鈍器で殴打し続けて骨に空く孔のような
錆びた鋸で引き続けて引きちぎれながら切断された腕か脚の断面のような
嘔吐されたあと風に冷え道に汚れて黒く濁る動脈の血液のような
脳味噌は日常の ...
{引用=
夜は閉じちゃった
漆黒を
塗り上げて
本当の夜はもっと
隙間だらけだったのに
閉じた夜の向こう側に
隠れちゃったお姫様
キミにはきっともう会えないからね
キミの好き ...
言葉は頼りなくて
破って捨てた小説のページより
はらはらと毀れ落ちた
空は曇り
誰かの悲しみでいっぱい
膨らむ風船を
突き刺す
針の先ばかりを
持ち合わせて
優しく壊れないよ ...
I love you がいえない僕の
手を取り、散歩に出かけた
この花はヒヤシンス
この花は風船蔓
寿司を握ってあげたら
すごく喜んでくれた
カラオケでは87点を出し
ウィンドウショ ...
失われてゆくのは
流れ去る時だけではない
人の姿も知らぬ間に失われてゆく
まるで風の吹き抜けてゆくかのように
私の目の前にあなたがいることに
慣れすぎてしまっているから
...
息も凍る 寒い夕
その仔は
少し積もった 雪の上に
ちょっこり乗って
ふるえていた
雪よりもグレーがかっている
もう
鳴くチカラさえなえている
そっと
手につつんだ
...
眠気を感じながら
書き連ねる言葉は
ピントがずれている
のに心地よいのは
何故だろう
責任転嫁できるからか
だいたい何への責任か
そもそも誰に転嫁するのか
ぼんやりした頭で
意識が飛 ...
不磨の泥へ あたたかなむをなげいれる
欲に降りたくまとあみに下りたみかす
NHさんの訃報に接して
「こうしん君こうしん君、今朝のニュースみた?」
わたしの友人・若きマルクス主義者の、彼谷行進(
かなたに・こうしん)くんのアパートのドアを叩いた。
こうしん君 ...
そまつなといき
わたしは
うちすてられた
てをほどく
あぶく
とぎれ
やわらかなみず
そっと
くちて
みなそこ
海苔巻きスダレを買って
マージャンして
すし作って
ワンツースリー
特殊技能を持った奴に
頼む
皆で作ろう友達の輪
愛擦友
体力がついた
やる事が早い
四葉のクローバーが
...
回送列車には
誰も乗っていなかった
けれども目を閉じると
そこには
乗客がいるような気がした
家に帰ると
誰もいなかった
けれども目を閉じると
まだそこにいるような ...
きょうはなしができたから
こんどのみかいで
さそう
いっしょにえいがにいこうと
到達出来ない極みがある
それは遥かなる山上の氷のなかに咲く花のように
近づこうとして
近づいてはいけない
わたしは、
ビニール袋を口にあてがう過呼吸症候群患者のように
こと ...
雨が降ってきた。"hamburger lady"がやってきた。雑草に露の湛えられた音が、道路工事のピストン音と重なりながら、ビルとビルの間の路地から聞こえる。雨が降ったのだ、と机の ...
初恋のつめたい指先冬のみち
さびしさにレモン投げたい冬の空
小鳥らはだれのために泣いてるの
初恋は曲がりくねって青白く
宝石のように輝け遠い未来 ...
テレビ放送を後にして
二階の部屋から そっと屋根に上がる
両手を組み合わせて
ベントラー ベントラー と祈る
星空の彼方から
ユーホーが くるはずだった
それは極秘情報であり きたとし ...
プラットホームのベンチで私は友人と会話をしていたのだと思う
ひとりは男で、ひとりは女だった。彼等は20代後半で、私は彼等と映画の話をしていた。
それはひとりの男が電車内の椅子に座り頭を両手で抱 ...
じいちゃん戦争に行った
ただの農民だったのに
軍服を着せられた
私には
じいちゃんに何があったかわからない
わかっている事と言えば
セレベス海にて戦死
享年27歳
カート・コバーン ...
尻尾上げいつき丸出すヒト科がか?
牙も無くヨダレ口臭ズリと糞
散歩だと 四足に失礼 蛇蝎だろ
円周をぐるぐるぐると何処へ行く
歩けども万年床の面積か
指五本 十年一日数え唄
吉本に小泉イツ ...
河に飛び込み死にきれず
首を縊って縄切れて
手首は切る部位無くなって、
やはりその日も死にきれず
昨日も一日長く生き
今日も一日長くイキ
明日も一日生きるのだ
死んで花実が咲 ...
