人数分目的詰めた高速バス 午前3時をしずかに滑る


自分でもうるさいくらいにきみのことばかりを想う夢でも想う


このバスはしかくい博多 「そうたい」が飛び交う新宿駅南口


新 ...
デパートの窓辺から幼な児達が歌っている
「あわてんぼうのサンタクロース〜、クリスマス前に〜」
僕も知っているから
この歌は何十年前から歌われている

コンビニエンスストアの店員が
...
長かった闇のトンネルも
出口はあるようだ

微かな光が目の前に一点


何度途中で
「闇の中で死んでも構わない」
と諦めかけただろう

やっと

やっと。


さあ今 ...
犬が笑った

そんなことは思い込みかもしれない
それでも事実目に見える形でしか説明されない多くのものを投げ捨てるけど
不確かな現実はうやむやなまま流された
犬は僕を見ているのではないかも ...
   
音もない暗がりは
言葉のない世界だ

言葉のない世界とは
そう簡単なものではない

あらゆる感覚器の受容体の
スイッチをオフにして
体験する世界
とらえようのない間
対 ...
よしたあとでみつめて
うつしそびれたのどかなあおを

石の空にこすりつける
指が汚れて

しかたないとふきとる
雨が来ない

ぱちと さえぎる
空腹の火種

湿りに破れていく草 ...
出来て100とかそこらの歳で
わかることなどたかがしれてる
齢(よわい)40でまだヒヨッコの
おれはそこそこ幸せもんさ
冬の木枯らし部屋までしみて
だけど雑事はカタつきぎみ ...
 
 
病院の待合室で
ヒマワリたちがソファーに並んで
自分の名前が呼ばれるのを待っている
けれどヒマワリたちには
個別の名前が無いので
何時まで経っても呼ばれはしない
ヒマワリは次々 ...
ごかいはどこかしらん





(2010・12・12mixi)
今日の日曜日は、昼と夜と、
ダブルヘッダーで予約してたけれど、
昼の女の子は、急に生理になったとかで、
キャンセルになった。

お昼から、プラモデル作りに熱中してしまい、
部屋はシンナ ...
習慣性流産を繰り返していたのに
なんという迂闊さだったのでしょう
半世紀 経ったいま 
やっと気がつきました
物置の奥で埃をかむったままの
ひびわれたトロフィーがあったことに

あぁ ウ ...
神様神様神様
あたしの足の裏に
ずっと地面を 
地球をくっつけておいてください

あたしの足で
どこへでもゆける可能性をください
あたしの足で
ふんばる力ください

背中に羽がはえ ...
「ねえ、キンモクセイって何?」
 テレビから聞こえてきたのは、キンモクセイ、というはじめて耳にする単語。形も香りもなく、音楽のように心地よく響く単語だった。
「木星と金星がぶつかってくっついたん ...
記念式典
歩道の上に
人の大きさほどの
鉱が置かれる
式典が終わり
鉱は五つに分けられ
そのうちのいちばん小さなものが
あやまって溝に落ちる
あわてて拾 ...
この翼に抜けかかった羽根の
無数にある感覚は
人類なんかにゃ解かるめぇ
いっそ全部抜けるまで羽ばたきたいぜ
今部屋の中でやったら
大ひんしゅくを買うから
どこか高いビルの屋上まで
えっち ...
そこから
中央に
丸い石を並べた
ネックレスのような道があって
豊かな膨らみを二つに分けるような
多分の道
人々がその橋を渡る日もあった
お年寄りとか カップルとか
呼吸のために
水 ...
雨に濡れたアスファルトに ネオンが照り返す

オイルが漏れ出したギラつく夜道に 薄汚れたハトが小さな影を落とす

乾いた安全な巣は 古いビルと一緒に粉々さ
さ迷ううちに 連れ合いも死んでしま ...
でっかいチンポの
ナカイさんは
いつもみんなの羨望の的
でもその年の
クリスマスの日
サンタに扮装した
(バイトでサンドウィッチマンをやっています)
ヨシダさんは言いました

暗い夜 ...
眼差しの消失点へと駆けていく
中身のない信仰を抱えた踊る胸
爪先に跳ね上がる泥も
大地に繋ぎとめられない楔
芥にも成れない
逆さまに回る壊れた時計の
文字盤に白と黒の鉱石を並べて
連 ...
わたしたちは生きのびて
また
残された年の
とびらが閉まっていく


精霊たちもねむる
誰もが永遠をくちにする夜
そとは降りはじめた



落ちるほどに白さをます街は
いつ ...
ねぇ
あの島の海燕の卵を捕りにゆくから銃を貸してよ
登れない/切り立った崖の/そのまた崖の窪みに巣はあるから
自動小銃で煩い親鳥を乱射してやるの
海燕の卵なんて食べたことない ...
君の声を
聞いた瞬間…
君に何か
あったと
分かった…

悟った訳じゃない…
前と同じように
君の声が…
悲しみを
伝えてきたんだ…

相変わらず
君の発する言葉は…
強が ...


