きみの初めての
しあわせのかたち
パパがきみを見つめている
ママがきみを抱いている
きみはママの腕の中
うれしそうにニコニコと
かわいい笑顔を振りまく
そう、それがきみの
いち ...
一月の火曜の午後の夜八時わが子独り子生まれにけり
ソプラノの産声なりしその声の耳にしっかり覚えておりき
生れてより二歳三歳ともなれば家々訪ね共に歩きし
短気なんだ僕は
短気 なんだ
僕は なんだ
短気 なんだ 僕は
なんだ 短気 なんだ
なんだ 短気 なんだ 僕は
なんだ なんだ 短気 なんだ なんだ
なんだ 短気
僕は
短気なんだ ...
昔はね、うちの田舎の方じゃぁ、よく、他人様の飼い犬なんかも平気で殺したりしたもんさ。それも大の大人がだよ、それが当たり前で、成人君子か気違いでもない限り、皆そうやって暮らしてきたのさ。
誤解が無 ...
ジュースにぷかぷかと浮かんでいる「ド」は
「レ」やら「ミ」やらを探している風なので
飲み込んでドレミと呟いてみたものの
どうもそんじょそこらのドレミになってしまう
それを物書きの哀しい ...
別に中島みゆきを聴いてるからって
いつもいつも 暗いことばかり考えてるわけじゃないのよ
部屋の明かりを全部消して
膝を抱えて震えてばかりいるわけでもないの
別に精神を患っているからって ...
豪雨が来た 夜
眠りに崩れ落ちた夜
雨粒を 見つめるのだろう
この夢の中に あるものとして
憎しむことすらそこになく
*
こうしていたいんだ 小春日に
子供の まだ 傷ついた ...
降り続く雨の中に
違った色の雨粒がないか
探している自分がいた
まだ
この世に
神がいるのなら
俺が殺してやる
と叫んだとたん
僕を私自身が
殺していた
その時
神が蘇り
...
単純な義侠心なら簡易に示せるのだ
幻滅を与えるだけのお人柄ならある
私の愉快が他者を不快がらせ
物の見方が余人の怒りを誘発するように
相手を傷つけるだけの好意ならあげられる
誰をも救えぬ善意 ...
どうやって綴ればいい?
何から綴ればいい?
今でもずっと忘れられないのは、君を初めてみた。
たった見ただけの。
君の姿。
それからは、君に縛られてるばかり。
...
ほんとうにあった出来事を
全て伝えきることは
決してないのかもしれない
秘密だって持つことも
あるよ
でも わたし あなたの前で
ほんとうの気持ちを
偽ることはないよ
それ ...
女と子がだきあい
へんとつくり
かわるがわる
かんじみたい
(2010・12・07mixi)
(は)
はぶらしのけが
たんぽぽのわたげのように
あけていたまどから
かぜにふかれてとんでいく
もうそんなきせつなのだ
はぶらしばたけにいくと
はぶらしのうかのおばさ ...
緩やかな坂を上って行くように
これまでを振り返る
いつの間にか
父や母の半分の歩幅で辿り着いてしまった
気がする
お前って・・と言われる
肩を並べて歩くことにしただけなのに ...
セックスはバファリンだ
セックスはバファリンと同じで
...
まだ立つぜ
まだまだ立つぜ
まだ立つぜ
...
コールドゲームの七回裏に
ぼくは打席に立ちました
見送ればボールでした
ツーアウト満塁でした
ぼくは眼をつむって
バットを振りました
フルスイングしました
ほんとうは代打を出されました
...
かなしいときに
ねぎを刻む
そういう物語があったけれど
わたしはじぶんがじゅうぶん青くさい
ことにへきえきしているから
ことさらに平気な顔して大根を刻む
まっしろな朝、まっしろな腕 ...
遠くに思いを馳せながら
目の前の配管を追う
だれかにが作ったこのうじゃうじゃに
全て意味がある
工場内にさえ草地があって
虫達がたむろしている
−ここは人間が自然に ...
“0件”
仕事はじめのメールチェック
付箋はうつくしい
しだいにとおのく せんせいの声
ぼくのしせん 窓のむこうに
かたい 高架橋 まぶしく
(あ、消防車も)仕事の車のせわ ...
