雲を問う風のゆびさき振り向いて頬をかすめる秋はひそかに


かなしみもよろこびもただ共にあれいとしいといってまだ青い林檎


まなざしに目を手のひらに指かさね日々を夢みる風さえつれて

...
人は悲しさをばねにするのですか。
そう女子型ロボットの峰子さんに言われたので、いいえ、と答えた、
峰子さんは不思議そうに、じゃあ何をばねにするの、と理由を求められたので、
悔しさです、と答えた。 ...
自転車を猛スピードでこいでしまう
毎日の生活がある

自転車をゆっくりゆったりと漕ぐ
あきらめとゆとりの生活がある

ぼんやりと歩く散歩の中で
見えてくる気づきがある
気づいてしまう
...
きみと
いっしょ
たのしい
はず
なのに
いることが
とても
くるしい
きみの
わらいごえが
ぼくの
こまくを
やぶる
きみの
しせんが
ぼくの
りょうめを
...
むつかしーこたぁわかんねー
ときたら
むつかしくねーことも大体わかってねーもんさ
傷ついてへこたれて
頑張れやれそれとあんたらはいうが
富豪に便所紙の心配されてるよなもんだ
不足の根源 ...
そんで二人してどっかの遠くまで歩こうぜ
寒いのも我慢して
眠いのも知らんふりさ
彼女の手を引いて
一人ぼっちで伸びていく
一人ぼっちで干からびていく

河川敷でむつかしい顔して
ち ...
いざかこうとしてもなにも思いうかばない
やっとかきおえてはしたをむくだけ
なにもできない なにもやりたくはない 
自分のために泣いてはだめだ 今日はどうこらえてやろう そればかり

いつだっ ...
ぼくらは
いちども
愛してるよ
好きだよ

言い合ったり
していない


多分
私の片思いだから


ぼくらは
いちど
またねという
さよならをした


だ ...
君の手のひらの
大きさと
あたたかさと
少しの戸惑いが

わたしを少しだけ
女の子に
してくれたよ
君と会うため
黒服を着た 男たちをさけて
繁華街をライブバーへ向かう

半年ぶりに会う君は
また ひと回り細くなっていた

バーへ入り君を目にして
ハグし合う

いつもと同じ
申 ...
 拾った聖教新聞の革命に揺れる朝、私はバッタリと出会ってしまった。何にって?そりゃ、1メートルはあろうかという、ポルチーニ茸だ。1メートルのポルチーニ茸。君らが考えている以上に遥かに圧力がある。私を威 ... 君は無限回廊の出口を知っていた
羽根の生えた魔法使いは反則さ
八百余りの消しゴムに包まれて、
君は消えなかった
どうやって眠れない夜を過ごしたんだい?
走り去った十代とか、
逃げ遅れた純情 ...
君にも誰にもセリフもなくした
一人になるのなら 気楽な物だけど


とてもお笑いだろう
僕は疲れた
とてもひどく疲れているわけ


憂鬱に嫌悪感が増してきた
夢の中の寂しさとい ...
 
 
ばかは
しななきゃ
なおらない
ということは
ほんとうのことだ

ああ
あのひとのことね
とおもってる
あなたのことだ
 
 
ことのあとの、
厚切りしお揚餅を口に放り入れ、
きょうの失敗をまた噛み締める。

このごろ、
呼ぶ女にがっくりすることが多いので、
月のはじめは、どうしても、
ストライクを取りに行き ...
ごめんなさいね セバスチャン
こんなわたしで
もう かくれんぼはおわり
でてきておくれ セバスチャン
α(亀裂の称号)を せめて抱かせて

セバスチャン
ほら きいて
サイレンはやんで ...
強い日差しの中で私は夜を待っていた、冬の日差しは針が降るみたいに痛い、街道の終わりのバス停のベンチに腰をおろして夜を待っていた、成長期を逃した年頃の娘のような顔をして―それは実際にそうだったのだけれど ... 風が泣いている 凍りつくような音をたてて泣いている
真冬と言う 洞窟の中で叫んでいる かのように

フロントガラスのバームクーヘン
スターターの理由など 間に合う筈がない諦め半分 必 ...
タンポポの花が黄色で
綿は白で
葉は緑

おばあちゃんの
シルバーカー
背中を丸め
休みながら
歩いていた。

話を聞いて
相槌うった。
おばあちゃん
苦労したんだね

...
…この夜の静けさは
かぜがつめたいんじゃない
ぼくのゆびさきのそのさきに伝わる赤い血がつめたいんだ …
北へ向きを変える_________ 季節はなにもうちあけてはく ...
良心というものを売った日は、空には雲ひとつない晴天で、行楽日和というべき日であった。
そもそも、私は良心というものを必要とはしていなかった、
生きていていままで、ひがみやねたみしか覚えなかったし、 ...
 
