温度差が酷い、オレは上着をたくさん着込んで新しいフレーズをモニターしている、時々モールス信号のように脳裏に忍び込む信号は一度話したことを繰り返し語るばかりで
オレは冷蔵庫から冷えたミルクを ...
思い出を 悲しい順に ならべなさい。
静かなる 風吹いて ひとりきり。
精霊の 衣の如き 初氷
ある夏の 思い出ひとつ 白貝殻
海岸で 壊れたピ ...
十二のときに好きだった音楽の
一節さえも思い出せないのはなぜだろう
おしながされていく
おしながされていって
ついにはどこか 音楽のように 弾けて
オーディオの音がひどく頼りない
...
それは、静かな石だから、(青い)のです。
きっと美しかったであろう、
きみの石。
一億年の沈黙が(きみ)を呼んでいたから、
石は、ゆっくりまわれ右をして、
きみのもとをはなれていった。
...
粉雪を一匙 タールの海へ
雪は 己の向かう海の混沌に慄き
黒き水は 己に映る雪の清純に恥じ
互いが互いを避けようと 狭い箱の中を廻る
そして 目の前の丸鏡を見て気付く
雪は ...
引きなさい
少しは
引くことを
覚えなさい
愛しい人から
しつこいよ
なんて
最低
最悪の
オンナだから
引きなさい
いい加減
引くことを
覚え ...
雨上がりの夕暮れ前
大きな橋が{ルビ聳=そび}えている
それは 僅かな寿命ながら
私達の心にいつまでも残る
あの橋の彼方には
まだ見ぬ明日が繋がってるのだろう
まだ ...
きのう、キャンセルされた、
本指名の女の子を、
懲りずに指名して、
16時に会いました。
大学1年生。
すっかりくつろいで、
こないだは、Hしてしまったのだけれど、
ぼくは、
...
君、どこへ行くの
そんな青白い顔で
何を考えているのか
教えて欲しい
海坊主が浜辺から見える
船出が待っているって
そんな顔して
一人でどこへ行くの
あの世には
用がないはずさ
暖 ...
てがたは朝には消えていた
ちいさなおおきなお尻には
夕日の手のひらが浮いていた
それが一眠りしただけで
おんなのからだから消えうせていた
てがたはだから愛ではなかった
愛ならば
もっと ...
{引用=
音源:http://www.myspace.com/slymelogue
}
{引用=
青い空見てる
風が頬なでる
この世界ひとりの
あなたをあいしてる
}
恋愛体 ...
この存在は貴方を苦しめる
こたえのない道を歩き疲れてゆく貴方
感情を抑制することは難しく
環境はそれを許しはしない
わかっていても振りほどけずに
くるくると同じ円を廻る
...
砂利についた 貝ガラ どろどろ
黒く吐いた あぶくに うちあげられ
ヒレの息づく爪のかけら
まるい黒い斑点に交じる
夜毎落ちていく指噛む昼
まわした儀 どこからか溢れて
...
君まで続くこの道に
淡い霞が微睡んでいる
まだ春浅き日の早朝
清楚な花束を抱えて歩く
歩調に撓む細い茎
君に言ってしまわなければ
不安が纏わりつく前に
世界がそわそわと動き出して ...
線香花火が夜中に咲いた
真昼に君の笑顔が輝いた
もしも、八月の空が綺麗なら
そうしたら
そうしたら
未だ見ぬ場所で
君に打ち明けられるかも
羽根の取れた扇風機
暑くもないのに回す、回す
ガタガタと音を立てて
要らない情報を掻き消して
ヒタヒタと窓を叩いて
君の「別れたい」だけが伝わった
メールするのはこっちから
会話をするのはあっちから
釣り合えているようで
臆病なのは僕の方だった
逆にもなればいいなんて
授業中に上の空を飛んでいる
雪づたいに屋根に登れる
大雪の林檎畑は真っ白け
ペンペンと枝の先が雪の上に見えるのみ
どこに木があるのかもよくわからない
横に伸びた枝が雪の重みで裂けて
林檎の木が全滅してしまう
父は ...
わからないものには触れないよ
ひかれる香りがする花に
隠して毒がひそんでる
指先がまた罪犯す
迷っている割に潔い屈伸で
君がつけた傷がまた痛む
消えてほしくない理由に無視をする
...
救済は必要とされてなかった。
必要なのは、ダメージだ。
別に、
マックフルーリーチョコでもダークモカフラペチーノでもよかった。
磨かれたフローリング。ひと一人分のス ...
1
原野は朝露ぬれている
心もすっかりぬれている
さて旅の始まりだ
風が吹いたら始まりだ
トコトコトコ
歩けば荷物が揺れる
荷物なんてのは名ばかりだ
揺れる心が分かれ道
...