小さい頃は
亀様が見えなくたって
別になんとも思わなかった
あやしい気持ちで
目覚めた朝なのに
大人になっても
ついに奇跡は起こらず
パンツを下ろして
延び切ったゴムみたいな
...
今は動くものも無い部屋に
月の光を浴びて佇む人影が一つ
彼女の長い栗色の髪は
銀色に煌めく光を帯びて
淡く輝いて見えた
暗い部屋には
他に物音を立てるものは無く
ただ静寂の中に
...
気分を変えたい時
無心に歯をみがく
極細毛の歯ブラシで
ていねいに
ていねいに
ゆっくり
ゆっくり
歯と歯ぐきの間は
極細毛の感触は
くすぐったいような
血がかよっ ...
四十にして
要領をつかんだ
四十にして
人の心をつかんだ
多くの方の応援を頂く
謙虚に、頭は低く
そこには感動がある。
サプライズがある。
想いがある。
生きているのが楽しい ...
目が覚めると
部屋中血だらけだった
ベッドの下の絨毯に
汚い犬の胴体と
俺の首が転がっていた
白い壁に血文字で
人間ドッグ γ―GTP 要再検
と書いてある
ワンワワワーン
少し ...
歯磨きが終わり
コップを手に取ると
何かのゼリーのような感触がして
指が中へと沈んでいく
そして右手は
コップそのものになってしまう
これから歯ブラシは
左手で持たなければいけない ...
{引用=
月火水木金土日という文字盤を廻る生活
気にし始めるとろくなことがない
肺に空気は足りてるかとか
舌の位置とか
コーヒーマグの螺旋階段をくだりながら
溶けてゆく乳成分についてとか
...
もういいやと思う朝は起きられない 電車の音だけ聞く
アパートの階段 上る靴音が彼の一日
母が逝く朝ひとり リンゴの皮むく
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
しあわせのかたち
kimkim
自由詩
0
10/12/8 10:28
吾が子誕生
生田 稔
短歌
4
10/12/8 8:38
短気
光井 新
自由詩
3
10/12/8 5:27
毒団子
〃
散文(批評...
0
10/12/8 4:47
♪
うめぜき
自由詩
2
10/12/8 4:01
指先で語られる人生悲話
涙(ルイ)
自由詩
2
10/12/8 3:31
レモン色の街
番田
自由詩
3
10/12/8 2:04
唯 私
J.M
自由詩
0
10/12/8 1:02
I (アイ)
salco
自由詩
1+*
10/12/8 0:45
レター
終
自由詩
1
10/12/8 0:16
本名
三原千尋
自由詩
2*
10/12/7 23:42
すき
阿ト理恵
携帯写真+...
2*
10/12/7 23:32
は
小川 葉
自由詩
0
10/12/7 22:18
思いのほか
ひより
自由詩
3
10/12/7 22:02
セックスはバファリンだ
TAT
自由詩
3*
10/12/7 21:54
ドクター・キニスキーの診断による厳然たる事実
〃
短歌
2*
10/12/7 21:35
高校野球
はだいろ
自由詩
3
10/12/7 21:25
その夜
せかいのせな...
自由詩
14
10/12/7 20:45
工場にて
短角牛
自由詩
2
10/12/7 20:38
からから
乾 加津也
自由詩
3*
10/12/7 20:38
やさしい皮に包まれたなら
花形新次
自由詩
4+*
10/12/7 19:49
場景の理想
一 二
自由詩
2
10/12/7 19:28
歯をみがく
森の猫
自由詩
6*
10/12/7 19:07
我四十にして
ペポパンプ
自由詩
2*
10/12/7 18:51
人間ドッグ
ハイドパーク
自由詩
1*
10/12/7 18:51
歯磨き
たもつ
自由詩
3
10/12/7 18:11
理想の味噌漬け
亜久津歩
自由詩
3
10/12/7 18:01
一行詩 無題
西尾
自由詩
1
10/12/7 15:34
〃
〃
自由詩
2
10/12/7 15:05
〃
〃
自由詩
2
10/12/7 14:58
3643
3644
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3660
3661
3662
3663
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3680
3681
3682
3683
4.56sec.