雑用のような行事に
押し流されて
一年が終わる
季節
人生設計リセットの
ループから
抜け出せぬまま
辺りに
第九が流れ始める
その押し付けがましさに
気が重くなる
最終楽章が終 ...
森のざわめき
深緑の風の音
ざわざわと穿われた痕
真紅の血の跡、ずきずきと
深き黒き森
光は射さず
昼も夜もなく
血を喪い
茫漠と歩き続ける打ちのめされた魂
倒れこむようにし ...
会社の同期で
ずば抜けた存在の俺
ガンダムで言えば
シャア大佐だ
仕事の質、量、スピード
何をとっても超一流
しかしこの俺を
俺たらしめるものは
そんな手羽先の
テクニックにあら ...
{引用=
あめ玉は降るものであり
あめ玉があるからには
あめ玉は降らないだろう
}
地上に哀しみがあった。たぶん橋の上に橋が架けられたからだった。
たとえ虹の上に虹を架けても空は流 ...
小さな逃亡
取り除かなければならないものが
屑篭のすぐ内側にこびりついているようにみえたので
きみはこれをスプーンでくりりとすくいだし
ベランダの出窓から
解き放ってみれば
森の広がる ...
ある駅の傘たてに君は一人ぼっち
気づいた僕は君を見ていた、
駅のベンチに腰掛ける僕、傘たての中の君、君と僕は似ている気がした。
また君を見ていた、やっぱり君は一人ぼっち
気づいた僕は笑って ...
朝を聞いては実もない
流れるボルガの河を見つめて
「やまかわくさき」なんて言わなくてよかったわ 。
無知教養をひけらかそうとして
匿せば座禅に奴は笑うから
虚仮は自然に淘汰さ ...
久しぶりに恋愛をした男の子は年下で、シャネルの匂いがした。
しっかりした肉におおわれた太い骨。
しりあってから十五日めに触れて、
触れてから六日間はなれなかった。
夜中に逢い、朝がたま ...
フランスパンを食べ終えた
皿にできたパンくずの水玉模様
コーヒーを飲みながら見つめている
隣りの席に座っているカップル
若く楽しげで
物憂げな私に
新鮮な印象を与えた
反対側の席 ...
寂しいね
寂しいね
人恋しくて
寂しいね
人か好きなんだ
人を信じたいんだ
寂しいね
でも
嬉しいね
これから人と沢山出会えるってことだから
世界の崩壊する様なシアン
突然の雨にピアノは響く
雷鳴とのコンチェルト
鼓動の高鳴りとビオラの直線
空に向かって雨は斜め113°
浮かび消える水溜りの波紋
手のひらにある孤独
遠 ...
一本の波線を想うと泣けてくる
どこまで行くんだろうと言って泣きじゃくる
待ってくれと言い泣きじゃくる
ここにいながら どこまでも行ってしまう波線よ
ウッホッ ウ ...
雲が発光している様を
みて何事か起こっている気がする
あのあわいに
この足を踏み入れればきっと
やわらかいだろう
あたたかいだろう
こわくはない
まとわりつかせた雲を
すべて脱ぎ捨 ...
日曜日の散歩は ぼくの分担だ
犬のチャップを連れて散歩にでた
放任された資材置き場を歩くと 古い梯子が落ちていた
とても長い梯子で ぼくの三倍はある
梯子を起こして 角の桜の木に立てか ...
真っ暗闇の中で
なんとも暖かくて
からだの細胞がぜんぶ溶けていく
火鍋に浮かんだチーズのように
とろとろしている僕は
こんなに幸せな気持ちなのに
声をあげて泣いてい ...
白いツツジが咲いていたのです
心が浮くような甘い花です
ゆたりと喉を伝う蜜の香り
小さな手をべたべたにして
そのままスカートにしがみつこうとするから
よく貴女を困らせまし ...
太陽が地平線と出会い
辺りは薔薇が搾り出した
真紅の情熱に包まれていく
火照ったブランコに
ぼくときみは座って
目的もなくただ前後に揺られて
軋む錆びた鎖の金切り声を聞く
浮かん ...
今日も夜の眠りに落ちた
俺は 生きているのだろう
いつもそんな気がさせられた
街の中を流れている
俺は自分ですらなくなったのだ
こうして 流れる光を 見ている
俺は立ちつくして ...
なう
君が例えば悪人であれ 分かりっこないんだ
それと同時に 君が秘めてる悲しみとかもね
友達だと思うよ そんな曖昧な感じが落ち着くね
君も僕もきっと 踏み込まれたくない領域を持ってるから ...
