人を愛して
人に好かれ
心を開いて
許して貰う

良い夢を見て
よく眠り
愛に包まれる。
枕がフワフワ

頭を下げて
人に仕える
魂を神様に
ただ捧げる
何も考えない
何も見ない
何もしない。
ワルツの調べ

一人つぶやく。
吸い込まれてゆく
消えてなくなる。
癒しが欲しい。

プールに浮かび
一泳ぎ、思うは
悲しみはいずれ
...
                 110108



乗っていったオート三輪車は実在していた
探しに行くなら今だ
悟りの足りない賢者が叫ぶ!
ひらひらと雪が舞い散る前に
腹ごしらえ ...
もろみの香りが狭い台所をかい潜ってきて私を酔わせる。悩ましい容姿に、私は見とれてしまって動けないでいる。老いた思考の欠片を、もろみの香りの柔らかな手で探られると、昔の元気な男になって、もう少し頑張 ... 昨日
音もなく降り積もる積雪と同じくらい
静かに息を引き取った
きみの死体を前に
ぼくの口元から漏れる呼吸の音だけが
雑踏の騒々しさを伴って
ぼくの耳に聞こえてくる


死ん ...
  

自分の手を差し出し
握り返してきたのがタコの手である
という笑い話もあるけれど
もっと簡単に見分ける方法がある
タコに書初めをさせてみればよい
筆を持った部位が手のような気持ちに ...
吹きすさぶ風に
みがかれて
凍てつく水に
すすがれて
透き通ってしまった
哀しみは真冬の
背骨に宿った

遠ざかる空に
みはなされて
優しすぎる光は
とどかなくて
行先すら ...
 
今日はどしゃ降り…

大きめの傘をさして〜
うつむきかげんに歩きます。

公園の狭い歩道〜

普通なら人がすれ違うことのできる道…

向こうから 同じように歩いてくる
会社 ...
懸命に生きる

あなたの

手入れを忘れられた脛の毛に

日々の疲れを

無意識の諦めを

そして

少しの哀しみを

想う

駅のホームで

電車を待つ

毛 ...
味わう

苦味潰した味を味わう。そんな顔を持った者は知っているが、味があったとは。
例えば、食卓のテーブルの隅にこぼれ落ちて死臭がするほどに放置されていた味とか、三日も口を聞かないで酸っぱく凍り ...
私の手は大きい方なのか
指が長いのは
誰かの忠告通り
手袋で隠した方がいいのか

手相をみてもらった

50歳すぎてから開運されますね

ああ、
そのころ母親はどうしているだろう
...
半月が霜で白くくもった今夜
あんまり寒いので布団が凍ってしまった
冬は反省するべきです
わたし今夜は性欲があるのに
眠らせてくれないなんて

だって夜は長いし
(これも冬のせい)
マス ...
うずくまって眠って、起き出してきたら窓越しにもう夕日が見える

窓を開けて見てみたらきっと綺麗だろう、そう思うだろう

煙草があと半分しか残っていない 吸いかけを吸う

鼻先で燃えてい ...
私は眠る
一人で 今日も 歩いた
その 夜を 出て行こう
いつまでも 私は 眠るのだ
明日のことなど 忘れたのだ
誰もいない 暗い 墓場で
凍える 体を ひとり 横たえた


言葉を ...
 子供時代、うちでは元旦の料理を父がした。七草がゆは飛ばしたが、
鏡割りの日にはひび入った鏡餅を砕いて砂糖醤油味で焼いた「かちん」
や、塩をまぶした揚げ餅を作ってくれた。と言うのも、母が真っ当な料 ...
君じゃなくてもよかったなんて言いたくないけど

君しかいないわけじゃない

「君だけが好き」なんて言っちゃだめだよ

君が、好きなんだってただそれだけ言ってほしい

短い人生だね

...
Oppai
Occupy
In my mind

I mine main-chan
Maicching teacher

teachers break future
Seito hat ...
しぜんを
かんさつしたいけど
このしろいたてもののなかで
はたらいてばかりいるから
しぜんをかんさつすることは
できないとおもっていた

