骨とそこに遺すもの
あなたの生きた証
長い長い踏破の記憶
白く焼けてなお美しい曲線と
関節の摩擦の痕
泥の河を渡り
砂埃の轍を踏み
飯盒番の友を出来上がりの声と共に失い
骨とそこに ...
*
Oh sore mi〜yo
koe ga suru
哀しみ の ジルヴァ
願いは すべて いま
この海のなかに
愛しあっ ...
髪の毛切ってもらったよ
あのね
美容師さんにね
鮮やかにね
鋏がね
戦闘機みたいにね
ブウゥン
僕の髪型格好良いぞー
キイィン
皆が僕を見てる
繁華街で
アクロバット ...
.
触れられればさらさらと崩折れる
砂岩の膚{ルビ=はだ}に打ち込まれた鉄塔の高み
風が渡ってゆく 空は日を隠し 固まった沼地
に木々の揺らぐ姿が曖昧に凍結している
.
一切の動き ...
・
夫があまり鋭く見つめるから
わたしはしだいに削れてゆく
夫と婚姻関係を結んでからのわたしは
もう余程うすっぺらくなったらしい
強く手を握られると
きしゃり と指ごと潰れるから
か ...
私は一人
考える 見えない 何かを
たたずむ私は一体誰だろう
そして 解らないけれど遠くにはいなかった
私は眠る
流れていく そして やがて私は
私の中で信じた
幻の世界を ...
『現在地発売中』の看板をみて
へえ、『現在地』売っているのか、やるな
って思ったんだけど
それはほんとは
『現在発売中』だったので
なあんだ、
いや、待てよ、 ...
愛はいろいろなものに
形を変える
ある時はチョコレート
ある時はクッキー
ある時は掌のぬくもり
ある時は手紙だったり
ある時 いつかの水曜日
あの日がぜんぶ―――
愛
だった
...
明けまして雪は降らずに暖かな陽が道に降る祝福のよに
冬の日の暖かい陽が柳の葉きいろに染めて水に浮かばす
鈴の音(ね)に猫は跳ね起き鳩は飛ぶ出社の前に神社へよれば
絵馬のな ...
目の前に、ひとつの器がある。
(天から「私」への、願いの息吹が吹いている)
世界にたった独りの、役者として
私は私の器を、充たす。
語り部は講堂内の明かりを全て、消した。
百人の聴衆は、暗闇の一点に揺れる机上
の灯を、観つめていた。(どんなに深い闇
にさえ、この蝋燭の灯は負けないのです。)
ぽっかり二つ空いていた席 ...
先頭の、早稲田のランナーが
歯を喰いしばって近づいたので
歩道で妻と旗ふる僕は
「わせだぁ〜・・・!」と、叫ぶ。
二番手の、東洋大のランナーが
汗を滲ませ走っていたので
...
こうでしかありえないうたゆこうでしかなしえないことばあいでしかたりえない夜あかし
おかしのむ
パソコンうつ
ほんかう
誤解はきゅう階でうっています
おく上にあってあがっておくびょう気
右きき左 ...
うわさは和ぬきうさはらし
くだけてちるなみ(だ)にとかしてこなごな貝殻みたゆけしゃあしゃあ
(2011・1・5mixi)
目が覚めた。
その足は2歩程よろめきながら冷凍庫に向かう。
氷の塊を取り出して調理用のはさみを手にして、必死で砕いた。
アパートの一室で氷を砕く音がする。
深夜3時48分。 ...
僕は我ながら屑で
明日以降も生 ...
{引用=Before}
私
もし私が海ガメだったら今頃は
月の裏側で首をもたげて、
―― 海へ帰る時刻だ
ぶざまなヒレは砂を漕いで、砂を漕いで
すると波頭が白くぼんやり輝きながら
...
道徳に
値札付けとけ
JANコード
切望の果て
果てのまた果て
優しさなら全部あげるから バファリンの代わりに 傍に置いてよ
何も言わずに ただ料理を平らげる 私はそれが嬉しかった
君の手は 無から有を 産み出して 無限の未来を 私にく ...
{引用=
つつがない日々の帰り道で風が止む
あのひとがいなくなったらわたし、
どんな顔して ここを歩くの
それ以外
変わりようもない流れの中で
緑のフェンスにすがろうとして ...
{引用=
話し相手が必要ですか
明日がきみにも必要ですか
呟く意味なんてないのに
誰かに聞かせたい風の音を吸う
今日もまた
さようならを言いに来て
ほんの一口、ブラック飲んだ ...
なんでも操る、みさおと読んで<みさ>
ベストを尽くすが信条の<ベっさん>(マカロニサラダいつもあげた)
歴史に名をのこす選手になる<レキ>(フォーメーション理論に興味)
修羅場をくぐりぬける<シ ...
