counting dead bodies like rams to the rhythm of the war bells.
汝見過ごすこと無かれよ
憂きものの坩堝
この平坦な砂礫をこの虎 ...
かたちを見つめる

虚無がしずかだ

茶室に作法がこだまする

石庭の顔いろで

抹茶が飲み込むデスマスク

宇宙の鈴の音を聴いている

エイトビートのピアノ鳴る

声が消 ...
すらっとした
チノパンの下に

君は
ポンぽこりんを
かくしている

家に帰り
手を 洗い
メガネをはずし
スウェットに着替えると

あたしの待つ
おこたの隣りに
座る
...
〃鼠さん
鼠さん
(ゴミ袋
憂鬱だなこの季節
白いドレスあげるから
マッチでハートに火をつけて
)森に
山に突撃しておくれ
〃ごそごそ〃
ごそ〃とゴミ袋
ティッシュ一 ...
うばえるものなら

おびえてみろよ
今朝
布団がふっとんでいった
どこまでふっとんだかは知らない
布団の裏には彼がしがみついたままだった
別れ話を始めたのは深夜で
彼は私の布団をかぶって
何も聞えないふりをしていた
そのま ...
(笑)が便利なので、
この頃ひどく
多様している。

ダイエット中なの(笑)
掃除はしてるよ(笑)
彼氏が欲しいな(笑)

大体の言葉は
これでぼやけて
角が立たない。

あの ...
眠ります
/君より深く
たドり着かないで
/探して
/どうカ
見つけずに
/その指を
/カケナイデ
眠りは
私を
/退けル/
言葉にならないものたちが
わたしのわたしをいっぱいにして
あふれるほどにふくらむと
のどの奥をつまらせる

やせ細ったからだみたいに
葉をおとした木の枝がゆれている
春は近いというけれど ...
日本が再び鎖国を決定しました。
日本が再び鎖国を決定しました。
日本が再び鎖国を決定しました。

煙草はPeace改め平和で我慢するように。
金髪を黒髪に染め戻すように。
ティッシュは ...
ぐしゃぐしゃになったり、
家には確かに在るんだけれど見当たらなくなってしまった、
好きな音楽人が表紙や特集の雑誌。
夢は見づらくなっていく。

僕は誰にも必要じゃない。
僕は誰にも必要 ...
いつからだろう

世界を導きたくて

三歩さがってみたりするようになったのは

世界を巻き込まなくちゃならないから

きのうのテンションに

きょうあわせてきたひとがいる

ど ...
乾いた表情 無色の空

20.8%の酸素に 宇宙船が浮かんでいる

あとどれくらいしたら 見えなくなるのだろう

止まっているのに 居なくなるんだ

さようなら 僕は地球人

風が ...
こんこんと
フロントガラス
水戸ナンバー
家出した夜
ヒッチハイクす
そこに

ないものを見つけてしまう

あるものを探してしまう


街が闇に溺れる頃

ベルベットの水晶は全てを映した

油絵の波のタッチが心地いい


生物会議の議題は ...
 
 
待合室のソファーで
男の人が傘を差していた
空が見えないから
屋根に気づかなかったのかもしれない
名前を呼ばれ
男の人が立ち上がった
傘を丁寧に閉じて
今日はひどい雨ですね、 ...
うすあかるい
海風が流す真昼
爪のように剥がれ落ちた
湿った雪がすべてを埋め尽くそうと
降りしきっています

  昨夜の暗い雪雲の切れ目に凍えた
  遠い闇に抱かれた青白い星が寂しすぎて ...
 流星のごとき放物線を描いて降った、20カラットはあろうというその
ダイアモンドには指が付いていたのです。と言うより寧ろ、それは20カ
ラットはあろうというダイアモンドの指輪をつけた指なのでした。 ...
今日も
一筋の煙が空に立ち上る

さち子さん
崖の上から張り出した
痩せた木の枝に腰掛けて
いくつものブーツやハンカチや
涙やさよならなんかを
見ている

窓の裏の田んぼの中で
...
サボテンの棘に刺さって
蝶が死んでいる
蜜もないあなたに
求められるだけで満足している
わたしのように 滑稽
言葉は凍る
きみに投げかけた ぼくの言葉が
きみの瞳の、
冷ややかな光に
きみの心にとどくまえに
きみを思う、
ぼくの一心の言葉は
一敗地にまみれ、風の餌食