なのに
このしろいたてものの
な ...
阪急電車に轢かれて死にたい



京阪電車に轢かれて死にたい

南海電車に轢かれて死にた ...
スーパーで
おかずを買って
ふと足が
止まってしまう
雑誌コーナー










...
夜はどうやって夜になるのだろう

ひかりはなぜひかりなんだろう

ひとはなぜひとを好きになるのだろう

どうしてそれを愛などと呼ぶのだろう


こんなこともわからなくなっている

...
岩に囲まれた
岩が叫ぶ
陽は圧され
少し 撓む


塔よりわずかに高いところに
見えないものの軌跡が残り
何処よりも早く暮れてゆく
音けす音を撒きながら


...
居場所づくりの雪をかく
道路わきに寄せられた雪 黒くなってる
汚れてる
優しい小鳥は踏んでゆく
もう融けておしまいと

空に持ち帰るのは
だれの願いでもありません

タイヤの跡は
...
バストの谷間には
私を挟むスペースはない
というか谷間が見当たらない
そんなことを言ったなら
あなたが傷つく

ナニの楽しみ方が
マンネリ化してしまうその前に
中年夫婦は真剣に考えない ...
あなたにはさみをいれて
いかれて
飛びでて
じゃじゃじゃじゃーん
「恋は目から入るもの」
さしも見事にゆきちがい
なじりぶって遁走かたじけなく
音楽室に飾ってある巻毛男にぽあん
石にキスするようにお ...
はずれたの

きせつに

しゅわしゅわ

イノセントにさいたラベンダー

きみのよるに
しみこませる





(2011・1・7mixi)
こんな日は
当てはまらない
五七五
はみ出た気持ち
素直な数だけ


文字数に
心変わりを当てはめる
ごめんなさい
としか言えないよ


あなたとは
もう逢えないよ
ごめ ...
この三角地点の定義を持ち合わせていないから、光がクロスする辺りから眩暈が飛んで来る。この位置に私がいることを誰も望んではいないのだ。灯台への坂道は紛れもなく点だ。高さを手渡されても、私は硬直するこ ...   くだらないこと思い出しながら
  透明な月を見つめていた


  サランラップにつつんで息の根をとめた
  かなしみのはりついた君の顔


  ぼくは何になれるんだろう
...
死というものはまるで胎児だ
そこには男も女も大人も子供も関係なく
誰もがみな孕む胎児

時期はそれぞれ違うけれど
私たちは一様に死を見つける
死への意識は無理やり私たちを犯し
死という胎 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Till the end of the timesペポパンプ自由詩3*11/1/8 19:47
能面自由詩3*11/1/8 19:20
あったそこにあったあおば自由詩4*11/1/8 15:16
酔う花キリン自由詩3*11/1/8 13:07
再会の鍵寒雪自由詩011/1/8 12:51
タコの手たもつ自由詩711/1/8 11:19
nonya自由詩19*11/1/8 10:41
一瞬の出会い…バスケ青春の...自由詩011/1/8 10:18
忘れられた毛花形新次自由詩111/1/8 8:45
味わう花キリン自由詩1*11/1/8 8:27
左手佐和自由詩611/1/8 6:35
静かにしていてとんぼ自由詩311/1/8 2:13
マドガラス猫のひたい撫...自由詩111/1/8 2:00
寒い日の夜番田 自由詩311/1/8 1:45
おせちsalco散文(批評...6*11/1/8 1:26
愛って恣意的skc自由詩111/1/8 1:16
男子自由詩111/1/8 1:09
あったそこにあった小川 葉自由詩511/1/8 0:04
JR環状線にTAT自由詩1*11/1/7 23:07
文藝春秋 第126回芥川賞受賞作発表短歌1*11/1/7 22:43
夜は吉岡ペペロ自由詩511/1/7 22:26
道の終わり木立 悟自由詩311/1/7 22:24
風花の夜朧月自由詩211/1/7 21:56
バストトップ花形新次自由詩0*11/1/7 20:57
きれいな眠り阿ト理恵自由詩5*11/1/7 20:00
ゆめ携帯写真+...3*11/1/7 20:00
嵐の前に佐和短歌111/1/7 19:27
灯台花キリン自由詩2*11/1/7 19:02
サランラップ草野春心自由詩2*11/1/7 17:34
死という胎児kawaus...自由詩111/1/7 17:23

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加筆訂正:
さよなら、後藤さん。/緋月 衣瑠香[11/1/7 21:10]
作中で使った舞台用語の解説を作者からのコメントで書きました。解説を読んで再び楽しんでいただければ嬉しいです。
6.45sec.