{引用=一名、『飛び出せ!自殺衝動。』}
教室ににわとりが入ってきたことがある。クラスのみんなはちょっとしたパニックになった。先生は「大丈夫だから、気にしないで」というような言葉をくり返して ...
女の
懐かしい油ののった肌
まあるく膨らんだ乳房
あなた、と呼ぶその声のエロチシズム
僕はまた、君に戻ってきたよ
ほうぼうへ旅したのだ
旅賃はなかったから点々と野宿で
そうしたらば、 ...
ねぇ、母さん、パンちゃんって覚えてる? 幼稚園の遠足で、動物園に行った時、母さんが買ってくれたジャイアントパンダのぬいぐるみ。そういえば耳の所をかじったりして、母さんにはよく叱られたっけ。どこに行く ...
手元にある本を手に取り
173ページを読みましょう
一番難解な言葉について
頭をフル稼働して
考えに考えて下さい
見つけた何かは元々
あなたに備わっていたものです
その何かを生かしま ...
木はすごいよ
雨にぬれても生きている
腐らない
生きているから腐らない
木はひとりぼっちで立っている
鳥が安心してとまっている
木は鳥に安心している
いのちとはなんだろう
いのちには ...
クラシックを聴いている
クルマのなかで聴いている
どこかでだれかが謝っている
正しいことは絶対ではないから
戦争だって正しいことのぶつかり合いだから
クラシックを聴い ...
{引用=
古びたクローゼットを
覗き込むことは
できません
その代わりに
レコードで
ラブミーテンダーを聴きながら
君の過去を想っています
思い出は増やすものなのか
減らすものな ...
産んで下さい
増やして下さい
出生率は1%
私達は足りていません
後継ぎがいないと困ります
産めよ増やせよ
富国強兵
お国の為に尽くして下さい
...
どこに行ったって どこで 何をしてみたって
毎日 きっと たかが知れているわけだよ
どこに行くべきだろう いったい 私は
何もかもを 裏道で 完全に忘れてしまった
山並みが どこま ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
生じるゼロ
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
11/2/13 21:58
冬(二)
青色銀河団
俳句
1*
11/2/13 21:33
映画を見にいく
Raise
自由詩
3
11/2/13 21:26
風のにじみ
青色銀河団
携帯写真+...
3
11/2/13 21:15
ブラックコーヒー否定論
木田隆次
自由詩
3
11/2/13 20:52
引く
森の猫
自由詩
6*
11/2/13 20:40
虹の浮橋
subaru...
自由詩
5*
11/2/13 20:06
三回目の女
はだいろ
自由詩
2+
11/2/13 19:22
もう一度
杉原詠二(黒...
自由詩
2
11/2/13 18:22
夕日の手のひら
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
11/2/13 18:13
AKB
にゃんしー
自由詩
2
11/2/13 16:13
太陽に誘われ
ポー
自由詩
2*
11/2/13 15:31
こ ぐ
砂木
自由詩
8*
11/2/13 14:24
ベビーズ ブレス
モリー
自由詩
3*
11/2/13 14:03
スピカ
秋助
自由詩
0
11/2/13 11:44
夏の雨
〃
自由詩
0
11/2/13 11:44
空想少年
〃
自由詩
1
11/2/13 11:42
不死身
砂木
自由詩
6*
11/2/13 11:39
魅惑
朧月
自由詩
5
11/2/13 11:18
わたしたちの安心と釈放
ねことら
自由詩
3
11/2/13 10:09
トコ(気軽な旅人の小歌)
非在の虹
自由詩
2*
11/2/13 9:36
気球
ああああ
自由詩
3*
11/2/13 9:16
無題
田園
自由詩
2
11/2/13 8:01
着信履歴とパンダ
光井 新
散文(批評...
1
11/2/13 4:29
取り扱い注意
小川麻由美
自由詩
1*
11/2/13 4:28
木は
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
11/2/13 3:42
信じるこころ
〃
自由詩
1
11/2/13 2:12
古びたクローゼット
真島正人
自由詩
5
11/2/13 2:10
解散総選挙
山崎みふゆ
自由詩
2
11/2/13 2:03
渡航地で
番田
自由詩
1
11/2/13 1:41
3628
3629
3630
3631
3632
3633
3634
3635
3636
3637
3638
3639
3640
3641
3642
3643
3644
3645
3646
3647
3648
3649
3650
3651
3652
3653
3654
3655
3656
3657
3658
3659
3660
3661
3662
3663
3664
3665
3666
3667
3668
加筆訂正:
それでも私は翌日に居た
/
健
[11/2/13 20:49]
横書きに変更
6.41sec.