冬の日
空回る、
...
 穴居のインテリア

文明化された原始人の為の
鋼鉄と石粉で出来た矩形巣箱の中で

居間は森林であれ

台所及び食堂は菜園であれ
或いはささやかな礼拝の山頂で

僅かな部屋部屋を繋 ...
ギザギザの
気温の折れ線グラフの
端がほつれて
光の縦糸が
眠たそうな家並に
垂れ下がる

カチカチに
凝り固まった表情筋の
端がほつれて
微笑の横糸が
路地裏の野良猫を
追い ...
さみしい人が多いから
インスタントのコーヒーを
淹れて配りましょう
ミルクもつけて

ひとりになってうつむいて
泣きそうな背中に
かける言葉が見つからなくて
迷いそうでも

コーヒ ...
4回目の、本指名の女の子。
今日は東京マラソンなので、
近くの駅からタクシーで来たら、道に迷って、
遅くなったらしい。

いったい、ぼくらの、
生きている、息苦しさは、
どこから、生 ...
アルファベットをすらすら繋いで
バリケードを作るつもりか
それともまっさらな裸にエプロンとして下げるか
石板に刻みつけるような筆跡じゃ、筆記体と呼べないな。
そもそも筆記体を知らないけれど。
...
配給された その竹槍で 何が 刺せるのですか
高射砲の弾丸も届かない
遥か 雲の上 から 無差別に 奴等は爆弾を投下したのです

あなたのヨイトマケで どれくらい深い 穴が掘れましたか
その ...
讃美歌を謳い終えたり今日は晴れ陽だまりに75歳春

人類の悩みを思い心が痛む神に希望をしかと置くわれ

スコップをせっせと動かし庭造り妻の背中に春の温き日

眠き眼に午後の奉仕はやや辛しこ ...
市場の朝は早く寒い
働く市場の軒下から
真っ青な空が広がっている

君の頭上に空があり
野菜の中に埋もれて
汗をかいていた君は
市場の軒の間から
深く青い空を見る

空の青は深 ...
うかれているしかなかったのだ

さびしかった

信じられないくらいの

さびしい状況にいたのだった

いちかばちかのような気持ちだった

だから

うかれているしかなかったのだ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
トラウム関口 ベティ自由詩111/2/28 8:29
茶室のデスマスク吉岡ペペロ自由詩511/2/28 5:59
愛しの ポンぽこりん森の猫自由詩8*11/2/28 3:23
〃燃える鼠杉アラガイs自由詩3*11/2/28 3:21
へなちょこパンク阿ト理恵自由詩3*11/2/28 2:43
毛布があったかいうちにとんぼ自由詩311/2/28 1:01
(笑)亜樹自由詩811/2/28 0:59
要塞自由詩011/2/28 0:12
「ときには鳥のように」ベンジャミン自由詩2*11/2/28 0:03
日本が鎖国を決定しました。菊池ナントカ自由詩1*11/2/28 0:01
グッバイ・ワールド・イズ・マイン。自由詩1*11/2/27 23:56
希望の歌吉岡ペペロ自由詩211/2/27 23:24
風が止まって甲斐シンイチ自由詩211/2/27 22:40
フェニックスTAT短歌1*11/2/27 22:33
生物会議アヤメ自由詩111/2/27 21:49
待合たもつ自由詩711/2/27 21:30
まひるのりんかくたりぽん(大...自由詩411/2/27 21:09
かぐや指salco散文(批評...3*11/2/27 20:33
さち子さんにオイタル自由詩5*11/2/27 20:28
バタフライ キス中山 マキ自由詩311/2/27 20:00
言葉は凍る寅午自由詩211/2/27 19:53
属性salco自由詩5*11/2/27 19:42
ほつれるnonya自由詩22+*11/2/27 19:13
コーヒータイム朧月自由詩411/2/27 17:28
マラソンの日の女はだいろ自由詩111/2/27 17:03
[:ink]プテラノドン自由詩211/2/27 16:12
벚꽃 / ****'03小野 一縷自由詩6*11/2/27 14:52
陽だまり生田 稔短歌5*11/2/27 13:50
空と雲ーIくんへ捧げますー……とある蛙自由詩811/2/27 13:49
さびしかった吉岡ペペロ自由詩1611/2/27 12:08

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