 
瞬きが景色をつくる
壁面に反射する光
戻ってくる
街路樹の梢たち
人々の独白は
磁器を数える単位となり
いつまでも終わらないので
扉は貧しい影の所有者となる
そして形はいつ ...
輝いていた日々が
走馬灯のように
頭をよぎり
闇に消えた

積み上げた積み木が
崩れ去った。
泣いた。泣き明かした。
神様はいないと思った。

天から命の雫が落ちてきた。
もう一 ...
パチンコ玉いっこ
あいつのおきみやげ
シーツのうえ
ぎんぴかり
パチンはじいて
ゆびいたかった

てのひらひらいて

むすんでぬすんでチンコ玉

チンこんやつきありて
たまたまのまたがおこしに ...
はねるはじから

ためゆく



ころがるさきに

うさぎの穴あり





(2010・12・8mixi)
白線が
電車で顔を擦られ
風が吹いて
月を食べる
あご紐
だめになっていく体のリズムの変調が
自分には一番良く分かる
画面がフラットになり
肩車をして
新聞を逆さに読んだ
朝が来る
冬が来る

『やべぇなぁ、、』って実際に

発声をする

白いパジェロ
★☆★ 法律大魔王から15度目の最初のお達し ★☆★

●自作のショートギャグを楽しむスレッドです。誰でも参加OK。過去ログや、
まとめサイトのパターンを参考に、面白いネタを考えてここに発言して ...
クツクツ
今日もおばあちゃんの
料理が香ってきた。

お鍋を焦がさないように
火の加減をして
いつもお腹が減ってきた

おばあちゃんの味は
お母さんの味
私の味

おじいちゃん ...
あたが好きて言わんけん
おりが好きて言わなんたい

※熊本弁で
あなたのことを「あた」
自分のことを「おり」と言います
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
風のゆびさき石瀬琳々短歌5*10/12/9 13:40
峰子さんモチヅキゼロ自由詩310/12/9 12:08
が ある佐和自由詩1110/12/9 12:01
きみといっしょ寒雪自由詩010/12/9 9:36
どのみち竜門勇気自由詩2*10/12/9 6:58
過去 未来 河川敷 黒くて寒いでたらめ自由詩1*10/12/9 6:31
_十二支蝶自由詩010/12/9 5:10
アカイイト?こころゆくま...自由詩710/12/9 3:18
手のひら自由詩11*10/12/9 3:02
壊れているのは僕だ森の猫自由詩20*10/12/9 3:00
イエスと脳科学ネハン・フラ...散文(批評...010/12/9 2:53
言論の自由経済自由詩1+10/12/9 2:52
スネアドラム番田 自由詩110/12/9 1:51
アンテナ小川 葉自由詩110/12/9 1:49
二度目の女はだいろ自由詩210/12/9 0:26
セバスチャン乾 加津也自由詩5*10/12/9 0:20
毒虫ホロウ・シカ...自由詩2*10/12/9 0:10
シバレテフユ ひより自由詩110/12/9 0:04
ダンデライオンペポパンプ自由詩4*10/12/8 23:57
あかぎれアラガイs自由詩2*10/12/8 23:56
ほこりと夕日モチヅキゼロ自由詩310/12/8 23:47
成分分析たもつ自由詩310/12/8 23:45
天は与え給うたペポパンプ自由詩4*10/12/8 23:14
パチンコ玉阿ト理恵自由詩5*10/12/8 23:00
行方不明携帯写真+...2*10/12/8 22:56
ひもいてゆう自由詩410/12/8 22:51
帰路TAT短歌2*10/12/8 22:09
エリオットしとりあそび(15)過去ログ倉庫10/12/8 20:54
ばあちゃんの味ペポパンプ自由詩2*10/12/8 20:32
クニの言葉で一 二自由詩210/12/8 19:11

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5.39sec.