼくは 彼女を愛してた
彼女の望む幸せが 叶えば良いと 叶えば良いと...
...
お前が私の頭に触れることは
玄関で靴下まで脱ぎ、放ったあとの
一つの儀式だった
おい、納豆の匂いがするぞ
八歳の妹は部屋から顔を覗かせる
お前はその頭も追うのだけれど
...
振りほどく袖をつかんで 引き寄せる
下唇のふくらみに 歯を立てて
白く滑らかな顎を 伝っていく鮮血
この乾いた舌で 舐め取りたい
柔らかく包む幸せを 剥いで
あなたを守 ...
僕は
溶けてしまおうかと思う
うすく藍色に染まりゆく空に
くっきりと影を濃くするビルの形に
電車の窓から
ほのかに浮かび上がる明かりに
我知らず笑んで
僕はまだ
人らしくあれた ...
大人は全然わかってないんだから
そんな風に思っていた
子供のころを覚えている
だから今
わが子と向き合うとき
大人になった自分と
子供のころの自分
どちらを優先させようか
ゆらゆら
...
ふいに終わる日
規則と壁の絵
路から径
灯と声の重なり
角から角
持たざる夜に
ひとつ わたす
棄てられた標の山を
風は昇る
地と空の雪
むすぶ波
真昼の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
華と蜜
相馬四弦
自由詩
0
10/12/14 7:39
その日まで
寒雪
自由詩
1
10/12/14 7:25
白見れば祈り輝く地球上
番田
自由詩
2
10/12/14 2:17
なう
itukam...
自由詩
2*
10/12/14 0:48
どうぶつくらし
阿ト理恵
自由詩
4*
10/12/14 0:35
あと煙草の106番をひとつ下さい
TAT
自由詩
2*
10/12/14 0:28
相模大野の女
はだいろ
自由詩
2
10/12/14 0:10
センス
少女A
携帯写真+...
1
10/12/14 0:00
ふゆ
阿ト理恵
携帯写真+...
3*
10/12/13 23:36
_
牛
自由詩
3*
10/12/13 23:28
忘れ星
朧月
自由詩
4
10/12/13 21:37
やまい
水穏(みおん...
自由詩
1*
10/12/13 21:34
インサーター
salco
自由詩
5*
10/12/13 21:34
話しに耳を傾けてよ
ペポパンプ
自由詩
4*
10/12/13 21:33
ひとりでできるもん
TAT
短歌
6*
10/12/13 21:04
子供は身体で世界を、あなたを計り知る
明楽
自由詩
2
10/12/13 20:42
運命なんて知らないけど。
愛心
携帯写真+...
2
10/12/13 20:39
メインディッシュ
渡 ひろこ
自由詩
19*
10/12/13 20:29
秋 あるところ
元
自由詩
0
10/12/13 20:10
砂上のひと
恋月 ぴの
自由詩
19
10/12/13 20:09
靴
アマメ庵
自由詩
4
10/12/13 19:22
ねじれドーナツ
吉岡ペペロ
自由詩
3
10/12/13 19:05
こびとのいきのこり
〃
自由詩
1
10/12/13 18:36
テディベアになりたい
光井 新
散文(批評...
1
10/12/13 17:19
空飛ぶ潜水艦
北大路京介
自由詩
9*
10/12/13 16:24
失くし物
山中 烏流
自由詩
6*
10/12/13 15:51
独り占め
凪ぎ
自由詩
0
10/12/13 15:09
夕暮れ
由志キョウス...
自由詩
2
10/12/13 14:01
親心
明楽
自由詩
1*
10/12/13 10:01
ひとつ はずれ
木立 悟
自由詩
2
10/12/13 9:37
3651
3652
3653
3654
3655
3656
3657
3658
3659
3660
3661
3662
3663
3664
3665
3666
3667
3668
3669
3670
3671
3672
3673
3674
3675
3676
3677
3678
3679
3680
3681
3682
3683
3684
3685
3686
3687
3688
3689
3690
3691
加筆訂正:
家族ひじり
/
salco
[10/12/14 0:24]
脱字1文字挿入
5.44sec.