かはかし
かばはばかし
ししはししし
ねこはこねし
いぬはぬいし
うまはまうし
くまはまくし
りすはすりし
かめはメカし
やぎはギアし
わしはしわし
くまはまくし
わにはにわし
たかはかたし
うはう ...
あの頃もケント今もケント
...
相模原から来た女の子に、
相模で最大のスターは、
ジャイアンツの原辰徳親子なのかと聞くと、
そうですということだった。
そうゆうどうでもよい会話を、
さばさばとするその子は、
ぼく ...
いつも悩んで火照る心の奥の奥
冷たい指でなぞってくれた
あんなに優しく噛んでくれたのは
あなたが初めてだったから
痛む核ををさらけ出すのは
あなたになら食べられてもいいから
冷たい指の腹の感じが
忘 ...
みどりの心臓へ
かんねんしろが
にじみいる
(2010・12・13mixi)
小指が気になる
今日この頃
なんかいいな
かわいいな
遠くでも
よく見えてたから
寂しくなります
(不思議な話)
...
ひと目星をみるために
今夜も出かけてゆくのです
雨がふってる空は濡れてはいない
窓のうちっかわには
平和があるというのに
こうして出かけるのです
まるで外にある宝物しか
受け付けない ...
もどかしい もどかしい
胸を衝くこの感情すら
言葉に出来ないなんて
信じられない 頭が回らない
不安だけが
言葉を超越して
知らない 知らない
狂ってしまいそうなほど
わからな ...
1階のショウ・ルームには巨大なマシーンが
腹這う竜さながら何台も展示されている
合衆国とドイツの工場から空輸された
これら封入封緘機は全国津々浦々に納品され
封入された郵便物が各世帯に届く仕組 ...
人は誰でも自分の話を
聞いてくれる人を
求めている。
自分の存在を
受け止めて欲しい。
相槌を打って
目を見つめ合って
あーそうなんだと
繰り返してくれる。
聞き上手
相手 ...
生きる事イコールそれは痛む事ひとりぼっちで苦しむ事だ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
十二月
フクスケ
自由詩
1
10/12/14 20:10
見えざりし空には星が満ちている
一 二
自由詩
2
10/12/14 18:24
ダイアモンド チャック
ハイドパーク
自由詩
1*
10/12/14 17:44
Drops
しろう
自由詩
1*
10/12/14 17:37
もう逃亡しません《2007年》
うんち
自由詩
1*
10/12/14 17:09
一人ぼっちな傘と僕
塩見
自由詩
2*
10/12/14 16:20
山川草木
アラガイs
自由詩
3*
10/12/14 14:18
終わる恋
はるな
自由詩
3
10/12/14 12:12
非日常的なレストラン
小川麻由美
自由詩
3*
10/12/14 11:28
人恋し
うずら豆
自由詩
3*
10/12/14 10:56
虹
プル式
自由詩
4
10/12/14 10:22
波線
八男(はちお...
自由詩
1
10/12/14 9:49
光雲
朧月
自由詩
2
10/12/14 9:40
梯子の話
アマメ庵
自由詩
0
10/12/14 8:21
おねしょ
相馬四弦
自由詩
0*
10/12/14 7:41
華と蜜
〃
自由詩
0
10/12/14 7:39
その日まで
寒雪
自由詩
1
10/12/14 7:25
白見れば祈り輝く地球上
番田
自由詩
2
10/12/14 2:17
なう
itukam...
自由詩
2*
10/12/14 0:48
どうぶつくらし
阿ト理恵
自由詩
4*
10/12/14 0:35
あと煙草の106番をひとつ下さい
TAT
自由詩
2*
10/12/14 0:28
相模大野の女
はだいろ
自由詩
2
10/12/14 0:10
センス
少女A
携帯写真+...
1
10/12/14 0:00
ふゆ
阿ト理恵
携帯写真+...
3*
10/12/13 23:36
_
牛
自由詩
3*
10/12/13 23:28
忘れ星
朧月
自由詩
4
10/12/13 21:37
やまい
水穏(みおん...
自由詩
1*
10/12/13 21:34
インサーター
salco
自由詩
5*
10/12/13 21:34
話しに耳を傾けてよ
ペポパンプ
自由詩
4*
10/12/13 21:33
ひとりでできるもん
TAT
短歌
6*
10/12/13 21:04
3635
3636
3637
3638
3639
3640
3641
3642
3643
3644
3645
3646
3647
3648
3649
3650
3651
3652
3653
3654
3655
3656
3657
3658
3659
3660
3661
3662
3663
3664
3665
3666
3667
3668
3669
3670
3671
3672
3673
3674
3675
加筆訂正:
家族ひじり
/
salco
[10/12/14 0:24]
脱字1文字挿入
4.73sec.