ぼくはきみにいそがしくて
きみをやきつけられなかった
マリーちゃん、かぜがよくなった、会いたい、
ぼくも会いたい
来週むりやりじかんつくって・・・
じかんなんかぼくにつくれるはずなかろうに
...
生産力が正義だった時代が明けた今は、360°エコと低燃費のパノラマ
笑うがいいさ、燃費の悪いポンコツを
少ないエネルギーで多くの仕事
そんな合言葉に唾を吐いてやるのさ
...
男の歌うファドがながれていた
それを聴きながらヨシミの逡巡を聞いていた
胸が痛いのはヨシミもおんなじだろう
部屋が明るかった
よく効く栄養ドリンクを飲んだあとのようだった
...
・2010-06-21
西はもう狼走れ西はもう
火縄銃伝えし者は何処で死に
手も羽根も望みて絶えた鳥ありや
肛門のように無口な奴である
悪人を捕らえる奴等さぞ悪し
...
・2007-12-14
西口のトマソン前で待ってます
妹が重いりんごを食べている
胡蝶骨はばたき呼べよテンペスト
自分より小さいものとやり合うな
石はまだ鮎を守っているか ...
雪の夜道に
て と く になって続いてる
だれかの足跡に希望を重ねる
あったらいいのにな
私の理想
あなたならいいのにな
この道の先にいるだれか
星空みあげると
望遠鏡さかさに ...
メニューに自分の名前があった
注文すると
同姓同名の別人が出てきた
別人はテーブルに金属製の皿を載せ
上手にその上に座った
目の中を大小の生物が泳ぎ
両耳から波音が漏れてく ...
あたしの好きだった世界は
こわれてしまった
あたしの好きだった歌は
こわれてしまった
あたしの好きだったあの人は
こわれてしまった
どうやっても直らないのです
それらはすべてわたしの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
骨 斎場
相差 遠波
自由詩
4*
11/1/6 10:32
sunahama(Mr yazawaに 捧ぐ 序)
アラガイs
自由詩
1*
11/1/6 9:33
アクロバット
光井 新
自由詩
0
11/1/6 9:32
結氷
Giton
自由詩
2*
11/1/6 3:53
dissimilation.
吉田ぐんじょ...
自由詩
49
11/1/6 3:25
印象
番田
自由詩
1
11/1/6 2:30
現在地発売中
お菓子
自由詩
2*
11/1/6 1:15
愛の正体
佐倉 潮
自由詩
4
11/1/6 0:39
新年短歌
うみとゆう
短歌
0
11/1/6 0:16
器
服部 剛
自由詩
3
11/1/6 0:05
夫婦の灯
〃
自由詩
1
11/1/6 0:03
箱根駅伝
〃
自由詩
4
11/1/6 0:00
おとな
阿ト理恵
自由詩
3*
11/1/5 23:44
うわさ
〃
携帯写真+...
1*
11/1/5 23:43
氷症候群
itiro-
自由詩
0
11/1/5 23:41
冗談はのけて
TAT
自由詩
2*
11/1/5 23:24
海亀2題
salco
自由詩
5*
11/1/5 23:21
この星で最もレベルの低い生き物
TAT
短歌
0
11/1/5 23:13
ラブレター
ミツバチ
短歌
7*
11/1/5 22:48
かえりみち
あぐり
自由詩
3
11/1/5 22:27
安全装置
〃
自由詩
1
11/1/5 22:17
部員のなまえ
吉岡ペペロ
自由詩
3
11/1/5 21:57
マリーちゃん
〃
携帯写真+...
3
11/1/5 21:34
ポンコツライナー
啓発者
自由詩
2
11/1/5 21:09
音のない洞窟
吉岡ペペロ
自由詩
4
11/1/5 20:53
雑句(2010-06-21〜2011-01-04)
若原光彦
川柳
1
11/1/5 19:52
雑句(2007-12-14〜2010-01-26)
〃
川柳
0
11/1/5 19:47
てくてく てくてく
朧月
自由詩
2
11/1/5 19:40
別人の波音
たもつ
自由詩
5
11/1/5 19:15
こわしたな
森未
自由詩
4*
11/1/5 18:50
3624
3625
3626
3627
3628
3629
3630
3631
3632
3633
3634
3635
3636
3637
3638
3639
3640
3641
3642
3643
3644
3645
3646
3647
3648
3649
3650
3651
3652
3653
3654
3655
3656
3657
3658
3659
3660
3661
3662
3663
3664
加筆訂正:
はじめに言葉ありき。超エテ公の独り歩き。
/
salco
[11/1/5 22:57]
「脳膜炎を患った神の如し哉」の文法間違いを訂正。皆様、すみません。
或るイメージ
/
佐和
[11/1/5 19:13]
修正しました
5.33sec.