クリスマスが近くなり、トイレに塞ぎ込めばつい考えてしまう
洋酒のラベルを見ると!クリスマス ! とは言わずに !レミオロメン !と言う奴がいた 。
気前はよかったが、おかしなこ ...
縫合する。
離れてしまったものを無理矢理縫い合わせる。

赤い糸。
結ばれなかった片割れを捜している。

白い糸。
一つだったはずの肌色を引き寄せて。

黒い糸
溶けた場所から壞死 ...
ささやかな夢に押しつぶされて
子供が
悪臭をたたえている

湖の表面では
脱ぎ捨てられた衣服が
藻の振りをして漂っている

明日
踏みつけるべき小さな草花を
今日踏みつけて道を作り ...
あたりまえの朝を
あたりまえに迎えることを
あたりまえだと思っている
おめでたい自分に
ときどき気づく

あたりまえのベーコンエッグに
あたりまえのソースをかけて
あたりまえに頬張るだけの
おろかし ...
中二のころ収容所から脱走した

それを手引きする職員たちがいた

彼らは所内の精神科医と組んでいて

じぶんたちの理想を僕を使って実現しようとしていた?

理想といっても収容所に限る世界

ボーリング ...
こころざしが低いのだろうか

こころざしが弱いのだろうか

じぶんすら型にはめれていない

愛している・それだけなのにだ


ひとをぼくの型にはめてしまう

それがどれだけ正しくても

そうしてしまえ ...
星の瞬きがまぶしすぎて
僕は目の前から続く
舗装の荒れた道路を見失った
これからどこに向かうんだろう
どうしようもなくなった時は
地べたに腰を下ろして
不細工に微笑む月を眺めて
...
一次会で帰ると言ったのである
もともとお酒に弱いうえに年である
記憶がないという事もあるので
人に迷惑をかけないうちに
体も楽なうちに帰ってくればいいのだ

そろそろ終わったかな
なんな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
やっつ、新宿でおもうのうたはちはちよん短歌510/12/13 2:18
慌てているのさうめぜき自由詩010/12/13 1:51
ヒカリ蒼井真柚自由詩110/12/13 1:40
遠藤杏自由詩4*10/12/13 1:29
言葉の墓標シホ.N自由詩110/12/12 23:55
野良砂木自由詩6+*10/12/12 23:18
口上ホロウ・シカ...自由詩2*10/12/12 22:40
ヒマワリ病院たもつ自由詩610/12/12 22:32
つん阿ト理恵携帯写真+...3*10/12/12 22:32
おまけの女はだいろ自由詩210/12/12 22:07
時の溜まり場(七)信天翁自由詩010/12/12 21:40
地球に乗っかって朧月自由詩210/12/12 21:39
金木犀と綿が舞うような01散文(批評...110/12/12 20:59
ノート(47Y.12・12)木立 悟自由詩310/12/12 20:24
molter Ⅱ黒い翼自由詩010/12/12 19:58
夏の公園いてゆう自由詩510/12/12 19:52
命のブルースいねむり猫自由詩210/12/12 19:21
デカマラのナカイさん花形新次自由詩010/12/12 18:49
キセキ高梁サトル自由詩5*10/12/12 18:48
聖夜月乃助自由詩11*10/12/12 17:48
海燕の巣アラガイs自由詩3*10/12/12 17:47
そうじゃないんだ!顎長三日月自由詩010/12/12 17:24
レミーマルタンアラガイs自由詩1*10/12/12 16:53
『縫合』東雲 李葉自由詩1*10/12/12 16:03
ささやかな夢に押しつぶされて真島正人自由詩3*10/12/12 15:48
あたりまえnonya携帯写真+...8*10/12/12 14:14
脱走吉岡ペペロ携帯写真+...410/12/12 14:13
愛の型携帯写真+...310/12/12 13:42
考えなし寒雪自由詩110/12/12 11:03
さて砂木自由詩4*10/12/12 10:02

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加筆訂正:
指先で語られる人生悲話/涙(ルイ)[10/12/12 10:35]
12/11 タイトルと内容を大幅に改稿いたしました
5.27sec.