少女の瞳輝かずただ光るのみ
さかしまを覚えし稚児の祝詞かな
箱入りの折り目正しく折れ曲がる
浜のすな浜にあらずと身投げせり
水中火ありとあらゆるものを見よ
墓碑銘は裏返る ...
女であらむとすること
男に対し、
性的対象としてこちらを見得ない少年を除外した
男という男の全て
青年、成年、中年、老人にさえ
醜い青年、醜い成人、醜い中年男、醜い老いぼれに対してさえ
女 ...
夢でみた女を殺す夢をみる
如何しても女が写るレントゲン
冷蔵庫おんなをふたり呑んでいる
咳をする児の背を撫でる薄い影
黒煙と白煙ときみ鯨幕
親心優しく結わう鬼の面
...
どこまでも広がる色彩こたえなき色彩
闇さえも色彩のなかにある
彼の描く世界は、
本当はどこにあるのか
見る者はその答えを探しに
際限ない色彩の旅に出る
彼が描くすべての色彩の背中に ...
いつもそこにいる
あたしのこころとおんなじだ
あたしのこころはいつも
あたしのそばにいてくれている
東郷公園よこの坂道
そこをすっとくだってしまうのは
いつも惜 ...
道路を丸めて食べる
どうしたら草の音みたいに
生きることができるのだろう
曲った色鉛筆
間違えないように覚えた言葉
値札の無い指の軌跡
並べることばかり
いつの間にか上 ...
あの絵画
王と王妃になる
複雑な視線の交差が生み出す
捕らえきれない空間に身を置く
ひとつの快楽
あの絵画
カメラを覗いたように思える
何気ない日常のはずが
静謐な空気を帯び ...
ほめられることが少ない子どもでした
目立たない子どもでした
選べない子どもでした
得られないとあきらめていました
うらやむこともたくさんありました
少し
たくさん
泣いたこともありました ...
{取消=
目を開けたら何かがそこに立っている気がして
強く目を瞑る
突然シンクが音を鳴らす
暗い部屋に低い音が反響して足元から冷たくなっていく
そろり、と薄目を開けると
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
生まれたての詩人たちへ
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
11/2/7 0:54
夜から髭が出るのを待っている
真島正人
自由詩
3
11/2/7 0:49
裏切り
さき
自由詩
2
11/2/7 0:01
そしてバラを持って立っていた
ペポパンプ
自由詩
3*
11/2/6 23:56
失われてゆくのは
折口也
自由詩
1
11/2/6 23:53
白い仔
森の猫
自由詩
5*
11/2/6 23:42
意味なんてない意味なんて
kauzak
自由詩
4*
11/2/6 23:33
鳴子
十二支蝶
自由詩
0
11/2/6 23:27
<閑 話 休 題> 4 NHさんの訃報に接して
るか
散文(批評...
2+*
11/2/6 23:22
水底
杳
自由詩
1
11/2/6 23:03
リーヅモピンフ
ペポパンプ
自由詩
2*
11/2/6 22:13
回送列車
小川 葉
自由詩
5
11/2/6 21:57
順逆 二門あり
6
自由詩
0
11/2/6 21:35
『氷のなかに咲く花』
あおい満月
自由詩
4*
11/2/6 21:25
hamburger lady
ehanov
自由詩
1*
11/2/6 21:06
冬(一)
青色銀河団
俳句
3
11/2/6 20:51
未確認飛行物体
砂木
自由詩
8*
11/2/6 20:37
something wrong_01
ehanov
散文(批評...
1
11/2/6 20:29
戦争は終わっていない
小川麻由美
自由詩
5*
11/2/6 20:20
[zi:] (ズィー)
salco
川柳
1*
11/2/6 20:05
長寿ー生き残り−
……とある蛙
自由詩
10
11/2/6 19:44
箱入り(習作十句)
古月
川柳
0*
11/2/6 19:08
おミズ鉄則
salco
自由詩
3*
11/2/6 19:07
憑きもの(習作十句)
古月
川柳
0*
11/2/6 19:06
カンディンスキーの色彩
あおい満月
自由詩
6
11/2/6 17:15
東郷公園よこの坂道
吉岡ペペロ
自由詩
9
11/2/6 16:51
手渡し
たもつ
自由詩
17
11/2/6 14:22
はじまりの14才
小川麻由美
自由詩
1*
11/2/6 14:10
少女期
朧月
自由詩
5
11/2/6 13:30
プリオン
士狼(銀)
自由詩
2+*
11/2/6 13:25
3637
3638
3639
3640
3641
3642
3643
3644
3645
3646
3647
3648
3649
3650
3651
3652
3653
3654
3655
3656
3657
3658
3659
3660
3661
3662
3663
3664
3665
3666
3667
3668
3669
3670
3671
3672
3673
3674
3675
3676
3677
4.89sec.